ちょっと早めの夏休みでロシア旅行　その15　武器庫以外は全て予定外のクレムリンとレーニン廟観光

2019/08/02 - 2019/08/03

余裕を持って行動していたはずが気づけばクレムリンの武器庫の予約時間までもうあんまり時間が無い。
武器庫のチケットは事前にチケット売場でチケットに引換える必要があるんだけど…実は引替え場所がどこかあんまり調べていなかったので慌てて検索
。
どうやらクレムリン横のアレクサンドロフスキー公園内にチケット売場はあるみたい。
そのどの辺りかまでは分からなかったけど行けばなんとかなるだろう、と思いつつもちょっと焦り気味に向かう。
公園は広かったけどチケット売場は分かり易い場所にあったのですぐに見つかった。
当日券購入の窓口は並んでいたけど、予約している人がチケット引替えをする窓口は誰もいなかったのですぐに引換え完了。
これで一安心と武器庫の入口へと急ぐ。
無事予約時間の14:30には武器庫のチケットを持っている人用の入口ボロヴィツカヤ塔に到着。
入口は大行列。
これなら急がなくっても大丈夫だったなぁ。
時間予約してるし入れないことはないだろうし並んで待つか、と並んだけど…一向に列は動かない。
どうなってるの？と一番前の様子を見に行くと荷物検査をして入っていく人がいたので何か問題が起きて閉鎖されているわけでは無さそう。
が、次々荷物検査しているわけでなく、気が向いたら荷物検査して入れているという感じ。
入口の荷物チェックしていた警察の人（多分）にこのチケット持ってるんだけど入れるの？とジェスチャーで聞いたらここで待っておけというジェスチャー（多分）。
なのでしばらく待っていたけど30分たっても列は一向に動かない。
さすがに並んでいる人達がザワザワと騒ぎ始めた。
朝早起きして取ったチケットなのに本当に入れるの？？
さてどうなったかは旅行記をどうぞ。

エリア モスクワ(ロシア)

アルバーツカヤ駅から1駅のプロシャーチ レヴォリューツ駅に到着。
この時はちょっと焦っていてあんまりホームを見ずに外に出てしまった。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11564852
の続き。

プロシャーチ レヴォリューツ駅 駅

駅を出て少し歩くとボリショイ劇場。
ここでバレエ鑑賞もいいなと思ったけどサンクト=ペテルブルクでも見たしね。
この時期はオフシーズンだから演目もイマイチだし。

ボリショイ劇場 劇場・ホール・ショー

ボリショイ劇場前の広場には不思議な彫刻も。
台座がえらく大きいなぁ。
って気付けば2時過ぎてる。
14:30のクレムリンの武器庫のチケット取ったからもう少し早く来るつもりだったのに…。
しかもロシアはどこもそうだったけどネットで予約した場合、チケット売り場でチケットに引き換えなきゃいけない。
他の国はバウチャー印刷すればOKなのに。
これが意外と面倒。

だけどクレムリンのチケット売り場の場所調べるのすっかり忘れてた(>_<)。
なので直前に慌てて調べてどうやらクレムリン隣のこのアレクサンドロフスキー公園の中にチケット売り場があるところまでは確認。

アレクサンドロフスキー公園 広場・公園

でも場所までは分からず。
まぁ、なんとかなるだろう。
外観は写真でわかってるし。
と公園の中をひたすらずんずん歩く。
なんかいろんなモニュメントがある公園だなぁ。

で、無事チケット売り場発見。
結構大きいので遠目でも分かった。
よかったよかった。

中に入ると当日券売り場は大行列。

でもインターネットで予約した人のチケット引き換え窓口はガラガラ。

ちなみにクレムリンのチケットの入手方法については準備編をどうぞ↓
https://4travel.jp/travelogue/11430212

なので無事チケット引き換え完了。
よかった。
ちゃんとしたチケットもらえるのは嬉しいけどいちいち引き換えるのはやっぱりちょっと面倒くさい。

武器庫の入口は？と窓口で聞いたらさらに奥だと言われたのでテクテク。
すると行列を発見。
どうやらこれだね。
武器庫のチケットを持っている人用の入口はボロビツカヤ塔にある。
クレムリンのチケットを持っていればクレムリンの中から入れるんだけどね。
今回はクレムリンは観光せず武器庫だけの見学なのでこちらから。
予約時間の14:30に到着。
でもこれだけ並んでるなら急がなくっても大丈夫だったかも。

