2019/05/30 - 2019/05/30
235位(同エリア343件中)
しろんさん
動物園・水族館には良く行くし写真も大量に撮っているけれど、旅行としてカウントするのも違うんだよね…と悩んだきり、行き場を失っていた日帰り動物園・水族館めぐりの記録を淡々とUPしていくシリーズです。
飼育個体のメモも兼ねているので、わけの分からない詳細情報があったりするかもしれません。読み飛ばし推奨です(;'∀')
今回は多摩動物公園。
ショウヘイ(アムールトラの仔)に会うのが目的だったので登場する動物が偏っています。
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入口の写真は全く撮っていなかったのでチケットから。
多摩のチケットデザインって写生コンクールの入賞作品率が高いのですが、今回は写真のコアラでした。珍しい!
ショウヘイ(アムールトラの仔)の公開はお昼過ぎからなので、それまで園内を周ります。 -
まずは水鳥たちのウォークインケージへ。
初夏は子育ての季節です。
クロトキは若鳥サイズですね。東京都多摩動物公園 動物園・水族館
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一方、モッコモコの雛だったのがクロツラヘラサギ。
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親が熱心にお世話していたので雛の姿はなかなか見えませんが(;^ω^)
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撮れたと思ったらピントが巣材にぃぃぃ(TωT)
トレードマークのヘラのような平らなクチバシは、雛の時から健在です。写ってませんけど(TωT) -
インドサイ。
ター(♂/1996年/バーゼル動物園生まれ)
ビクラム(♂/2001年頃生まれ/野生個体)
ナラヤニ(♀/2001年頃生まれ/野生個体)2021年に金沢動物園へ移動
の3頭が飼育されています。 -
観察していたらプールに入っていきます。
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頭まで豪快に潜っていました。
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このコはナラヤニですね。
ターが生まれたバーゼル動物園はスイスにあり、インドサイをはじめ多くの希少動物の繁殖を成功させていることで有名だそうです。検索してみるとシマウマとカバが同居している写真が出てきました。なにこれすごい見たいんですけど!!(@.@) -
インドサイの展示場にはインドガンも飼育されています。
写真に写っているのは2羽だけですが他にもたくさんいて、集団になってゾロゾロ移動する姿は壮観です。 -
大型猛禽類のフライングケージ。オジロワシです。
5月にしては暑い日だったので水浴びしようか考えてるのでしょうか? -
ここの鳥たちは、ケージ中央の樹の上や来園者の死角になる場所にいることが多いんですよね。久しぶりに近くで見られた気がします。
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アフリカ園に移動してサバンナキッチン(旧アフリカ園休憩所)で昼食。
2018年にリニューアルオープンしたセルフサービスのレストランです。園内には何ヶ所か食事できる施設がありますが、定食系のメニューを提供しているのはコチラだけですね。
「本日お休み」というビーフカランガ。結局一度も食べられないままメニューから姿を消してしまいました。サバンナキッチン グルメ・レストラン
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時間がなかったので凝ったメニューは諦めビーフカレーを。
程よくスパイシーで、都立園(上野、多摩、井の頭、葛西)のカレーは間違いない美味しさです(*´ェ`*) -
窓の外はキリンetcの展示場ですが、建物が高台にあるのとテラス席の柵ががっつりコンクリートになっているのとで座席から動物の姿は見えません。
2階は利用してないので分かりませんが、見えるのかなぁ? -
レストランの柵の先にある風景がコチラ。
キリンの飼育数は日本一で、十数頭が群れている様子は圧巻です。 -
毎年複数の仔が誕生するので、個体識別なんて夢のまた夢(;・∀・)
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幼少期から都立園に通って育った私はキリン=群れで飼育されているものと認識しており、色々な動物園を周るようになってからこの光景の贅沢さに気付かされました。
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あっ、こっち見たΣ(・ω・ノ)ノ
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リニューアル工事中のライオンバス乗り場。
バリケードがキティちゃんでした。動物園なのにゾウやキリンは選ばれなかったのね…(;・∀・) -
アフリカ園はメイン通路も工事中で、バックヤードを利用した仮設通路になっている部分もあります。
で、通路の途中から温室が見えるんですね。
中で栽培されているのはコアラの食べ物、ユーカリ。
一口にユーカリと言っても品種は500種以上あります。コアラが食べるのはその中の30種ほどでいずれも日本では流通しておらず、しかも新芽を好みます。そのためコアラ飼育とユーカリの栽培はセット。コアラの飼育が大変だと言われている理由の一端が、木を栽培する手間と費用なんですね。
一般来園者は仮設通路がある今の時期しか見られないレア物。坂の途中でちょっとキツイですけど目を向けてみてください(◎_◎;) -
アムールトラ前に来ました。そろそろ公開時間です。
この写真の中にもトラがいます(ΦωΦ) -
正解は写真左側の木陰。
ショウヘイの登場を今か今かと待ち受ける来園者をよそに、母親シズカがまったり休憩中でした。 -
ショウヘイが公開されるのは隣の展示場。
モート(動物と来園者側を隔てる堀)がないので落下の心配もありません。 -
母のシズカは12歳という高齢出産で、3頭生まれたうちの2頭は数日で死亡。ショウヘイも生後2日目から人工哺育になりました。
人工哺育だと飼育スタッフさんと遊んだり園内を散歩する姿が話題になる事がありますが、それとは真逆のストイックさ。多摩らしさ全開です! -
ショウヘイのファーストショット!
