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スペイン東部、カタルーニャ州ジローナ県ガローチャ郡の町であるカステルフォリ・デ・ラ・ロカを訪れました。ここも先に訪れたオロットの町と同様に、ガローチャ火山帯自然公園の中にあります。<br />★数千年前の火山で形成された玄武岩が川の侵食でできた細い岩山の上に、古い建物がひしめくという珍しい町を散策。

カステルフォリ・デ・ラ・ロカ_Castellfollit de la Roca 奇景!浸食された細い火山岩上に家々がひしめく断崖の町

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2019/08/17 - 2019/08/17

21位(同エリア79件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

スペイン東部、カタルーニャ州ジローナ県ガローチャ郡の町であるカステルフォリ・デ・ラ・ロカを訪れました。ここも先に訪れたオロットの町と同様に、ガローチャ火山帯自然公園の中にあります。
★数千年前の火山で形成された玄武岩が川の侵食でできた細い岩山の上に、古い建物がひしめくという珍しい町を散策。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2019年の夏休み、スペイン・カタルーニャ地方を中心に、アンドラ公国そしてちょこっとフランス・オクシタニー地方を巡るレンタカーの旅です。この旅行記では、カタルーニャ州ジローナ県のオロットから、カステルフォリ・デ・ラ・ロカという町へ。

    2019年の夏休み、スペイン・カタルーニャ地方を中心に、アンドラ公国そしてちょこっとフランス・オクシタニー地方を巡るレンタカーの旅です。この旅行記では、カタルーニャ州ジローナ県のオロットから、カステルフォリ・デ・ラ・ロカという町へ。

  • 森の中に突き出た細長い岩山が見えてきました。

    森の中に突き出た細長い岩山が見えてきました。

  • 岩山の上に建物が連なっているのが見えます。すごい…。

    岩山の上に建物が連なっているのが見えます。すごい…。

  • 横から見ると、結構長い……でも、細長いがゆえに町の面積は1平方キロメートルしかなく、カタルーニャ州で2番目に小さい町らしい。

    横から見ると、結構長い……でも、細長いがゆえに町の面積は1平方キロメートルしかなく、カタルーニャ州で2番目に小さい町らしい。

  • 町を下から見上げたところ。西側から町へ上がってみましょう。(車で上がれる道はあります)

    町を下から見上げたところ。西側から町へ上がってみましょう。(車で上がれる道はあります)

  • 町の真ん中あたりで、教会の横に無料公共駐車場を見つけました。ここにレンタカーをIN。

    町の真ん中あたりで、教会の横に無料公共駐車場を見つけました。ここにレンタカーをIN。

  • 「サン・サルヴァドール教会」、13世紀にはその存在の記録がある、後期ルネサンス様式の教会とのこと。

    「サン・サルヴァドール教会」、13世紀にはその存在の記録がある、後期ルネサンス様式の教会とのこと。

  • 何度か改築を受けていますが、後期ロマネスク様式の窓や玄武岩の切り石は昔のままの模様。

    何度か改築を受けていますが、後期ロマネスク様式の窓や玄武岩の切り石は昔のままの模様。

  • ここから、東側の崖の先端方向へ歩きます。

    ここから、東側の崖の先端方向へ歩きます。

  • あ、ガイドしてくれるの?田舎では犬も放牧状態。

    あ、ガイドしてくれるの?田舎では犬も放牧状態。

  • 町役場と「サン・ロクの時計塔」、時計塔は1924年建造。

    町役場と「サン・ロクの時計塔」、時計塔は1924年建造。

  • 町役場の隣の建物は、かつての診療所。

    町役場の隣の建物は、かつての診療所。

  • 「ジェガンツ広場」の石碑。”ジェガンツ”=”巨人”はスペインの祭でたまに見られるあの巨人のことかな?

    「ジェガンツ広場」の石碑。”ジェガンツ”=”巨人”はスペインの祭でたまに見られるあの巨人のことかな?