ボロビツカヤ塔 建造物

が、しばらく並んでも全然列が動かない。
本当にここで合っているのか不安になって先頭の様子を見に行く。
するとちょうど荷物検査をして入って行く人が。
でも次々検査しているわけでもなくたまに検査して入れている感じ。
どうやら閉鎖されているわけでもないということは確認できた。

すると係員っぽい雰囲気のおじちゃんが出てきて何やら話している。
が、ロシア語なのでさっぱり分からない。
そしておじちゃんが移動し始めてそれについて行く人多数。
どうしたらいいのか分からなくておろおろしていると前に並んでいたロシア人(多分)のおじちゃんが「付いていった方がいい」というジェスチャー。
このおじちゃんは付いていかないんだろうか？と思ったもののとりあえずどこに行くのか分からないけど付いていってみる。

クレムリン 城・宮殿

すると到着したのは人が行列している入口らしき場所。
おじちゃん行列を気にせず行列の横の関係者入口みたいな場所から付いてきた私たちをチケット確認もせずに入らせる。
え？ここってもしかしてクレムリンの入口じゃないの？
クレムリンのチケット持ってないから入れないんじゃ…。
どうしよう…と思っている間も無く人が多過ぎて一緒に入った人たちもどの人だか分からないしおじちゃんも見失ったしで焦りまくり。
とりあえず荷物検査のところまで来たけどここではチケットチェックなし。
あれ？チケットチェックは？と思いながらも進んでいくと…トロイツカヤ塔が見えてきた。
やっぱりここクレムリンの入口だ！
どうやらさっきおじちゃんが入れてくれた場所がチケットチェックの場所だったみたいだけどそこはスルーさせてもらったみたい。
つまりここから武器庫へ行けってことね。

トロイツカヤ塔 建造物

なんとか状況を理解。
入っていきなりあったのが国立クレムリン宮殿（旧クレムリン大会宮殿）。
武器庫のチケットではクレムリンに入れないので本当ならここに入るのに1000ルーブルの入場料がいるはずだけどそれなしでここに入れたのはラッキーとも言える。

国立クレムリン宮殿（旧クレムリン大会宮殿） 現代・近代建築

本当ならゆっくり見学したいところだけど武器庫の入場券の指定時間は14:30。
15時はとっくに過ぎているのでこのチケットで何時まで入れるのか分からない状況では武器庫に急いだ方が良さそう。
ちなみにクレムリンでは今でも大統領つまりプーチンの執務室がある。
なので指定された場所以外を歩こうものならものすごい勢いで警笛を鳴らされる。
この道路も禁止区域で歩いたら容赦なく警笛が鳴っていた。

武器庫に急がなきゃ！という気持ちがあるものの、せっかくだしクレムリンもちょっと見たい！という気持ちのせめぎ合い。
友人も同様な様で焦りつつも気になる様子。
なのでさすがに教会内には入らないけど通りすがりの場所はちゃっかり見学。
まず見かけたのが重量40トン、口径89㎝のブロンズ製で、1586年に鋳造された世界最大の大砲「大砲の皇帝」。

大砲の皇帝 モニュメント・記念碑

続いて聖堂広場。

聖堂広場 広場・公園

こちらはイワン大帝の鐘楼。
この鐘楼は別で入場料払えば上がれるらしい。最初にまずエリアの入場料を取って建物の個別の入場料も取る。
ロシアではこのパターン割と多かった。

イワン大帝の鐘楼 寺院・教会

高さ６メートル、直径6.6メートル、重さ200トン以上の「鐘の皇帝」。
この鐘1733年から1735年にクレムリン内で鋳造され、鋳造された後も、製作用の穴に置かれたままになっていたそうな。
そんな時1737年にモスクワに大火事が起こり、鐘を冷やすために水をかけたところ、亀裂が生じて一部が欠けてしまいました。
つまり一度も鳴らされたことのない鐘らしい。
割れた部分で記念撮影をする人の行列が。
ここも見るだけ。

