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スペイン東部、カタルーニャ州ジローナ県リポレス郡の町であるカンプロドンを訪れました。中世の修道院と共に歴史が始まり、かつては王室の別荘もあり、今でもピレネーの麓の別荘地となっています<br />★30年の歴史を持つオスタルに泊まり、中世の趣が残るカンプロドンの見どころを散策。

カンプロドン_Camprodón 美しいロマネスク橋!ピレネーの麓、かつてのカタルーニャ貴族の避暑地

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2019/08/14 - 2019/08/15

13位(同エリア79件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

スペイン東部、カタルーニャ州ジローナ県リポレス郡の町であるカンプロドンを訪れました。中世の修道院と共に歴史が始まり、かつては王室の別荘もあり、今でもピレネーの麓の別荘地となっています
★30年の歴史を持つオスタルに泊まり、中世の趣が残るカンプロドンの見どころを散策。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
レンタカー 飛行機
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2019年の夏休み、スペイン・カタルーニャ地方を中心に、アンドラ公国そしてちょこっとフランス・オクシタニー地方を巡るレンタカーの旅です。この旅行記では、ちょこっと入ったフランスからカタルーニャに戻り、カンプロドンという町へ向かいます。

    2019年の夏休み、スペイン・カタルーニャ地方を中心に、アンドラ公国そしてちょこっとフランス・オクシタニー地方を巡るレンタカーの旅です。この旅行記では、ちょこっと入ったフランスからカタルーニャに戻り、カンプロドンという町へ向かいます。

  • フランスからカタルーニャへは、ピレネーの峠を越えます。何の変哲もない狭い峠道ですが、サンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路になっていました。

    フランスからカタルーニャへは、ピレネーの峠を越えます。何の変哲もない狭い峠道ですが、サンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路になっていました。

