2019/05/14 - 2019/05/23
236位(同エリア655件中)
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kiyoさん
2019/5/19(日) 6日目 テーブルマウンテン
ケープタウンはやはりテーブルマウンテンが人気の観光スポットのようで、朝早くからケーブルカーが動き出すまで長蛇の列が出来ていた。それに乗って山頂へ。天気もまあまあ良くて景色もよく見えた。テーブルマウンテンの山頂は平らなようだが、大きな砂岩がゴロゴロしていて、遊歩道が市民の憩いの場所となっていた。
山頂での自由時間が40分だったので、片道20分で歩けるところまで行ってみた。海抜1087mということもあって風が強く、やや肌寒いくらいで、ストームクルーザーというモンベルのアウターを羽織って何とかなった。
テーブルマウンテンから降りてきて、カラフルな壁が特徴の町並ボカープ地区を散策、市内中心部ではちょうど数万人が参加する市民マラソンをやっていた。そのランナーたちをすり抜け、国会議事堂やシティホール、喜望城を見て、ステレンボッシュへ向かった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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天気予報は雨で朝のうちは降っていたけど、どうやら雨は過ぎて晴れてきた。ビクトリアの滝でかなり満足したので、ケープタウンは降られてもいいと覚悟はしていたが、上がってくれて良かった
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テーブルマウンテンのすぐお隣に聳える、ライオンズヘッド669m
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ロープウェイの山麓駅に到着。このテーブルマウンテンに登るロープウェイは、地元の人はゴンドラと呼んでいる。日本の定義とやや違っている感じがする
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山麓駅から東の方面を見ると、太陽も出てきた。テーブルマウンテンの麓にケープタウンの町並みが広がっていた
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円盤状の形をしたゴンドラと、尖ったところに山頂駅がある
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ゴンドラ山頂駅。
このゴンドラはたった二つしか無く、ロープウェイでしょ!!中が回転するのだが、もっとたくさん次から次へと登っているのかと勝手に思っていた -
ゴンドラに乗らず自力で登っていく人も多い。時間があれば歩いて登りたいくらい
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いよいよゴンドラに乗りこむ。テーブルマウンテンは人気スポットのため、とにかく人が多く、長く待ってゴンドラに乗ることになる
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山頂に向けて出発!!
まだまだたくさんの人が取り残されていて、しばらく混雑は続きそうでした -
ゴンドラの速度は意外と速く、あっという間に山麓駅が小さくなっていきます。そこに通じる道には延々と路上駐車の自家用車が。。。山麓駅周辺の駐車場整備もできておらす、しかも、歩いて山頂へ行く人たちはみんな道路脇に車を置いて、そこから歩いていた
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ぐるぐる回っているゴンドラの中。みんな窓に張り付いていました
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山頂駅に到着。
外に出てみると、すっきりと広場が広がっているようなところではないようでした -
テーブルマウンテンの模型。
中央右下の光っているところは、お隣のライオンズヘッドで、上の大きな塊がテーブルマウンテン。
下から見たときは、山頂部は水平に見えますが、内側がやや凹んでいるようでもある -
ケープタウン中心部を俯瞰したところ。海の上には霧が押し寄せてきていて、ウォーターフロントエリアは霧に包まれている模様。標高1000m付近から見下ろしているということは、六甲山から神戸を見ているようなものかあ。。。
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丸いゴンドラがピストン輸送で観光客を運び上げてきています。その向こうには、路上駐車の車の列が続いています
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ウォーターフロントエリア。翌日に行くスーパーなどは左の雲の下
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ケープ半島の模型。
地の果て、喜望峰は右端になります -
テーブルマウンテン山頂をバックに。
大ざっぱに見ると、山の一番西の端っこにロープウェイの山頂駅があり、そこから東の広い部分を背景にしてみました。特に、何もなく、砂岩がゴロゴロと転がった大地でした -
南方向へ少し下った所に展望所があるので、ちょっと下りてみます。そこがグループの解散場所で、その後40分の自由時間となりました
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南方向のケープ半島方面。
海流の影響なのか、ケープ半島に向かって風が西から押し寄せているような雲が現れていました -
ということで、東エリアへ向かって行けるところまで行ってみることにしました。制限時間は20分
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途中までは遊歩道がしっかりと整備されていて、あるく人も多いようです
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ところが、しばらく行くと遊歩道がぐるりと回って引き返すコースとなります。そこから、外れて細い道を行かないと、テーブルマウンテンの中心部へは行かないので、前の人についてメインコースから外れます
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平坦だったルートも、明らかに高度差20m程度下って、さらにそこから登り返します。前の人は、どんどんと歩いて行きます。一体、その先はどこへ通じているのでしょうか?
