2021/03/01 - 2021/03/01
117位(同エリア575件中)
唐辛子婆さん
コロナ自粛で今年はどちらのお雛様イベントも中止のところが多くて。
目黒雅叙園は今年もやっていてしかも最近はやっと館内撮影が
できるようになったのでぜひ訪れたいところですけど、人混みがこわい。
公共交通機関に乗って都心に出るのは病院に行く時だけと決めておりまする。
ならば飯能はどうかしら?ネット情報曰く
「スタンプラリーは中止ですがお雛飾りはしたいので飾るお宅もあります。
ひっそりと訪れてください。」
というわけで訪れた飯能駅北口の観光インフォ「ぷらっと飯能」
改札口でて右側すぐです。
★Japan お雛さまシリーズ サイトマップ
https://4travel.jp/travelogue/11333987
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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-
「今年はお雛めぐりのマップもなくて。
店蔵絹甚さんとかところどころで飾っていらっしゃるんですけどねえ。
平沼さんとこにはいいお雛様がありますけど。」
といってくださった名栗方面の地図。
ピンクで印をつけてくれたところには丸太雛が飾ってあるさうです。
駅のロータリーのバス停3番で国際興業バス名栗車庫行き
(または名郷・湯の沢行き)の時刻表を見ると1時間に2本!
まだまだたっぷり時間があったので飯能市街の店蔵絹甚を見に行きました。(それはあとから掲載しますね。)
バスに乗ったのは4人ぐらいだったかな。ちなみに飯能への電車もガラスキでした。 -
しか~し遠かった!
教えられた停留所「宮の平」までたっぷり50分!
でもはるばる来たかいがある素敵な古民家だったのです。
駐車場のこちら側で出迎えてくれたのは鬼滅の刃とお雛様 -
茶畑のこちら側には???な人たち。
唐辛子婆はこのシンプルな色遣いが大好き。
持ち服も赤と白と黒とベージュ、それにジーンズの紺だけなんですよ。 -
いらっしゃいまし唐辛子爺婆さん。
あら
カレーうどん食べてる人がいます。 -
古民家ひらぬまの営業日は1日~10日のみ。
だからお雛飾りも10日までしか見られませぬ。
http://kominka.asablo.jp/blog/ -
築約120年 景観重要建造物
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お庭のイワマツに面白い人たちがいました。
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こちらにも。
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南面に茶畑。畑の向こうは名栗川です。
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そして大きな枝垂れ桜が開花を待っています。
見事でせうね。
近くの名栗湖の奥にも大きな一本桜があるさうなので
その時期にまた来なくっちゃね。 -
お玄関には素敵なステンドグラスのランプが乗ったピアノ。
-
エントランスで待ち受けるのは鬼瓦と蝋燭。
-
「さあどうぞおあがりください。」
なんて美しいお部屋!
(お雛様については後ほど別編で) -
囲炉裏
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吊るし雛の下げられた縁側からの眺めは
緑が濃くなったらいっそう素晴らしいでせうね! -
このお部屋にも
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囲炉裏が切ってあり
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土間に昔ながらのストーブ
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壁のお洒落な掛け時計はパリから!
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天井を見上げるとステンドグラスのランプが
-
なんて幻想的なんでせう!これがみんな奥様の手作り!
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右手前、襖に描かれているのは
中国風の衣装の方々ですけどお聞きするのを忘れました。 -
かわいいネズミのお人形
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こちらは煙草屋さん
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グリコのおまけ。
よくまあこんなにとってあってきちんと分類されてて。 -
板戸に貼られたプラタナスの枯れ葉がほほえましい。
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廊下の天井には二人
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魔女がいました。
-
さてランチをいただきませう。
唐辛子爺は肉うどん -
唐辛子婆はずりうどんをいただきました。
しっかりした歯ごたえのおいしいうどんでした。
このほかに朴の葉で包んで蒸したお赤飯をテイクアウト。
樵のおやつかな?素朴なお味でした。 -
ご当主の案内で2階へと急な階段を上がると壁に
お母様の在りし日のクロスステッチの作品が。 -
「親父がなくなってしばらくしたら急に元気になって
週4回習い事に通うようになって^^」
どの作品も丁寧で素敵でしたが -
このタイの山岳民族のリス族の作品みたいなのがとても斬新でした。
バイヤステープみたいな細い布を纏りつけていく
気が遠くなるやうな作業です。 -
お母様が亡くなって相模原から戻った頃は
「古民家の価値なんか知らなかったから処分しようと思っていたんですよ
昔の家だから寒いし暗いし。
この部屋なんか窓はないしどうしようかと思っていたら
ステンドグラス飾るのにちょうどいいとわかって。」 -
なんとTOKYOオリンピック1964のポスターがここに!
唐辛子婆は当時高校1年で代々木の選手村にサインを貰いに行きました。
この当時まだカメラはフィルムの時代だったはずだから
こんな瞬間を切り取った写真を作るの本当に大変だったでせうね!
今年は本当に開催されるでせうか? -
「天井のは北斗七星をあらわしてるんですよ。」
この真っ暗い空間を撮るのって本当に難しい。
ちょっと気を抜くと -
ぎょえ~~こんなになっちゃって~~~~!
