2019/07/10 - 2019/07/14
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binchanさん
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7月13日 土曜日 旅行4日目
最近は猫村として人気の猴トン。かつては石炭産業で栄えた町です。
2006年初めて平溪線に乗った時、猴トンには猫村もなくただ選炭場の廃墟が見えただけでした。閉山は1990年だったので、廃坑後の衰退がリアルだった時代だったんですね。今では駅訪問の片手間では見学の「け」の字にもならない一大観光地になってました。
猴トンのトンの字は4トラでは表示できない文字です。〔石同〕と書き、他ではあまり見かけない字です。もとは洞と書いていたのですが炭鉱で出水するのは縁起が悪いというのでサンズイを石に変えたんだそうです。なので意味は洞と同じ。
また猴は「侯」と書かれることもあります。これは1962年に猴の字面が悪いとのことで一時期「侯」に変更したことが理由。その後元に戻そうということになったため現在は猴トンが正式名称とのこと。
余談ですが〔石同〕はピンインで表すとdongですが、站牌(駅名標)の表示はtongが採用されています。これはウェード式の表記に準じているようなんですが、google翻訳の繁体字ピンイン入力では〔石同〕はtongで出るんですよね。ニッチな話で申し訳ないですが、お詳しい方ご教示願います。(注印符号でも音としてはtongのはず)
表示できない文字つながりで言い訳をいくつか。前の駅「四脚亭」の脚も本当は真ん中が谷なんですよね。これも4トラで表示できないんです。他に真ん中が離れている(4画の)草冠、郷の真ん中が「皀」のとか表示できない文字がたくさんあります。德とか樂とかめんどくさくて常用漢字で済ませちゃうことも多し。コピペで検索するときのために、できるだけ現地語でと思ってはいるんですけどね~。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10:35
猴トン下車。6分遅れでした。猴ドン駅 駅
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ホームから見える跨線橋。山側にある猫村への通路。猫橋っていう名前がついているそうです。
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猫橋内部はこんな感じですが、今回は時間がないので猫の方へは行きません。
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ホームは地上にあるのですが駅舎は2F。
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改札へ向かう跨線橋にも猫の写真なんかがかかってます。
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かつて石炭の積み込みで栄えた駅ならではの側線の数。改札が2Fにあるのも、1Fにはもともと石炭積み込みの設備があって旅客用のスペースがなかったからとのこと。
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改札口。ICカード以外の改札機がない。駅員さんもいないし、こういう改札の時って普通切符の人はどうするの?
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切符売り場(窓口)はあるものの切符の自販機はなかったような。
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猫専用列車。連結されている客車が猫の寝床になってるんです。
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昔の駅のままの避難図なので参考にならない。
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駅舎。
石炭産業隆盛な頃に造られた大きな建物ですね。1Fに高さがあるのは石炭積み込み設備のため。今は旅客用に改造されています。 -
駅前には土産物や飲食のお店が立ち並びます。
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整煤廠辨公室(選炭場事務所)だった建物がビジターセンターになってます。
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パンフレットにあった猴トンの観光地図。広範囲に見どころがあるんですね。
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かつての炭鉱の設備などを利用して猴トン煤礦博物園區という観光地になっています。(煤礦:炭鉱)
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石炭を運んでいたトロッコ軌道も残ってます。
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倉庫だった建物が資料館になってます。炭鉱会社である瑞三礦業は当時台湾を代表する企業でした。
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選炭場の在りし日の姿が模型になっていたり、
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構造が分かるようになっていたり、
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パネル展示があったりするんです。
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すぐ隣に廃墟となった選炭場があります。
選炭場というのは採掘された石炭鉱石を出荷できる状態にする工場のこと。ふるいにかけてスラグ(石炭以外の石)やそのままでは商品にならない純度の低いものなどを分け、それぞれを処理し用途別の石炭精製品に仕上げます。
塊の石炭とスラグは最終的に手作業で選別したんですが、それは主に女性の仕事だったとか。エストニアのオイルシェール工場を思い出した。基本の流れはほぼ同じだもんね。
スラグは最終的に捨てられるんですが、そういえばボタ山って見かけなかったような。運び出して何かに使っていたのかな?ご存じの方コメントお待ちしております。 -
それにしても放置廃墟っぷりがすごい。
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炭鉱から選炭場に石炭を運ぶための橋(基隆河にかかる)があるので行ってみます。