  • 細い路地「マホール通り」をさらに東へ。

    細い路地「マホール通り」をさらに東へ。

  • 建物に張り付いた小さな聖母。

    建物に張り付いた小さな聖母。

  • 2つの通りが合流する角の民家。図面もなく適当に積んで造ったとも思える。

    2つの通りが合流する角の民家。図面もなく適当に積んで造ったとも思える。

  • さらに、「エスグレシア通り」を進みます。

    さらに、「エスグレシア通り」を進みます。

  • カタルーニャ独立運動で政治犯として収監された人々の解放のシンボル、黄色いリボンの下には、カルラス・プチダモン氏(2016-17 カタルーニャ州首相=2020現在、スペイン当局から逮捕状が出て亡命中)のポスター。

    カタルーニャ独立運動で政治犯として収監された人々の解放のシンボル、黄色いリボンの下には、カルラス・プチダモン氏(2016-17 カタルーニャ州首相=2020現在、スペイン当局から逮捕状が出て亡命中)のポスター。

  • そして、町の東端にあたる建物がこちら、「カステルフォリ・デ・ラ・ロカ旧教会」。

    そして、町の東端にあたる建物がこちら、「カステルフォリ・デ・ラ・ロカ旧教会」。

  • 12世紀頃の創建のロマネスク様式でしたが、地震や戦争での破壊を経て後期ルネサンス様式に再建され、現在はエキシビジョンに用いられています。

    12世紀頃の創建のロマネスク様式でしたが、地震や戦争での破壊を経て後期ルネサンス様式に再建され、現在はエキシビジョンに用いられています。

  • やはり居ました「巨人」。ここら辺の祭でも出てくるようです。

    やはり居ました「巨人」。ここら辺の祭でも出てくるようです。

  • 地元の石工が作ったオブジェ。

    地元の石工が作ったオブジェ。

  • 「大頭」もたくさん。

    「大頭」もたくさん。

  • 古い教会は今は展示スペースとなっていました。兼、祭の大道具の格納庫かな?

    古い教会は今は展示スペースとなっていました。兼、祭の大道具の格納庫かな?

  • 住人…いや、住猫が居ました。

    住人…いや、住猫が居ました。

  • 旧教会前の壁にも。

    旧教会前の壁にも。

  • 猫パンチ、右フック!

    猫パンチ、右フック!

  • 東端の「ジョセップ・プラ広場」まで来ました。あの断崖の端っこです。

    東端の「ジョセップ・プラ広場」まで来ました。あの断崖の端っこです。

  • そこからの眺め。フルヴィア川と橋。

    そこからの眺め。フルヴィア川と橋。

  • フルヴィア川の上流側。岩山はこの川に削られ、今の形になりました。

    フルヴィア川の上流側。岩山はこの川に削られ、今の形になりました。

  • 岩山とともにこの町のシンボルとなっている、カステルフォリ・デ・ラ・ロカ旧教会をもう一度。

    岩山とともにこの町のシンボルとなっている、カステルフォリ・デ・ラ・ロカ旧教会をもう一度。

  • さて、ここから「フォン通り」を通って町の南へ下りる道があります。

    さて、ここから「フォン通り」を通って町の南へ下りる道があります。

  • 崖に囲まれた町ですが、南側にはつづら折りの道が。

    崖に囲まれた町ですが、南側にはつづら折りの道が。

  • 300mほど歩くと…

    300mほど歩くと…

  • 橋が見えてきます。

    橋が見えてきます。

  • ローマ橋の跡です。石橋は完全に崩れ去って、鉄の橋が架けられてます。

    ローマ橋の跡です。石橋は完全に崩れ去って、鉄の橋が架けられてます。

  • こんなに下りてきてしまいますので、また上るのは結構大変。この日は暑かったのでなおさら…。もはや鉄の橋なので、ハイキングのつもりでもなければ、ここは来なくてもいいかも。

    こんなに下りてきてしまいますので、また上るのは結構大変。この日は暑かったのでなおさら…。もはや鉄の橋なので、ハイキングのつもりでもなければ、ここは来なくてもいいかも。

