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 8月9日(金) 実質的には最終日。リスボン観光の1日です。<br /> 朝一番、ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ向かいます。<br /> 高さ140mの断崖の上に、ポルトガルの詩人カモニスが読んだ、詩の一節を刻んだ石碑がポツンと立っていました。<br /> 「ここに地の果て、海始まる」<br />という、有名な言葉です。どことなく、聞いたことがあるようなないような。<br /> これまでスペインは真っ青な青空だったけれど、ポルトガルに入ると何かしらどんよりとした雲が広がった天気になってしまいました。気温は随分と下がって気持ちいいはずなのに、湿度が高いせいか不快な感じもしました。しかし、雨が降ってないだけいい、と思えばこれはこれでいい!<br /> <br /> しばらくロカ岬で自由時間を過ごした後、リスボン市内に帰って世界遺産ジェロニモス修道院を訪れました。<br /> 発見のモニュメントやベレンの塔は知っていたけれど、ジェロニモス修道院は世界遺産と言えども今回リスボンを訪れるのに買ったガイドブックで初めて見ました。それでも世界中から観光客がどっと押し寄せていて、ポルトガルの歴史の重さのようなものを感じました。

夏旅スペイン、ユーラシア大陸最西端ポルトガル・ロカ岬とジェロニモス修道院

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2019/08/08 - 2019/08/09

1163位(同エリア2654件中)

kiyo

kiyoさん

 8月9日(金) 実質的には最終日。リスボン観光の1日です。
 朝一番、ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ向かいます。
 高さ140mの断崖の上に、ポルトガルの詩人カモニスが読んだ、詩の一節を刻んだ石碑がポツンと立っていました。
 「ここに地の果て、海始まる」
という、有名な言葉です。どことなく、聞いたことがあるようなないような。
 これまでスペインは真っ青な青空だったけれど、ポルトガルに入ると何かしらどんよりとした雲が広がった天気になってしまいました。気温は随分と下がって気持ちいいはずなのに、湿度が高いせいか不快な感じもしました。しかし、雨が降ってないだけいい、と思えばこれはこれでいい!
 
 しばらくロカ岬で自由時間を過ごした後、リスボン市内に帰って世界遺産ジェロニモス修道院を訪れました。
 発見のモニュメントやベレンの塔は知っていたけれど、ジェロニモス修道院は世界遺産と言えども今回リスボンを訪れるのに買ったガイドブックで初めて見ました。それでも世界中から観光客がどっと押し寄せていて、ポルトガルの歴史の重さのようなものを感じました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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  •  長かったスペイン・ポルトガル大周遊もいよいよ実質的には最終日。<br /> スペインの古都を巡ってきたので、ポルトガルはイベリア半島を離れるにあたって最後に立ち寄ったところという、ちょっともったいない感があります。<br /> それでも、私にとってはこれがポルトガルのプロローグ。また、じっくりと再訪したいと思いました。<br /><br /> この日は、朝一ハイウェイでリスボンから北西へと走ります。<br /> リスボン行きレーンは朝の通勤ラッシュで大渋滞。何処も同じ

     長かったスペイン・ポルトガル大周遊もいよいよ実質的には最終日。
     スペインの古都を巡ってきたので、ポルトガルはイベリア半島を離れるにあたって最後に立ち寄ったところという、ちょっともったいない感があります。
     それでも、私にとってはこれがポルトガルのプロローグ。また、じっくりと再訪したいと思いました。

     この日は、朝一ハイウェイでリスボンから北西へと走ります。
     リスボン行きレーンは朝の通勤ラッシュで大渋滞。何処も同じ

  •  ロカ岬へ行くには、ハイウェイを下りると、シントラ山脈にある街を抜けて行く

     ロカ岬へ行くには、ハイウェイを下りると、シントラ山脈にある街を抜けて行く

  •  結構、狭い道を大型バスでくねくねとしばらく走り、海沿いの断崖に沿った道を大西洋を眺めながら少し行くとたどり着きました。<br /><br /> 朝早いので到着したときはほとんど他の観光客はいなかったんだけれども、次々にバスや自家用車がやって来ました

     結構、狭い道を大型バスでくねくねとしばらく走り、海沿いの断崖に沿った道を大西洋を眺めながら少し行くとたどり着きました。

     朝早いので到着したときはほとんど他の観光客はいなかったんだけれども、次々にバスや自家用車がやって来ました

  •  すっきりとした青空出ないのは残念だけれども、曇りの天気は今回の旅の中でこの日だけ。贅沢を言う気はありません

     すっきりとした青空出ないのは残念だけれども、曇りの天気は今回の旅の中でこの日だけ。贅沢を言う気はありません

  •  ロカ岬の先端に立つ石碑まで歩きます

     ロカ岬の先端に立つ石碑まで歩きます

  •  ユーラシア大陸最西端で、みんなで記念撮影

     ユーラシア大陸最西端で、みんなで記念撮影

  •  一番上は、「ロカ岬」という文字。それに、カモンイスに詩が刻んであるはず。<br /> この石碑に、<br />       ここに地の果て、海始まる<br /><br />と書いてあるそう

