1120　Sefaldi博物館（Transito教会）をでて隣のエル・グレコ美術館へ　ここも日曜日なので無料だった　そのかわり入場券はない<br />エルグレコが住んでいたユダヤ人街の地区の家の一つが改築されて，一部が美術館になっている．<br />最初に地下室を見学．カスティーリャ王ペドロ1世の財務官を務めたサミュエルハレヴィ（トランシト教会を建てた人物）の地下宮殿だ．14世紀のもの，結局レコンキスタ後に，1492年ユダヤ人は追放される．一番奥の民家の建物がそのまま美術館だ．Transito教会から地続きのところ．パティオが優雅だ．16-17世紀の家具や調度品も置いてある．中は古い絵からはじまり，エルグレコの救世主キリストや十二使徒，さらには肖像画など展示されている．一部屋に並べられたキリストと十二使徒の絵は壮観だった．さらに門弟や影響を受けた画家の絵に続く．間近にエルグレコの絵が見られて，同時代の建物や調度品の雰囲気に浸ることができる．素敵な美術館だった．エルグレコを倉敷の大原美術館などで見たときはあまり好きな絵ではないなと思ったが，本場で見るとまた別の味がある．1211　さてこれからサンタクルス美術館に向かおう　ガイドブックには1400までと書いてある　急がなくては．去年は1月6日で閉館だった．<br />しかしスペインのコロナ感染は留まるところを知らない．次は私達か．首都が自粛の中これを記している．神様なんとかしていただけませんか．．（3/28記）

2019.12今年の年越しもスペインアンダルシア旅行25-エル・グレコ美術館は素敵な美術館だった

9いいね！

2020/01/05 - 2020/01/05

413位(同エリア843件中)

旅行記グループ【海外73】2019.12今年の年越しもスペインアンダルシア旅行

SUOMITAさん

1120　Sefaldi博物館（Transito教会）をでて隣のエル・グレコ美術館へ　ここも日曜日なので無料だった　そのかわり入場券はない
エルグレコが住んでいたユダヤ人街の地区の家の一つが改築されて，一部が美術館になっている．
最初に地下室を見学．カスティーリャ王ペドロ1世の財務官を務めたサミュエルハレヴィ（トランシト教会を建てた人物）の地下宮殿だ．14世紀のもの，結局レコンキスタ後に，1492年ユダヤ人は追放される．一番奥の民家の建物がそのまま美術館だ．Transito教会から地続きのところ．パティオが優雅だ．16-17世紀の家具や調度品も置いてある．中は古い絵からはじまり，エルグレコの救世主キリストや十二使徒，さらには肖像画など展示されている．一部屋に並べられたキリストと十二使徒の絵は壮観だった．さらに門弟や影響を受けた画家の絵に続く．間近にエルグレコの絵が見られて，同時代の建物や調度品の雰囲気に浸ることができる．素敵な美術館だった．エルグレコを倉敷の大原美術館などで見たときはあまり好きな絵ではないなと思ったが，本場で見るとまた別の味がある．1211　さてこれからサンタクルス美術館に向かおう　ガイドブックには1400までと書いてある　急がなくては．去年は1月6日で閉館だった．
しかしスペインのコロナ感染は留まるところを知らない．次は私達か．首都が自粛の中これを記している．神様なんとかしていただけませんか．．（3/28記）

エリア

トレド(スペイン)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

同行者: 友人

交通手段: レンタカー徒歩

航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA

旅行の手配内容: 個別手配

1120 Sefaldi博物館（Transito教会）をでて隣のエル・グレコ美術館へ
入口
地図を見る

ここも日曜日なので無料だった　そのかわり入場券はない
エルグレコが住んでいたユダヤ人街の地区の家の一つが改築されて，一部が美術館になっている．16-17世紀の家具や調度品も置いてあるようだ，

エルグレコ美術館史跡・遺跡

 民家を改装した素敵な美術館 by SUOMITAさん

フォートラベルおすすめのオプショナルツアー

世界遺産古都トレド半日観光ツアー【My bus】＜午後/日本語ガ… EUR 62.0～
入ってすぐに廃墟がある
エルグレコの家入り口脇にある地下室（Celler）は、ベガインクラン伯爵が現エルグレコ美術館の敷地を購入した際に発見されました。
この地下室は、カスティーリャ王ペドロ1世の財務官を務めたサミュエルハレヴィ（トランシト教会を建てた人物）の地下宮殿です。1492年のレコンキスタ完了後、トレドのユダヤ教徒は追放されます。トランシト教会（Sinagoga del Tránsito）のわずか数十メートル東側の地下に綺麗な状態で残っていたというのは奇跡のようなことなのかもしれません。https://aoitrip.jp/museo-del-greco

