エーゲ航空ビジネスクラス搭乗記　ATH/SKG/FRAとテッサロニキ空港ラウンジ

2019/12/08 - 2019/12/08

前回からの続き！

前回のブログ、
https://4travel.jp/travelogue/11575190

この日はテルアビブ/アテネ/テッサロニキ/フランクフルトと直行便なら5時間の所を8時間かけて二回乗り継いで移動。
前回はアテネまでの便。
そしてアテネでは乗り継ぎが実質30分しかない！



他二人のビジネス客の夫婦はカイロに乗り継ぎで11時間アテネ滞在だって。
「午後はのんびりアテネ観光するよ」
確かに市内への移動時間考慮しても11時間あれば十分観光できる。

こっちは走って入国審査。待ち時間ゼロ。
全く問題無く通過。

アテネ空港の欠点！
シェンゲン内、シェンゲン外の乗り継ぎルートが無い！
つまり、シェンゲン外からシェンゲン内（逆も）に乗り継ぐ場合は一度到着ロビーに出て出発階に移動して保安検査を受ける必要がある！
階の移動も含め物凄く効率悪い！

ただし、勝手知ったるアテネ空港。
迷う事無くファストトラック保安検査通過してゲートB22へ！

搭乗開始しましたのメッセージ来て焦って汗かいて走って着いた時にはまだ優先搭乗だった！
取り合えず間に合った！


ギリシャ国内線とニコシアを結ぶ路線はエーゲ航空機材と運航乗員なんだけどウェットリースと言う形でオリンピック航空として運航。

何が違うのか？オリンピック航空はスターアライアンスでは無いからスタアラゴールド会員として優先搭乗やラウンジ等のゴールド会員特典を受けられない。
ANAやMiles&More、ユナイテッドは個別にオリンピック航空と提携してるから大丈夫だけどその他スタアラ会員の人が利用する時は注意した方が良いかも。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 旅行の手配内容: 個別手配

アテネ/テッサロニキはエコノミー。
シートピッチはごく普通。

実質40分のフライトだから全く問題無し。
時間計っていたんだけど、シートベルト着用サインが消えてから再び付くまでたった10分。
その間にドリンクとスナックを配り終えた。
短い時間だから人によってはいらないって人もいたけど、それでも常に笑顔でサービスを終えた客室乗務員はほんとプロ。

たった40分のフライトでこれだけ出れば十分。

テッサロニキ空港は今増築工事中で2021年までに増築ターミナルが開業予定。
完成図見たけど、それでも全て沖止めにするコンセプトが凄い。
なのでテッサロニキ空港到着したけどバスを待つ。
まず、ビジネスクラスが全員でてからエコノミークラス乗客が前と後ろから出る。
ここの乗り継ぎは90分あったから余裕。

それにしてもアテネもテッサロニキも乗り継ぎ導線がほんとにダメ。
テッサロニキの場合はシェンゲン内の乗り継ぎでも一度外に出て、一般乗客として再び保安検査を受ける。
ファストトラックはあるから早いっちゃ早いけどやっぱり乗り継ぎ専用レーンがほしいよね。
増築部分にはそれができるのだろうか？

そしてエーゲ航空ラウンジ。

入ったら丁度アテネ行きの搭乗案内をしてて一気に席が空いた。
ここはもうお馴染、ラウンジから直接バスに乗って搭乗できる。

この写真右手奥がゲート。

去年来てないから改装後二回目。

この謎のソファーもまだあった。
向かい合わせで4名座れるけど、4名座ると結構圧迫感ある。

アルコール類。

ワイン。
ビジネスクラスと同じ。

スナック。

スナック。
他にもホットパイがあった。

アルコール類にマッチしたおつまみ。

ダイニングエリア。

サラダ、スムージー。

何気にこの丸い入れ物好き。

軽く頂きます！

ラウンジ内にトイレはあるけどシャワーは無い。

この時間帯はフランクフルトとウィーン行きしかなくてそんなに混んでなかった。
アテネ行きと重なるとゴールド会員多いから混むと思う。

フランクフルト行きの案内あって搭乗。
ラウンジ出た瞬間階段。
ゴールド、ビジネス専用バス。

バス内から撮影。

上級会員しか乗ってないから空いてる。

ここで航空機の前に着いたんだけどまだ準備できて無くて数分待った。
その間に受託荷物を積み込んでる様子を見てたら僕の荷物が運び込まれてるのが見えた！
たったアテネ40分で荷物の積み込みが無事できた！

