3泊4日 倉敷・島根 (10-5) 武家屋敷の並ぶ塩見縄手で、初めての割子そば

2020/01/16 - 2020/01/19

或る日の夕げにて。

妻「知らないま～ちを、歩いてみた～い」

と歌いだす妻。

僕「遠くへ行きたいの？」
妻「行きたい！倉敷と出雲大社へ行きたい！！」

前々から行きたいと言ってたしマイルも溜まったので、久しぶりに思いっきり遠出するかな。

と言うことで、今回は普段の旅行圏から飛び出し岡山県の倉敷と島根県へ。

3泊4日の旅程のため10編の旅行記となりました。長くなりますが、どうぞ最後までお付き合いください。

《総走行距離:飛行機だし分からん》

[こちらは 10-5 です]

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

[これより前は 10-4 をご覧ください]

天守閣を出て、次は塩見縄手へ行ってみます。

駐車場へは戻らず、左の方へ。

チラッと見える松江城。

妻「チラリズムやね。城リズム」

何を言ってるんだ君は。

だだ広い広場は米蔵の跡です。

馬を洗っていたという馬洗池。

妻「鴨ばっかし」

内堀にかかる「北惣門橋」を渡って城外へ。

石造りのアーチ型のままでも良かったのに。

そこから見える「宇賀橋」。

その橋も渡ってショートカット。

立派な松ノ木が並んだお堀沿いを、てくてく歩きます。

ゴールはもうすぐ。

北惣門橋から徒歩10分弱で《塩見縄手》に到着。

昔ながらの屋敷がズラリと並んだ通り。

塩見繩手 名所・史跡

妻「お腹空いたね」

と言うことで、塩見縄手にある《八雲庵》で昼食をとることに。

八雲庵 グルメ・レストラン

割子そばと、この店名物の鴨なんばんをいただけるそば屋です。

妻「えー、何にしよう！」

そば屋だけど立派な庭を備えています。

僕たちは茶屋の方に案内されました。

壁一面にサインがいっぱい！

平日ですが、昼12時前ということもあってかなりの混雑。

メニュー。

うどんもあります。

妻が注文したのは「鴨なんばんと割子1段」。両方食べるなんて欲張りめ。

鴨なんばんの汁を少しもらいましたが、めちゃうま！色は薄いですが、しっかりと出汁が効いてます。

僕は「かきあげ割子そば」。割子は3段ついてます。

やっと、やっと念願の割子そばが目の前に！その昔、ケンミンショーで割子そばの特集を見て、

僕「めっちゃ美味そう！」

島根に来たら絶対に食べようと心に決めていました。

割子で使う出雲そばは、蕎麦の実を皮ごと挽くので、黒っぽく香りが強いです。

のど越しよりも、そばそのものの味と風味を楽しむ感じ。

1段ごとに薬味とそばつゆをかけていただき、残ったつゆは次の段へぶっかけ。

美味すぎて、5段にすればよかったと後悔。もっと食べたかったよー！

僕「もっと割子そば食べたい」
妻「ほら次行くよ！」

八雲庵の隣にある《武家屋敷》に行ってみます。

武家屋敷 名所・史跡

塩見縄手の由来となった、塩見小兵衛も住んだ屋敷を再建したものです。

主屋の入口。

妻「あの侍、なんて言ってたのかなあ？」

妻「いらっしゃいませー。おタバコお吸いになりますか？」

言うか。

先に庭から回ってみるかな。

妻「よっ！よっ！」

楽しそうに石を渡ってますが、これって逆走じゃね？

我が家のごとく歩き回る妻。

竈とでっかい味噌甕。

どう見ても金目のものを物色してるようにしか見えない。

部屋の中へ入ることもできます。

妻「えーっと、なんて書いてるか分かんない」

座ってくれと言わんばかりの人形。

そこに妻の影が。

妻「あ、どうも」

と自由奔放に見て回っていたので、

武士「なにとぞ、なにとぞもうお引取りください」

と言われてる気がしました。

昔ながらの屋敷に沿って、駐車場へ戻ります。

妻「なんか、のんびりしてていいねー」

妻「変なバス来た」

変なバス言うな。1日520円で乗り放題の周遊バス《レイクライン》です。

ぐるっと松江レイクライン 乗り物

時間があれば《松江歴史館》も行ってみたかったです。

松江歴史館 美術館・博物館

堀には至るところに鴨がいました。

ちなみに、大手前駐車場は《堀川めぐり》の発着場にもなっていて、冬場はこたつ船に乗ってのんびりお堀を周遊できます。

ぐるっと松江堀川めぐり 乗り物

船はおじさん軍団を乗せて出航していきました。

松江城から車で10分、《島根県立美術館》へちょっと立ち寄り。

島根県立美術館 美術館・博物館

エントランスロビーに展示されてる像。

妻「豪快に転ぶ女」

違うやろ。

と思ったけど、そう見えるわ。

妻「宍道湖うさぎ？」

そもそも美術に造詣がない僕たちが立ち寄ったのは、宍道湖畔にあるうさぎ像が目的。

妻「あはは！尻ばっかし！」

前から見てください。

松江湖畔公園 公園・植物園

タイムプラスのように並んだうさぎ。

妻「かわいい！このまま湖に突っ込むのかな？」

そうなっちゃうね。

2つ目のうさぎには、なぜかしじみの殻がいっぱい。

妻「誰かここで食ったの？」

宍道湖ミステリー。

謎のオブジェに別れを告げ、そろそろ行くかな。

島根県立美術館から車で20分、《玉造温泉》に到着。

入口の看板に、なんか聞いたことあるフレーズが。

妻「まよわず右へ、行けばわかるさ」

そこまで書いてない。

妻「ひとまず左へ、行けばわかるさ」

もうええっちゅうに。

観光案内所《たまなびや》。

そこで温泉街のマップを入手。

チェックインの15時までまだ時間があるので、本日宿泊する宿《白石家》に車を置かせていただき、温泉街を散策することに。

出雲・玉造温泉　白石家 宿・ホテル

せっかくなので、温泉街の真ん中を流れる玉湯川へ下りてみます。

玉湯川沿いの散策路。

[続きは 10-6 へ]