Japan　水郷佐原のお雛さま

2019/03/13 - 2019/03/13

お雛めぐりをしないと春が来ないSZKさんと唐辛子婆。
今年は東京駅八重洲口からバスに乗って千葉県の佐原まで
お雛さまを見にでかけました。

お雛祭りをやっているのは2月9日から3月24日まで。
3月9日（土）には「さわら雛舟春祭り」が行われたやうです。
「本物の雅楽で平安時代にタイムスリップ！」
平安装束のお内裏様、お雛様、五人囃子、官女、稚児たちを乗せた船が
小野川を進むそうです。

佐原駅のそばの「町並み観光中央案内処」の方々が
とっても親切でたすかりました。

★Japan　お雛さまシリーズ　サイトマップ
https://4travel.jp/travelogue/11333987

エリア 香取・佐原(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この布切れが出ているお宅にお雛様が飾ってあります。

さて、いただいた「さわら雛めぐり」の地図をみながら
あるきはじめます。

山城屋さんはお店を開けてないのに
ご親切にもお雛様を見せてくださいましたよ。

お邪魔します。

この官女さんは綱をにぎりしめて
勇ましさうに何をしやうとしていらっしゃるんでせう？

お内裏様は

困惑したお顔・・・。
漫画ですとお顔に縦線がザ～っと流れてる場面＾＾。
かういふ、おすまし顔ぢゃないお雛様を見て歩くのが
何とも楽しいんですよね。

「雛まつりは桜咲く国のクリスマスです。」
ってのがいいですね。

こちらはなんともかわゆらしいお雛様たち。

水郷佐原のマンホールの蓋にはタイ焼きが3個泳いでる～＾＾。

木造のゆかしい街並みがつづく。

土蔵

小野川に

佐原おかみさん会のお雛さま

お内裏様たちが奥まっていて向こう岸から写せなかったけど
この官女さんもとてもうつくしい。

あらここにも

きれいなお雛さま

川沿いの道の街灯に乗って騒いでるのは誰？

橋についてたこの模様ははじめ蟹かと思った。
アヤメでした・・・。
香取市の市の花ですって。

おかみさん会の方々の赤い法被がシブい街並みによく似合う。

そしてさっきから気になる白地に縦三本横二本のマークはなにかしら？

あ、このマークはホテルだったのね。
佐原商家町ホテルNIPPONIA

元料亭や元商家などを昔の雰囲気そのままに素敵なホテルにリノベート。
なのでレセプションも泊まるところも街中に散らばっているんだそうです。
つまり佐原の町並み全体がひとつのホテルなんだそうで。

この千葉県の有形文化財である中村屋商店が
フレンチレストランのあるホテルのレセプションとなっております。

空いているお部屋をのぞかせていただきましたけど
中はとってもスタイリッシュで縁側からの光があかるい
素敵なホテル。

客室にテレビはなくて静かな雰囲気を味わえるやうです。
一度泊まりに来たいなあ。

中村屋さんにはこんな張り紙が。
「古いお雛様が3階の土蔵にあります！！」

さっそく遠慮なく拝見させていただきました。
ご先祖のお雛様

こちらは屏風の前にいらっしゃる

カップルなんですけど

「あらら、たいへんだわどうしましょ！」
または
「な・なんですってあなた！」

「こ・こまったなあ」

「それは・・・」

「あなたは黙っていらっしゃいよ。」

そして
お蔵に飾られていたこの折鶴は
なんとみ～～んな繋がってるのよ～～～～！
腰の強い和紙だからこそできる芸当ですよね！！
それにしてもすんごい！！

小野川の遊覧船は

こんなかわいいのもあり。

アヤメの時期にもういちど来てみたいわねえ。
両岸の柳もきれいでしょうね。

さてこれから

伊能忠敬の旧宅にお邪魔します。
このお宅で50歳まで醸造業をしていらしたそうです。

「隠居してから江戸に出て天文方高橋至時の弟子になり
勉強を本格的に始めます。
55歳で北海道南岸の測量を行い、以後計10回に及ぶ
日本全国の測量を71歳まで行いました。
忠敬は73歳で亡くなりますが、彼の没後3年にして
日本全図は完成しました。」（HPより抜粋）

