秋の北陸ロマン（２６）ホテル日航金沢 ラ・プラージュのコースディナー

2019/10/09 - 2019/10/09

ホテル日航金沢初日のディナーは最上階３０階にあるレストラン「ラ・プラージュ」でのコースディナー。
以前来店してとても素敵なディナーだったのでリピートです。
ヨーロピアン・キュイジーヌを美しい夜景を眺めながら頂く、極上のひと時です。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

１０月９日午後５時半。
ホテル日航金沢の最上階３０階へ。

ホテル日航金沢 宿・ホテル

予約しておいたレストラン、ラ・プラージュにやってきました。
「ラ・プラージュ」とはフランス語で砂浜、ビーチという意味だそうです。
窓からは金沢市内の景色がよく見えました。

ラ・プラージュ グルメ・レストラン

「秋の夕日はつるべ落とし」
あっという間に夕景から夜景に変わる景色を眺めながら。
コースメニューの写真を撮ります。

グラスシャンパンを１杯だけ頂きます。

外の景色に見とれながら待ちます。

美しい夕焼け。

落ち着いた雰囲気の店内。

シャンパンを注いでもらいます。

美しい夜景に「かんぱ－い！」

素敵な夜です。
おひとりさまがもったいないくらいでした。

＜食前の小さなおたのしみ＞
茄子とガンド（ブリの小さいもの）、ズワイガニのリゾット、シュー蒸しサーモンのムース。

小さなお楽しみとはいってもそれぞれに味が奥深い。

ガンドとはこの地方での出世魚ブリの小さなものの呼び名だそうです。
タルタルとわさびパウダーで楽しませてくれます。

ズワイガニのリゾット
磯の香りがこころを楽しませてくれます。

シュー蒸しサーモンのムース
最初にシュー生地の食感、続いてサーモンの味と香り、最後にもう一度シュー生地の味とお口の中で変わっていく味を楽しみます。

天井にはスワロフスキーが美しく輝いています。

＜オマール海老＞
オマール海老のラッケ、山葵、松の実
白いお皿が素敵です。

オマール海老、蕪の葉のソース、蕪のピクルス、松の実、わさびパウダー

まずは目で楽しみます。

お口の中で時間差でやって来る味わいの波。
優しい蕪、オマール海老の香りと味、最後のミックスした味と食感！
この一皿の中で何回違った味を楽しめるんだろう！と思いました。

中にはおいしさがたくさん詰まっていました。

パン。
フランス産ラ・ヴィエットのバター、自家製バター（甘エビの粉末バター）が絶妙にうまい。

＜ムール貝＞
モンサンミッシェル産　ムール貝のタブレ、サフラン

クスクスの上にパセリとバター

ムール貝の出汁からとったスープとサフランのソースを使っています。

フランス・モンサンミッシェル産
ミッシェル＝ミカエル＝マイケル

（こじつけますｗ）
大天使ミカエルの恵み！
リーチ・マイケル選手のように力強く！

＜地鶏＞
京都七谷地鶏のラ・ヴィオリ　白葱　しらす　浅葱

竹炭を使った黒いパスタの中にフォアグラと濃厚な地鶏

こんな小さなお皿の中に広がる小さな宇宙に夢うつつの気分にさえなってきます。
窓から見える夜景さえも宇宙に散りばめられた美しく輝く星たちのように見えてきます。

宇宙遊泳の続きを楽しみましょう。
＜穴子＞
穴子　卵黄　牛蒡　紫蘇

パン粉に浸けた穴子をフライに。
穴子の出汁と牛蒡を使ったソース和え。

香ばしい穴子。
卵黄つけた頂くと味がまろやかに変わります。添えられた牛蒡のシャキシャキとした食感もいい！
幸せの、一皿です。

＜金八＞
金八（ちかめきんとき）、加賀蓮根、佐の川園の舞茸、トランペット・ド・ラ・モールのソース

高級魚と言われる金八。しっかりとした身で濃厚な味わいでした。
舞茸の濃厚な味わいも負けていません。
トランペット・ド・ラ・モールのソースはフランス産のきのこ。
加賀蓮根の食感が全体を引き締めます。

＜能登牛＞
能登牛らむいち、里芋のバンダンジュール

血の出汁から取ったソースで肉本来のうまさを引き立てていました。

見た目も美しい。

＜五郎島金時＞
五郎島金時、オレンジのムース
五郎島金時は金沢のブランド薩摩芋です。

＜りんご＞
リンゴのムースとショコラ

プティフール

デザートとプティフールとコーヒーでコースをしめくくります。

どのお料理もお口の中で途中で何度も味の変化を楽しめるように仕上げられていたいました。
極上のひと時を味わうことができました。
素敵なディナーでした。

（つづく）