2020/01/16 - 2020/01/19
753位(同エリア2161件中)
れおんさん
或る日の夕げにて。
妻「知らないま~ちを、歩いてみた~い」
と歌いだす妻。
僕「遠くへ行きたいの?」
妻「行きたい!倉敷と出雲大社へ行きたい!!」
前々から行きたいと言ってたしマイルも溜まったので、久しぶりに思いっきり遠出するかな。
と言うことで、今回は普段の旅行圏から飛び出し岡山県の倉敷と島根県へ。
3泊4日の旅程のため10編の旅行記となりました。長くなりますが、どうぞ最後までお付き合いください。
《総走行距離:飛行機だし分からん》
[こちらは 10-7 です]
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[これより前は 10-6 をご覧ください]
【3日目】
翌朝は5時に起きて再び風呂で美肌にいそしんだ後は、7時から昨日と同じダイニングで朝食。出雲・玉造温泉 白石家 宿・ホテル
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妻「朝ごはんフェスティバルで島根県第1位だって」
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品数はそれほど多くありませんが、どれも丁寧に作られています。
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相変わらずのノーバランスで、しかも盛りがヘタクソ。
珍しい「イカ墨カレー」があったので、思わずチョイスしてしまいました。 -
しじみ粥ってなんだ?
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って取った「しじみ粥」。しじみの出汁がよく出ていて、美味くて3杯もおかわりしてしまいました。
ああ、また食べたい...
こちらの宿はとてもコスパがよく、なによりも温泉に大満足!ご飯も美味しかったー。
さて、今日も行くところがいっぱいなので、8時には出発です。 -
白石家から車で宍道湖畔を走ること1時間ちょっとで《出雲市》に到着。
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こちらは神門通りの宇迦橋(うがばし)のたもとに建つ大鳥居。出雲大社には4つの鳥居があることから、別名「一の鳥居」とも呼ばれています。
その鳥居中央にかかる看板の大きさは、なんとタタミ6畳分!宇迦橋 名所・史跡
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出雲大社の周囲には無料の駐車場がいくつかありますが、その中でも一畑電車の出雲大社前近くにある「神門通り広場駐車場」に駐車。
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まだ早いためか駐車場には充分に空きがありましたが、午後には満車になっていました。
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周辺案内図。
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門前町の神門通りに出て、出雲大社へ向かいます。
神門通り 名所・史跡
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皇族も利用されたことのある有名な宿《竹野屋旅館》。なんと歌手の竹内まりやさんのご実家です。
妻「青い~水平線が~」
それ旦那の方。竹野屋旅館 宿・ホテル
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僕「勾玉を買いたい」
参拝前に、出雲大社の目の前にある《めのや》へちょっと寄り道。勾玉を中心としたアクセサリーのお店です。めのや (出雲大社店) 専門店
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うさぎが勾玉持ってお出迎え。
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こっちも。
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入口には大きな勾玉。
妻「これにしようかなー」
いや待て。 -
僕「奥のは高そうだね」
妻「どれ買ってもらおーかなー」
しまった、地雷踏んでもた。
僕を少しずつ奥へ奥へと押し込む妻とせめぎ合いながら、勾玉と干支の水晶が付いたストラップを購入。 -
すでにお店はどこも開いてますが、周囲はまだ閑散としています。
てか一向に進まない。先を急がねば。 -
ようやく念願の《出雲大社》に来ました。この日をどれだけ待ち望んだことか。
勢溜の鳥居(二の鳥居)を肉眼で見られるなんて、夢のようです。出雲大社 寺・神社・教会
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鳥居の前で深々と一礼し参道へ。
この広い境内をどうやって巡ろうか楽しみ! -
下り道の参道です。珍しい。
妻「なんか出雲大社来たって感じ!」
またそれかい!と言いたいとこだけど、僕も同じです。 -
その途中の祓社で穢れを落とします。
妻「お賽銭、お賽銭...」出雲大社 末社 祓社 寺・神社・教会
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穢れを祓い(またすぐ穢れるけど)、祓橋を渡りさらに先へ進みます。
出雲大社 寺・神社・教会
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祓橋の先は松の参道。真ん中は神様や皇族の通り道なので、僕たち庶民は両脇の道へ。
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立派な松並木の参道。
妻「この松は松江藩主の奥さんが植えたんだよ」
僕「藩主って誰?」
妻「昨日見た松江城のフィーバーの息子だったかな」
昨日の銅像の息子!松江城と出雲大社がつながった。 -
僕「よく知ってるね」
妻「こないだTVでやってた」
時々マニアックな知識をぶっこんで来るので、あなどれない。
その松並木の中にあった三の鳥居。 -
しばらく進むと、
妻「あ!うさぎがいっぱい!」 -
参道横の広場の西神苑にたくさんのうさぎたちが。
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境内のいたるところに、うさぎがいるようです。
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ここにも。
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妻「うさぎが御神酒呑んでるよー」
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いかん、また寄り道しまくりで全然先に進まない。
とりあえず参道へ戻ろう。 -
と思ったら、またうさぎが。
右の像は出雲大社の御祭神「大国主命(オオクニヌシノミコト)」で、神話にある因幡の白兎を表現しているそうです。
因幡の白兎のお話は旅行記 10-8 で。出雲大社 寺・神社・教会
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その向かいにあったのはムスビの御神像。
日本海の荒波に乗って現われた「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」のおかげで、大国主命が「ムスビの大神」になったお話。
なるほど、出雲大社が縁結びにご利益があると言うのは、これに由来してるのか。出雲大社 寺・神社・教会
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ようやく手水舎に着きました。
改めてここで身を清めます。 -
いよいよ一の鳥居へ。
ここからは最上位の聖域、気持ちを引き締めて臨みます。 -
立派なしめ縄の掲げられた拝殿。
そしてさっき買った勾玉を手に持ち、生まれて初めての二礼四拍手一礼。 -
続いて拝殿の裏にある八足門でも参拝。この向こうに御本殿があります。
手前にある赤い丸は、古代の出雲大社を支えていた巨大柱の跡。どんだけ大きいねん! -
今度は、御本殿を囲む瑞垣(みずがき)をぐるりと回ってみることに。
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目の前にあったのは十九社。
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10月に出雲へ全国の神様たち(八百万神)が集まった際に、神様たちが泊まる場所。
妻「ホテル出雲ってことやね」
どうせなら出雲旅館とかの方が。 -
御本殿の裏にあった社にも参拝。
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大国主命の弟で日本神話のスーパーヒーロー、素戔男尊(スサノオノミコト)を祀っていました。
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その向かいにいたうさぎたち。
みんなあっちのうさぎを見ています。 -
そのうさぎが静かにお参りする方向には...