ここでアテネ空港での荷物の動きの想像図。
青が飛行機。

今回テルアビブからの機材とテッサロニキ行きの機材は写真右下どちらも沖止め。
場所的には数十メートルしか離れてない。
通常だとオレンジの線みたいに荷物は一度ターミナルに運ばれてからそれぞれの機材に振り分けられると思うんだけど、今回はグリーンみたいに直で行ったんじゃないかな？
だとしたら実質数分で荷物運搬終了するし。

今回のフランクフルト行き機材はA321。
これは確実に1AC席の足元広い！

テルアビブからみたいに2列までの8席をビジネス用に仕切って実際の乗客は反対側に一名の計二名だけだった。
行動観察してると30代前半ドイツ人飛行機オタであんまりビジネス乗り慣れてない感じ。
ラウンジにはいたけど搭乗券はエーゲ航空のゴールドではなかった。丁度搭乗が僕の前でアプリ搭乗券の色が青だった。（ゴールド会員は搭乗券の色自体がゴールド）

彼は搭乗後キョロキョロしててウェルカムドリンクが三種類（スパークリングワイン、水、オレンジジュース）トレイに乗せて来た時には見ながら感心してた。
先に搭乗しちゃうと他の人の搭乗終わるまで暇なんだよね。なのでつい観察。

搭乗自体は滞りなく終了し離陸。

メニュー。

離陸後おしぼりサービス。

まずは赤ワイン頂きました！

彼がトイレ行ってる間に撮影。

エコノミー前方の人がカーテンくぐってトイレにやって来るんだけど、クルーが徹底的に後ろのトイレを使ってください、って追い返してた。
正直エコノミー席の気持ちもわかる。
後ろはまだドリンクサービスやってる事多いし。
でもエーゲ航空はビジネスクラスの権利を徹底的に守ってくれる。

バルカンの山々。
雲の上から顔を出す。

エーゲ航空アプリを携帯やタブレットに入れておけば飛行中の現在地を見る事できる。

昼食。
ワインは赤から白に。

エーゲ航空のビジネスクラスは特別食じゃなくてもネットから食事のメニューを事前選択できる。

今回は事前注文で白身魚を選択。
ビジネス二人だけだから楽でしょう。
サービスも非常に良い。
結構マメにワインお代わりいかがでしょうか？って注いでくれる。

で、デザート時に彼の方で問題発生！
デザート出て来た後で彼がクルー呼んで「チョコケーキじゃないよね、これ？」
クルーが間違って折り返し便用のデザートを出してしまった！
ふと見ると、フランクフルトから乗った行きの便で食べたケーキがそこにあった！
まあ、凡ミスなんだけど、そこでクルーが「申し訳ございません」と言って正しいチョコケーキを持ってきた。
「よければ両方お召し上がりください」って、彼デザート二つ。
彼、漫勉の笑みで喜んで凄い面白かった！

こちらがそのチョコケーキ。
甘さ控えめの柔らかスポンジで美味しかった！

日が暮れていく。

機内販売が始まってもサービスは疎かにしない。

「何かお飲み物は？リキュールなんかどうですか？」
って事で貰ったウォッカ。
一緒に（ビジネス客用に用意してる）ビターチョコ下さいって言ったら「ホワイトチョコもどうぞ」って二つ貰った。

フランクフルト到着。
ギリシャからの飛行機は未だにブリッジ上でドイツ警察のパスポートチェックがあるんだよね。
一番始めに降りたから見せたけど、チェックしたいのは中東からの違法移民だから見るからにアジア人の僕は一応写真見てOK！で終わった。

エーゲ航空はどのクルーも接客態度やサービスのクオリティが高いけど、この最後の便のサービスが一番良かったな。

そして荷物受け取り場へ行ったら既に荷物が周ってた！
僕の荷物ももちろんでてた。
なので直ぐ電車に乗って帰宅できた。

ほんとエーゲ航空のサービスは欧州でもかなり上位だと思う！