2019/09/19 - 2019/09/19
82位(同エリア323件中)
まりも母さん
古い洋館が好きで アール・デコスタイルのデザインも好きです。
当然 旧朝香宮邸には ずっと行きたいと思っていました。
平成23年(2011)の改修工事後も 西洋庭園の整備や新レストランの開業などがあり
総合開館したのは 昨年 平成30年で(2018)でした。
また、普段は美術館として利用されているので、それでは「建物」を目当てに見る事ができません。
年に1回テーマを替えて開催される「建物公開」を狙い 行ってきました。
どこを見ても デザイン、素材、美しいものだらけ。
ノスタルジックで華やかな1930年代の素敵なデザイン様式でたっぷり飾られた旧朝香宮邸を
やっと見る事ができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
今回は、娘と2人で。
少し涼しくなったら・・・と 思っていたのに いつになっても暑い9月。
終了間際にやっと行かれましたよ。
JR目黒駅から徒歩で向かいました。
「朝香宮邸をめぐる建築素材と人々」2019年7月20日~9月23日
今回は、室内を構成する素材と技法、関わった職人や企業の面から建物を見る企画です。 -
門を入った所でチケットを買い
建物が見えるまで 木漏れ日の中 少しカーブしたアプローチを進みます。
最初は見えなかった建物が見えてきます。
東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)昭和8年(1933)鉄筋コンクリート造
宮内省内匠寮工務課 設計
内装デザイン アンリ・ラパン 国指定重要文化財
着工は昭和6年4月 戸田利兵衛(現 戸田建設)竣工は昭和8年4月
丸2年かかって 出来上がりました。
その後 昭和22年(1947)からは外相・首相公邸として吉田茂が使用
昭和30年(1955)白金迎賓館として使用(赤坂迎賓館が出来るまで)
昭和49年(1974)白金プリンス迎賓館として民営で使用
昭和58年(1983)美術館へ改修工事・東京都庭園美術館として開館
平成23年(2011)改修工事
平成26年(2014)リニューアルオープン
平成30年(2018)西洋庭園・レストラン整備 総合開館 -
建物外観は 意外にもシンプルな感じです。
いかにもな 装飾は外壁には無く
この雰囲気から言うと、内部がすばらしい装飾の数々で 飾られているとは思えない程です。
入口の左右には 狛犬。アール・デコの洋館に不釣合いな気がしますが、
これは、屋敷の主である朝香宮鳩彦王のご意向で、置かれたものだそうです。
画像では良く見えませんが、窓の上にある排気口のカバーは アールデコっぽいデザインの入ったものです。 -
車寄せと入口、ドア部分。
ドアも外観同様 案外シンプル。現代にも通じるモダンな雰囲気です。
アール・デコは1925年のパリ万博で花開いたデザイン様式で 直線や幾何学的パターンを多用した特長があります。
アール・デコが登場する 直前まで人気だった アール・ヌーボーと比べると
直線使いのこのドアも 超モダンなイメージだったのかも。 -
そのドアを入ると、正面にこのガラスのレリーフ。
ドアがシンプルなデザインなので、入った瞬間見える このレリーフがとても引き立ちます。
黒い、フレームはドアとリンクします。
ルネ・ラリックの作品です。(レリーフガラスの部分も一応 扉です)
女性の部分は、こんなに厚く浮き出ています。
型押ガラス製法のもので、4枚並んだ所は、圧巻です。
このガラス、オリジナルです。が、1枚だけ割れてしまった事があったのです。
なんと、オークションで同じ物を発見して、直すことができたのだそう。
(このお屋敷の為にデザインされたものでも、他にも販売するのですかね?)
が、既に「型」は失われていて、今後は 二度と交換はきかないそう。 -
床には、大理石のモザイク。
このモザイクは、宮内省匠寮の技師 大賀隆がデザインしました。
レリーフを引き立てる美しさです。 -
玄関ホールの照明。
アール・デコのデザイン特徴が良く出ています。
洋館鑑賞ポイントは色々あります。
今日は、照明を 特に注目して鑑賞したいと思います。
玄関内装設計は宮内省内匠寮(以下 内匠寮と書きます) -
ガラスのレリーフを正面に 左には 「第一応接室」
このお部屋は 中から見る事は出来ず、玄関ホールからガラス越しにだけ見られます。
ガラスに映ってしまって、写真は良く撮れないね~。
このお部屋は 来賓の共侍などが 主人を待つのに使ったお部屋とか。
それにしては、豪華な気が・・・。
床はきれいな寄木細工ですよ!
