秋の北陸ロマン（２３）加賀藩祖を祀る尾山神社。神門が見たくて

2019/10/09 - 2019/10/09

加賀藩初代藩主・前田利家公と正室お松の方を祀る尾山神社。
和漢洋の様式を取り入れた特徴的な神門は国の重要文化財に指定されています。
テレビで見たり観光バスで通りすがりにチラ見したことはありますが、近くで見てみたくて、今回の旅で絶対に立ち寄ろうと決めていた場所の一つです。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

１０月９日午後１時。
金沢城玉泉院口から外へ出て近くの尾山神社へ向かいます。

玉泉院口から２～３分歩くと尾山神社の東神門前に着きました。

尾山神社東神門。
旧金沢城二の丸の唐門で江戸期の建築。
卯辰山招魂社神門として移されていたものを昭和３８年に再移築したものだそうです。

尾山神社 寺・神社・教会

東神門
桃山風御殿建築の様式を偲ぶ貴重な建造物。

東神門を内側から。

尾山神社境内略図。

尾山神社の境内がかつては金沢城金谷出丸だったことを伝える看板。

境内にあった母子順風の像。
１９８１年の作だそうですが、なんともすごい恰好をした像でした。

鬱蒼と茂る木で光が遮られてよく読めなかったのですが
「松平」と書かれた碑がなぜかここにありました。
碑の後ろには歴代加賀藩主を祀った金谷神社。

樹々が茂っています。

工事中だった金谷神社。
二代藩主・利長公から歴代藩主・当主、その夫人が祀られています。

尾山神社保存樹林。

神苑

池泉回遊式の庭園になっているそうです。

池。

前田利家公像。
尾山神社に祀られている加賀藩祖前田利家公の像です。

ガラス張りでモダンな授与所。
なんとも常識にとらわれない建物です。

前田利家公金の兜

手水舎。

参道と拝殿。

拝殿。
尾山神社を訪ねてみたいと思い立ってから４年半越しに願いが叶ったことの感謝の気持ちを込めてお詣りさせていただきます。

お詣りを終えて神門の方へ向かいます。
和漢洋の奇抜な様式が訪れる人の目を惹きます。

美しい神門。

神社なのにステンドグラス。
常識にとらわれないのが現代的です。

内側から見た神門。

神門をくぐります。

一転して「和」の様式。

神門の中から見た外側。

外側から見た神門。
しめ縄とのコラボがむしろ調和的に見えます。

神門。

神門。

尾山神社の前にやって来ました。
通常はこちらからお詣りするのですね。

（つづく）