2013/10/19 - 2013/10/19
427位(同エリア704件中)
まりも母さん
昭和へタイムスリップ!青梅レトロ歩き 前半
http://4travel.jp/travelogue/10856622
の続きです。
カフェ”夏への扉”でお昼を食べて
坂道をのぼり、丘の上の公園を歩きます。
そして”青梅鉄道公園”へ。
ここには 引退した懐かしい蒸気機関車が沢山、そして夢の超特急 0系新幹線がいましたよ。
青梅の町は レトロな建物だけでなく レトロな鉄道も見られる場所だったのですね。
その後は 観光案内所で教えてもらった”旧稲葉家住宅”を見に 駅西側へ歩きます。
そちらは 古い町屋の建物が数多く残り 青梅宿の雰囲気が強く感じられるエリアでした。
そんな古い建物を外から眺め ”旧稲葉家住宅”は中へ入って見学します。
駅まで戻る道も、ちょっと横道に入ってみたり
最後までタイムスリップな時間は続きました。
一日のんびり歩いた青梅の町。
思ったよりレトロの残る町並みで 東京にもまだこんな場所があったんだ・・・とうれしく思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
PR
-
カフェを出て、そのまま坂道を先に進みます。
突き当たりに住宅兼店舗のような雑貨屋さん”メリールー”がありましたが
どうも営業していないみたい・・・。
雑貨屋は好きなので やっていれば見たい所でしたが
今日は先の”ガチャマン商会”といい やってるのだかやってないんだか判らない店が多い・・・。
”永山公園”という運動公園がありました。
その公園の敷地なのか?右に道路から外れて、公園内を歩く道がありましたのでそちらへ行きます。
桜の花が咲いていました。
秋にも咲く二期咲きの桜もありますので、そういう種類なのかもしれないです。
季節はずれの桜は小さな花が少しだけ。
風に揺れて寒そうでした。 -
坂を上がり切ると 前に建物が見え
”青梅鉄道公園”がありました。
入り口の門の所でおじさんが「百円です。まぁたいしたものは無いですから」と。
安いのは 展示物がしょぼいからなので 我慢して風に言うのです~。
入場料を払って まず 建物に入ると目の前に売店。
昭和37年(1962)に鉄道開業90周年記念事業として旧日本国有鉄道が開設した公園です。 -
1階には大きなジオラマ模型。
HOゲージの鉄道模型が走ります。
自動で一斉に電車が動く時間が有るようですが それ以外の時は停まってます。 -
100円で自分で模型を走らせることができます。
当然 ダンナが100円挿入~。
と 言っても列車を好きに走らせるのではなく動かすだけ。
踏切内に自動車を停めて 列車を緊急停止させるスイッチだけはあります。
皆 説明を良く読まないでとりあえず「そこにあるボタン」を連打するので
緊急停車はしょっちゅう起こります・・・。
ボタンの意味が判ってきた頃 100円の分は時間切れ~。 -
2階もありますが 建物内の展示はテツではない私にはあんまり興味がないものだったかも・・・。
あ 新幹線の運転シュミレーションの機械もありました~。
子供だましな感じで たいした物ではない・・・入館100円だからのおじさんのお断りに納得。
屋上からは青梅の町の眺めが良く見えます。
建物から出て 屋外展示の方へ行きます。
蒸気機関車が沢山あります!
こんなにいっぱいあるんだ~。そっちの方がびっくり。 -
機関車の中に入ることもできます。
この機関車の機械もレトロだよね。
アナログなメーターやバルブのコックがいい感じだと思います。 -
大きなD51もあります。なかなかの迫力ですねぇ。
保存状態もいいみたいです。それはお手入れがされているから?
このデゴイチを見て
そういえば 小学校の遠足でここに来た事があるのを思い出した。
機関車の前で記念撮影とかしたような気が・・・。
ライトの所にまで登った男子が居たような・・・小学3年生位だったかな?やりそうですよね。 -
園内は高低差のある場所で、藤棚のある階段をおりると 懐かしの新幹線が!
初代の0系新幹線!
私が子供の頃は これしか無かったし やっぱり初代だから新幹線といえば
このお姿を一番に思い出す。
かわいいなぁ。
夢の超特急だもん。うちでは略して「ユメチュー」と呼んでいたが なぜ「ユメチョー」でなかったのか???
