品濃桜が開花しました－2009年～2020年

2009/03/23 - 2020/02/23

　JR東戸塚駅ホームの保土ヶ谷駅側先端の先に架かる跨線橋の左側法面に桜並木があり、その中の橋に近い桜の何本か（4本）は早咲きの桜である（https://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/yokohama/totsuka/tips/10236796/）。この桜は川上川沿いにある染井吉野の桜並木の中に染井吉野よりも早く咲き出す桜の木を移植したものである。この品濃口の早咲きの桜はこの桜を見付けた人が自分の家の前の国鉄の線路脇の法面に移植した。この早咲きの桜は染井吉野の実生（みしょう）と考えられる。染井吉野の実生には早咲きの桜が生じる場合があるのである。何か何処かで聞いたような…。そう玉縄桜と同じ類のものである。しかし、この品濃口の早咲きの桜は玉縄桜の原木（樹齢51年）の発生よりも古い。
　私のブログには2009年3月（https://4travel.jp/travelogue/10396787）から掲載されているが、前年にも行ったとあり、2008年にも、あるいは、例年ならともあり、それ以前の年にも何度もこの東戸塚駅の早咲きの桜は見に行っている。そして昨年に品濃桜と命名した。
　しかし、今年（2020年）の品濃桜の花の色は例年になくピンク色が薄く、例年の染井吉野の花に近い色に見える。
　紅枝垂れ桜など、桜の花の色は肥料を多く遣ったり、冬が寒いと色が濃くなるとどの植木職人も言っている。それならば、この冬の記録的な暖冬が影響して品濃桜の花の色が染井吉野のように白っぽくなってしまったのか？
　写真が残る2009年～2019年の品濃桜と今年（2020年）の品濃桜を比較してみると、例年の方が明らかにピンク色が濃い。
　このことから推定されることは、今年咲く染井吉野は色が薄く、もはや桜色とは呼べないほどであろう。
　なお、過去のブログを検索することは本当に大変だ。見落としているものがあるのかも知れない。グーグルやヤフーでは検索エンジンに問題があり役立たない。4travel.jpにまともな検索機能がないことがそうさせている。
（表紙写真は今年の品濃桜）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

今年（2020年2月23日）（https://4travel.jp/travelogue/11602971）。

昨年（2019年3月5日）（https://4travel.jp/travelogue/11465398）。

2016年3月6日（https://4travel.jp/travelogue/11109893）。

2015年3月20日（https://4travel.jp/travelogue/10992595）。

2015年3月14日（https://4travel.jp/travelogue/10990844）。

2014年322日（https://4travel.jp/travelogue/10868950）。

2013年3月20日（https://4travel.jp/travelogue/10759094）。

2013年3月10日（https://4travel.jp/travelogue/10756438）。

2009年3月（https://4travel.jp/travelogue/10396787）。