鐘の皇帝 モニュメント・記念碑

こちらはウスペンスキー大聖堂。
正直ここはもう1回見たいなぁ…と思ったものの入口行列してるしここに並んだせいで武器庫見られなかったら泣けてくるので諦める。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

そして無事。
武器庫到着。
15:30過ぎてたけど問題なく中に入れてもらえた。
「武器庫」は、その名の通りかつて武器を作ったり保管したりしていた場所。
しかし、モスクワからサンクトペテルブルグに遷都が決まった際に武器はすべて持っていってしまったため、宝物殿として使われるようになった。
現在でもその宝物が観光客向けに展示されていて、宮廷衣装や超豪華なロマノフの馬車など、13～18世紀の金銀財宝を見られるようになっている。
ここも前来た時に一応見たんだけどツアーだったのでポイント見学だったので今回はゆっくり見ようと思っていた。
中は撮影禁止だったので残念ながら写真はなし。
それを知らないのか確信犯なのか分からないけどちょこちょこ写真撮っている人はいたけどね。
一応係員さん(年配)注意してたけどそんな大きな声でもないしロシア語なので…気づいてない…係員さんも諦め気味。
でも…注意の英語くらいは覚えようよ～と他人事ながら思ってしまった…。

武器庫 博物館・美術館・ギャラリー

数々のお宝に圧倒されながらもここに来たのはもう1つ

これはキジ島と合わせてここもリベンジだね、と友達と誓う。
それまでにはダイヤモンド庫のチケットもネット販売して欲しいなぁ。

残念なこともいろいろあったけど入れると思っていなかったクレムリンに入れたりちょっといいこともあったしよしとしよう。

今日の予定はこのクレムリン観光を中心に組んでいたので無事終わって一安心。
まぁ予定より大分時間かかったけど。

アレクサンドロフスキー公園 広場・公園

武器庫の大行列が全く進まなかった時はどうしようかと思ったけどなんとかなるもんだ。
でもあの行列で移動せずにそのまま並んでいた人たちはどうなったんだろう？
ちゃんと入れたのか気になるけど確かめる術はない…。

と、何やら公園の出口付近に人だかりが出来ている。
なにかと思ったら…これはもしや無名戦士の墓の衛兵交代式？
時計を見るともうすぐ17時。

無名戦士の墓 モニュメント・記念碑

と思ったら衛兵さんが動き出した。
やっぱりそうだ。
ということでついでに見物。

移動している通路のところはそんなに人がいなかったけど無名戦士の墓の前は人だかり。
なので人だかりの上から手を伸ばして撮影。
衛兵交代式はあっという間に終わっちゃった。

交代式が終わった後付き添いみたいな衛兵さんが特立不動になっている衛兵さんの服装を整えていた。
この人たちは動いちゃいけないんだよね。
1時間とはいえ大変そうだ。

さてでは次の目的地へ電車で移動。
到着したのはアールデコ様式のマヤコフスカヤ駅（2号線）。

マヤコフスカヤ駅 駅

この駅はロシア・アバンギャルドの詩人、ウラジミール・マヤコフスキーが描く「ソビエトの未来」をイメージして作られ、世界でもっとも美しい駅とも言われているらしい。

確かに大理石やステンレスがふんだんに使われていて、シンプルかつ洗練されたデザインは、デコラティブな他の多くの駅とは一線を画している。
いろんなタイプの駅があって面白い。

で、ここに来たのはちゃんとお目当てがある。
それがこちらのお店「ナチュラ・シベリカ」。
日本でも原宿に出店している自然素材の化粧品のお店。
ちょっと入口分かりにくくて最初通り過ぎちゃった。

