夏旅スペイン、最終日リスボンのシントラ散策とファドショー

2019/08/09 - 2019/08/10

　シントラ王宮を見た後は自由行動ですが、シントラで放り出されても行く先のことを考えてもなかったためツアーの皆さんと一緒に街を一回りしました。なんと観光客の多いところのことか。
　その後、一旦リスボンのホテルへ帰って、夜はまたまたポルトガル人の心の歌、「ファドを聴く」というオプショナルツアーに参加しました。もう、この際見るものは見ておこうという感じです。ファドはおばあちゃんの滑稽な歌と踊り、のようにも見えましたが、ポルトガルの人々の娯楽なのかも。

　以上で旅の予定はお終いです。あとは、翌１０日に朝めっちゃ早く起きて、リスボン空港へ向かい､7:15am発のルフトハンザ便でフランクフルトに出発しました。

エリア シントラ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　シントラ・ヴィラのレプブリカ広場から、山麓に広がるシントラの町並みの中へと向かいます

　シントラの街の背後の山上には、ムーアの城跡らしき遺跡が見えました。個人旅行なら、この遺跡を見に行きたいところでした

　イギリスの詩人バイロンが「この世のエデン」とたたえた街ですが、観光地化が進んでいて、ここでゆっくりと過ごすことは難しそうです

　それほど大きな目抜き通りがあるわけでもなく、山へと向かって行きます

　もう、歩けないほどの観光客でした

　街の中の道も、車は通れないくらいの狭い通り

　通りにはレストランや土産物屋さんが並んでいて、ちょっと立ち寄ってみたいところですが、団体行動なのでおとなしく散策についていきます

　そもそもシントラの街についての勉強不足ということもあり、あんまり”エデン”を感じないままです

　この街の中には、大航海時代の名残を少しは感じる雰囲気はありますが、これといった目玉はなかったようです

　街の中が観光客だらけだった印象ばかりが残ったのですが、やっぱりもっと歩いてムーアの城跡やベーナ宮殿を訪れたほうが得られるものが多いと思いました

　この案内人までアズレージョ

　山裾に広がるシントラの住宅。シンプルで、特別な感じはしません

　街の中のビルも歴史的景観とマッチしています

　とても狭い街の中まで大型観光バスが入ってきます

　バスが通れる道は限られているので、帰りのバスはこの辺りで待つことになっていました。

　バス停の回りには、コルク製のバックなど露天に並んでいました

　この値段を見ると、２つ、３つ買って帰りたかったなあ

　なんとか順番にバスがやってきて乗り込み、シントラの街を抜けてリスボンへ帰りました

　列車も結構シントラ宮の近くまで入ってきていて、シントラ駅からシントラ・ヴィラまで歩いて行けないでもない感じ

　今回シントラは半日観光でしたが、やっぱり丸１日は必要。しっかりと歩ける格好で、山や宮殿などを訪ねると有意義かと思われます

　シントラはリスボンからハイウェイで直結しているため、とても行きやすいところです。帰りもスムーズにリスボンまで走れました

　リスボン郊外の住宅街の風景。もう少し、リスボンについて知りたかった。。。

　ハイウェイは時速100ｋｍで、日本と同じような制限速度でした。今年は国際免許も取得しているので、チャンスがあれば海外でも運転してみたい

　なんとなく案内板もわかりそうな雰囲気です

　ハイウェイは丘を上ったり下ったりしながらリスボンまで続いていました

　渋滞もなくいよいよ市内中心部に突入します

　次は、夕食のオプショナルツアー・ファド（民謡）観賞ですが、時間があるので一先ずホテルへ帰り休憩

　街の真ん中の、こんな場所にホテル・レアル・パラシオはありました

　ホテル・レアル・パラシオ玄関

　ツインルーム。落ち着ける雰囲気でした

　ポルトガルの民族歌謡・ファドには、ツアーの半分くらいの２０名程が参加しました。中には、オプショナルツアーには申し込まずに、自力でここまで来た人もいました

　ティンプ・アナスというお店のようです

　ティンプ・アナスのお店の入口の看板

　いろいろなメニューがあり、食事もできるレストランのようです。ワインは無料（入場料に込み）ですが、ビールは別料金

　ファドは何組かの歌い手さんたちで構成されていました

　なかなかお嬢さんが着るような衣装なのですが、まあ、民謡なのでよしとしましょう

　食事をしながら、お客も一緒に盛り上がります

　おばちゃまのお年を考えると、ホント頑張って楽しませていただきました

　そもそもファドは、女性の心情を歌ったものなので、このスタイルが本来のスタイルかと思われます。日本で言えば、フォークソングみたいな、日常を唄っているのではないかと想像を巡らせますが、言葉の意味は全くわかりません。
　ポルトガルへ来たら、ファドを聴いておこう、ということです

　朝、４時過ぎにホテルを出発して、リスボン空港へやってきました。いよいよポルトガルを離れ、この旅も最後となります

　早朝にもかかわらず、リスボン空港には多くの人がやってきていました

　搭乗手続きカウンターにも多くの人が並んでいます

　リスボン空港出発ロビー。まだ、朝５時前です

　現在時刻は、４：４１。7:15発フランクフルト行きは、まだ搭乗ゲートは決まっていないよう

　朝食も食べていないので、スターアライアンスのラウンジへ向かいます

　途中の通路などの壁には、やっぱりアズレージョがあって目を楽しませてくれます

　搭乗ゲートへと続く広場には、フードコートやお土産やさんなどがその回りをグルリと取り囲んでいました

　広場の１フロア上にスターアライアンスのラウンジがあるようなので行ってみました

　ホテルで朝食抜きだったので、ここで何かいただこうと思ってましたが、ちょうどタイミング良く軽食を取ることができました

　パンと朝食用のハムやサラダくらいになりますが、これがあるだけでもラウンジを利用する価値は大きいと思います

　あと出発まで静かにくつろげることもラウンジが使えるステータスのメリット

　ゲートがあっちなのか、こっちなのかわからない案内板でした。ややリスボン空港は理解するまで使いにくいかもしれません

　各ゲートへと繋がる広場

　日が昇る頃、フランクフルト行きに搭乗。夏なのですが

　歩いて搭乗記へと向かいます

　ポルトガル航空の飛行機。初めて見たような気がしました

　コックピットのドアは、開かれていて、中の様子もよくわかります。日本ではないことですが、ヨーロッパはよくこんな感じの飛行機があります

　マイレージを使って、ビジネスクラスにアップグレードしてみました。座席は普通席と同じですが、まん中の席は空席のままにしてあります

　リスボンーフランクフルト間は、ルフトハンザのA321型機

　さよなら、ポルトガル。
　ちょっと駆け足だったけど、少しだけポルトガルの雰囲気を味わうことができました。メインの旅の予定は終了です。
　これ以降は、帰国の記録となります。

　一応ビジネスクラスというだけあって、エコノミーとは違った料理がでてきます。しかし、ラウンジでほどほどに食べていて、あまり食べれません。EU内の移動なので国内線扱いかと思っていたのですが、機内食がでるのなら、控えておけばよかった。

　フランクフルトからの帰国に続きます。