右側には、現在の受付である「外套室」があり、そちらから館内に入ります。 -
受付を抜け 順路に従い、進んだ先に見えたのは 「来客用洗面所」
一段下がった小スペースに 大理石の洗面台があります。
洗面台の反対側には トイレのドアらしきものが2つありました。(中は非公開) -
朝香宮邸は 朝香宮鳩彦王と允子内親王が
フランス滞在中に魅せられた アール・デコ洋式で自邸を装飾したい、と
フランス人 アンリ・ラパンにインテリア設計を依頼し
建築を受け持った宮内省内匠寮も 積極的にその意匠を取り入れ、
日仏最高のデザイン・技術 職人技で造られた アール・デコ洋式の近代建築です。
洗面台のあるスペース 壁にはこの装飾。階段脇かな?と思わせる段があります。
バラをモチーフにしたような 連続の透かし模様が美しいです。
紙細工のクイリングのようなスカシモチーフで、とてもかわいい感じです。 -
そして、次に見えるのは「次室」
朝香宮邸で一番有名な装飾品である 「香水塔」が鎮座するお部屋でした。
これは、室内用の噴水器で アンリ・ラパンがデザインし
フランスのセーヴル製陶所で造られたもの。
上部のくるくるした所は 中に照明が仕込まれています。
うす~い陶器を通して、柔らかなあかりが灯り
そこに香水を垂らすと、熱で香りが漂うという~ おしゃんの極みなお品~。
そして、このお部屋にはもうひとつ、驚きの装飾が!
南側の窓に見える黒い柱ですが、これ、なんとコンクリートに漆を塗ってあるのです!
え?コンクリートに漆?聞いたことないな~。
そうです。そんな技法は普通やりませんよね。
金沢の職人 遊部重二によって考案されたものです。
コンクリートにそのまま漆を塗る事はできませんが、それを画期的な方法で可能にし、特許も登録されています。 -
香水塔の下は、モザイクタイルの床。
小さな四角いタイルで柄が描かれています。
色はブラウン系の濃淡でした。 -
香水塔のある「次室」は「大広間」に面しています。
アンリ・ラパン内装設計
来館したお客様が 最初に入って来る 広めのお部屋が この「大広間」
壁にレリーフがはめ込まれています。
大理石製のレリーフ イヴァン・レオン・ブランショの「戯れる子供たち」
子供、と言っても少年たちですね。
ここは、今は「美術館」になっていますけど、邸宅時代でも装飾品ひとつひとつが、美術品。
できた時から美術館並って感じですね。 -
レリーフ同様 白い大理石の階段が隣に。
「第一階段」
すぐにでも、階段が見たくなりますが~いや、まだまだ。先に1階のお部屋を見せて頂きます。 -
「大広間」は長方形のお部屋でした。
右手にレリーフと階段があり、左奥は廊下です。
廊下へ続くアーチ壁の反対側にもアーチ型の窪んだ壁。
その間に大理石のマントルピースがあり、上には大鏡。
鏡に映っているのは 大広間の照明です。
格子に組まれた縁の中に半球状のランプが並び。
今見ても 全く古さを感じないモダンな意匠。
香水塔(隣の部屋で見えます)やレリーフと言った 印象的な装飾品がある分
照明は、すっきりしたものが最適なのだと感じましたねぇ。
このお部屋の壁は ウォールナット材です。 -
テラス側の「大客室」に入ります。
アンリ・ラパン 内装設計
南側(画像左)はテラスに面しています。
ここは、すごいですねぇ。(いや、来てから 全部 すごいですけど)
見どころ満載のアール・デコルーム。 -
シャンデリアは、特徴的。
ルネ・ラリックの作品ですよ。「ブカレスト」という名前。
天井は漆喰仕上げでジグザグの幾何学っぽい模様入り。 -
館内あちこち、大きなお部屋の場合は、複数個このような箱型のものが置かれています。
暖房器具のラジエーターのカバーです。デザインがアール・デコです。
このラジエーターカバーの後ろの四角くブロックされた壁材ですが
これは 美術館の解説によると「シコモール材」(シコモールベニア)
シコモール材って何よ~?即ネット検索してみたけど、出てくるのは この美術館の解説部分ばっか。
もしくは、その解説をコピペした、ブログなどの文章。
もぉ~「建築材」をテーマにした展示なんだから~わかり易く説明してちょうだい!!
その場で、気づいて、学芸員さんに質問しなかった自分もいかんですけどね。
そういう「何で??何?」が気になる細かい性格が 災い。
気になるから調べてみた。
すると・・・エジプトイチジクの英語名がシコモール。プラタナスやセイヨウカジカエデの別名に使われる事もあるらしい。
はっきり、エジプトイチジクとは断定できないけど、プラタナスですら 当時日本で手に入れられる材だったのかなぁ?