関西の親戚の所に行く時など、「ユメチューに乗れる!!」と大騒ぎしたもんなぁ。 -
中にも入れます。
中は昔の転換式座席のタイプ。
今 使われている回転するリクライニングシートでなく
背もたれの部分を前後に移動するだけで、向かい合わせや反対向きにできるシート。
JR東日本の他では、普通列車などで今も採用されている形式だけど、JR東日本では使われていないそうで。
ここで「これ、懐かしいねぇ~」とシートを動かしていたら
入ってきた若いお兄さんたち 興味深そうに見ていたもん。
友人が「こうやって、向きが変わるんだよ」とやって見せたら「へぇ~」と言っていた。
JR東圏内の若者にはやっぱ珍しいのだね。
ロクなテーブルも無いから プラスチックの入れ物に入ったお茶や冷凍みかんはみんな窓の所に並べたっけな。 -
そして、運転席にも入れます。
ここは 全男子の憧れの場所だっただろう。
いやぁ 今見るとすさまじいまでのおそまつさ。
今だったら、新交通システム 無人電車の運転席並みのさっぱり感。 -
これで 時速200キロとか出してたのか?
今見ると 怖くなるほどのレトロな設備でございます・・・。
まぁ ファミコン並みのコンピューターで月まで行ったんだもんね・・・。
鉄道関係でも ここはレトロな物が多いから
”青梅鉄道公園”100円なのに面白かったぞ! -
鉄道公園から、駅方向へ戻り、古い商家の建物を見に行きます。
と なにやら和洋折衷なレトロ住宅発見! -
入り口には松が植えられ、和風な感じですが、左の一部に洋室。
いや、玄関脇に洋室の応接間がある家ってのはよくあるけどね。
このおうちには ものすごい!コリント式の大オーダーが~~~!!
Wao!!
どうなっているんだ?見たい、見た過ぎる、でも個人様のお宅だし・・・
と やや離れて写真を撮るだけにしておきます。
ああ どのような方の設計、意図でこのような洋風外観になったのだろう? -
さっき”青梅鉄道公園”まで歩いてきた道では無い所を歩いて駅へ戻ります。
他にも こんな円柱のデザインされた建物も。
”岩浪土建”って看板があります。
地元の建設会社の建物のようです。 -
駅前まで出て 旧青梅街道を西へ歩きます。
看板建築の立派な店舗が見えました。
”旧ほていや玩具店店舗” 昭和前期1965改修
国指定登録有形文化財
青梅には意外と 文化財の建物が少ないんです。
まだ、そこまで古くないとか 価値が見出されていないって事でしょうか・・・。 -
”柏倉洋品店”
こちらも既に営業はやめてしまったようですが、昭和の店構えが残っています。 -
この建物 「青梅図書館入り口 」信号前の建物ですが、
以前はご商売をされていたのではないかと思われる出桁造り。
駅前通りから旧青梅街道に出て 今日は 最初 東へ歩きました。
そちらには昭和30年以降と思われる店構えの商店が多かったのですが、
西側を歩くと それより時代の古い見世蔵造りや出桁造りの商家建築が多いようです。 -
”大正庵 ”
明治期に建築された和風の建物を大正元年に洋風な看板建築にしてオープン。
正面の上部は洋風な看板建築ながら
商売が蕎麦店だからなのか、店舗入り口あたりは、和風になっています。 -
道路脇き植えられた植物に赤い実が沢山生っていました。
知らない木の実なんだけど、何の実なんだろう?
