海外一人旅！第2弾～ロイヤルな街、サンクトペテルブルクvol.１モスクワからサンクトペテルブルクへ

2019/08/06 - 2019/08/10

海外一人旅がヤミツキになり、2週間再びヨーロッパへ行ってしまいました！
旅程は
8月3～10日:ロシア(モスクワ、サンクトペテルブルク)
8月10～12日:フィンランド(ヘルシンキ)
8月12～15日:チェコ(プラハ)
16～17日:デンマーク(コペンハーゲン)
になります。

貧乏旅行なので航空券、ホテルは自力でエクスペディア。
バレエ鑑賞チケット手配、ビザ申請も全て個人で行いました。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

モスクワ最終日。サンクトペテルブルク初日。
朝早くにホテルをチェックアウトし、電車に乗るために駅に向かいます。
ロシアのほかの主要都市へ向かう大きな駅は、その行先の都市名が駅名になっているのでそのルールさえ踏まえておけばかなり分かりやすいかと。

とはいえ、周りには大きな駅がたくさんあったのでかなり迷ってしまった。
荷物検査を終え、乗るべく電車が掲示板に乗っていたのでほっと一息。

時間が少しできたので、構内のお店で朝ご飯を選ぶ。
拙い英語が通じなかったので、指さしでチョイスをなんとか伝える。
ロシアのお店の店員さんは皆親切な方ばかりで、私が何を選んだのか一生懸命理解しようとしてくれたのがとても嬉しかったなあ。

本日の目玉、サプサン号！
日本でネットで予約していたので、チケットをプリントアウトしていけばかなーりスムーズ！

列車は定刻通りサンクトペテルブルクに向け出発。
さよならモスクワ！

車内は清潔で快適。
「サプサン」と書かれた社内雑誌もあり、オリジナルグッズの販売も行っている模様。

ちなみに隣の席はヨーロッパ系のおじさんが座っていました。
軽く英語であいさつしたけれど、ロシア人だったかはよくわからなかった。

テーブルを倒して先ほど購入した朝ご飯を実食。
右側はおかずパンで（中身が何だったのか忘れた）、左側は甘いエッグタルト。
日本で食べるものとクオリティはそう大差なかった気がします。

新幹線のように軽食の社内販売員がカートを押しながら何度かやってくるので、それを利用してもよかったかも！隣のおじさんはお弁当を買って食べていました。おいしそうだったな～

サンクトペテルブルクまで４時間の旅。
途中２時間くらい走ったところで、窓の景色もすがすがしい容器に。
モスクワは曇っていたけれど、サンクトペテルブルクは晴れていそう！

こういう田舎にも足を伸ばしてみたい。

４時間ってかなり長い。
東京大阪間だって片道２時間半なのに・・・露西亜の国土の広大さを実感します。

４時間の列車旅は長いようで短く、気が付けばサンクトペテルブルクに。
駅の向かい側にはこれからモスクワに向かうと思われる別のサプサン号が。

そして駅を降り、サンクトペテルブルクの町へ…

ここがサンクトペテルブルク・・・！！
絢爛豪華とはまさにこのこと。

ホテルまで１０分少々路面バスに乗ったが、ロイヤルな街並みを目にし圧倒されてしまった。
今まで訪れたヨーロッパの町の中で、一番景観に心を奪われてしまった。
特に写真のネフスキー通りはサンクトペテルブルクの目抜き通りで、有名な建物がごろごろとある。
それでいて、街にはごみ一つ落ちてなくホームレスの方も全然見当たらない。

ようやくホテルに到着！
チェックインには時間が早かったので、先に荷物を預けてお手洗いも借りることに。

お手洗いを行く途中に通った部屋にはアップライトのピアノが置かれていた。
近くに音楽学校があるので、学生が練習するために設置してあるのかもしれない。
フロントの人も,その音楽学校の生徒のように見受けられた。

