吉屋信子記念館－2019年秋

2019/11/29 - 2019/11/29

　長谷の一本引っ込んだ裏通りを通ると、吉屋信子記念館がある。長谷1の終わりだ。
　吉屋信子記念館は門が笹目町側にあり、長谷1側の道路沿いには長い塀がある。瓦屋根と石垣との間は土壁だと思っていたのだが、良く見ると壁の下側の石垣の上部には1枚の板が打ち付けられている。しかも、その板には節目が多く、模様になっている。今日、旧山本条太郎別邸で武士風の茶室を見なければこうした趣向には気が付かなかったであろう。
　門の横の勝手口にはいつものように吉屋信子記念館の公開日が掲示されている。しかし、今年（2019年）の年内の公開は11月30日（土）を残すのみでほぼ終了している。
　鎌倉市内の洋館ばかりではなく、一条恵観山荘（https://4travel.jp/travelogue/11303018）や扇湖山荘（https://4travel.jp/travelogue/11475988）、旧村上邸（https://4travel.jp/travelogue/11543555）、旧山本条太郎別邸（https://4travel.jp/travelogue/11571738、https://4travel.jp/travelogue/11571737、https://4travel.jp/travelogue/11571973）、あるいは、大仏次郎茶亭（https://4travel.jp/travelogue/10659884）などの和風建築も見て回った。そろそろ何年経っても見ていない吉屋信子記念館も見学してみる時期であるように思える。
（表紙写真は吉屋信子記念館の塀の板）

エリア 鎌倉(神奈川)

吉屋信子記念館の塀。

吉屋信子記念館の塀の板。

吉屋信子記念館の門。

勝手口に「秋の一般公開（令和元年度）」の張り紙。11月30日が最終日だったのだ。

「鎌倉市吉屋信子記念館（吉屋信子旧宅）」。

吉屋信子記念館の標石。