2019/09/22 - 2019/10/06
109位(同エリア1053件中)
rieさん
ほぼほぼシニアのバックパック旅、2週間余の子育て引退ひとり旅!
海外旅行に毛ほどの興味もないダンナに1分で許可をとり、留守中の家事はヒマな大学生の息子を雇って解決!
鉄道乗り継ぎとハイキングを楽しみながら、この日はユングフラウも見てきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
軍服と言い争った香港、どしゃぶりのチューリヒを経て、ルツェルンで天気も運気も回復♪
いわゆるゴールデンパスライン(ルツェルン=インターラーケン急行)に乗ってご機嫌です。 -
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これぞスイス!という景色。しかも雨があがり、陽光に映えて美しい。
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窓にはりついたまま、目を見開いたままの2時間弱。夢中になりすぎて翌日、眼精疲労から頭痛来ました。
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さて、もうすぐインターラーケンオスト。ここからはユーレイルパスの全く使えない山岳鉄道の乗り継ぎです。
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まずインターラーケンオスト駅舎でグリンデルワルトまでの切符を買います。待合札を取って待ち、番号が表示されると行って買う、という方式。忘れずにユーレイルパス割引もしてもらいました。
このあと途中駅で車両が切り離されラウタ―ブルンネン方面とグリンデルワルト方面に分かれる、というトラップがあるのですが、車両外側にちゃんと行先表示があるので大丈夫。 -
無事にグリンデルワルトに到着しました。たしか4時くらいだったかな。
フィルスト展望台往復くらいなら行けるかな~、と思ったんだけど、さすがに疲れてきたので、今日はホテルでのんびりすることにしました。
ホテルは、駅のホームからそのまま入れる、この「ダービーホテル」です。
明日と明後日の朝、とにかく早く出たかったので、徒歩0分で電車に乗れるこのホテルにしました。 -
あと、インテリアがシンプルでなんとなく好きだったんです。
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このホテル、早めに「アイガービューの部屋でお願いします」とメールしたらそうできるという話だったのですが、私はあえてしませんでした。だって、駅舎ビューってのもなかなかワクワクしませんか?
案の定、駅舎ビューの部屋になりましたよ。このベランダから見ることができます。 -
最終便の発車を眺めながらお酒飲んじゃおうかなー、とか、ワクワクします。
そうそう、ホテルダービーのフロントには、日本語ペラペラなスイス人のおねえさんがいらっしゃいました。下手英語での冒険旅、のつもりでしたから、生意気にちょっとガッカリしましたが、素敵なおねえさんでした。翌日にはいなくて、それはそれで残念。 -
2日前に羽田のホテルを出てからまる2日、ろくに休めていなかったので、室内着と室内履きにはき替え、しばしベッドで体をのばしました。
夕飯はチーズフォンデュの店へ行くつもりだったんだけど、もう面倒くさくなってきちゃった。お昼に贅沢しちゃったから、今日は何か買ってここでダラダラ食べよう。
1時間くらい休んだ後、散歩がてらスーパーマーケットに出かけました。グリンデルワルトの町は、駅を基点にほぼ1本の道沿いにある感じなんですが、その途中に、コープの入っている丸い建物があります。 -
ホテルの部屋に帰り、夕暮れの駅を眺めながらベランダで夕食。サンドイッチとサラダだったけど、つくづく幸せでした。
ところで、実に実に恥ずかしい話なんですが、この、駅舎の向こうに見える山を、私は翌日までアイガーと勘違いしていました。なーんだ、アイガー見えるじゃーん、とご機嫌で眺めてたんですが、これ、ホントはヴェッターホルン、ですよね。
どうも私、山オンチらしく、あれがアイガーだとかメンヒだとか聞いても、場所が変わるともうわからなくなってしまいます。ユングフラウに至っては、登山電車で上ったくせに最終的に脳内にヴィジュアルなし(^^;
唯一、このヴェッターホルンは、翌日のハイキングで何度も眺め、なんと美しい山か……と感動して何度も写真撮りましたから、たぶんそうです。あんなに感動したくせに「たぶん」とはあきれ果てる言い草ですが。
さて、夕食をすませ、シャワーも浴びて寝るばかりにしてから、ベランダに出て、夜のホームの様子をしばらく眺めました。
困ったことに電車は音もなく発車していくので、しばらく待っていないとその風景にめぐりあいません。家族や友だちに明日LINEする文章をスマホでメモしながら、動画を撮るチャンスを待ちます。 -
時がくると、静かにホームを離れ山のあいだに消えていく列車のすがたを動画に撮ります。
は~~(^-^)、旅愁たっぷり。次の電車を待って、写真も撮りました。こればかりは動画の方がず~っと良いんですけどね~~。 -
翌朝、6時半に食堂へ行き、軽く朝食を済ませて7時半すぎの電車に乗るため駅舎へ。
8時までの列車に乗れば(乗り換え・帰り時間にも制限あり)、早朝割引が適用されるのです。出発まで20分くらいあるものの、チケットを買わなければならないので急いで窓口に並びます。
自分の番が来たので、グッドモーニングチケットプリーズ、と言ってカードで支払いました。クライネシャイデック経由往復で、帰りはここでなくてラウタ―ブルンネンまで行きたいのでその旨も言い、カードで買った。
よしよしスムースに行った……と思って、ホームに出てきて何気なくレシートを見ると、270.00(スイスフラン)と書いてある。
えええええ?! さ、3万円?!……くらいだよね?!