1cm位の大きさの実がいっぱいついていました。 -
通りの向かいには やはり古そうなお店らしき建物がふたつ。
左側の軒下には タバコの看板が残っています。
このあたりに来ると 蔵らしき建物も見えて「青梅宿」の面影が感じられます。 -
”瀧島家住宅”
蔵造りの建物です。
きれいに手入れがされています。 -
そのお向かいには
”柳家” 明治7年(1874) お米とお茶の店舗
大きなお店です。狭山茶の銘柄が色々いれられていたのであろう茶箱や道路側に並んだショーケースがいいです。 -
”旧稲葉家住宅”につきました。
建築様式から江戸時代後期(18世紀後半〜19世紀初め頃)に建てられたと考えられるそうです。
東京都の有形民俗文化財
稲葉家は江戸時代に青梅宿の町年寄を勤めた名主で、材木商や青梅縞の仲買問屋を営む豪商です。 -
格子戸のくぐり戸から中に入ります。
見学は無料です。 -
中で受付をして見せて頂きます。
ちょうど他に見学者が居なかったので 説明もして頂けました。
土間が広く その先に帳場であった座敷があります。
板戸の真ん中にはスカシ部分があり、組子細工に障子紙で 明り取りとなっています。
火鉢や長持ちなど 古い道具類も少し置いてありました。 -
作り付けの物入れの上には神棚部分が。
彫りのある飾りもありますが、二つ分並んでいました。
これは 地域の鎮守の神様と商売の神様でも祭ってあったのかも・・・。 -
主屋の外、庭を挟んで奥にも蔵が見えました。
そちらへは入ることは出来までんが 漆喰はきれいで、修復がされたばかりなのかもしれません。 -
ふるい洗面台が置いてありました。
石けん置きとその手前の窪みは何だろう?
穴が空いているので、水切りの必要なものを置くのかな?
たわしとか?
こんな形状になっている洗面台は初めて見ましたよ。 -
ガラスも昔の波うった 手吹きのものが使われていました。
-
階段があり2階へも上がってよいとの事でしたが
1階にもお祭に使う道具類が山積みに置いてあったり
2階も見学用に整理はされていない、との事でした。
なので、階段を上がって、2階が見える所まであがり写真を撮るだけにしておきました。
カメラ機能でなんとか撮れましたが 実際はかなり暗かったです。
2階は天井がやや低く 屋根裏部屋と言うか 倉庫のような感じのスペースです。
通りの表から見ると 窓が見えましたので その部分です。
店の従業員の居住スペースだったかもしれませんね -
表に出て 通り向こうから建物の写真を撮ります。
赤いトタン張りの屋根はむくり屋根。 -
駅へ戻りつつ更にレトロ建物探し。
”理容山口 ”にもタバコ販売のコーナーがあります。
こちらも看板建築ですね。
今日、最初に歩いた旧青梅街道 駅東側まで戻ります。
食器屋さんが見に行きたかったから。
食器屋さんには私の欲しい物は見つかりませんでしたが、
他に荒物雑貨屋さんで、昔っぽいシャベルを買いました。
ホームセンターに売ってるのより トラディショナルなシャベルって感じの丈夫そうなもの。
ガーデニングに使います。 -
自転車屋さんの脇に雪守横丁 という路地がありましたので 入ります。
いい感じに曲がった路地です。
こういう路地は 絶対入ってみたくなりますね。 -
蔵のある 歴史のありそうな住宅の塀際に「傍示石」と書かれた立て看板。
>足元の玉石はかつて屋敷を道の境をあらわしたものです。
と書かれています。
猫の看板はなんだか判りませんが、この路地は古い道なのですね。 -
青梅駅に戻り、行きと同じ中央線で吉祥寺まで戻ります。
今日は午前中からいっぱい歩きました。
青梅は思ったより見どころあったね と 3人とも満足気です。
吉祥寺で”Rose Bakery”に入って、お茶して休憩。 -
私はのどが渇いちゃったのでアイスで。
飲み物には小さなショートブレッドがついてました。
駅ビルの広場っぽいスペースに面しているので ちょっとほこりっぽいし
風が抜けるのでやや寒いかも。 -
ダンナと友人はコーヒーとチョコケーキ。
パリでオープンした イギリスっぽいメニューのあるパン屋さんではないけどベーカリーという名前のついたお店。
お茶をオーダーすると、南部鉄器の急須で出てくるの。
カラーの南部鉄ポットで、ヨーロッパで人気なんだそうですよ。
私も岩鋳の白い南部鉄ポット持ってるの。
ここで、お茶しながら、今回は行かれなかったけど、また冬が過ぎたら川越に行こうね と。
小金井公園の江戸東京たてもの園もまた行こう と話しました。
友人は、最近、昆虫や鳥の写真を撮るのに凝ってるそうで、
茨城に 白鳥も見に来たいと言っていました。
気のおけない友人とのしゃべくりながらの町歩きは楽しいものです。
またこれからも 一緒に行こうね と約束してそれぞれの家へ帰りました。
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