  • 町に上り、今度は町の北側の「プラサ通り」を通って駐車場へ戻ります。ここは「シングレ広場」。

    町に上り、今度は町の北側の「プラサ通り」を通って駐車場へ戻ります。ここは「シングレ広場」。

  • そろそろ、カステルフォリ・デ・ラ・ロカの町を後にします。数千年前の火山で形成された玄武岩が、フルヴィア川とトロネル川の侵食を受けこのような岩山になったとみられているそうです。

    そろそろ、カステルフォリ・デ・ラ・ロカの町を後にします。数千年前の火山で形成された玄武岩が、フルヴィア川とトロネル川の侵食を受けこのような岩山になったとみられているそうです。

  • また、その名の由来は、11世紀の城(カステル)と玄武岩の積層(フォリ)、それに他の同名の村との区別で最後に岩(ロカ)が付いた…のだそう。

    また、その名の由来は、11世紀の城(カステル)と玄武岩の積層(フォリ)、それに他の同名の村との区別で最後に岩(ロカ)が付いた…のだそう。

  • この町も、他の岩上の町や村と同様に、防衛上の観点で城が築かれて城下町となったのでしょうが、こんな細長い鷹巣村はなかなか珍しいです。<br />さて、次の目的地は同じジローナ県の町ベザルーです。

    この町も、他の岩上の町や村と同様に、防衛上の観点で城が築かれて城下町となったのでしょうが、こんな細長い鷹巣村はなかなか珍しいです。
    さて、次の目的地は同じジローナ県の町ベザルーです。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • 琉球熱さん 2020/07/19 23:57:19
    投票御礼
    RAINDANCEさん

    このたびはフォローいただきありがとうございます。
    こちらからもフォローさせていただきます。

    それにしても、ももであ

    RAINDANCEさんの訪問先は、私の知らない場所ばかり
    目の付け所が違うなぁと感心しきりです。
    ぼちぼち、他の旅行記も読ませていただきます!

    ---------琉球熱--------

    RAINDANCE

    RAINDANCEさん からの返信 2020/07/29 22:05:39
    RE: 投票御礼
    琉球熱さん

    フォローありがとうございます。
    ももであさんは知り合いですか?

    寿町とか根岸の旅行記…というかドキュメンタリー、来るものがありました。
    訪問先の文化・歴史も旅の醍醐味…
    で、フォローさせていただきました。

    これからもよろしくお願いします。

     RAINDANCE

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2020/07/29 22:58:16
    ももであさん、ごめんなさい
    RAINDANCEさん、こんにちは

    自分が書きこんだこと、失念していました。
    いきなり「ももであ」さんの文字・・・謎です???
    それにしても、失礼ですね
    この場をお借りして、ももであさんとRAINDANCEさんにお詫びします
    大変失礼いたしました

    ---------琉球熱--------

  • ももであさん 2020/07/17 13:24:22
    SUNNYDANCE
    RAINDANCEさん
    これほど連日雨が続くと雨乞いの舞ならぬ、晴乞いの舞をしたいくらいです。

    カステルフォリ・デ・ラ・ロカへも行かれたのですね。
    そう言えば、 ローマ橋付近にいたヤギにメモを食べられました^^;

    アンダルシアのような華やかさはないですが、カタルーニャやアラゴンの
    田舎町はホッとする感じですね♪

    早くbefore corona に戻って、自由自在に旅したいですね(^^)
    雨の仕返しに、フォローバック攻撃いたしました!?

    RAINDANCE

    RAINDANCEさん からの返信 2020/07/29 21:48:04
    RE: SUNNYDANCE
    ももであさん

    もうそろそろ梅雨は明けますかね?
    フォローバック攻撃ありがとうございます(笑)
    RAINDANCEは確かに雨乞いの踊りなのですが、雨乞いをしたいわけではなく、
    私の好きなアーティストの作品からニックネームを採ったのでこうなりました。
    実際のところは、豪雨の水害も困るので、早く梅雨明けして欲しいです。

    田舎町は好きです。さらに岩の上とかにあると最高ですね。
    スペインは結構まわりました。まだ行き足りないですが。
    次はフランスの田舎町も狙ってますので、ももであさんの旅行記参考になります。
    で、フォローさせていただきました。
    今後ともよろしくお願いします。

     RAINDANCE

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