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登り返しても、コースはまだまだ先へと続くようで、前を行く人との間隔も随分と開けられました。これ以上先は、同じようなゴロゴロとした岩の大地が続く風景のようで、時間切れも近くなってきたので折り返すことにしました
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メインコースに戻り、ゴンドラ山麓駅があるテーブルマウンテンの北側へ向かいます。多くの観光客は、メインコースを周回しこの辺りから人の数も多くなってきます
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さっき向かってあるいていたテーブルマウンテンの東部分には、テーブルクロスと通称される雲がかかっている
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一方、これから向かうゴンドラ山頂駅は、すっきりと青空が広がりはじめています。多くの人が歩いていて、安心感が漂っています
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ここら辺りの展望台からケープタウンの町を見下ろすのが、この山へ登ってきたクライマックスなのかもしれません
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絶壁に立つゴンドラ山頂駅
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お隣で存在感をアピールしている、ライオンズ・ヘッド669m
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ライオンズヘッドから北に続くシグナル・ヒル360m
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ライオンズ・ヘッドと反対方向には、デビルズ・ピークが聳えていて、ケープタウンの町を見下ろしています。海抜1000m
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下山する頃になると、テーブルマウンテンには徐々にテーブルクロスの雲が広がりはじめて、厚みを増してきていました
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集合時間ちょうどくらいに、山頂駅に戻ってきました。ライオンズヘッドとシグナルヒルはすっかり青空が広がってきたのに、大陸の端っこの天気はとても気まぐれのように思えました
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山の天気なのでコロコロ変わります。
この日のケープタウンの天気予報は、くもり時々雨、所により晴れ間もあるでしょう、という何が何だかわからない予報。しかし、テーブルマウンテンからの雲の様子を見ると、天気予報がそうなるのもわかるような気がする。。。 -
デビルズ・ピーク方面をテーブルマウンテン山頂から見ていると、これは晴れそうだ、と期待もしましたが、ロープウェイで下るにつれて天気は変化していきました
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雲上の世界から、町並みの雑踏の中へ帰って行きます。
時間があれば、ライオンズヘッドとシグナルヒルへも登ってみたかった。シグナルヒルの山頂までは、車で行けるもよう。
また、シグナルヒルはライオンズランプとも呼ばれているそうです。街中から見るとライオンが横たわっているような山のスカイラインなので、頭と尻らしい。シグナルヒルと呼ばれるのは、正午に号砲を発する大砲があるから。 -
ライオンズヘッドの西の太平洋岸には、白砂のビーチが広がるクリフトン・ビーチとキャンプス・ベイの町が広がっています。高級別荘地で、世界中から富豪やスターが集まっているそう
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ゴンドラは下りながらどんどん回っていくので、山頂駅直下の岩壁が見えています
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続いてテーブルマウンテン北壁の地層が現れ、その下は緩やかな斜面となっています
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ここまで下ると、ケープタウン中心部は雲の下であることがわかります
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ライオンズ・ヘッドも見上げるような高さまで降りて来ました
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あっという間に、山麓駅。
しかし、このテーブルマウンテンにゴンドラで登る観光客は、景色を熱心に見ていて、ケープタウンの風景を忘れまいとシャッターを切ったりビデオを回したりで、やっぱり世界中からやって来ただけのことはある人たちだと感じました -
山麓駅まで帰ってきました。朝の混雑は解消していました
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トイレ休憩をして、バスで市内のマレー・クオーターというケープタウンの歴史を語るエリアへ立ち寄りました。
イスラム教徒の居住区で、古い建物が多く残っているそうです
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ムスリムの多くはマレー系の人たちで、奴隷として連れてこられ、このエリアに住み着いたそうです
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このカラフルな建物は、重要文化財として保護されていますが、周辺の治安が悪いので観光客の姿はあまり見かけません。とはいいながら、ケープタウンでは人気のスポットとなっています
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ゼブラ模様の建物にバナナがくっついています