他の部材同様 輸入材だった、と 考えられますね。
この建物に使われている建築材や素材には、輸入品も多く含まれています。 -
大理石のマントルピース
マントルピースにも鋳物のカバーがはめられています。
この時代、既に暖房はスチームだと思うのですよね。
マントルピースはいくつもありますが、多分 直接薪を燃やしたりしていないと思います。
確か、煙突も無かったし。
で、美術館の解説を読むと・・・「暖炉のレジスター装飾・・・」とか書いてあるのです。
レジスターって何よ~?どうやら、暖房の空気(温風など)を吐き出す部分をレジスターと、言うらしいのですが、
これ、あまり一般的じゃないですよね。
レジスターって言えば、買物した時お金の出し入れするアレだと思っちゃうよ・・・。 -
ドア部分はアーチ型で、扉にはエッチング・ガラス。
>マックス・アングランの銀引きフロスト仕上げの エッチング・ガラスを嵌めこんだ扉
かなりデザイン化されたチューリップらしきお花などが。
タンパン装飾(アーチ型の飾り部分)はレイモン・シュブのブロンズ製のもの。 -
家具も置かれています。
オリジナルの家具をリペアした物みたいです。
>今年の建物公開では、カーテンを開けて自然光を取り入れ、かつての家具を戻しました。
往年の室内装飾をどうぞお楽しみ下さい。
無地のベルベット(多分)張りの上品な家具。チェアの後ろにある黒いのは花台。
透かし柄がラジエーターカバーにもリンクする
これもオリジナル製作の品なのでしょうね。 -
隣の「大食堂」方面の景色。
壁の上部には アンリ・ラパンによる壁画が。
メタリックな色味ですが。木製ボードに描かれたものだそうです。 -
続いて、隣の「大食堂」
アンリ・ラパンの内装設計です。
まず、壁がすごいじゃありませんか!!
レリーフで葉っぱとお花がびっしり!
レオン・ブランショ デザインによるものです。
これ、コンクリートにレリーフされたものがフランスから輸入されたそうです。
が 途中でヒビが入ってしまい 到着後 型を取って、
石膏で作り直し、銀灰色で塗装したものがここに使われています。(かえって手間かかってるぅ~)
コンクリートの板状でも 船で運ばれる間に壊れちゃうなんて・・・元々石膏で造られていたら
届いた時は バラバラだったかも・・・そうなると・・・作り直しどころじゃないよねぇ。
壁に驚いたが、コンソールもすごい感じだった・・・(段々すごさに麻痺が・・・) -
本日の注目ポイント照明器具
これもすんごいわ~。
こちらも ルネ・ラリックの作品。「パイナップルとザクロ」
パインとザクロのレリーフが並ぶ フロストガラスの四角いシャンデリア。
板状のライト部をぶら下げている4本の吊り下げ部分もガラスのカバー付き!
食堂に合わせて、フルーツのデザインが採用されたのですね。
まりも母もキッチンの壁掛け時計は フルーツモチーフのやつなの(ちっせーな) -
半円型の広い窓のある明るいお部屋。テーブルセッティングもされて
大変美しい景色が見られました。 -
今回の建物公開用のテーブルセッティングがされています。
美しいガラス器に 珊瑚や貝殻。
大田はるのさんのテーブル・アート -
窓の下にはラジエーターが仕込まれ、カバーが嵌めてあります。
今度は魚と貝がデザインされたもの。
ランプがフルーツで、カバーは魚介。食堂にふさわしいモチーフなのですね。
こちらは内匠寮のデザイン。 -
マントルピースは、やはり大理石製
部屋ごとに色の異なる大理石のマントルピースがあり
また、壁、階段など、他の部分にも大理石が使われ 大理石の見本帳並みの種類の豊富さ。
20種以上の石材が使われているそうです。
もちろん、現在では入手できない貴重なものも。
これらの多くは、矢橋大理石商店(現矢橋大理石株式会社)から取り寄せたものでした。
壁にある赤いパーゴラの絵は アンリ・ラパンの油彩作品です。 -
食堂側から見たマックス・アングラン作のエッチングガラスのドアは、
柄が先ほど見た「大客室」とはちがっていました。 -
「大広間」と「大食堂」の向かいには「喫煙室」
喫煙室って、この時代は結構 凝った造りのお部屋だったりするのですが、
ここでは、お屋敷内で一番「和」っぽいインテリアのお部屋だったようです。
今は、何もないガランとしたお部屋になっていました。 -
そこに、朝香宮邸として使われていた当時の写真も展示されています。
各お部屋の写真は、現在とほとんど変わらず、
修復・復元で当時の様子を再現されているのが確認できます。
こちらはご家族のお写真。
殿下はわりと小柄な方だったのですね。 -
順路に従い、「第一階段」で2階へ進む事になります。
先ほどチラッと見た階段は 踊り場のある折れ階段になっていました。
ステップは白い大理石。階段状の段々手すりには黒い大理石。
その下と壁 木目のように見える茶色の部分も大理石!