なかなか素敵な店内。
しかし化粧品の表記はロシア語のみ。
何かわかるのもあれば分からないのもある。
こんな時こそGoogle翻訳。
店員さんも英語イマイチな感じだったのでめっちゃお役立ち。
お土産や自分用の化粧水などを購入。
パッケージも可愛かったのでお土産に喜ばれそうなものがたくさんあった。

ナチュラシベリカ (トヴェルスカヤ通り店) 専門店

で、ちょっと早いけど夕食を食べようということですぐ近くのグルジア料理レストランHachapuriハチャプリへ。
ここも事前にチェック済み。

ハチャプリ その他の料理

早めの時間だから空いてるだろうと思ったらほぼ満席。
観光客っぽい人も多い。
でもちょっと椅子の高いカウンター席が空いていたのでそこに座る。
ちょっと後で来た人の中には断られている人もいてた。
人気店なんだな。

メニューは写真付きがあるというので見せてもらう。
これは分かりやすくて助かる。
ただこの写真付きメニューは数に限りがあるらしくタイミング逃すとなかなか見せてもらえなかった(^◇^;)

飲み物はベリー水 150ルーブルを注文。
最初2つ注文しようとしたら「多いから1つで大丈夫」と言われて1つにしたら…確かに。
ってジュースのつもりで注文したけど水だったのね。

料理は注文したものが一気に来た。
これはトマトとほうれん草とチーズのハチャプリ 390ルーブル。
“ハチャプリ”とは、ジョージア（グルジア）のピザのこと。
黄身を崩してからいただいたけどこれ美味しい！

続いてポーク&ビーフのヒンカリ 1個90ルーブルで3個からの注文だったので4個注文して360ルーブル。
ヒンカリもグルジア料理でイメージとしては小籠包みたいな感じ。
でも小籠包みたいに熱々の提供ではない。
そういうものなのかただ単に冷めただけなのかは不明。
皮は分厚め。
1個が結構大きい。
これも美味しい！

お肉も食べたいよね！
って事で注文したLamp肉520ルーブル。
まぁヒンカリも肉なんだけど(^^;;
こちらは本当にガッツリ肉で肉肉しい。
塩胡椒のみのシンプルな味付けで美味しい。
2人でこれだけ食べてお腹いっぱい。

とは言っても甘いものもちょっと食べたい…。
って事でバニラアイスクリーム 90ルーブルも注文。
これだけ食べて２人で3000円しない。
このお店が流行っているのも分かる。

お腹いっぱいになったので地下鉄でホテルへ戻る。

コムソモーリスカヤ駅 駅

ホテルにはちょっと早めの20:30に戻って来た。
明日は帰国日だから荷物の整理やらいろいろして就寝。

今日の歩数は24,023歩。

翌日は6時起床。
朝食レストランは6:30から開くのでその時間にロビーに行くとさすがに空いている。

ヒルトン モスクワ レニングラードスカヤ ホテル

レストランも入った時は空いている。
時間がたつとあっという間に満席になったけど(^^;;
今日もたっぷりいただく。
ワッフルは本当に焼き立てだったので思わず先に取ってしまった。

最後のデザートはクレープ。
かなりお腹いっぱい。

今日は帰国日だけど午後の便なので午前中観光する時間はあるので街歩き。
チェックアウトして荷物を預けて9時にホテル出発。

ホテルは近くに観光地はないので基本電車での移動。

コムソモーリスカヤ駅 駅

きらきら豪華なコムソモーリスカヤ駅だけどこんな場所もあるあ。

地下鉄に乗って向かったのは赤の広場。
この旅だけで3度目（笑）。
こちらは入口のヴァスクレセンスキー門。

ヴァスクレセンスキー門 現代・近代建築

門の前にはロシアの全道路の起点となる事を表す標が。
ここで記念写真を撮っている人もいっぱいだったので人がいなくなった隙にパチリ。

ロシア全道路の基点 史跡・遺跡

門を入ったところにはマトリョーシカの形をしたお土産屋さん。

こっちはクリスマスマーケットみたいなお土産やさん。
さすがロシアでも有数の観光地。

赤の広場まで来たのはここロシア革命の指導者ウラジーミル・レーニンの霊廟の見学のため。
元々この日はノープランだったのでまぁモスクワ川クルーズでもしようかと思ってたけどお天気もイマイチ。
どうしようかなぁと思っていたら友達がこのレーニン廟に興味を示したので行ってみることに。