中庭の風景。

ゴージャスな空間。
2000円／泊のホテルとは思えない。

ホテルを出た周りの景色。
白いライオン４匹が橋を囲っています。
あと、ハトがいっぱいいる・・・（笑）

ホテル近くのサンクトペテルブルク音楽院前にあった銅像。

また近くにはマリインスキー劇場が。
最終日にここでバレエを見るために、今回はわざわざ劇場近くにホテルを予約したのだった。

中心地に戻るためにモイカ川沿いを歩きます。
遠くには聖イサアク大聖堂が見えます。

川沿いで見つけた建物その１。
なめらかなクリーム色がステキ。

川沿いで見つけた建物その２。
シャレオツで有名なレストランが入っているらしい。
シックな雰囲気が良き。

川沿いを１０分ほど歩くと、先ほどから見えていたイサアク大聖堂がやっと大きく見えてきた。

モスクワでもロシア正教の大聖堂は見ていたけれど、サンクトペテルブルクの大聖堂も立派なものばかり。

この日は中には入らず外観だけ堪能。

ネフスキー通りの１本手前の通り。
裏通りもこんなに華やか。
この付近には日本料理店も多く、遅い昼ご飯をとるためにお店を散策することに。

１０分少々悩んで決めたのは、ロシア料理店！
モスクワでも散々食べて飽きていたけれど、せっかくなのでこの界隈にあった「ゴスティ」というお店に入ることに。

まずは紅茶を頼みます。やっぱりロシアの紅茶はおいしい！

メインディッシュはサーモンとポテト！！！
量は少なかったけれど、空腹の胃にしみ渡るおいしさでした！
サーモンもジャガイモもロシアの名産。おいしくないわけがない！

腹ごしらえをした後は、再びネフスキー通りへ。

ネフスキー通りで見つけたかわいらしい建物。
ジブリ映画に出てきそうな趣。ぶら下がっている時計もかわいい。

そして突如現れたのはカザン聖堂。
美しい正道です。

そして通りを挟んで反対側にあるのはドム・クニギ。
アール・ヌーヴォー様式の美しい本屋さん。
時間がたっぷりあったので中を散策してみることに。

ロシア語の本がた～くさん！

本以外にもたくさんの雑貨や文房具が売っています。

マトリョーシカちゃん。

ここにも本がいっぱい！
左上のトルストイのアンナカレーニナだけわかりました。

ドム・クニギをぶらついたあとは近くの運河沿いを散歩。

そして見えてきたのは・・・

血の上の救世主協会！！！
絶賛改装中でした・・・（笑）

でもその血塗られた歴史とは裏腹に、なんてメルヘンなかわいらしい建物なんだろう…。
モスクワのワシリイ大聖堂と似ていて、カラフルでお菓子できているような世界観。

個人的ベストショット。
周りには中国人団体客がたくさんいて、その中から何とか工夫して撮影した一枚。

雄大な運河がそこかしこに流れています。

救世主協会から北へ歩くこと２０分近く。

ネヴァ川まで北上し、その広大な川を暫く眺めることに。
対岸にはペテル・パヴェル聖堂が見える。

まるで海のような穏やかさ。
ここにきて、１週間前まで日本で普通に過ごしていたことが遠い昔のように感じられた。
それまで日本で抱いていた悩みや鬱屈した思いも、はるばるロシアまで来てその緩やかな運河を眺めているとだんだんどうでもよくなっていくのがなんだか不思議だった。

北のヴェネツィアと呼ばれる所以が分かるその姿。
ヴェネツィアみたいに入り組んだ迷路のような街を歩き回る楽しさはないけれど、情緒あふれる広大な運河と運河沿いにそびえたつ、贅をつくしたロシア帝国時代の建物群を見渡しながら街歩きを楽しめるステキな街だと思った。

ネヴァ川沿いの大理石宮殿。

オベリスク。

夏の庭園の墓石。

美しい花々が庭園を彩っています。
この季節に花が見られるのはやっぱり贅沢だなあ。

夏の庭園沿いにあった運河。
鴨川みたいにカップルが等間隔で座っていたら面白かったのになあ。

トラムとミハイロフスキー城。
もう豪奢な建物が多すぎて街を歩いただけなのにテンションが上がりっぱなし・・・
サンクトペテルブルク、夢の世界すぎる。

ロイヤルな雰囲気も楽しめるけれど、夏の庭園は緑も豊か。
この日の気温は２０度を少し上回るくらいで、風のせせらぎが大変気持ちよかった・・・

再びのドム・クニギ。
夕日に照らされた姿も美しい。
お土産の購入は最終日まで持ち越すことに。

ネフスキー通りまで戻り、やっと夕食にありつける。
この日もロシア名物クレープとをメインディッシュとしていただき、またきのこのクリームスープで疲れた体を癒しました。

夜８時過ぎにホテルまで戻ると、近くの運河が昼とはすっかり姿を変えていた。
ヴェネツィアで見た最後の運河の夜景を思い出す・・・

部屋に戻りテレビをつけると、ロシアのドラマがやっていた。
どんな内容なのか気になってみていると、この後男性の浮気が発覚し女性が男性をビンタするという展開に・・・（笑）
どこでも似たようなメロドラマがやっているんだなあ。日本なら昼ドラでありそうな内容。

この日は街を歩いただけだったけれど、１目でサンクトペテルブルクが大好きになってしまった！
次の日はエルミタージュ美術館を散策します。