この3種類の大理石はどれも外国産。
(確か、日本橋高島屋のエレベーター脇でも木かと思う大理石を見ました) -
階段室の踊り場窓につけられたブラケット。
スッキリした、やはりアール・デコを感じさせるデザイン。
良く見ると、筒状のシェードの下 多分金属の台も渦巻き模様があったりして素敵なのです。 -
2階に上がった手すりの先に 照明柱
これも素敵なデザインで、階段の脇壁と同じ ブロンズ製バラモチーフっぽい装飾が採用されていました。
この階段室も アール・デコスタイルが素敵です。
こちらは、内匠寮の内装になります。 -
階段を上がった先は「2階広間」広いホールのような空間です。
大きな窓が2枚。画像と同じものが並んでいます。
型板ガラスで、薄っすらガラスの向こう側が透けて見えます。
下2/3上1/3の分割の上げ下げ窓のようです。
窓枠のラインがちょっと工夫されているだけで、幾何学模様を表し すごく素敵です。
いいですねぇ~。
窓の下には造りつけのソファー。
建物2階部分は、プライベートなお部屋の住居フロアーになります。
でも、宮家は、それぞれ、寝室も居間も個々にあり、家族で過ごすリビングのような共通のお部屋は無いのです。
そこで、この「2階広間」が、家族の集まれる くつろぎの場になっていたようです。 -
壁際にも家具が置かれています。家具の下、床が見えています。
ここは寄木細工。
見学者が歩く場所には カーペットが敷かれ 床が保護されている為、元々の床が見えない場所が多いです。
たまに、こうして一部、元の床が見える場所があります。 -
天井の照明。
外側のランプの間にはエンボスで 真ん中のガラスのシェードにも
照明塔・階段脇壁とお揃いのバラっぽい花がデザインされています。
こちらも内匠寮のデザインによるもの。
かなり細かい部分まで、こだわって造られていますね。 -
ラジエーターカバーはまた、デザインの違う物。
こんどは、青海波の伝統的な柄です。
同じ模様の繰り返しで、考えてみると結構アール・デコっぽい。
内匠寮 絶妙に「和」のモチーフを取り込んでいますね。 -
2階のお部屋、東側の端から見ます。
まず「若宮寝室」
建物入口を外から見た時、車寄せの 斜め上に見えた半円形出窓のあったお部屋です。
この窓のサッシは、竣工当時のものがそのまま残っているそう。 -
照明器具は、それぞれのお部屋ごとにデザインが異なります。
どれも、オリジナルで製作された国産品。
それらのデザインは内匠寮の技手水谷正雄。照明デザイナーとしても通用しそうな、どれもが素晴らしいデザインだと思います。 -
おやおや?部屋の隅、天井に開けられた排気口のカバー。
排気口を隠すカバーは、古い洋館では 木製、金属製 様々で 透かし柄や格子が素敵にデザインされているものを良く見かけます。
まりも母の密かな、洋館鑑賞ポイントなのです。
この「若宮寝室」の排気口カバーは、階段と2階広間で見た あのバラみたいなお花模様のものではありませんか!
こんな所も手抜きなしじゃ~。ええのぉ~。 -
お隣の小部屋に移動します。
「合の間」小さなお部屋です。
左側の寝室と右の居間の間のお部屋。
ドーム型のヴォールト天井。
展示してあった写真には 箪笥2竿とテーブル、ソファーなどがありました。
お2人の若宮が 着替えに使ったお部屋かしらね? -
ちょっと不思議な形の照明器具
天井飾りは楕円形で透かし柄。
これはもしかしたら、排気口を兼ねているのかな?
グローブ状のランプ部分もおもしろいし、それを吊るすチェーン部分も大小のリングが繋がって
動きのあるデザインの一部に。 -
床は寄木細工。色味の異なる材での斜め市松模様。
フレームもついて、美しい仕上がり。 -
隣「若宮居間」の照明
こちらは、円形 透かしの天井飾りがついています。
ステンドグラスのような色ガラス入りのランプ。
このお部屋は入口の 車寄せの上にあたり、車寄せの屋根をベランダに使っています。 -
壁は 解説には>土壁風壁面 と書かれていました。
手前にガラスがあって・・・これは、竣工当時の壁を保護するためにガラス張りにしたのか?? -
マントルピースは 高さを押さえた大理石のシンプルな形で、
カバーは大食堂と同じ 魚と貝のデザイン。
マントルピースの上部は丸柱に区切られた、床の間風のスペース。
竣工当時は深いブルーの壁紙が張られていたそう。 -
更に隣のお部屋、今度は殿下のスペースになります。
「書庫」
小さなお部屋に左右 造りつけの本棚が。
天井までの高さがあり、ガラスの扉がついています。
上部にはバーが設置され、ラダーが掛けられていたのでしょうね。 -
書庫の照明。これも、透かし柄の天井飾り。
今度はヘクサグラム。ランプもシンプルなグローブ球にちょっとデザインが加えられた程度。
天井の目立つ六芒星とバランス取った感じもします。
窓はひとつあるけど、この照明だけじゃ、暗かったのでは?