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高低差のある展示場を逞しく動き回っています。
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ガラス面の前にあるオモチャ(麻袋)で遊ぶ姿も。
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公開から間もない時期だったため、ショウヘイの観覧は数分(5分だったかな?)ごとの入れ替え制。時間内に目一杯写真を撮って、また並び直して…となかなか忙しいです。
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現在、多摩動物公園で飼育しているアムールトラは4頭。
シズカ(♀/2006年6月16日生まれ)ビクトル×アシリ
アイ(♀/2010年7月7日生まれ)リング×シズカ
2019年11月に九州自然動物公園
アルチョム(♂/2015年4月23日/ティアパーク・ベルリン生まれ)
ショウヘイ(♂/2019年1月29日生まれ)アルチョム×シズカ
2021年11月17日に王子動物園 -
アイは3頭キョウダイで、同時に生まれたのは
マオ(♀/2010年7月7日生まれ)現在はおびひろ動物園
ケイスケ(♂/2010年7月7日生まれ)2010年12月30日に死亡
ここまで名前が出たら、初めて目にする人でも法則に気付きますかね?
多摩動物公園生まれのアムールトラはスポーツ選手の名前がつきます。 -
お水を飲んでひと休み。
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ガラス越しに来園者の様子を伺うことも。心の中ではメッロメロですが、気を引くような行動を取らないよう必死に耐えます。
親兄弟と一緒に過ごしている仔では見ない行動なので、やはり1頭だけでは退屈と言うか刺激の少ない生活なのかもしれません。 -
オモチャや展示場内に生えている草だけでは、遊びたい盛りの仔トラの興味を引き続けるのは不可能でしょうから…(;^ω^)
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話は変わりますが、私は
ビクトル(♂/1997年5月18日/ライプツィヒ動物園生まれ)
浜松市動物園→2012年9月10日に死亡
アシリ(♀/1999年3月27日/ベルリン動物園生まれ)
大森山動物園→2015年5月27日に死亡
シズカ
イチロー(♂/2004年8月8日/ビクトル×アシリ)
2006年11月24日に死亡
がいた頃に多摩にお世話になったことがあって、この4頭はひと際思い入れのある個体なんですよね。もうシズカにしか会えませんが…。 -
なので、シズカが出産したというニュースを最初に聞いた時は純粋に驚きしかなくて。前にも書きましたが12歳という高齢出産で、しかも前回の出産から8年以上経っていましたから。
アムールトラの寿命は20~25歳と言われているそうですが、日本の飼育個体が20歳を超えるのは稀な印象です。 -
トラが難産で死亡したという話は聞かないけれど、まずは母体が無事なことに大きく安堵。そして、ショウヘイが公開されるまでに育ってくれたことは言葉では言い表せないくらい嬉しかったです。
2頭の姉の分まで、アムールトラの未来を背負う立派な成獣になりますように…! -
アムールトラのお隣さん、シロテテナガザル。
ミツ(♀/2007年3月8日/鯖江市西山動物園生まれ)テツ×ミヨ
テテ(♂/2008年5月9日/のいち動物園生まれ)ニタ×チャコ
ハリ(♂/2015年3月22日生まれ)テテ×ミツ
ミツが茶色、テテとハリは黒色です。(写真はテテ)
テテは人工哺育個体で、よくガラス面の前に寄ってきます。 -
オランウータンのスカイウォーク。
訪問するのは冬が多いので大体閉鎖されているのですが、今は5月。
オランウータンが!
