2020/12/28 - 2020/12/28
64位(同エリア1088件中)
Siniさん
この旅行記スケジュールを元に
長野の旅最終日は前から行きたかった戸隠奥社へ行く予定だったのですが、アルピコ交通に電話して聞いてみると、冬はキャンプ場までのバスが休みになるため中社から50分ほど歩き奥社入口停留所まで行き、更にそこから50分ほど歩かないといけないことが判明。さらに、積雪は20センチくらいと。
そこで戸隠へ行くのは季節の良い時期にずらして、長野電鉄沿線に留まることにしました。
湯田中の翌朝、小林一茶が住んでいたこともあるようで、彼が散歩したという小道を歩き、長野電鉄では小布施で途中下車。小布施の町を散策しました。
写真は一茶の散歩道。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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昨日の夜入った温泉はちょっと良い湯だったように思いました。
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ホテルに荷物を預けてバスで少し戻ります。ホテル正面。
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ホテル裏手には源泉が。湯量が豊富なんですね。
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まわりを見回してみるとたくさん源泉から湯煙が見えます。さすが長野県の中でも湯量が潤沢と有名な湯田中温泉です。
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それにホテル裏のこの崖。そこに崖の上へ続く階段があります。
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バス停近くで発見。標高600m。山国長野県ですねー。
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バスにはスノーモンキーパークへ行く人が数名乗っているだけ。まだ9時過ぎだし。
昨日のモンキーパーク、帰り道では午後になっていたせいか子連れのファミリーをはじめ海外の方がひっきりなしにやってきていました。野猿に近い苑内は危険ではないか、と感じました。それにしても海外の人にはすごい人気のモンキーパークでした。 -
渋温泉でバスを下車しました。歩いても湯田中から一キロ強くらいだそうです。
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渋温泉
夜間瀬(よませ)川に温泉場らしい橋が架かっています。信濃川水系の一級河川です。 -
渋温泉にかかる黒川橋から上流を見てみます。夜間瀬(よませ)川のもう少し上流で二手にわかれ、細い方の横手川は昨日行った地獄谷温泉へ続いています。
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川沿いのバス通から一本中には伝統的な温泉街が残っています。
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マンホールの蓋は「お猿の温泉」
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渋温泉に宿泊した客だけが入れる9の湯があるそうで、これは3番湯綿の湯です。
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「一茶の散歩道」へ通じる菩薩道の案内板がありました。渋温泉から川沿いではなく、この散歩道を降りて湯田中へ戻る予定です。
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渋温泉の川沿いを離れて山の方の道を歩いていて発見。ここも地域の人が入る温泉でしょう。
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あ、どうやら菩薩像に着いたようです。かなり登ってきました。
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対岸の景色。山が綺麗です。
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世界平和聖観音菩薩像です。日本一の青銅の菩薩像です。
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平和の像のあるお寺の鐘楼らしきものがありました。やっぱりお寺らしい。
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雪の庭の向こうに道が続いているようです。左手はトイレです。季節が良くなれば観光客がたくさん来るのでしょう。
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南面に出ると雪はすっかり溶けて落ち葉の道になっています。
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ところどころに句碑と
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句碑の説明。
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しかし左手は崖でその下に温泉街。手すりがないこんな道は久しぶりに歩きます。結構怖いです。
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木々の合間から温泉街が見えています。
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「千と千尋」のモデルとなった宿屋があるようなんですが、分からず。
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行き交う人がいない散歩道です。
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途中に平和の鐘がありました。小さく鳴らします。誰にも行き交わないのでちょっと心細くて。
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ところどころ階段があったりして。
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一茶堂がありました。
小林一茶(1763~1828年)。信濃国、柏原村生まれ。 -
一茶の銅像もあります。
15歳の時、奉公のため江戸に出て俳諧に出会い、与謝蕪村と並ぶ江戸時代の俳諧師のひとりとなったーwiki -
そして歩いて行くにつれだんだん雪深くなります。
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日陰はこの通り雪の道。
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なんとなく足跡があるのでホッとします。
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これではこの時期、湯田中側から一茶の散歩道へ行く人はいないでしょう。雪が深そうですから。反対側から降りてきて良かったです。30分ほどでしたが久しぶりに山道を歩きました。
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散歩道から出てきたらこんな凍った道でした。急な山道。スリップしそうで地元の車もかなりゆっくり走っていました。
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山がきれいです。
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やがて湯田中の上の道へ上手く出られました。今度は崖を降りる道を探さないとホテルへ着きません。地元の方の教えてくれた道はこれです。ホテルは目の前。
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それがこの階段です。
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下の方へ行くと割と降りやすかったです。花見ができるようになっています。
ふー、ちょっとした冒険でした。 -
湯田中温泉の散策はやめ、無事ホテルで荷物を受け取り長野電鉄、湯田中駅へ。
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駅には山ノ内東小学校生製作の地元PR紙などが貼られていました。
旧駅舎は楓の湯という立ち寄り湯(有料)や足湯(無料)になっているそうです。 -
これに乗って行くのね。旧ロマンスカー。
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1両目に乗っちゃった。景色がいいです。
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降りたのは小布施駅。
長野県内で最も面積の小さい自治体です。 -
小布施駅。