  • ご覧のように、くねくねした狭い峠道。あれ?急に前の車がスローダウン…

    ご覧のように、くねくねした狭い峠道。あれ?急に前の車がスローダウン…

  • …ヤギの放牧に出会いました。

    …ヤギの放牧に出会いました。

  • 国境付近を通過。こっちがフランス。

    国境付近を通過。こっちがフランス。

  • こっちがスペイン・カタルーニャ。

    こっちがスペイン・カタルーニャ。

  • ピレネーの山並み。

    ピレネーの山並み。

  • カタルーニャに入って十数キロ走ったところでカンプロドンの町に入ります。

    カタルーニャに入って十数キロ走ったところでカンプロドンの町に入ります。

  • 町に到着しました。

    町に到着しました。

  • 人口2千人を少し超えるくらいの田舎町です。

    人口2千人を少し超えるくらいの田舎町です。

  • 町の南の外れに、無料の大駐車場「カンプ・デ・ラ・ヴィラ(Camp de la Vila)駐車場」がありますので、そこへレンタカーをパーク。

    町の南の外れに、無料の大駐車場「カンプ・デ・ラ・ヴィラ(Camp de la Vila)駐車場」がありますので、そこへレンタカーをパーク。

  • 駐車場から200mほど歩き、「カルメ広場」にやってきました。

    駐車場から200mほど歩き、「カルメ広場」にやってきました。

  • ここに面して建つ「オスタル・ラ・プラセタ(Hostal la Placeta)」が、この日の宿です。オーナーのマリアさんが明るく出迎えてくれました。

    ここに面して建つ「オスタル・ラ・プラセタ(Hostal la Placeta)」が、この日の宿です。オーナーのマリアさんが明るく出迎えてくれました。

  • オスタルと名が付きますが、小さ目ながらも設備はホテルとそう変わりありません。

    オスタルと名が付きますが、小さ目ながらも設備はホテルとそう変わりありません。

  • ダブルルーム。

    ダブルルーム。

  • 広さも家具も充分。

    広さも家具も充分。

  • バスルーム。

    バスルーム。

  • シャワーのみですがこれも充分。朝食付きで二人で80ユーロとお手頃で良いホテルでした。

    シャワーのみですがこれも充分。朝食付きで二人で80ユーロとお手頃で良いホテルでした。

  • チェックイン後、夕食を兼ねて市街の中心へ。ここは「ビラ広場」。

    チェックイン後、夕食を兼ねて市街の中心へ。ここは「ビラ広場」。

  • この広場に面して建つ町役場。

    この広場に面して建つ町役場。

  • 町の真ん中を流れるのは、ピレネー山脈を水源とする「テル(Ter)川」。

    町の真ん中を流れるのは、ピレネー山脈を水源とする「テル(Ter)川」。

  • その川にかかる、カンプロドンのシンボル「ノウ橋(Pont Nou)」。12~13世紀に建造され、14世紀に部分的に再建されたとのこと。

    その川にかかる、カンプロドンのシンボル「ノウ橋(Pont Nou)」。12~13世紀に建造され、14世紀に部分的に再建されたとのこと。

  • やはり夏休みの夕刻、かなりの人で賑わってますね。

    やはり夏休みの夕刻、かなりの人で賑わってますね。

  • テル川に流れ込む支流リトルト川。

    テル川に流れ込む支流リトルト川。

  • そのリトルト川と並行して、商店街のバレンシア通りがのびています。

    そのリトルト川と並行して、商店街のバレンシア通りがのびています。

  • 300mほど続く商店街です。バケーションシーズンだけに、閉まっている店も少なくありません。

    300mほど続く商店街です。バケーションシーズンだけに、閉まっている店も少なくありません。

  • 街角の所々で見る、水が湧くところ。昔は貴重な水場だったのでしょう。

    街角の所々で見る、水が湧くところ。昔は貴重な水場だったのでしょう。

  • こんな路地裏にもあります。

    こんな路地裏にもあります。

  • サンタ・マリア広場に出ました。

    サンタ・マリア広場に出ました。

  • この広場に面するのが「サンタ・マリア教会(Esglesia de Santa Maria)」。

    この広場に面するのが「サンタ・マリア教会(Esglesia de Santa Maria)」。

  • 11世紀のロマネスク教会の跡地に14世紀に建てられたゴシック様式の教会です。

    11世紀のロマネスク教会の跡地に14世紀に建てられたゴシック様式の教会です。

  • 角のある後陣で仕上げられ、祭壇が置かれています。シンプルで美しい…。 17世紀には一部修復された様です。<br />

    角のある後陣で仕上げられ、祭壇が置かれています。シンプルで美しい…。 17世紀には一部修復された様です。

  • その隣には「サン・ペレ修道院(Monestir de Sant Pere)」、10世紀に聖人ペレ(ペドロ)に捧げられたロマネスク様式の修道院とのこと。この町の起源は、ほぼこの修道院と共にあるそうです。<br />修道院の前では、野外パーティーの設営中でした。

    その隣には「サン・ペレ修道院(Monestir de Sant Pere)」、10世紀に聖人ペレ(ペドロ)に捧げられたロマネスク様式の修道院とのこと。この町の起源は、ほぼこの修道院と共にあるそうです。
    修道院の前では、野外パーティーの設営中でした。

  • 中ではクラシックコンサートの最中。表のパーティーは、このコンサートの後に催されるパーティーの準備ですね。<br />そういえば、カンプロドンはスペインを代表する19世紀の作曲家イサーク・アルベニスの生誕地です。

    中ではクラシックコンサートの最中。表のパーティーは、このコンサートの後に催されるパーティーの準備ですね。
    そういえば、カンプロドンはスペインを代表する19世紀の作曲家イサーク・アルベニスの生誕地です。

  • これでは教会見学もできないので退散。帰り際、パーティーを準備していたおじさんがオードブルの皿を持ってきて「これ食ってみろ、地元産だ、うまいぞ!」って迫ってきました。チョリソとサラミみたいなやつ…美味かった。スペインの田舎のこういう人懐っこいとこ、好きです。

    これでは教会見学もできないので退散。帰り際、パーティーを準備していたおじさんがオードブルの皿を持ってきて「これ食ってみろ、地元産だ、うまいぞ!」って迫ってきました。チョリソとサラミみたいなやつ…美味かった。スペインの田舎のこういう人懐っこいとこ、好きです。

  • 通りを引き返して、「ドクトル・ロベルト広場」へ。

    通りを引き返して、「ドクトル・ロベルト広場」へ。

  • 広場に面して建つのが、「シネマ・カサル」(左)と、1914年創業の「オテル・デ・カンプロドン」(右)。

    広場に面して建つのが、「シネマ・カサル」(左)と、1914年創業の「オテル・デ・カンプロドン」(右)。

  • 「シネマ・カサル」は130年の歴史があり、昔はバルセロナのお金持ちの社交場で、村に譲渡されてからは文化会館、映画館として愛されてきたそうです。

    「シネマ・カサル」は130年の歴史があり、昔はバルセロナのお金持ちの社交場で、村に譲渡されてからは文化会館、映画館として愛されてきたそうです。

  • テル川の方へ戻ります。

    テル川の方へ戻ります。

  • 再び「ノウ橋」。カタルーニャ語を直訳すると”新橋”…どこかのガード下みたいになってしまいますので、あえて「ノウ橋」のままと致します。

    再び「ノウ橋」。カタルーニャ語を直訳すると”新橋”…どこかのガード下みたいになってしまいますので、あえて「ノウ橋」のままと致します。

  • 橋を渡ってみましょう。

    橋を渡ってみましょう。

  • 橋の上から市街方面を見たところ。

    橋の上から市街方面を見たところ。

  • 橋の上から望むテル川と街並み。

    橋の上から望むテル川と街並み。

  • テル川とリトルト川の合流点。

    テル川とリトルト川の合流点。

  • 橋のライトアップが綺麗な時間帯になってきました。そろそろディナーと行きましょう。

    橋のライトアップが綺麗な時間帯になってきました。そろそろディナーと行きましょう。

  • 橋のすぐ傍に、あらかじめ目をつけていたレストラン「エル・ポント・9(El pont 9)」があります。某口コミサイトにて、カンプロドンのレストラン30軒中の1位(2020年5月現在)のレストランです。