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1920年の宜蘭線開通と同時に橋が架けられました。現存するこの橋は1965年に再建されたもの。
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選炭場の横に階段があります。放置廃墟にくっついてる階段だから若干心配。
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階段の上から見た選炭場。
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この先どうするんだろう、このまま放置では柱が崩れ落ちるのも時間の問題ですよね。それが自然でいいのかもしれないけど。
石造りの構造って数百年残っていることがありますが、あれってすごいことなんだなと改めて感心。 -
駅も見えました。
この高さから石炭石をふるいに落として、下へ下へと移動させつつ製品にしてたんですね。対岸にある炭鉱との高低差が活かされています。 -
基隆河。目に涼しい(目だけだけど)。
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石炭トロッコ鉄橋と人道橋を兼ねていました。奥に見える建物は瑞三礦業の事務所。
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橋を渡ったところ。手前の橋脚みたいなのは何だろう?説明板があるけど確認してくるのを忘れました。
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橋の先に猴トン坑入口。他に復興坑とか瑞三本坑とかいくつか坑道があります。線路はこの中に続いています。
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坑夫もここから出入りしていました。
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切符売り場みたいな窓口。坑道への出入りを管理する事務所だったんでしょうか。
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坑道入口の隣にあった階段。進入禁止でした。
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瑞三礦業の事務所にある土産物店。お店としてはやる気ゼロ。店員さんもいない。建物が博物園區の事務所になっていて、お手洗いが利用できるそうです。
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その向かいあたりに観光トロッコの乗り場があります。おそらく昔はここで坑夫らがトロッコに乗り込んでいたんでしょう。
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ちょうど観光トロッコの出発時刻でした。30分くらいかかるとのことで、次の列車に間に合わないため断念。すごく残念。
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みなさん楽しんできてね(蒸し暑そうだけど)。
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乗り場の隣にあった謎の設備。全体に見学が雑でわからないことだらけ。本気で見学するなら丸一日必要。
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対岸から見た橋。
そろそろ駅の方へ戻ります。 -
橋のたもとに猫の家。
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基隆河の河床。傾斜した岩盤が露出してます。
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駅から南へ1キロほど行ったあたりにも坑道跡や宿舎跡を利用した展示館があり、古い建物も保存されています。行ってみようと歩き始めたものの、やはり遠くて断念。草に埋もれていますがそちら方面にも線路跡がありました。
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駐車場の車の下で食事中の猫さん。
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別方向から見たらいっぱいいた!さすが猫村。
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駅の床には猫が転がってるし。
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駅前の売店でラムネ飲んでリフレッシュ。
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11:40
区間車4172乗車。定時は11:35。宜蘭線は全体に5分ほど遅れていました。
次の三貂嶺駅は以前訪問済みなので、その先の牡丹駅で下車します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- へけけさん 2019/11/04 16:37:04
- お久しぶりです。
- binchanさん こんにちは。
今回のシリーズも素晴らしいです。電車には興味ないけど鉄道遺産とか昔の大砲跡とか歴史遺産には興味があるんだよね。猴トンってやっぱり漢字はないんですね。莒光號とか中壢とかも文字化けするときとしない時がある。
ご存じかもしれませんが12月20日の改正で枋寮電化が完成して普悠瑪號が走ります。莒光號、復興號の客車列車も減ります。焦ってる今日この頃です。へけけ
- binchanさん からの返信 2019/11/05 15:07:51
- Re: お久しぶりです。
- へけけさん、コメントありがとうございます。
そうですね、鉄道って移動手段の中で一番歴史とつながりやすいんですよね。路線ができる経緯とか駅舎の建築とか、調べてみるとへぇ~ってことが多い。それが大砲とかお城と同じなんですよね。移動そのものはバスの方が面白いですけど、旅行記にはしづらい(全バス停下車とか不可能だし)。
屏東線もついにオール電化なんですね。南迴線の工事も着々と進んでるみたいで、夜間代行バスに乗るチャンスもあとわずか。多分無理だな~。
文字化けはめんどくさいですよね。IMEの環境依存文字は化けながらもうまくやれば表示可能ですけど、中国語フォントでしか出ないのはどうやってもダメっぽいですよね。莒や壢は入力後画面更新せずに公開すればOKじゃないですか?ただタイトルはサムネイルだと化けますよね。
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