少し謎の残る 照明器具でした。 -
「書庫」の隣は当然 殿下の「書斎」
このお部屋もおもしろいですね。四角いお部屋の四隅に飾り棚が造りつけられ、部屋が円形に仕上げられているのです。
壁や付け柱はシトロニエ材・・・って また知らない材木だけど、多分レモンウッドですよね?
床は寄木細工 カーペットが敷かれて、端っこ一部しか見えませんでした。
朝香宮邸として使われた後、終戦後 吉田茂が外務大臣公邸として使用した時は
このお部屋が執務室になっていました。 -
天井は丸い二重で、間接照明が入れられています。
このお部屋は、アンリ・ラパンの内装です。 -
書斎に続く南側のお部屋は「殿下居間」
このお部屋もアンリ・ラパンの内装
マントルピースは大理石で、上には鏡。カバーのデザインは変わりました。
このお部屋も色々見どころがあります。
まず、壁紙が特徴的です。
大胆なデザインですね。2014年に復元して張りなおしたものです。
エドゥアール・ベネディクトゥス デザイン
ブルネット・ムニエ社製作 オリジナルは麻・綿・レーヨンのジャガード織 -
天井はここもヴォールト天井。丸い天井に下がった照明がこちら。
お部屋の広さには、ちょっと小さい位の照明。
画像では判り難いけど、縁の部分にレリーフがあります。
天井の端には透かしの排気口もありました。 -
壁のブラケット。天井から下がったランプのシェードと同じデザインです。
-
アーチ型の天井部分には薄っすらレリーフも見えました。
目立つデザインでもなく、線も細いので、ひっそりとそこにありました。 -
2つ並んだ窓の下にそれぞれラジエーターカバーが。
マントルピースのカバーと同じ、この部屋のものは噴水をモチーフにしたデザイン。
>これは、日本側でデザインされ、電気鋳造により製作されたものです。
となっていました。
そうそう、カーテンも壁紙とオソロなんですよね。
このお部屋は、元々絨毯敷きです。 -
付け柱は檜製。これ、おもしろいですね。上の方にブロンズの飾りがついています。
ダリアのような花がびっしりついたもの。
なかなか素敵なので、これもアンリ・ラパンのデザインのひとつかと思ったら、
これ、なんと 届いた柱が寸法違いで短く、内匠寮で加工を加えて仕上げたものだったのです!
違和感ないです。素晴らしい日仏のコラボレーション。
失敗を補って余りある アクセントの良さになってると思いました~。 -
南のベランダに面した「殿下寝室」
寝室らしく落ち着いた内装。こちらは内匠寮の内装設計。
ラジエーターカバーは殿下の居間と同じもの。
壁紙は 竣工当時のものは既に撤去されています。 -
照明は部屋の中央にペンダント型で
フロストガラスに黒い金属(黒っぽく見えますがブロンズかも)でデザインされているのは、
2階のお部屋ほとんどと同じです。
照明器具のデザインはこちらも水谷正雄 製作は金丸製作所 -
「第一浴室」
殿下と妃殿下それぞれの寝室の間に位置しています。
主に殿下がご使用になられた浴室。
壁と浴槽外側はフランス産の大理石。 -
床は細かいモザイクタイル。
山茶釜(つばきがま)製陶所製のタイル。
内装設計は内匠寮
とても小さなタイルのモザイク柄はとても美しいです。 -
浴室の照明はやはり天井飾りが透かし柄で、大きめ。
湿気の出る場所なので、排気口も大きめ、という事でしょう。 -
洗面台上のブラケット。
天井の照明と同じグローブ型。 -
お隣「妃殿下寝室」内装設計 内匠寮
ドアには楕円形の鏡がついています。
ドアの脇の上部 円形・下部 四角のラジエーターカバーは 菱格子にグラジオラスらしい花がデザインされたもの。
このカバーは、妃殿下自身がデザインされたそうです。
壁に掛けられた、赤いグラジオラスの絵は、妃殿下が描かれたものです。
壁紙は柄の入った サルプラ社のテッコーで、既に撤去されています。 -
このお部屋の照明は、他とかなり違っています。
フリルのついた布シェード付きで、上げ下げできるものだそう。
