東方正教の世界へ#7ー2019年7月14日（日）シク村でミサに参加

2019/07/11 - 2019/07/21

ルーマニアの世界遺産を求めてなかなか個人では訪れるのが難しい北部地方へ移動します

エリア その他の都市(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝5時20分、シギショアラのホテルの部屋のベランダから　

朝靄の中の幻想的な世界

ホテルのバルコニーはタルナヴァ・マレ川に面している　向こうに見えるのは正教会
　６時散歩に出る

シギショアラ正教会 寺院・教会

ルーマニアの車のメーカー（今はルノーの傘下）ダチア（DACIA)の古車が看板を頭にのせている　顔つきが何とも言えない車

静かな朝の空気が気持ちいい

昨日とは違う道を上がってきた

誰もいない道を行くと　時空を超えた世界に入っていくようだ

「鍛冶職人の塔」を下から見上げる

朝の6時10分過ぎ　時計は合っている

時計塔の下　ここの雰囲気が気に入ってしまった

木の板が重なり合って屋根になっている、一枚参考に置いてあったので手に取ってみた　厚みはない

墓標が散らばっている一角

ドクロマーク入り

建物と建物をつないでいる通路が素敵

奥の黄色の建物はきのう夕食をとったヴラド・ドラクルの家

上の写真とだいたい同じアングルだけれど　昔と何ら変わりないのがうれしい

街の案内図

「仕立て屋の塔」（上図の緑丸）を左折する

城壁に沿って歩いてみた

城壁の下の家

「毛皮職人の塔」時間によっては中に入れそう

塔の上に登って　歩いてきた方向を見ている

右が「毛皮職人の塔」左は「肉屋の塔」　間から城塞の外に出られるようだ

おっと見回りから帰るにゃんこに遭遇

岩合光昭さんになった気分で追ったが振られてしまった

街はし～んと物音がしない　

7時、朝食会場に戻ってきた

美味しくいただきました　今朝は早出で８時出発なので忙しい

黄色の絨毯が車窓に映る 　ひまわり畑は 個人所有の畑、村有、広いところは私企業、国有と様々

電柱上の巣で子育て中のコウノトリ　この辺りはロマの村

インフラ整備中　高速道路になるのか　ルーマニアの作曲家エネスコの曲を聴きながらバスは進む　ルーマニアラプソディーをかけてくれたが初めて聞く名前と曲だ

ダチアってかわいい　

9時50分、トゥルダの街を通過、社会主義時代の建物がまだまだ残っている

ここは岩塩で栄えたザクセン人の街で元岩塩坑が遊園地になり人気があるらしい

トゥルダ（Turda)のガソリンスタンドで休憩　さらにクルージ・ナポカという空港もある大きな町を横に見てバスはひたすら進む

ゲルラという町を通過　この教会はアルメニア人のカトリック教会であり、ルーベンスの絵があるという

日曜礼拝の集まり　

木に彩色を施した十字架のキリスト像をよく見かける　日本のお地蔵さんのような存在

　クルージ・ナポカから北東に30キロのシク村に入る　ハンガリー語ではセイク（SZEK)

トランシルヴァニア地方は第一次大戦までハンガリー領だったのでハンガリー系の住民が多い

その中でもハンガリーよりハンガリーらしいと言われるシク村に着く　　すっかり田舎の風景になった

今日は日曜日なので礼拝が行われている教会の中へ

ここはカルバン派の教会で、ガイドさんが許可をもらい後ろの方でミサに参加させていただく

男女別に入り口が定められ着席も左右に離れている

聖歌のブックカバーに素敵な刺繍があり、手作り感満点

教会内にある赤い刺繍の布飾りが彩を添えている

終わると村民が正装で退出されてきたので撮らせてもらった　とてもにこやかに応じてくれた

男性は青のベストにつばの狭い麦わら帽子が独特

女性のブラウスにもあったアコーデオンのようなプリーツが特有の袖　触らせてもらったらがちがちで、糊で崩れないように固めてあるようだ

下は黒っぽいたっぷりとしたスカート　白のブラウスの上に黒のベスト、頭のスカーフも黒といういで立ち

若い人は少ないが細めの人は若い？毎日曜に正装して教会に礼拝に来ているのだろう