Japan　津雲邸のお雛さま(3/3)　応接室の芥子雛たちと初参人形

2018/02/23 - 2018/02/23

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二階の大広間の見物が済みましたので一階の応接室へと進みます。

「津雲邸には津雲國利が昭和初期から戦後にかけて衆議院議員として国政に携わったので、往時の政府高官や著名人の多くが訪れました。」
（HPより抜粋）

津雲邸
http://www.tukumo-tei.com/
江戸後期の有職雛、稚児雛、次郎左衛門の立雛のほか
700点以上の雛道具など貴重な名品を展示
開催期間　　平成30年2月10日（土）～3月25日（日）
開館時間　午前10時～午後4時

★Japan　お雛さまシリーズ　サイトマップ
https://4travel.jp/travelogue/11333987

エリア 青梅(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

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その応接間には博物館のやうなディスプレイ用の台が置かれ
沢山の人が見物に訪れていました。

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右の屏風は上野寛永寺の桜です。

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芥子雛

芥子粒のやうに小さいお雛さまという意味でせうけど
こちらのは掌に乗るくらいの大きさだったと思います。

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ピンボケの言い訳にはなりませんけど

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ガラスケース超しなので撮るのに苦労しました。

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三人官女はこの人だけがかろうじて写せました。
「いいのよ。ピンボケのほうが、ほほほ。」

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五人囃子とか随身も写りのマシなのだけ掲載します。

小太鼓。

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楽しそうに笑ってる。
もしかしてボーカル担当？

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うふふとなんだか意味深な笑い。

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「長裃は歩きにくいよ。」

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弓もってます。

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大きな口を開けてなにか言ってる。

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一番下の段の3名は裸足で
着ているものもほかの人たちより粗末なのでガードマンでせうか？

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芥子雛のかたわらに翁たち。

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さてSZKさんが拝見しているお道具は

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この飾り棚3個で庶民の家が一軒建つぐらい高価なものだそうです。
扉の後ろ側にまで蒔絵が施されてる！

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稚貝に描かれた平安絵巻

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これは大人の貝です。

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館長さんがバスで来られた団体さんに説明していらっしゃいます。

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この立派なお軸の前の一対のお人形は

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「初参（ういざん）人形または参内人形と呼ばれ
公家の子女や能役者・狂言師の子弟らが御所にはじめて参内した際に
天皇より下賜される人形です。
公家の子女の場合には髪を稚児輪に結い、緋縮緬の小袖に裃を着した
人形が用いられたようです。」（パンフより）

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「津雲家には公家タイプと能役者タイプの両方の人形がありますが
明治初期の頃同じ作者によってつくられたようです。
公家タイプによく似た人形が「横浜人形の家」に
能役者タイプによく似た人形は東京国立博物館にも所蔵されています。」
（パンフより抜粋）

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館長が指差していらっしゃるのは稚児雛（狩衣姿）です。

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「単に女児の初節句を祝う目的で作られたとは限らず
富裕な女性が個人的な楽しみとして所持したと思われます。

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江戸後期から末期の製作と考えられています。」
（パンフより抜粋）

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袷狩衣（あわせかりぎぬ）

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このお雛さまはどこにいらしたのか覚えてなくて・・・。

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はて、この方はどこにいらしたのかしら？

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こんな小さなお雛さまたちも。

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ギヤマンの雛かざり？

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お雛さまにこんなに種類があるなんて知りませんでした。
右側のも素朴でいいですね。

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御所人形も気品があります。

「江戸時代享保年間に京都で創始された美術的な人形です。
大名が参勤交代で上府の際、京都の禁裏や公家に挨拶の目録を送る風習があり、
その返礼に人形が使用されたことで御所人形と言われるようになりました。」

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かわいい！

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でもいちばんかわゆらしいのはこの子！
お眠むでお眠むで
お気に入りのねこちゃん（わんこ？）と一緒にぽえ～んとしてます。

貴重なお雛さまの数々を拝見できてとてもしあわせなひとときでした。

★津雲邸のお雛さま展は３月２５日までです。
　ぜひお出かけください♪