でも不思議なおもしろさがあるなあ。 -
これはお部屋の外に置いてあったのをご当主が持ち上げてくださいました。外光に透けてとても奇麗です。
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よく磨かれた床に光が反射してとても美しい。
-
30年以上ステンドグラスを教えてらしたさうですが
-
感嘆のため息をついても
-
「ここにあるのは残ってるものばかりで・・」と謙遜なさって
-
「今はもう忙しくて・・・。」
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床に置かれたこのサーファーのもシャープでいいですね♪
-
もう一枚のオリンピックのポスターの隣に置かれたランプの
-
美しさに
-
ほれぼれしました。
-
唐辛子婆がああでもないこうでもないと撮っている間
唐辛子爺はご当主からお話を伺ってました。 -
名栗の二大山持ちの一人だった本家の平沼彌太郎さんのお話を。
林業家から実業家に転身し埼玉銀行の頭取も務めた方だったそうです。 -
お庭から見える名栗川を渡ると平沼彌太郎さんの建立した鳥居神社があり
-
観音信仰の篤い母上の影響を受け、自ら彫刻を学んで多くの仏像を制作し
山の上にこの観音様を建立してたそうです。
それを参拝してもらいたくて近くにヘルスセンターを作り
池袋から1日一本バスを運行していた。
すんごい方ですね~~! -
吉祥寺と秩父のお花畑を結ぶ鉄道の建設計画にも加わられたそうですが
実現はしなかったとか。
・・・できてたら秩父行きがう~~んと楽になってたのになあ!
このあとお雛様編を作りますね。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- tabinakanotaekoさん 2022/02/27 09:37:31
- 唐辛子さんの抽斗は多いなあ、羨望
- 唐辛子さん、
お早うございます。まだ暗い5時に拝見して「いいね」しました。何かシモバシラ以降の新しいアップがないかしらと訪問したのです。新しいのはありませんでしたが、ふと下へ動かすと2021年のひな祭り編が数本あるではありませんか。先日、享保びなが一番お好きだって言われていたのでクリックしました。4トラはなかなか気の利いたことをしてくれるものです。季節に合わして最新のでなくても人の目に触れるようにしてくれているのですよね? なかなかのスグレモノ。
さて、タイトルの説明です。唐辛子さんはご自分でも絵を描かれるし、写真名人だし、植物にも鳥にも詳しいし、詳しいだけでなく雲にも鳥にも葉っぱにも言葉を喋らせるし、刺繍の世界も見せてくださった。今回はステンドグラスです。窓もない古民家の部屋がステンドグラスを飾るのに良さそうと持ち主の方が仰ったとき、何故かな?光がないのにグラスを飾るのにいいって、何だろう? と惹きつけました。そして後半、美しい作品が次々に。 持ち主の方はさぞかし嬉しかっただろうと想像しました。美しいものに目を留める唐辛子さんに羨望です。私ですか? お雛さんを見ても、刺繍を見ても、ステンドグラスをみても「ホーッ!」と呟いて通り過ぎてしまうでしょうからね。
枯れた葉っぱを貼ってるの面白かったですね。小さい方の葉っぱには眼鏡が描いてありますね。オーナーご夫婦ですかね。ケトルの時計、ステキね! 1964年の東京オリンピックのポスターには見惚れました。素晴らしい瞬間の一枚です。あの年に唐辛子さんは高1だったのですね。引き算をしましたよ。
taeko
- 唐辛子婆さん からの返信 2022/02/27 21:14:18
- Re: 唐辛子さんの抽斗は多いなあ、羨望
- taekoさん
私がまだグーグー寝てる時に「いいね」してくださってありがとうございます。「はやく真人間におなり!」と言われているのに宵っ張りの朝寝坊の癖が直らず・・・。
>4トラはなかなか気の利いたことをしてくれるものです。季節に合わして最>新のでなくても人の目に触れるようにしてくれているのですよね?
ちゃうちゃう。
この季節になると私の地味な旅行記もお雛様のを読んでくださる方が増えるのでついでにこれもあれも読んでもらおうと「策を弄する」んです。
昔の旅行記を一番上にアップするには何かしら変化させればいいんですよ。
幸いなことによく読むと何かしら間違っていたりする^^のでそれを修正したり。
>私ですか? お雛さんを見ても、刺繍を見ても、ステンドグラスをみても
>「ホーッ!」と呟いて通り過ぎてしまうでしょうからね。
でも私の旅行記で気がついてくださるのなら4トラ会員冥利に尽きるというものです^^。仲の良いオーナーご夫妻の枯れ葉にも目をとめてくださってとっても嬉しいです。素敵な人とめぐり会えるのが旅の一番の楽しみですね。
そうそう、カラチ編も沢山見てくださってありがとうございました。
カラチは面白いことがあまりにいっぱいありすぎて
おススメも膨大になってしまうので遠慮いたします(遠慮してるにしてはすでにいっぱいオススメしてますが)が「マレーネの家探し」は「素敵な人とのめぐりあい」という意味でお時間のある時に見て頂けたらと思います。
>あの年に唐辛子さんは高1だったのですね。引き算をしましたよ。
逃げも隠れもいたしませぬ、73歳になりましたよ。
唐辛子婆
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