1492年にカトリック両王のユダヤ人追放がある
この一つ一つが部屋だったのだろうねえ
さらに奥に
先ずトイレ
むこうにTransito教会が見える
イチオシ

建物に入る
パティオはエルグレコが16世紀当時住んでいたころの中庭を再現
写真は撮らなかったが石柱はすべて意匠が異なる　残っていた柱をそのまま使っている
スペインらしい中庭だ
上に登る
入口
当時の台所などを再現
イチオシ

中庭の二階　向こうの入り口から，この家を使用した美術館
Sistaの画家のひとりの作　ThormとMockeryの荊冠　1500頃
聖セバスチャン　15世紀　カタロニア　作者不明　Jaume Huguetのフォロワー
Joaquin Sorolla 1863-1923　1911年にエルグレコ美術館をオープンしたベガインクラン伯爵の肖像画
Raimundo de Madrazo　1841-1920　　聖家族
Bartolomeo　Passerotti　1529-1592 若い将軍の肖像
Jeronimo Seisdedos Lopez 1889-1958
エルグレコの家族
こんな感じで展示
当時を再現　後ろにかかっているのは聖母子像　
16世紀　作者不明
エルグレコ1541-1614の生涯をクレタ時代からトレド
イチオシ

救世主キリスト　1608-1614
イチオシ

エルグレコの十二使徒の作品
聖ヨハネ
聖フェリペ
聖トーマス
聖アンドレ
聖シモン
聖マタイ
聖バルトロマイ
イチオシ

聖ペテロの涙　十二使徒のうちの8人を撮影した　聖タダイ　聖ヤコブ　聖パウロ　聖トマスの写真は撮らなかった　聖パウロは写真撮りたかったね
イチオシ

トレドの景観と地図
中世トレドの町の上空に、守護聖人である12世紀のトレドの司教聖イルデフォンソにカズラを置く聖マリアの奇跡を描いた作品
当時のトレドの絵地図
キリストの架刑
エルグレコ　1573-1574
イチオシ

Antonio de Covarrublas y Leivaの肖像　エルグレコ　
これは現在貸出し中
アビラの聖ヨハネ（1499-1569）の肖像　エルグレコ作が濃厚な作品
元の展示室に戻ることができる
中庭
部屋にも展示
イチオシ

Sienaの聖Bernardino　エルグレコ
これは誰の絵だろうね
部屋の上にも絵がかけられている
作者は書いていなかったのでわからない
ゲストピースらしい　Luis de Carvajal　1539-1591　San BlasとSan Ildefonsoの肖像　左のSan Ildefonsoは7世紀トレドの大司教　エルグレコも肖像を描いているその縁かな　右のSan Blasは4世紀アルメニアの司教　殉教　
きれいな写真はhttp://www.lahornacina.com/noticiasmadrid418.htm
ここからはエルグレコの門弟や影響をうけた画家の作品が並ぶ
Francisco de Herrera ei Viejo y Tailer 1590-1654
聖アンドリュース　1645 -1655 エルグレコの影響を受けているね
アンダルシアの画家　17世紀　聖ユダ・タダイ
El Grecoの門弟　聖フランシスコとその兄レオ　El Grecoの画風にそっくり　ちょっと見分けがつきにくい
Jorge Manuel Theotocopuli 聖衣剥奪　1606　同じ構図の習作かな　あの聖衣剥奪にそっくりだがキリストの顔などが異なる
Blas Munoz　1626-1700　アッシジの聖フランチェスコの恍惚　1685
Luis Tristan　1586-1624　トレド　慈悲の聖母　1620
Luis Tristan 　アルカンタラの聖ペドロ　1499-1562のスペインのフランシスコ会修道士　のちに列聖
1207　民家の跡に上手に作品が展示されていた　雰囲気も良く，手近にエルグレコの作品を見学できた
左が出口　外へ
出てきた美術館の民家　昔の面影を残している　もちろんここにエルグレコが住んでいた訳ではない．しかしこの辺りであったことは間違いない
Transito教会が続いている
イチオシ

中庭
良く整備されている
階段を下りていく
出口　右は入り口の事務所とエントランスが入るビル
1211　さてこれからサンタクルス美術館に向かおう　ガイドブックには1400までと書いてある　急ごう