一昨日は時間がなくて小布施堂本店のモンブランを食べただけだったので今日は半日かけて街をまわってみます。 -
まず目を引いたのは古いお味噌屋さん!つい入りたくなるのを抑える。味噌、清酒などの重い物をお土産を買ってしまう癖があるので。
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駅の側には皇大神社がありました。
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メロンパン屋さん
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おやきの店。作っているところが見えます。
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栗の木テラス。デザートはやはりモンブランを食べよう。
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ガイドセンターもありました。
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小布施堂
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ここまでは駅から約10分と小さな町です。
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竹風堂本店。栗鹿子、栗ようかん、栗の詰め菓子で有名です。1970年観光する場所などなかった小布施に革新的古民家風菓子店をオープンしたとか。
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こちらは桜井甘精堂本店。
初日に長野駅ミドリでモンブランをいただいた店です。 -
ミュージアムへ行く道の途中には和紙屋さん。
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和紙の中條。
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まずは北斎館へ。
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北斎館。
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小布施には北斎が83歳から88歳にかけて4度も滞在したそうです。
葛飾北斎(1760~1849年)言わずと知れた江戸時代後期の浮世絵師。代表作は「富嶽三十六景」「北斎漫画」 -
まず大きな絵に、
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筒を回すと間から漫画が動いて見える仕掛けに、
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小布施と北斎についての説明
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画狂人北斎と言われた
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そのオドロオドロした絵
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生涯で引っ越しした回数93回!!
奇才でしたねぇ。
小さな美術館でゆっくり見学できました。 -
北斎館のそばにはお土産物ストリートがあります。
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小さな広場にはメタセコイアの木。冬なので茶色。
メタセコイアの化石が発見されたのは1939年。絶滅されたとされていたのが中国四川省で発見されました。1955年頃そこから移植されたというのでかなり歴史あるメタセコイアの木です。 -
北斎亭は桜井甘精堂の直営店。菓子店舗と食事とお茶がいただけます。
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北斎亭入るとお菓子売り場があり、奥に食事処がありました。
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鴨うどんと栗おこわを選びました。栗おこわは名物なのでどうしても食べたくて。
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大きな栗が二つ載っています。美味。
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昼食後散策再開。小道を入っていきます。
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高井鴻山記念館。入らず通り過ぎ。
高井鴻山(1806~1882年)儒学者で浮世絵師。 -
入口から覗いてみる。
高井鴻山(たかいこうざん)は小布施の豪農の家に生まれた。北斎が83歳で初めて鴻山を訪れた時にはアトリエを作り厚遇し、北斎に入門した。その後高井家は破産したり、火事にあったりしたが、明治になって鴻山は文部省の役人をしていたこともある。 -
あの煙突は酒屋?
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桝一市村酒造場です。1755年創業。高井鴻山の祖父が創業を始めた酒蔵。
「桝一客殿」は古民家をリフォームしたラグジュアリーな宿として人気らしい。 -
近くには茅葺屋根の家があったりします。
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先ほどよりずっと大きな茅場屋根の家。
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こんな細い抜け道
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小学生向けに「細い道だからちゅういしてね」と書いてあります。
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その軒下の細い道を行くとメインストリートに出ますが、手前にキッチンが見えます。
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パイ生地カット中。
窓から作業が見えるようになっています。 -
休憩に選んだのはこちら。床の大理石に寄木細工がはめ込んである床。
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ベネチアンレッドのガラス作品は内田邦太郎の作品。魅惑的な赤です。
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重厚な木材の家具類の雰囲気の良いカフェです。
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注文したのは当然モンブランと紅茶。
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こちらも美味しいモンブランでした。
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町交番は古い小学校のような建物を改装。
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小布施町立栗ヶ丘小学校。小学校の名前まで栗がついているとは。さすが「栗と北斎と花の町」です。
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小布施駅には観光案内所、小さなカフェ、コインロッカーの他荷物一時預かり所があったりと観光客に優しい作りとなっていました。
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小布施駅で電車を待っていて見つけました。長電電車の広場。
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プラットホームから見える山々もキレイでした。
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山の名前を書いた案内板があるのも良かったです。
長野県高井郡小布施町。観光客が楽しめるよう歴史的遺産を上手く掘り起こした町でした。 -
北信五岳
小布施駅は標高353m。湯田中のバス停は標高600mでした。 -
夕刻の長野駅に到着。友人たちと合流。
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最後に初めの二日間泊まったロイヤルホテルへ荷物を取りに戻り、隣のJAで買い物。
ここから横川SAで釜飯を食べて帰宅の予定でしたが、夜9時過ぎでおぎのやさんはクローズ。フードコートの釜飯も完売で食べられませんでした。
その上終電を逃し友人宅に泊まって翌朝無事帰宅しました。長野の旅、楽しかったです。そして2回目の緊急事態宣言の発令によりまた暫くお籠りが始まります。
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旅行記グループ 長野2020年12月 2回目の緊急事態宣言直前の旅
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