2024年10月スペイン9日間⑥プラド美術館とトレド

2024/10/19 - 2024/10/27

2024年10月に姉と2人でスペインを旅しました。

10月3週目の気候情報。

[バルセロナ]
2日間は朝晩はちょっと肌寒い気もするけど上着なくてもギリ過ごせるくらい、昼間は日差しが強くて、歩いているとシャツ一枚でも暑いくらいでした。空気もカラッとしていてほんと快適な気候でした。
現地の人、サングラスはみんな使ってるが、日傘を使ってる人は誰一人いない。使いたかったけど使えない雰囲気でした。ちなみにマスクも、たまーにアジア系の人がしてるくらい。
予報では最低気温18℃～最高気温23℃。

[グラナダ]
昼間は同じですが、標高が高いので朝晩寒くなりました。一日中出っぱなしの日は上着をカバンに入れて脱いだり着たりしてました。
14℃～24℃くらい。

旅行には防寒でパーカーとウィンドブレーカーを持って行ってましたが、かさばらないウィンドブレーカーばかり着ていました。

[マドリード]
移動した途端、雨の日を境に一気に寒くなりました。
11℃～18℃。
風も強くて11月末の紅葉の頃のよう。マドリードの標高が高いせいもありますが、天候が崩れたようで、帰国後1週間ほどしてからバレンシアで洪水が起こっていました。

バレンシアは訪れていませんが、旅行したばかりの国が被害にあっていたことは悲しいです。

エリア トレド(スペイン)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

7:30
今日の予定は10:30のプラド美術館と、14:40のトレドツアーです。
ちょっとゆっくり朝の準備。

9:30
地下鉄は遠回りになるので、バスでアトーチャ駅まで行きました。
アトーチャ駅、大きすぎて駅前から向かいのプラド通りまで結構離れています。
ここからセビリア、バルセロナ、コルドバ行きの電車が出てるので日本でいう東京駅。

10:00
プラド通りを北上していくと、右手に美術館の建物が。入口はここを通り過ぎて、入ってさらに右奥。

10:00
雨が降ってきました。今回の旅行で初めてです。

右手にカーブするとエントランスの行列に。
まだ30分あるので向かいの教会を見学。

サン ヘロニモ エル レアル教会。

後から知りましたが、遣欧少年使節団も訪れたとか。

厳かな雰囲気。

10:30
予約の時間です。
プラド美術館に入場です。
荷物チェック、あらかじめ3€で予約していた音声ガイドを借りて、推奨時間の1時間と3時間ガイドを交互にチョイスしながら2時間程で見学しました。
音声ガイドは一つだけ借りて、自前のイヤホンで2人で片耳ずつ聞きました。

館内は写真は撮れません。
ベラスケスの「ラス・メニーナス（女官たち）」、
ゴヤの裸のマハ、着衣のマハなどなど。

12:45
プラド美術館を終えて、サン・ヘロニモ通りを歩いてプエルタ・デル・ソル広場を目指します。

途中にあった生ハム博物館。バルも併設。

ソル広場に着きました。
スペイン全体が今日から一気に気温が下がったみたいで、昼間でも寒いです。
最低気温が11℃という1日。

マドリードの市の紋章、山桃とクマ像。

スペイン国道の起点。
東京でいう日本橋みたいなとこ？！

午後のトレドツアーの集合時間がせまってきたので、広場の近くの店でパエリア、肉のトマト煮込み、コロッケを食べました。

味は、バルセロナで食べたパエリアほどではなかったかな。
30€。

アトーチャ通りを南東方面へ歩きます。

14:20
集合場所は、ラディソン・レッド・マドリード、というホテル。日系のよう。
時間までロビーで休憩。

14:40集合で、半日のトレドツアーに申し込んでます。

15:00
15分ほど待たされて、やっとバスに乗り込みます。
18人乗りバスがほぼ満席です。
JTBツアーのオプショナルに申し込んだ人と、私達のように個人で申し込んだ人の合体のようです。
ガイドさんは現地在住の日本人。
やたら日本の政治事情に詳しい。衆院選の選挙も大使館へ投票に行ったとか。
海外在住者は大使館や領事館で投票できて、その用紙は外務省職員が日本へ手持ちで運ぶそうです。

市内からすぐに高速に乗り、あっという間にのどかな景色になりました。一面オリーブ畑。
途中、柴崎岳が所属していたヘタフェも通りました。

トレドは電車で個人でも行けますが、日本語ガイドで説明を聞きたいなと思いVeltraで申し込みました。
85€/1人なので個人で行くよりかなり割高です。

ところが、高速が大渋滞。
片道1時間くらいの予定が2時間ほどかかったようです。トレドの観光時間がなくなるっ！
電車なら30分の距離です。

なんとか到着。
土産物屋さんに寄る時間がなくなり、ガイドさんはずっとトイレ休憩の場所を探してました、大変。

早速ミラドール(展望台)で降ろしてもらいました。

これぞ、ザ・Toledoの景色。
気がつけば天気も回復してるし、ほんとに美しい光景でした。
時間かかったけど、Toledoに来れてよかった！
晴れ待ちしてた、と思うことにします。

展望台の後は旧市街前でバスを降ります。
その後、こーんなエスカレーターを3回くらい乗り継ぎます。
階段だと大変だな。

トレドの偉人。
庶民のヒーロー、大塩平八郎みたいな人、だったと思う。

サント・トメ教会。
目的はこの建造物ではなく、、

エル・グレコの傑作といわれる
「オルガス伯爵の埋葬」
高校で美術専攻してたので、有名な絵は先生の解釈やこぼれ話の記憶が残ってます。

この絵の下にはオルガスさんのお墓があります。

エル・グレコ、ギリシア人だけど、この街を愛して住み続けた、トレドの偉人です。

その後はガイドさんにひたすらついて行く。
また迷路。

あ、あれはもしやカテドラル？！

到着。大聖堂です。
午前中雨だったとは思えない。

その向かいは市庁舎。
ちなみに右下のアーチの出入口が公共トイレです。

内部の彫刻やマリア様が降りてきた場所など、ガイドさんの説明をたくさん聞きました。
とにかく、ヨーロッパ人はキリスト大好き、っていうのがよくわかった。
彫刻も絵画も祭りも暦もパンも何もかもがキリスト様とマリア様につながる。

店をのぞくという時間はもはやなく、説明をききながら街歩き。

城壁の外に出ました。ここでバスに乗ります。

19:00
さようなら、Toledo。

19:45
マドリード着。

昼間、サンタ・アナ広場周辺に美味しそうな店をたくさん見たので、またここまで戻りました。
20:30
エビ料理が美味しいという
ラ・カサ・デル・アブエロへ。

シーフードと、かなり大きな白マッシュルームが並んでます。

エビのアヒージョ、味がバツグン、プリプリしてました。
ソル広場、マヨール広場の繁華街を散歩してホテルに戻りました。
金曜の夜なのでたっくさんの人です。
王宮～プラド美術館～アトーチャ駅はその気になれば歩けそう、歩かなかったけど。

ああ、明日は帰国日です。