いる!! -
多摩はオランウータンの飼育数も繁殖実績も日本一です。
モリー(♀/1952年頃生まれ/野生個体)2011年4月30日に死亡
ジプシー(♀/1955年頃生まれ/野生個体)2017年9月27日に死亡
ドン・ホセ(♂/1958年頃生まれ/野生個体)1974年8月5日に死亡
キュー(♂/1959年頃生まれ/野生個体)
ジロー(♂/1965年頃生まれ/野生個体)1995年10月9日に死亡
ジュリー(♀/1965年5月6日生まれ)ドン・ホセ×ジプシー
サリー(♀/1968年生まれ)ドン・ホセ×ジプシー
2001年12月4日に死亡
チャッピー(♀/1973年2月26日生まれ)ドン・ホセ×ジュリー
キャンデー(♀/1978年4月6日生まれ)ジロー×ジャンデー
千葉市動物公園→2019年11月29日に死亡
ロリー(♀/1979年6月21日生まれ)ジロー×サリー
現在は釧路市動物園
ジャック(♂/1981年9月22日生まれ)キュー×ジュリー
現在は旭山動物園
キューピー(♀/1983年生まれ)キュー×チャッピー
2003年2月に死亡
テリー(♂/1984年生まれ)ジロー×サリー
中国の動物園へ移動→1998年に死亡
ボルネオ(♂/1985年4月25日/シンガポール動物園生まれ)
ザブ×リーラ
ユリ(♀/1992年9月5日生まれ)キュー×サリー
2003年11月26日に死亡
ハッピー(♂/1993年10月11日生まれ)キュー×チャッピー
現在はフェニックス自然公園
ポピー(♂/2000年6月8日生まれ)ボルネオ×チャッピー
現在は平川動物公園
キキ(♀/2000年10月21日/タマンサファリ生まれ)モカ×テオ
ミンピー(♀/2006年12月10日生まれ)ボルネオ×チャッピー
現在は日本平動物園
リキ(♂/2012年11月14日生まれ)ボルネオ×キキ
アピ(♂/2014年6月19日生まれ)ボルネオ×チャッピー
ロキ(♂/2018年6月29日生まれ)ボルネオ×キキ -
2016年12月25日から2019年3月25日まで、ズーラシアで飼育しているバレンタイン(♀/1986年2月14日/トワイクロス動物園生まれ)を預かっていたこともあります。
2年という短期間の理由は、オランウータンとしての生き方を身につけることが目的だったため。バレンタインは人工哺育で他個体とほとんど関わることなく成長しており、2度出産するも育児放棄。その仔もまた人工哺育になりました。
次の繁殖のことを考えての社会勉強だったのでしょう。 -
2度目の仔のチェリア(♀/2014年11月19日/ズーラシア生まれ/ロビン×バレンタイン)も同時に来園。ジュリーが代理母となり、今も多摩に残って勉強中です。
ここでの生活が2頭に良い結果をもたらしてくれると良いですね。 -
タスマニアデビル!
日本での飼育・展示は天王寺動物園(1984年~1991年)、円山動物園(1988年~1996年)に続いて3施設目。そして、現在は日本唯一です。
タスマニアデビルの展示場、以前はウォンバットがいたんですよね。ガラス面の反射がエグくて色んなものが写り込んじゃうのが玉にキズです。 -
現在飼育されているのは2頭の兄弟で
テイマー(♂/2016年4月9日/タスマニアの施設生まれ)
ダーウェント(♂/2016年4月9日/タスマニアの施設生まれ)
地味に2頭が一緒に写っている写真(;・∀・) 腰に大きな白い模様があるのはテイマー(手前)。ほとんど模様がなく真っ黒なのがダーウェント(奥)です。 -
多摩動物公園で最初に公開されたタスマニアデビルは
マルジューナ(♀/2013年5月1日/
トロワナワイルドライフパーク生まれ)2017年12月9日に死亡
メイディーナ(♀/2013年5月1日/
トロワナワイルドライフパーク生まれ)2019年2月7日に死亡
の2頭で、こちらも姉妹です。
2頭とも悪性腫瘍により死亡しており、特にマルジューナは2016年の来園・公開からわずか1年半。1度しか会えませんでした。 -
シロツメグサとテイマー。
今回はこれでおしまいです。
多摩は広くて順路も入り組んでいて、1日で全部周ると落ち着いて写真を撮る時間がなくなっちゃうんですよね。なので、最近は会いたい動物を絞って行くことにしています(;・∀・)
今回の訪問はショウヘイ重視で、特に少なくなっちゃいました。他の動物たちはまた別の機会に…。
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