ここにもお雛様

この銅像のお顔はとても若々しい。

大違いだなあ、うふふ。

几帳面な性格そのものの地図

最後は馬場本店酒造の

お蔵にお邪魔します。

この場の渋いアースカラーの色調にあわせたかのやうな
SZKさんのイデタチが素敵。
彼女のやうにいつもスマートでいられたらなあと
ないものねだりの唐辛子婆。

奥まったお座敷に飾られた明治時代のお雛さまたち。

こちらは今まで見たこともない不思議なお雛様でした。
天使のやうに、または虫のやうに背中に羽根がはえていて

動きもと～っても躍動的。

こりゃ、動かないでよ。
ピンボケしちゃうぢゃないの。
こちらのドラマーにはてふてふのやうな羽根が。

おじーさんも元気そのもの。

この人はあきらかに酔っぱらってる。

まあまあよいではないか、お雛祭りだもの。

ほほほ、困ったひとたち。

わてらは金庫番ですねん。

このお雛様の後ろの屏風がまたなかなかのもの。

中国の風景のやうです。

「だるまさんが転んだ」のゲームはこれからはじまりました。
な～んて嘘です。

さて、令和はどんな

時代になるのでせうか？

来年のお雛めぐりは
SZKさんがまだ真壁に行ってないといふので真壁にするかも。

以前唐辛子婆が訪れた時のはこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/11109016

この旅行記へのコメント （5）

• ElliEさん 2020/02/23 14:28:42

  お雛様の季節

  唐辛子婆さん
  こんにちは～。
  
  日本はコロナウィルスの影響で大変ですね。
  ニュースを見ていると、ものすごく敏感になっている様子が伝わります。
  カナダも感染者はいるけど、一般の人はそれほど心配してはいない。
  でもチャイナタウンはみんな行きたがらなくて、レストラン等のビジネスに影響がでています。
  中国系生徒は学校に来るな。。。的なコメントもあったりで、中国系も日系も区別がつかないであろうカナダ人ですから、私なんぞが町中でくしゃみでもしたら、周囲3メートルくらいはみんな飛びのくであろう。。。と、思います。冗談半分ですが。
  
  それは、さておき。
  この真っ只中、娘とボーイフレンドが日本を旅行中です。
  東京の親戚の家に泊めてもらおうと思っていたら、「来るな」と、言われ（苦笑）、
  行きたかった場所のいくつかは臨時休業だったりで、どこへ行こう～ってLINEが来てました。
  なので、お雛様見に行って来たら～？って返事したところです。
  東京近郊の観光地だったら、佐原はいいかもね！
  ってことで、娘に伝えておきま～す！
  
  ElliE
  

  唐辛子婆さん からの返信 2020/02/23 16:22:41

  Re: お雛様の季節

  >この真っ只中、娘とボーイフレンドが日本を旅行中です。
  
  な・なんと酔狂な！！◎◎
  帰国してもイミグレでストップされちゃったりして～～～！
  不要不急の外出はひかえるようにとの政府のお達しで
  マンションの老人婦人会（のお茶会）も中止となったりしてるのよ～～。
  母のいる介護ホームの面会も3月いっぱいダメだって通知が。
  
  お雛様、今年はまた真壁に行こうかと思っていたけど
  人の多い秋葉原経由で行くのがなんだか恐ろしくて
  ならば沢井にしようかという案もあったんですけど結局中止。
  たまたま言った所沢で小規模なのを見ることができましたけど。
  
  飯能はどう？
  コロナ、埼玉はまだあまり流行ってないみたいよ。
  私のお雛様シリーズの飯能編みてみて。
  
  唐辛子婆

• ラムロールちゃんさん 2019/04/08 15:54:46

  つながった折鶴、すごいですね！

  唐辛子婆さん、こんにちは。
  
  お雛様って特に興味がなく、こいのぼりの方が断然好きだったのですが（魚類好きなので）、こうやって唐辛子婆さんのコメント付きで拝見していると、お雛様も良いものですね。
  一体一体よく見ると、味わい深くて、好きになってきました。
  
  あ、今回の旅行記とは関係ないのですが、別な旅行記（タイ）で、現地の人はブロッコリーの茎も食べるというのを読んで、私もやってたところ、美味しかったです！！
  もっと茎いっぱいほしいと思うぐらいで。
  良いことを教えていただきました。
  今まで捨てた分よ、戻ってこい～～！（←怖いって）
  
  ラムロール

  唐辛子婆さん からの返信 2019/04/08 21:22:53

  Re: つながった折鶴、すごいですね！←すごいでしょう！

  ラムロールちゃん、いらっしゃいまし～♪
  
  享保のお雛さまはみなさんなんだか怖いという人が多いんですけど
  私は、衣装デザインのシンプルなところが気に入ってます。
  ところでラムロールちゃんだったら
  この旅行記の後半に入っているお雛様がきっと面白いと思います。
  https://4travel.jp/travelogue/10859222
  
  ブロッコリの茎、美味しいでしょ。
  それが高じて今ではスティック・セニョールという
  茎の長い種類のが一番好きになりました。
  花の部分も普通のブロッコリよりも丈夫というか傷みが進むのが
  遅いような気がしてます。
  
  インド旅行記、楽しく、またハラハラドキドキと拝見しています。
  ラムロールちゃんの民族衣装（パキスタンではパンジャビドレスと呼んでいたやうな）の美しいお姿には目がくらみさう。
  
  唐辛子婆
  
  

  ラムロールちゃんさん からの返信 2019/04/08 22:07:10

  お雛様も奥が深い～

  以前の旅行記のお雛様、ほんと、面白いですね(≧▽≦)
  お雛様というと、静のものという固定概念が覆されます(笑)
  こういうのを拝見すると、また、親しみやすくて良いですね。
  
  インド旅行記、お読みいただいて、ありがとうございます♪
  （インドではパンジャビスーツとか、単にスーツとか呼ばれてたような）
  暑さで脳がヤラレて、変なものをお目にかけてしまいました～。
  
  スティック・セニョールは、知りませんでした。
  見つけたら、買ってみます(^_-)-☆