    橋のすぐ傍に、あらかじめ目をつけていたレストラン「エル・ポント・9(El pont 9)」があります。某口コミサイトにて、カンプロドンのレストラン30軒中の1位(2020年5月現在)のレストランです。

  • まずはワイン。大概は赤にしますが、この日は肉はやめて白にしようということに。私たちにとって、スペインの白といえばやはりD.O.リアス・バイシャスのアルバリーニョ…ということで、ポンテヴェドラのZARATEを選んでみました。

    まずはワイン。大概は赤にしますが、この日は肉はやめて白にしようということに。私たちにとって、スペインの白といえばやはりD.O.リアス・バイシャスのアルバリーニョ…ということで、ポンテヴェドラのZARATEを選んでみました。

  • アペリティボは自家製クロケタス(コロッケ)と共に。

    アペリティボは自家製クロケタス(コロッケ)と共に。

  • パン。

    パン。

  • 第一の皿は、スイカと刻み野菜のガスパチョ。

    第一の皿は、スイカと刻み野菜のガスパチョ。

  • 野菜とクルトンを投入。

    野菜とクルトンを投入。

  • こちらも第一の皿、手作りソーセージ入りズッキーニのスープ。

    こちらも第一の皿、手作りソーセージ入りズッキーニのスープ。

  • 第二の皿は、イカとマッシュルームのリゾット。<br />この手のヤツ(パエーリャ・アロス系)はどこでも大概”2名から”になっているので、二人とも同じメニューです。海鮮のダシが効いて美味いです。

    第二の皿は、イカとマッシュルームのリゾット。
    この手のヤツ(パエーリャ・アロス系)はどこでも大概”2名から”になっているので、二人とも同じメニューです。海鮮のダシが効いて美味いです。

  • 思いのほかお腹にずっしり来たので、ポストレはやめてカフェ・コルタオのみにしておきました。しめて二人で合計69ユーロ。ポストレ無しでこの値段、田舎の町にしてはちょっと高いかな。でも美味しかったです。

    思いのほかお腹にずっしり来たので、ポストレはやめてカフェ・コルタオのみにしておきました。しめて二人で合計69ユーロ。ポストレ無しでこの値段、田舎の町にしてはちょっと高いかな。でも美味しかったです。

  • ディナーが終わるころには更に暗くなっていました。ホテルに戻って就寝。

    ディナーが終わるころには更に暗くなっていました。ホテルに戻って就寝。

  • 翌朝…客室の窓から中庭。

    翌朝…客室の窓から中庭。

  • ホテルの朝食へ。

    ホテルの朝食へ。

  • ダイニングルームは広々。

    ダイニングルームは広々。

  • ベーカリーからフルーツに至るまで、バラエティ豊富な品々がズラリ。

    ベーカリーからフルーツに至るまで、バラエティ豊富な品々がズラリ。

  • ソーセージ系だけでもこれだけ種類があり、朝食としては申し分なし。

    ソーセージ系だけでもこれだけ種類があり、朝食としては申し分なし。

  • 朝食だけ食べに来る人もいるようです。常連さんでしょうか、オーナーのマリアさんとカタラン語で仲良くおしゃべり。そういえばマリアさん、英語は苦手の様です。チェックイン時、私たちがスペイン語を少し話せることを知るとすごく喜んでました。

    朝食だけ食べに来る人もいるようです。常連さんでしょうか、オーナーのマリアさんとカタラン語で仲良くおしゃべり。そういえばマリアさん、英語は苦手の様です。チェックイン時、私たちがスペイン語を少し話せることを知るとすごく喜んでました。

  • マリアさんにお礼を言い、ホテルをチェックアウトします。

    マリアさんにお礼を言い、ホテルをチェックアウトします。

  • カンプロドンの町を後にします。12世紀に修道院と共に歴史が始まり、かつては王室の別荘もあり、今でもピレネーの麓の別荘地となっている長閑な町でした。さて、この後はカンプロドン近郊の興味深い小村を2つほど巡ります。

    カンプロドンの町を後にします。12世紀に修道院と共に歴史が始まり、かつては王室の別荘もあり、今でもピレネーの麓の別荘地となっている長閑な町でした。さて、この後はカンプロドン近郊の興味深い小村を2つほど巡ります。

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