碧い海と祈りの島・上五島、九州西海の旅【２】 2019年 11月

2019/11/01 - 2019/11/03

前から訪ねてみたかった五島列島。
ペーパードライバーの私では
中々難しい観光地の一つでした。

上五島の中心地、新五島町観光協会で
観光地を巡る観光バスツアーを見つけて
申込みをしました。
そして翌日は観光しながら下五島の
中心地 福江島へ移動しました。

上五島の風土と歴史をガイドさんに
案内して頂きながら、美しい景色も
堪能して来ました。

エリア 五島列島(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 タクシー JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

佐賀駅でかもめに取り替え

佐賀駅 駅

車内でおやつを頂きながら
長崎駅へ向かいます。

長崎駅から徒歩10分
大波止近くの今宵の宿

エスペリアホテル長崎 宿・ホテル

お風呂が家風呂タイプだったのは
ポイント高い！
しかし、薄っすらと茶カビが…残念！

フェリーターミナルまで下見を兼ねて

最終便が出たのか、ガランとしてます。

長崎港ターミナル 乗り物

そのまま夕食を食べに行く事に

思案橋近くの

中華料理屋さんで

思案橋横丁 名所・史跡

カレー風味の皿うどん ♪
美味しかったです。^^

満福 グルメ・レストラン

帰りも路面電車で

長崎電気軌道/長崎の路面電車 乗り物

出島ワーフへ

長崎出島ワーフ ショッピングモール

稲佐山を眺めながら、ラテを

アティック グルメ・レストラン

中岡ちゃんの気分でしたが、不在！
ここのラテアートは龍馬、シーボルト
グラバー、弥太郎からのチョイスでした。

夜風も気持ち良いです ♪

新 観光丸 長崎港めぐり 乗り物

部屋では、シャインマスカットと
白州ハイボールで締めました。

おはようございます。
朝ごはんは、対馬産の穴子寿司。

早めに行って、予約したチケットの
受取りをした後は

海の方へ出てみましょう♪
昨日はキラキラしてた方面稲佐山

稲佐山 自然・景勝地

長崎フェリーターミナル

長崎港ターミナル 乗り物

高速艇シーエンジェルで有川港へ向かいます。

窓はステンドグラスをイメージした
飾り

紅白の椿

穏やかな海で良かったです。

予約していた観光ツアー
ガイドさんが港まで迎えに来てくれてました。
私一人にガイドさんと運転手さんが
付いてくれました。

旧鯛ノ浦教会

旧鯛ノ浦教会 寺・神社・教会

ルルドのマリアがいらっしゃいます。

聖母マリアのお告げを聞いた
ベルナデットもいます。

鯛の浦教会は現在新教会が隣に
建っている為、使われていません。

被爆した、浦上天主堂の煉瓦を所々
用いて建てられた建物です。

現役の祈りの場では無い為
内部の撮影も可能です。

コウモリ天井が聖堂内を
明るく反射させています。

外国のステンドグラスには文字が読め
ない信者の為に、キリストの生涯が
描かれている事が多いですが、日本では
その必要が無かった為、幾何学模様の
ステンドグラスが多いのだそうです。

五島の椿は薔薇の代わり
十字架ともダブらせたデザインなの
だとか。。

鯛ノ浦教会
聖家族が出迎えてくれます。

時間があるからと、昔捕鯨をされて
いた頃の見張り小屋へ連れて行って
くれました。

鯨見山展望台 名所・史跡

ここから鯨が入ってくるのを

見張っていたそうです。

こんな風に鯨を取っていたのですね。
呼子の中尾家で伺ったお話とも
ダブってよく分かりました。

次の目的地が眼下に見えていると
車を止めてくれました。

上五島空港

上五島空港 空港

現在は使われていませんが

ここで頭ケ島へ入るシャトルバスに
乗り換えます。

予約してくれていた時間に合わせて
シャトルバスに乗り込みます。

思いっきり、逆光ですが

頭ケ島天主堂 名所・史跡

世界遺産に登録された、頭ケ島天主堂

天主堂の脇に、隠れキリシタン達が
拷問される際に使われた石が
置かれていました。

殉教者達の碑

ルルドのマリアもいらっしゃいます。

『花の御堂』と呼ばれる内部はパステル
カラーの花の彫刻が施されています。

鉄川与助の設計施工の元
信者達により建てられた

石造りの教会

目の前のロクロ島から切り出した石を
運び

信者達の手により積まれたそうです。
プロが行なっていたなら、石に掘られた
番号は見えない様に積んだでしょうが
素人の作業、切り出し、運搬、積み上げ
と大変な行程を手作業で行った名残が
聖堂の壁に見て取れます。