上に見える黒い円筒形が、錘なのかも。 -
妃殿下の持ち物だった ダイヤモンドのブレスレットと刺繍ハンカチも展示されていました。
このブレスレットもアール・デコデザインです。
ファッションの世界にももちろんアール・デコスタイルは流行しました。
ローウエストのすとんとしたワンピースなどで、
多分、妃殿下もそんなドレスにこのブレスレットを合わせられたのでしょう。 -
殿下・妃殿下の寝室と第一浴室はこの屋内ベランダに接しています。
黒と白の国産大理石で市松模様になったベランダ。
出入りはお二人の居室からのみ。ご夫婦のプライベート空間、と言う訳ですね。 -
そして、妃殿下のもうひとつのお部屋「妃殿下居間」
浅めのかまぼこ状のヴォールト天井
グレーの大理石マントルピースの上は大きな鏡。 -
今回の展覧会で初お目見えのソファーたち。
宮家で実際使われていた家具で、修復が完了し 当時の姿で戻って来ました。
当時の壁紙シルバーグレー サルプラ社のテッコーは既に撤去されています。 -
このお部屋でなんと言っても特徴的なのは
透かしの天井飾りの下に下がる この5つのボール照明。 -
微妙に表面がエンボスになっているガラスグローブの照明。
これとそっくりなものが、当時アール・デコのランプとしてカタログにも載っていたそう。
妃殿下は、それを見て、これと同じ物を、とリクエストされたのかもしれませんね。 -
妃殿下の居間には 南側に専用の半円形バルコニーもあります。
ドアは開けることが出来ないのでガラス越しに覗いてみます。
泰山タイルが張られた、ここも素敵な床でした。 -
ラジエーターカバーのデザインも又違って。
四角いモチーフのそれぞれの真ん中にはお花のデザインが入っていました。
昔の写真には本棚も置かれていて、妃殿下のくつろげるお部屋だったのでしょう。
このお部屋も内匠寮の内装設計です。
妃殿下は、特に、ご自分のお部屋にはこだわりを持っていた事でしょう。
しかし、この建物が竣工してたったの1年後 腎臓病で42歳の若さで急逝されているのです。 -
順路では この後、特別公開の3階 ウインターガーデンを見学するコースになっています。
定員制で 見学者が並んでいたので、先にまだ見ていないお部屋「北側ベランダ(北の間)」へ
天井高のあるお部屋で、北側は天井までの窓が広く。
南のベランダと同じ室内ベランダです。 -
東側にはさっき、2階の階段上ホールで見たガラス戸が。
木部はチーク材。腰壁と床はタイルです。
夏の間 涼しい北側に 家族団欒の場所として使われました。 -
床に張られているのは布目タイル。色もシックで素敵です。
一緒に見学した娘は、このお部屋が一番好きだそう。
私も大きな窓のある屋内ベランダやサンルームは、
内と外のあいまいな生活感の少ない空間として憧れなのです。
でもねぇ。実際は、冬寒いとか 夏暑すぎる、ガラスの掃除が大変・・・など 現実的に考えちゃうんですよねぇ。(自分で掃除しないとならない下々の者にはきびしいっす。) -
そろそろ、行列ははけたかな?
「第二階段」の方へ進むと、なにやらかわいらしい照明器具が。
星型の色ガラス入りのランプ。
これは、最近わりと人気のある、モロッコランプでも見かけるデザイン。
いまどきの女子が「かわいい~」と言いそうなデザイン。 -
まだ、結構な人数が並んでいたので、更に2階のお部屋を見ます。
「姫宮寝室」内装設計 内匠寮
ワードローブが残っています。
女の子のお部屋らしく、大きな鏡のあるワードローブ。
このお部屋は、竣工当時の壁紙 メタリックブルーのテッコーが残っています。
女の子の部屋の壁紙にしては、シックだな・・・。
だけど、この壁紙、妃殿下のアドバイスをもとに 姫宮の好みで選んだそうです。 -
ヘリンボーンの寄木細工の床。ケヤキ材。
素敵です~。私もお金の制限が無ければ、自宅リビング床はヘリンボーンの寄木細工にしたい!
え?寄木模様のクッションフロアーあるだろうって?