     一番上は、「ロカ岬」という文字。それに、カモンイスに詩が刻んであるはず。
     この石碑に、
           ここに地の果て、海始まる

    と書いてあるそう

  •  岬の先っちょの広場

     岬の先っちょの広場

  •  ロカ岬から海を見ると、潮がぶつかっているような感じでした

     ロカ岬から海を見ると、潮がぶつかっているような感じでした

  •  ぶつかる潮に、漕ぎ出す船が見えます。<br /> 大航海時代を思い出します

     ぶつかる潮に、漕ぎ出す船が見えます。
     大航海時代を思い出します

  •  ロカ岬から南へと続く海岸

     ロカ岬から南へと続く海岸

  •  南へと遊歩道が延びていて、時間があれば歩いてみたいところでした

     南へと遊歩道が延びていて、時間があれば歩いてみたいところでした

  •  遊歩道から見たロカ岬の石碑のところで、ここに立つ記念写真

     遊歩道から見たロカ岬の石碑のところで、ここに立つ記念写真

  •  バスを駐めた所と、インフォメーションセンター。石碑の東側

     バスを駐めた所と、インフォメーションセンター。石碑の東側

  •  北側は小高い丘になっていて、その上には灯台があります

     北側は小高い丘になっていて、その上には灯台があります

  •  ロカ岬の灯台

     ロカ岬の灯台

  •  足を伸ばして、灯台まで登ってみることにしました

     足を伸ばして、灯台まで登ってみることにしました

  •  誰も観光客は行っていないような感じ

     誰も観光客は行っていないような感じ

  •  灯台の中には入れませんが、歴史を感じさせる建物でした

     灯台の中には入れませんが、歴史を感じさせる建物でした

  •  ユーラシア大陸の一番西にある灯台なので、かなりの歴史があるのだと思われます

     ユーラシア大陸の一番西にある灯台なので、かなりの歴史があるのだと思われます

  •  灯台付近から見たロカ岬周辺。インフォメーションセンターと先端に立つ石碑

     灯台付近から見たロカ岬周辺。インフォメーションセンターと先端に立つ石碑

  •  お土産屋さんもあって、ロカ岬に記念に何かと思い、小さな絵タイルを購入

     お土産屋さんもあって、ロカ岬に記念に何かと思い、小さな絵タイルを購入

  •  断崖の上には、何もない草原、その後はシントラ山脈が続いていました。

     断崖の上には、何もない草原、その後はシントラ山脈が続いていました。

  •  ロカ岬からリスボン市内へ引き返して、ジェロニモス修道院を訪れます。<br /> ジェロニモス修道院は、午前10時からしか入場できないため、それまでの時間を有効活用してロカ岬へ行ったわけです

     ロカ岬からリスボン市内へ引き返して、ジェロニモス修道院を訪れます。
     ジェロニモス修道院は、午前10時からしか入場できないため、それまでの時間を有効活用してロカ岬へ行ったわけです

  •  ジェロニモス修道院は、パッと見たとき、すごく長い建物だと思ったのですが、国立考古学博物館、海洋博物館なども同居しています

     ジェロニモス修道院は、パッと見たとき、すごく長い建物だと思ったのですが、国立考古学博物館、海洋博物館なども同居しています

  •  ここで、現地ガイドのケイコさんと合流。1日お世話になります

     ここで、現地ガイドのケイコさんと合流。1日お世話になります

  •  さっそく修道院の中へと向かいます。とにかく、大規模な建物でした

     さっそく修道院の中へと向かいます。とにかく、大規模な建物でした

  •  ジェロニモス修道院入り口。人の大きさから、建物の高さもわかるのですが、平面的に見える外壁が、ビル5,6階分くらいあるでしょうか

     ジェロニモス修道院入り口。人の大きさから、建物の高さもわかるのですが、平面的に見える外壁が、ビル5,6階分くらいあるでしょうか

  •  入口左には塔があり、窓もいくつか見えますが、この窓が2フロア、3フロア分くらいの高さがあるのです

     入口左には塔があり、窓もいくつか見えますが、この窓が2フロア、3フロア分くらいの高さがあるのです

  •  入口扉上の半円形のティンパヌムには、聖ジェロニモスの生涯が彫られていました。<br /> 2つの扉の間には、エンリケ航海王子の像があり、入場者を出迎えてくれる

     入口扉上の半円形のティンパヌムには、聖ジェロニモスの生涯が彫られていました。
     2つの扉の間には、エンリケ航海王子の像があり、入場者を出迎えてくれる

  •  さらに、中央部にはイエスを抱いた聖マリア像

     さらに、中央部にはイエスを抱いた聖マリア像

  •  中へ入ったところ。物凄い人で、ジェロニモス修道院が世界遺産であることを再認識。リスボンに来るまでは、この修道院のことを知らなかった自分がちょっと恥ずかしいくらい