鐘楼も… ね。。

それにしても、素人が作ったとは
思えない建物… 素晴らしいですよね。

キリシタン達の墓地

頭ヶ島キリシタン墓地 名所・史跡

目の前の海水浴場は

めちゃくちゃ綺麗な海 ♪

遠浅の砂浜に

小さなカニの穴が開いてます。。

こちらは、名物のかんころ餅を

作る行程だそうです。
ここで午前の行程は終了。

実はこのツアー2名催行でした。
結局、他の方がいらっしゃらず
2名分支払うという事で催行して
下さったのですが、お昼に支払い
に行った際、やはり2人分は頂けないと…

ワガママ言って申し訳なくなり
少なくともその分以上はと
今回のお土産の殆どはこちらで
頂きました。

午後の集合までにお昼を頂きます。
五島うどんの里で、名物の地獄炊き定食と
鯨肉の串カツを ♪
ぐらぐらの五島うどんは卵を落とした
アゴ出汁の麺つゆで頂き、残った麺つゆは
ご飯に掛けて卵掛けご飯で頂きました ♪

うどん茶屋 遊麺三昧 グルメ・レストラン

鉄川与助氏は九州に沢山の天主堂を
残しましたが、彼自身は仏教徒。
この元海寺の赤煉瓦の山門は彼の設計
だそうです。

元海寺山門 名所・史跡

ここも鉄川与助氏による設計です。

青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会

華奢な梯子で上がる鐘楼

レンガ模様に遊び心を感じます。

装飾も更に細かくなりました。

ここは年２回、薔薇窓を通った夕陽が
祭壇を照らすという演出が観られます。

大天使 ミカエルが守護聖人の聖堂です。

今年の台風による崖崩れの為
青砂ヶ浦天主堂へは回り道が必要なのだ
そうです。

途中に現れた青方教会

青方教会 寺・神社・教会

ここに登るのは少し勇気が要ります。。

冷水教会
鉄川与助氏が棟梁となって
初めて手掛けた教会だそうです。

冷水教会 寺・神社・教会

対岸に見えてきました。

大曽教会 寺・神社・教会

大曽教会

このマリアさま、少しお腹がふっくら
されてますね。

鉄川与助氏による設計。

ハートがあしらわれています ♪

蛤浜へ寄って下さいました。

蛤浜海水浴場 ビーチ

遠浅の綺麗なグラデーション
今は引き潮の時間の様です。

鯨の牙が目印の海童神社

海童神社 寺・神社・教会

有川港にはシーエンジェルが停泊しています。

港近くのスーパーマーケットへ行った
帰りは、もう夕暮れ時でした。

沈む夕陽を眺めてボーッと過ごしていました。。

鯨のモニュメントで遊ぶ、地元の子どもたち

ホテルに戻ったら、お夕食の時間

有川ビーチホテル浦　＜五島 中通島＞ 宿・ホテル

格安の焼酎ロックに

ハコフグの味噌和え『かっとっぽ』
これめちゃ美味しかったです ♪

鯨肉とベーコン
これもイケたよ ♪

季節のキノコの土瓶蒸し

サザエのつぼ焼きとお腹ちぎれそうな
くらいでした。
料理長の特選コース堪能しました ♪

スーパーマーケットで買った物たち

夜のおやつは洋梨 ♪

今回もにわかファン、ラグビー決勝戦
イングランド vs 南アフリカを観戦中

そして、お風呂を頂きに行きます。
大浴場は夜のみ可。温泉ではない為
朝はシャワーだけなら可とのこと。

お部屋から星空鑑賞もして
お休みなさい。。

おはようございます。
天気予報通り、雲が出ていますね。。

朝ごはんも美味しかったです ♪

ロビーでお迎え待ち

タクシーが迎えに来てくれました。

もう一組をピックアップして

蛤浜海水浴場 ビーチ

蛤浜へ立ち寄り。昨日とはまた違う
辺りで鑑賞しました。

これは、海上にある石油貯蓄基地。
五基で日本中で使う7日分の石油が
貯蓄されているそうです。
凄いものが有るんですね。。

水鏡が美しい、中ノ浦教会へも
立ち寄って下さいました。

中ノ浦教会 寺・神社・教会

赤い椿柄なら彫刻が愛らしい聖堂内

ルルドのマリアはここにも。。

若松大橋を渡ると

若松大橋 名所・史跡

目指す若松港は直ぐでした。

海上タクシーに乗り換え

若松大橋をくぐって出発！

若松港より沢山の島を

五島列島キリシタンクルーズ (五島自動車) 乗り物

すり抜けて

ここで停泊。写真撮影の為に船の扉を
開けてくれました。
子どもを抱くマリアさまに見えると
キリシタン達の信仰の対象になった
『ハリのメンド（針の穴）』と呼ばれる
岩の切れ間

続いて見えて来ました。

キリシタン洞窟 名所・史跡

自然に出来た洞窟に隠れて祈りを
捧げていたキリシタン達がいたそうです。
（キリシタン・ワンド）
我々は船上から観ただけですが
上陸するツアーもあります。

この後船は、奈留島、久賀島に立寄り
福江港へと向かいます。

=【３】下五等編へつづく =