Japan　秋川渓谷お雛さまめぐり(2/3) 五日市郷土館

2018/03/03 - 2018/03/03

このお雛さまは五日市郷土館の旧市倉家住宅にいらっしゃいました。
扇喜で口元を覆っていらっしゃるのって珍しいのでは？
＜大口開けて笑ってるの見られるわけにはいかぬもの、ほほほ。＞
←口裂け女だからという説もあり。


★Japan　お雛さまシリーズ　サイトマップ
https://4travel.jp/travelogue/11333987

エリア あきる野・秋川渓谷(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

郷土館のそばにあったこの小さな小屋ふたつは何でせう？

こちらは郷土館の中に飾られてたお雛様。

唐辛子婆の大好きな享保雛ですが

なにやらとっても違和感があるのはどうしてかしら？

このお顔のせい？冠のせい？

こちらのお顔はフツーに思へるんですけど。
享保雛は江戸時代に確立された人気のスタイルゆえ
享保時代以降に作られてもこのカタチなら享保雛と呼ばれるさうです。

郷土館に飾られていたお獅子。
まるでアメリカインディアンみたいに羽根つけてる。

旧市倉家住宅には

いろりの奥に沢山のお雛さまが

飾られていました。

やっぱり公民館や博物館より
レトロな民家に飾られていたほうがなごむなあ。

こういったお社の奥にいらっしゃるお雛さまも。
松竹梅の模様が格調高い。

弓を持つ人。お髭が立派ですねぇ。
でもこんなご老人にガードマンが務まるんでせうか？

こちらはなんだか親しみやすさうな。

両手の指の繊細なこと！

この子たちは

裃雛ではないかいな？

「眼の保養をさせていただきましたよ。ありがたう。」

＜さあさ、最後のお客様もお帰りになったことだし。
花車も片づけましょ。＞

＜あなた、何か隠してるでしょ？＞

＜い・いえ、何も・・・＞

＜うしろに赤いおべべが見えてますよ。＞

＜こんなかわゆらしいお人形を隠しておるなぞ
おぬしも隅に置けぬのお。＞

＜おほほ＞

＜出し抜かれた！＞

＜ま～た人形遊びをして！＞

＜きゃっ、その眉毛はどうなされました？＞

＜何かおかしなことでもあるのか？＞

＜ほほほ＞

＜さあさ宴会ぢゃ宴会ぢゃ。＞

＜でも、いただくものが何もありませぬ。＞

＜わしも宴会に混ぜとくれ。＞

＜・・困ったわ＞

＜・・なにもないのに。＞

＜さうだ！いいことがある。＞
手を打つお公家さま。

＜青木屋と枡屋には貸しがある。餅と饅頭をいただきにいかう。＞

この旅行記へのコメント （2）

• コクリコさん 2018/03/23 18:46:42

  扇を取ると

  こちらの表紙のお方は扇を取ると口裂け女かも。
  
  男雛も女雛も今風の美男美女でなく、なかなか味があって良いですね!

  唐辛子婆さん からの返信 2018/03/24 02:22:58

  RE: 扇を取ると

  > こちらの表紙のお方は扇を取ると口裂け女かも。
  
  ぎゃっ、そうだったのか〜〜〜〜〜\(◎o◎)/！
  
  > 男雛も女雛も今風の美男美女でなく、なかなか味があって良いですね!
  
  そうなの。
  キャプション入れるのがほんとに楽しくなっちゃう方々ばっかりで。
  コクリコさんだったらどうするかなあと想像しながら楽しみました。
  
  唐辛子婆