古い洋館好きに、そんなインチキは論外。職人技が光る 本物の寄木床じゃなきゃ
数々見てきた審美眼には通用しないわ~。 -
このランプは、ちょっとアール・ヌーボーチックですね。
ガラスではなくて、大理石製かも。 -
寝室隣 「姫宮居間」内装設計 内匠寮
わ~こっちの寄木床も美しい~。寝室と同じヘリンボーン組でも、材がモミジやローズウッドだって。
色が明るいです。
マントルピースの大理石もピンク。
壁紙も明るいストライプで、こちらもテッコーが現存しています。
そうそう、テッコーはドイツのサルプラ社の壁紙。
退色せず、水洗いが出来 虫に侵されない等の特徴があり 建築家、装飾家に好評を得ていた製品なのだそうです。 -
照明器具は 多分・・・全てのお部屋のものが違ったデザインでしたね。
ここの天井飾り兼排気口(と、勝手に決定ですが)は丸みを帯びた花型でかわいいです。 -
ラジエーターカバーも女の子っぽいデザイン。
青海波模様に百合をアレンジした、和洋折衷であり、アール・デコともマッチするデザイン。
宮内省内匠寮は、フランス人内装デザイナーの設計と 同じ一つ屋根の建物内で
すばらしいコラボレーションを行っていたのですね。
さすが「匠寮」 -
2階で見せて頂けるお部屋はほぼ、見終えました。
他に、非公開の第二浴室(姫宮用)第三浴室(若宮用)もあるそうです。
3階に向かう列に並びます。
と、姫宮の居室向かいに なにやら重たげな扉が・・・。
飾りも無く、無骨な扉・・・あれかなぁ? -
廊下からお部屋のドア前には前室のようなスペース。
ここは、アーチ型になっていて、壁は左官仕上げの塗り壁です。
2階の大広間も同じような左官仕上げの壁でした。
これらは、一見漆喰のようで、実はラフコート、と 言う外国産の壁材が使われています。
普通の壁材より亀裂や剥落がなく 施行後は石のように硬着する、模様付けが容易。などの特徴があります。
ただ、施工には職人の腕の良さが必要で、
工事に当たった職人は、技術の高い者が
それぞれ コテなどで、仕上げの技を競う様に行ったそうです。 -
人数が減って来たので並んで待ちます。
普段は非公開の3階「ウインターガーデン」が この展示期間中は見られます。
ひとグループごとに入れ替えで、3階には、4.5人づつ という感じで上がる事ができます。
階段下の受付でパスを首からかけて、上がります。
「第二階段」は 木製の階段です。手すりは低めで、透かしの飾りが嵌められています。 -
3階へ通じる「第二階段」
脇の丸窓も素敵です。 -
折れ階段は途中2箇所の踊り場が。
踊り場の窓です。
素通しガラスと型板ガラスでデザインされています。
ここも2階広間の窓と同様、半分ではなく、1/3だけ開く上げ下げ窓みたいですね。 -
最初の踊り場の脇には扉があります。中には入れませんが覗いて見えます。
左の方には造りつけの何かがあります。
窓がいくつかあり、腰壁が廻らせてありました。
装飾は無いので、倉庫だったのか??
今は美術館の倉庫に使われているようです。 -
階段を上り詰めた所には、「ウインターガーデン」への入口(この反対側)と 屋根の方へ出られるらしい階段と扉。2階の陸屋根上に出られるのかも。
-
「ウインターガーデン」は温室として設けられたお部屋です。
内装設計 内匠寮
床の 市松模様は、人造大理石。
腰壁は国産大理石です。パッと見その違いが判らないのが職人技、と 解説にありました。
チェカー柄(もう市松模様とは言えませんねぇ)の目立つ内装に置かれた赤いマルセル・ブロイヤーデザインの椅子は、昭和7年(1932)に殿下ご自身が購入されたもの。 -
南側窓の下には大理石の花台 持ち送りの金物のデザインもしゃれています。
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ここは、実用的な部屋だからか?
めずらしくカバーのないラジエーターが見えます。
ドアはスチール製で型板ガラスの嵌められたもの。 -
西側には屋根付きのテラスもありました。
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北側の壁に水道の蛇口と 床には排水口。
排水口の蓋も良く見ると、アール・デコっぽいスカシ柄の八角形のものなのでした。
夏に過ごす北側ベランダに、冬暖かい温室まで、充実の邸宅です。 -
「ウインターガーデン」を見終え、階段を降り、パスを返して、先ほど見た重苦しいドアの事を聞いてみると・・・
やはり中は 金庫のあるお部屋でした。
鉄の無骨なドアの中には蛇腹のシャッター扉があり、その中に古い金庫が見えました。
やっぱりね~。 -
「第二階段」を降り、1階へ戻ります。
最後に「小食堂」を見ます。一番西側のお部屋。
このお部屋は、ご一家の普段のお食事に使われました。
ごきょうだいが4人 それにご両親の6人家族でお使いになるにはちょっと狭い気もします。
で、このお部屋は、他のお部屋と違い、かなり「和」テイストの内装なのです。
まず、床の間スペースがあるのです!