     中へ入ったところ。物凄い人で、ジェロニモス修道院が世界遺産であることを再認識。リスボンに来るまでは、この修道院のことを知らなかった自分がちょっと恥ずかしいくらい

  •  内陣。<br /> ここは、王家の霊廟となっていて、向かって左側にマヌエル1世と王妃マリア、右側に息子のジョアン3世と王妃カタリナの棺が安置されています

     内陣。
     ここは、王家の霊廟となっていて、向かって左側にマヌエル1世と王妃マリア、右側に息子のジョアン3世と王妃カタリナの棺が安置されています

  •  祭壇飾り板は、宮廷画家ローレンソの作

     祭壇飾り板は、宮廷画家ローレンソの作

  •  一方ウイングが変わると、壁も組石がそのまま表しとなっていて、格差がよくわかる

     一方ウイングが変わると、壁も組石がそのまま表しとなっていて、格差がよくわかる

  •  天井は複雑なリヴとヴォールトで構成され、海をイメージしたらしい

     天井は複雑なリヴとヴォールトで構成され、海をイメージしたらしい

  •  天に向かってそびえる柱は、ヤシの木を模したといわれている

     天に向かってそびえる柱は、ヤシの木を模したといわれている

  •  側廊の正面2階テラスには、最後に上がってみました

     側廊の正面2階テラスには、最後に上がってみました

  •  礼拝席

     礼拝席

  •  南側の側廊に埋め込まれたステンドグラス。イエスと聖母マリア

     南側の側廊に埋め込まれたステンドグラス。イエスと聖母マリア

  •  3フロア分の長さのある窓は、ステンドグラスになっていました

     3フロア分の長さのある窓は、ステンドグラスになっていました

  •  入口のすぐ左側には、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマが眠っています。棺にはカラベル船が彫られていますが、これだけ大勢の観光客がやってくると静かに眠ることはできないのでは

     入口のすぐ左側には、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマが眠っています。棺にはカラベル船が彫られていますが、これだけ大勢の観光客がやってくると静かに眠ることはできないのでは

  •  ヴァスコ・ダ・ガマの棺から、王家の霊廟である内陣を見たところ

     ヴァスコ・ダ・ガマの棺から、王家の霊廟である内陣を見たところ

  •  ヴァスコ・ダ・ガマとともに、ポルトガル最大の詩人と言われる、ルイス・デ・カモン・イスも眠る

     ヴァスコ・ダ・ガマとともに、ポルトガル最大の詩人と言われる、ルイス・デ・カモン・イスも眠る

  •  サンタ・マリア教会部分から、その後ろ側に広がるジェロニモス修道院のメインエリアに出てきました。<br /><br /> 回廊の1階部分は、フランス人建築家ボイタック、2階はその死後に建設を引き継いだジョアン・デ・ガスティーリョが手がけました。完成度の高さからマヌエル様式の最高傑作と言われているそう

     サンタ・マリア教会部分から、その後ろ側に広がるジェロニモス修道院のメインエリアに出てきました。

     回廊の1階部分は、フランス人建築家ボイタック、2階はその死後に建設を引き継いだジョアン・デ・ガスティーリョが手がけました。完成度の高さからマヌエル様式の最高傑作と言われているそう

  •  ロープや珊瑚などの大航海時代を象徴するモチーフ

     ロープや珊瑚などの大航海時代を象徴するモチーフ

  •  2階は少し1階とは違ったデザイン

     2階は少し1階とは違ったデザイン

  •  食堂。<br /> 建設当時は、修道士の共同室として使われていたらしい

     食堂。
     建設当時は、修道士の共同室として使われていたらしい

  •  食堂入口(右側)<br /> 北側の壁には、聖ジェロニモスを描いた絵が飾られている

     食堂入口(右側)
     北側の壁には、聖ジェロニモスを描いた絵が飾られている

  •  食堂の壁面を飾るアズレージョ

     食堂の壁面を飾るアズレージョ

  •  1階回廊

     1階回廊

  •  回廊の柱や壁は、レリーフで埋め尽くされて、大航海時代のポルトガルの繁栄を今に伝えている気がしました

     回廊の柱や壁は、レリーフで埋め尽くされて、大航海時代のポルトガルの繁栄を今に伝えている気がしました

  •  ヴァスコ・ダ・ガマのレリーフもありました

     ヴァスコ・ダ・ガマのレリーフもありました

  •  ジェロニモス修道院の中庭を囲む回廊は、55m四方

     ジェロニモス修道院の中庭を囲む回廊は、55m四方

  •  2階回廊

     2階回廊

  •  中央部に見える塔は、ジェロニモス修道院入り口脇にあるもの

     中央部に見える塔は、ジェロニモス修道院入り口脇にあるもの

  •  ガーゴイル、と呼ばれる怪物の形をした樋。雨水を排水する

     ガーゴイル、と呼ばれる怪物の形をした樋。雨水を排水する

  •  サンタ・マリア教会、側廊のテラスに出ることができました<br /><br /><br /><br /> ベレンの塔へ続きます

     サンタ・マリア教会、側廊のテラスに出ることができました



     ベレンの塔へ続きます

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