シニア主婦のユーレイルパス一人旅（10）ヴュルツブルク

2019/09/28 - 2019/09/28

海外旅行ろくにしたことないのに、英語ダメダメなのに、好奇心だけを道連れにフリープランの6ヶ国ひとり旅。
ドイツに入ってからは、列車のトイレに閉じ込められたり、ローカルバスの乗り継ぎで通学ラッシュに遭遇したりでドキドキ。
なんとかローテンブルクまで辿り着いて、ここからはまたユーレイルパスを使ってのふらり途中下車旅です。

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ローテンブルグ駅のホーム。ここから１回乗り換えでヴュルツブルグまで行きます。
便数もそこそこあるし、やっぱり電車の旅は安心です！

一応一等車なので、車内も快適。足が短い身にはちょっとつらかったけど。

ヴュルツブルグ駅。
着いたのは２時くらい。
ここの観光を終えたらフランクフルトまで一本、１時間くらいだから、もう安心。ここまで一日何本かのローカルバスに乗り遅れないようえらく気を使ってたから、ものすごくゲームクリアな気分！

ところで私、今日朝くらいからユーロの現金が完全に底をついてました。
現金なんかなくてもいいかなーと思いながら、不安でしょうがなくて、……でも両替レートを見ると高くて嫌気がさして、……でもでもまだまだ４日くらいユーロ圏だし、どうしよう……
ウジウジしながら考えて、よし！ＡＴＭでキャッシングに初挑戦してみよう！と決断しました。いつものクレジットカードを差し込んで、画面に従いドキドキ操作。
ボタンいくつかの操作だけで、ビシッとユーロ札が出てきたときの感動は忘れられません。このＡＴＭがカミサマに見えました。

さて、懐も温かくなったところで観光へ。
まずは司教館、「レジデンツ」。
悲しいことに、ここの記憶があまりないのです。中へ入ったんだけど肝心のところを見逃してる可能性高し。お腹減ってなくてお昼抜いたのでここへ来れたけど、時間なくて来れないと思ってたから調べが足りなかった(+_+)
長い旅行だから、まあこんなこともあるさ……。

庭は花が綺麗でよく覚えているんだけどなー

駅からの通り道にある教会。

そして有名なアルテマイン橋。この写真の奥側、駅から来てさしかかったあたりに学生や若い人がいっぱいで、歌ったり笑ったり、なにかお祭りのような状態でした。なんかちょっと気おくれしながら通りました。

そのうえ、マリエンベルグ要塞に行く途中、どうやら道を間違えたらしく、

こんなところに迷い込んでしまった。日本語がなぜか気恥ずかしい。

日本庭園の他、花壇や池、こんなところもあって楽しかったのですが、上り道が全くなく、はたして目的地へ辿り着けるか不安。

ようやく、たまった宿題のように心臓破りの階段、イッキ。

なんとか辿り着けそう！

着きました！

今までの町と比べて、ヴュルツブルグあまり覚えていないんです。もったいない……
ドイツへ行くんです！と言ったら、あるお知り合いは、ヴュルツブルクが最高だった、一番素晴らしかった！と言っていたのに。
やはり旅は出逢いと巡り合わせですね。フランクフルトを目の前にして、私は安心して気が抜けていた気がします。

だが唯一、すごく感動して覚えてるのは、この下り道！

見下ろせばブドウ畑の下に町が広がり、

見上げれば青空と要塞が見える！

雲間からの斜陽がブドウ畑を照らします。

ほんの15分くらいだったと思いますが、ピクニック気分！　ドイツ人の若い娘さんたちが、楽しそうにおしゃべりしながら近くを歩いていたのも可愛らしくて。

もっと遠回りのブドウ畑ハイキングコースもあるんですよね。きっとオススメです！
行ってないけど。

遠い見晴らしも絶景。

曲折した坂道を下りるごとに、街が近づき景色が変わるのも楽しく気持ちいい。

そうして、下りてきたのはこんなところ。

あの緑の斜面を右へ左へしながらゆっくり景色を楽しんで降りてきたわけです。

駅に戻ってきました。まだ明るいうちにフランクフルト行きの一等車に乗ります。
ホッと一息、達成感でいっぱい！
ここまでの田舎旅では、バスの乗り継ぎにも、コインロッカーの預け出しにもすごく気を使いました。ヴュルツブルクはたしか、ロッカーが満杯で、壊れているロッカーもあり、ギリギリ最後の１個を見つけて入れました。
ここからは比較的都会を行くので多分楽勝！

……と思ったら全然そうでもなかったんですけどね。このときの私はえらく都会恋し！になっていて、早くフランクフルトに着きたくてウズウズしてました。

そしてここもさすが都会♡初めて見たような気がする！　充電用コンセント！　いや、いままで気が付かなかっただけかな？

とうとうフランクフルトに着きました。例によって安心感から疲労が来て、夕食は構内のバーガーキングで買ってホテルで食べました。

フランクフルト駅外観。ドイツで撮った写真の中で、家族にいちばん評判のよかった１枚です。
「なんてかっこいい駅なんだ！」「おしゃれ～～～～！！」「なんか近未来的♡」など。
ロマンティック街道の写真は全然ウケなかったのに。
でもせっかく来れたフランクフルトには泊まるだけで観光なし。明日はハイデルベルクへ行って観光の後、また北上してライン川下りをする予定です。