襲い掛かってくるパニックに必死に耐えながらよく見ると同じものが2枚ある!特急券かなんかだと思っていた!
真っ青になって窓口へ取って返し、また並んだあと、さっきの窓口のお姉さんに「さっきこれ買ったんですけど、私、for 1 personで買ったと思ってたの!」と言ったら、彼女なにやらにやりと笑い、「オー、わたしさっきそれ訊きましたよ~」。そういえば、なんとかパーソン?って聞かれたけどよく聞こえなくて、ワンパーソンって聞かれたんだと思い、適当にイエスと言ってしまった……。他でも思ったけど、私の年で切符買うと、どうやら2パーソンズが標準なのよ。
あ~やっちまった。「ごめんなさい、聞き損ねました。払い戻せます?」って泣き顔で頭を下げました。
お姉さん、相変わらずにやりとしながらも切符を受け取って返金処理してくれました。本当に、本当にホッとした!
気づいてよかった! もともと高い運賃を少しでも減らすため早朝割引で行こうってのに、倍とられちゃったら悲しすぎる!!
てか早朝割引でも1万5千円くらいって、すごいよね。維持にもお金かかるだろうから仕方ないけど……。 -
すったもんだで電車に乗り遅れた?!と思ったけど、結局15分遅れで発車。
クライネシャイデックで乗り換えです。たしかここの乗り換えは、駅舎の横のヘンなところからホームを渡って裏へ行く感じで、意外とわかりにくかった。しかも、近くに止まっていた列車は団体旅行用のようで、別の列車へ。駅員さんか誰かがそう言って誘導してたのでやっとわかりました。
ここまでの車内は7割くらいアジア人でした。でもいくら耳をすませても日本語は聞こえてこない。ほとんどが中国の方のようでした。 -
そしてユングフラウヨッホへの登山列車へ。ここからはもう、雪山の世界、むりやりくり抜いた岩穴の中をガンガン上っていく圧巻の道のりです。運賃が高いのも道理だと思わざるを得ません。
ようやくユングフラウヨッホ駅に到着。ここも、鑿の跡が残っているような壮絶なすがたの駅です。 -
アレッチ氷河の前で。うれしくて久々に自撮り。
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そして人々が並んで写真を撮っているのでなかなか通れないこの場所、「トップオブヨーロッパ」の表示です。
この前でいったい何人の人が写真を撮ってきたんでしょう。父も母も、……そういえば弟も、もう50を過ぎているんですが大学生のときにここで写真を撮って見せてくれたと思います。30年前にも、同じこの場所に世界中から人が来て写真を撮っていたんですね~。30年後にもきっと………。
ユングフラウヨッホには1時間半いたのですが、速足であるくほど見るところがありました。ぜひ見るべき!とはいえないところもたくさんありましたが。
そんなこんなでクライネシャイデックに戻ってきたのが12時ちょっと前。ここで、メンリッヒェンまでのハイキングコースを往復し、その途中でお昼にしようという目論見です。グリンデルワルトブリックというレストランが途中にあると調べていたので、そこまで少し歩いてまずお昼にするつもりです。 -
さて、クライネシャイデックの駅を出て、メンリッヒェン方面へ歩き始めてものの5分か10分で、マジか!と足を止めた私。
看板を見てようやく、うわあこれがアイガー北壁かあ!とわかるとんでもない山オンチ……。つくづく、スイスに来た甲斐のない人間でした……。 -
また10分ほど山道を登って、レストランを発見。すごく混んでいる! なんとか小さなテーブルが空いていたのを見つけ坐りました。
頼んだのは、このソーセージとシチューみたいののセット……どんな味だったか全然覚えていない。
覚えているのは左のハーブティです。残念ながらミルクティーが和製英語なのを忘れていた私は、ミルクティーを頼み、何ティー?と聞き返され、発音に気をつけつつ、milk!と言い切ったら、出てきたのがミントティーだったというわけ。
負け惜しみですがさわやかで美味しかった。
窓からの景色も絶景でした。ただこのレストラン、けっこう蠅が多かったです。たぶん他のレストランもそうだと思う。こんな高地にあんなに蠅がいるなんて。すぐスープをめがけて飛んでくるので油断がならなかったです。 -
さて、レストランを出てメンリッヒェン方面に歩きます。右側に常に見える絶景がこのヴェッターホルン。たぶん下に見えるのがグリンデルワルトの町。
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天気はあまりよくないのですが、流れていく雲の様子や、雲間から差す薄明がすばらしくて、かえって壮大な雰囲気を楽しめました。
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この、行き帰り1時間半ほどのハイキングは、本当に素晴らしかった。
わざわざスイスへ行って、山歩きはこの初心者コースだけだったのですが、本当に行ってよかったです。いつか絶対もう一度来てゆっくりハイキングしたい!と心から思いました。あの高~~い運賃をまた払うとしてもです;; -
ホントは旅行なら街歩き派、てか本来インドア派、山オンチの私。緑の季節も終わっていたし天気も良いとはいえなかったけど。
それでもスイスは素晴らしかった。死ぬまでにもう一度来たいと心から思いました!
……ってまだ終わったわけじゃない。これからラウタ―ブルンネンに向かいます。
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