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建物の前にバイクが駐まっているような壁。何とも、遊び心を感じます
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カラフルな建物に混じって、小さなモスクもありました
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確かに、イスラム教のモスクの雰囲気がします。内部も見たかったなあ
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さすがにモスクまではパステルカラーとはいかないようです。天気は厚い雲の下なので、ちょっとどんよりっぽい
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ボカープ博物館の入口には、ケープタウンのたどってきた歴史を感じさせるような絵がいくつも展示されています。
ただ、ここへ行くまでに勉強不足で、その歴史までは知らなかったため博物館を見てみよう、という気にならなかったのが後悔されます -
マレー・クオーター(ボカープ地区)はシグナルヒルの山麓付近なので、ここからケープタウン駅辺りまで散策して行きます。
個人旅行なら治安の問題でちょっと歩けないかもしれない、と言われました -
ボカープ地区から坂道を下って街の中へ行っていますが、そんなに危険なことなどはありませんでした。しかし、それは現地ガイドが気をつけているから安全が確保されているのであり、少人数や女性が歩いていると何が起こるかわからないくらい、治安は悪いのだそうです。
物乞いや寄付をねだってくる人、”I’m Hungry!"と段ボール紙に書いて道路を彷徨う人などは少なからず見かけました。 -
ボカープ地区の遠くから、大きな楽器の音や騒音が聞こえているようでしたが、それはマラソン大会の応援の音でした
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広い通りを封鎖して市民ランナーがマラソンを楽しんでいるようなので、かなり大規模なイベントです。Tシャツもお揃いで、数千人あるいはそれ以上が参加して走っており、その流れの中道路を横断するのも一苦労です
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このグループなど楽器を揃えて、パフォーマンスをしながらランナーに声援を送っている。目立っていましたが、このような人たちがたくさん集まっていました
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聖ジョージ大聖堂
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町の近代化はどんどん進行しているようでしたが、中には古い建物もいっぱい保存されていました
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マラソンコースにもなっていて、魅力的な町並みのケープタウン中心部ですが、日本外務省からは「十分注意してください」の注意喚起が発令中。
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有名な建物ではないが、アーチの窓やペディメントなど気品のあるファサードが目を引いた。かなり、古そうな気がする
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貴賓のある建物もある。
決して貧しい地域ではコロニアル様式風のファサードは用いられない。世界貿易の歴史があって、それなりの冨と力が蓄えられていたのだろう -
市役所の正面に、ネルソン・マンデラ像が飾られているのを発見!!
周辺部にほとんど観光客もおらず、寂しくケープタウン駅前広場を眺めているようでした。時の人というか、今では虹の国構想を良く思わない勢力も増えてきているみたい -
この市役所のバルコニーは、1990年にネルソン・マンデラが刑務所から出てきたときにスピーチをしたところ。その足元には、
”1990年2月11日に刑務所から釈放され、1994年5月9日に南アフリカ大統領に選出されたネルソン・マンデラ”
と書かれていました。市民の誇りであることには違いありません -
市役所全景。
イタリア様式で1923年に造られた39個の鐘を持つ鐘楼がある -
キャッスル・オボ・グッド・ホープ。日本語に訳すと、喜望城
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オランダの東インド会社総督の居城として造られた五角形の要塞。陸海軍博物館やカフェ、レストランなどがある
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ケープタウン駅。治安の関係で、白人は利用しないらしい
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観光客も利用しやすいと言われている、マイ・シティという市バスの停留所
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この旅行記へのコメント (2)
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- PHOPHOCHANGさん 2020/01/24 15:49:31
- 大変参考になりました
- 来月ピンポイントでケープタウンのみに行くツアーに参加します。
岩の景色が大好きなので、テーブルマウンテンはとても楽しみです。
詳しいお写真と解説がとても判りやすく、遊歩道から足を踏み外す決心もつきました(笑)。
ありがとうございました<(_ _)>
- kiyoさん からの返信 2020/01/25 07:59:02
- 参考になって幸いです!
- ご訪問、ありがとうございます。
自分の体験が、少しでも何かお役に立てればうれしく思います。
日本の日常とは全く違った場所なので、面白いと思います。楽しんで下さい。
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