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出雲大社の御本殿が。
妻「なんか、ほっこりする」
こんなん、おっさんでもほっこりするわ。 -
貯水地かな?水面に木々が写り込んでてて綺麗。
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後ろから見た御本殿。
妻「あそこに人だかりができてる」
社もないのに、みんな参拝しています。 -
なんと御本殿内の御神座は、こっち向きだそうです。
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だからここでも参拝してるのか。
そして僕たちも改めて参拝。 -
二つならんだ氏社。
御祭神は天穂日命(アメノホヒノミコト)と宮向宿禰命(ミヤミキノスクネノミコト)です。 -
ここにも十九社がありました。
妻「ホテル出雲アネックス」
こらこら。 -
瑞垣を一周した後は、いよいよこの旅一番のイベント「御朱印の拝受」。
このために今回の旅行を出雲大社にしたようなもの。
八足門の左側にある授与所へ向かいます。 -
記念すべき1冊目は、白を基調にした出雲大社公式の御朱印帳。シンプルながら気品あふれるデザインで、とても気に入りました。
「御朱印帳のトップは出雲大社がいい」と妙なこだわりを持ってしまったため、これまでに多くの神社仏閣に訪れてきましたが、ずっと御朱印はもらわず仕舞い。 -
どこかへ参拝する度に「御朱印欲しいけど...」と、募る思いをずっと耐えてきました。
それも今日限り。晴れて御朱印デビューだー!
「参拝」とだけ墨書きされた、超シンプルな御朱印。逆に古風と伝統を感じ、御朱印帳のトップにふさわしい。
やっといただけたー(泣) -
次は西側にある神楽殿を参拝し、そこでも御朱印をいただくことに。
出雲大社では4ヶ所で計5つの御朱印があるそうですが、今回は3ヶ所で4つの御朱印をいただきます。 -
妻と僕「おお、すごい!」
神楽殿にかかるのは、拝殿よりもはるかに巨大なしめ縄。
その迫力は、生で見てみないと伝わらないかも。出雲大社 寺・神社・教会
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重さはなんと5トンを越えるそう。
妻「トラックがぶら下がってるのかあ」
いちいち車で例えるんじゃない。 -
そしてもっと驚いたのが、そこに掲げられた国旗。その大きさは想像を絶するタタミ75畳分!!
75畳って。もうなんに例えればいいのかも分からん。
妻「うちのキッチンじゃん」
うそこけ。 -
すぐ近くの千家国造館の前にたたずむうさぎ。
千家国造館 名所・史跡
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その向かいの金比羅宮と祓社にも。
妻「ほんとに色んなとこにいっぱいいるね」 -
今度は境内を横断し、東側へ行ってみます。
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途中にあった神馬神牛像。
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みんなナデナデするのか、頭テッカテカです。
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東側の門を出ると、一気に人が少なくなり、静かな「真名井社家通り」に出ました。
社家通り 名所・史跡
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その通りにあるのが《北島國造館》。
ここでは2つの御朱印がいただけます。北島国造館 寺・神社・教会
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まずは御神殿を参拝。
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さらに奥へ進むと...
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静寂に包まれた神秘的な池と、そこに流れ落ちる「亀の尾の滝」。
見てるだけで癒される光景。 -
その池に浮かぶのは「天神社」。祀られてるのは少彦名命(スクナヒコナノミコト)です。
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北島國造館から松の参道まで戻り、来た時とは反対側の道で帰ります。
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その参道横の広場で、またうさぎを発見!
餅つきをしています。 -
妻「あはは!餅じゃなくてドングリ!」
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来た時は気づきませんでしたが、祓橋のたもとでもうさぎたちが参拝。
んでここは松ぼっくり。 -
そして、勢溜の鳥居を目指して走るうさぎもいました。
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妻「うさぎって走るんだっけ?」
跳ねるけど、それ言うたら、拝むうさぎもドングリ突くうさぎもみんなおかしくなってしまう。ここはメルヘンに。 -
参拝の後は、出雲大社界隈の門前町、神門通りをお散歩。
出雲大社前の《ご縁横丁》へ入ってみます。
[続きは 10-8 へ]
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