この画像では見え難いのですが、ラジエーターカバーのデザインは源氏香の五本線をアレンジしたもの。 -
シャンデリアは洋風で、豪華なものです。
天井が板張り。杉の柾板
長押っぽいものもあります。 -
換気口も他とは違い、木製の透かし柄。透かし模様も和の雰囲気。
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ドアは舞良戸.
これは、書院テイストで、それなりの格式を「和」テイストの中に表したという感じがしますね。 -
小食堂のテーブル上にも大田はるのさんのテーブル・アート。
こちらは、果物や秋バラのやさしいコーディネイト。 -
寄木細工の床はローズウッド中心で。
花びらがまかれています。 -
ドアがあり、パーゴラのあるテラスもありました。
テラスの壁につけられたブラケット。 -
建物内、見られるお部屋は全て見て、新館へ向かいます。
非公開の管理施設の方へ通じるであろう、観音開きのドア。
大食堂へも近いので、この先に厨房があったのかしらね? -
2013年に建てられた新館には展示室とミュージアムショップ、カフェなど。
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新館への渡り廊下のガラスがおもしろいです。
まっ平な板ガラスではなく、ポツポツと窪み穴のあるガラスなのです。
そのガラスに日が当たると、床に不思議な模様が浮かぶのです。
光の屈折でハート型のような模様が並んで見えました。
美術館っぽい演出ですね。ガラス1枚だって、アートを感じさせます。 -
ギャラリー1でも関連展示が。
禁止となっていない物は写真撮影も可能です(ストロボ、自撮棒など禁止事項あり) -
殿下書斎に置かれていたデスク
アンリ・ラパンのデザインした机と椅子。絨毯もラパンのデザイン。
この机、回転するのです。
円形の書斎で、光の入る向きで角度を替えて使えた、と言う事なのでしょう。 -
レイモン・シュブによるテーブルと椅子
大客室のドア上のタンバンも製作したレイモン・シュブ。
鉄工芸家です。金属を使った工芸品とアール・デコの室内装飾を数多く手がけたそうです。
椅子の肘掛にかけられた布がおしゃれです。 -
本館・新館の展示はすっかり見せて頂きました。
本当に見どころポイントの多いお屋敷でした。
帰りは、入って来たのと同じ、玄関からの退場です。
内側から、ルネ・ラリックのガラスレリーフを眺めます。
ライトは下部から当てられていますので、内側からでも美しく見えました。 -
外に出て 南側、庭園から建物を見ます。
大食堂の半円形の出窓の上部 2階バルコニーの手すり部分にはレリーフのような飾りがありました。
1階バルコニーの柱にもアール・デコっぽい意匠が見られます。 -
3階ウィンタールームが見えます。
1階西の端 小食堂の前のパーゴラとテラスが こちらからだと良く判ります。 -
「庭園美術館」という名前になっているほどです。建物前の芝生広場の他に日本庭園、西洋庭園もある広い敷地です。
庭園だけの入園料も設定されています。(一般200円)
9月なのにまだ暑くて、庭園を散策するとヤブ蚊に刺されそうです。
そういえば、門を入った所に虫除けスプレーが置いてありましたっけ。
日本庭園部分だけ少し歩きます。 -
木立の中に茶室が見えます。
「光華(こうか)」
旧朝香宮邸茶室 昭和13年(1938)木造 国指定重要文化財
中川砂村設計(武者小路千家の茶人)
平田雅哉が建築(大阪の数奇屋大工棟梁) -
入った最初の部屋も「立札の席」という椅子式の茶席でした。
外国人の賓客向けに考慮されたものらしいです。
中には上がれないので、その玄関のような「立札の席」から写真を撮ってみました。 -
こちらも近年 改修がおこなわれているのでしょう。
古さは全く感じない建物でした。 -
門もありました。
お茶室では、茶会も開催されているようです。 -
芝生広場に戻ると木陰でくつろぐ人々も。
まだセミの声がする暑い日です。 -
庭園入口あたりの塀には こんなスカシ窓も。
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出口の所で、門を振り返ります。
庭園入口の塀にあった窓の透かしの渦巻きと格子のデザインは、門のものと同じでした。
この門も重要文化財指定の一部となっています。
門灯もアール・デコデザインです。
今日は、見どころだらけの素晴らしいお屋敷をじっくり見せて頂く事ができました。
竣工当時のまま保たれたものが多く、また、保存状態良く 修復も上手くされていて
大変見ごたえのある貴重な建物だったと思います。
今は、公開されていない中庭(池があったらしい)も見たいですね。
グーグルマップで上から見ると、四角い池が確認できます。
すごいだろう、とは思っていたけど、想像以上に細部までこだわった美術品だらけのお屋敷でした。
普段の美術展ではなく、建物公開日に来てよかったです。
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