見学開始は10時からだけど混んでいるという情報だったので30分前の9:30の到着したけどそれでもこの行列。
この後も行列は伸びていったので早く来てよかったかも。

ということで開くまでおとなしく待つ。
これは清掃車かな？
最初はそうでもなかったけどじっとしているとちょっと寒い。
リベンジでロシアに来るときは夏でもしっかり防寒対策をしようと心に誓う。
でもなぁ、前にお盆に来た時は暑かったのになぁ。

10時になった！
けど列はなかなか進まない。

30分たってやっと入口が見えてきた。
この調子だと1番後ろに並んでいる人は何時に入れるんだろう…。
ちなみにレーニン廟は入場無料。
ガイドブックやネットの情報では中には一切荷物の持ち込みは出来ないって書いてあったけど実際は荷物検査は確かに厳しめだけど荷物の持ち込みはOKだった。
ルールが変わったのかな？

ちょっと青空が出てきた！
久々の青空。
国立歴史博物館が映えるなぁ。

荷物検査を終えた後はクレムリンの壁沿いをてくてく歩く。

ソビエト連邦の初代指導者であるレーニンは1924年の死去後すぐに、遺体を永久保存するため木造の廟が建築された。
その後1931年に現在の花崗岩作りの廟として完成。
遺体は死後すぐに防腐処理を施されたので今もなおガラスケース内に安置されている遺体を見ることができるらしい。
ミイラは何度も見たことあるけど防腐処理施された遺体は見たことがない。
一体どんなものなのか？

しばらく壁沿いを歩いていると壁にプレートの様なものが。
何かな？と思ったらどうもお墓みたい。

レーニン廟が近づくとさらにお墓らしいお墓が並んでいた。
主にソ連時代の政治家の方のお墓みたい。

正面にはグム百貨店。

さぁいよいよ入口が近づいて来た。
どんな風になっているのかなぁ？と不謹慎ながらこの時は観光モード全開だったけど…

中に入ると…そんな気分は吹っ飛んだ。
ここからは当然撮影禁止。
まず中はかなり暗い。
入った時は足元も見えないくらい。
友達が先先行くので付いていこうとしても暗いし、軍人の2人組のお兄ちゃんがすごく怖いしで足が前に進まない。
どうやらこの時に友達がちょっと振り返って私に話しかけようとしたらしいけど声を発した瞬間に軍人さんに鋭い声で注意された。
私は友達が話しかけたことも分からなかったくらい小声だったんだけどね。
が、友達は自分が注意されたことが分かってかなり怖かったらしい。
私もなんか注意されたと思ってかなり怖かった。
かなり短い間隔で軍人さん2人組で立っている通路を抜けるとちょっと広い空間があってまるで眠る様にレーニンが。

レーニン廟 モニュメント・記念碑

見た時は本当にびっくりした。
え？これは蝋人形？？
レーニンって意外と小さい人だったの？と脈絡ない感想がいろいろ浮かぶ。
レーニンの安置されているガラスケースの周りをコの字に周れる様になっていたのでゆっくりと歩く。
とにかく異様な雰囲気で声も出せない。
写真なんか撮ろうものなら逮捕されそう。

見学を終えて外に出たら2人ともあの雰囲気に圧倒されて半ば呆然状態。
ある意味この旅で1番印象に残った事かもしれない。
レーニンの遺族はこの廟に反対したらしいけどそれも分かる気がする。
身内なら見せ物のように安置されるのではなく静かに眠らせてあげたいと思うだろうなぁ。

もちろん安置のされ方や警備体制から見るとロシアがレーニンを見せ物にしているとは思わないけどね。
今もレーニンの遺体は1年に一度はメンテナンスされてあの状態を保っているらしい。
いろんな意味で考えさせられたレーニン廟の見学だった。

次はいよいよ最後の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11566813
あとちょっとお付き合いください！