南部アフリカ紀行４日目午後、絶景ビクトリアの滝遊覧飛行とアフリカンバーベキュー

2019/05/14 - 2019/05/23

　午後からはヘリコプターのビクトリアの滝遊覧飛行に行く。自分にとっては、この旅最大の目的がこれなのだ。お客が多くて日本で予約していないと乗れないらしい。
　上空から見るとビクトリアの滝がはっきりとその姿を現し、飛沫にも邪魔されずに全貌を確認することができた。ザンベジ川の下流から上流までも一望できて、ビクトリアフォールズを堪能できた。

　夕食はアフリカンバーベキューとダンスショー。バッファローやインパラ、クドゥと芋虫などをいただき、アフリカ料理を楽しんだ。 顔にはペイントをされ民族衣装を着せられて、太鼓などをみんなでたたいて大騒ぎした。

エリア ビクトリアの滝周辺(ジンバブエ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ 中国国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　昼食後ホテルで休憩をして、再び遊覧飛行組はホテルロビーに集合。
　トヨタのマイクロバスでヘリポートへ向かいます

　ヘリポートに到着、看板には「天使の遊覧飛行」との表示

　ヘリコプターは数機いて、次から次へと離発着を繰り返す。１基あたり１５分が目安らしいが、コースによってはもっと長いフライトもある

　まん中で白煙が上がっているところがビクトリアフォールズ

　ヘリコプターのローターが展示されている

　１基が飛び立てば、次の機体が着陸してくるという感じで、見ていて飽きが来ない

　客が乗り込むとすぐにテイクオフして、方向転換。ちょっと、大型のヘリっぽい

　乗りこむ前に体重測定。バランスを考えるらしい。

　が、それは、儀式程度でウソっぽい。それほど考えて乗せている感じはしなかった。それに、少しくらいで影響があるとは思えないほど、ヘリの馬力を感じた

　飛行ルートの説明。まあ、そんなもんですなあ

　こんなヘリも飛んでいましたが

　こちらに搭乗しました

　あっという間にヘリポートが小さくなっていく。。。赤白の鉄塔の後がヘリポート

　遊覧ヘリとて、物凄いスピードで飛んでいるようで、あっという間にビクトリアの滝が近づいてきます

　滝上を何回も行ったり来たりしたのですが、ここからはビクトリアの滝を反時計回りにぐるりと飛んだ風に写真を並べてみました。

　まずは、滝の左端、すなわち、滝壺の上流側へと向かいます。そこには、デビルズ・カタラクトがあります

　右下の白く見えるところがデビルズ・カタラクト

　滝の正面へと回り込みます。中央辺りが、メイン・フォールズ辺り

　ちょうど、左から滝を見ています。滝が落ちる割れ目はほんのわずかの幅で、その下を落ちた水が川となって、手前から奥へと流れを作っています

　デビルズ・カタラクトもはっきりと手前に見えてきました。ビクトリアフォールズはこの細い谷にザンベジ川の水を落としているわけです

　メインフォールズが手前に見えています

　中央左にある島がリビングストン島。その手前の滝がアームチェア・フォールズ。これだけの飛沫が上がっているので、散策コースからは滝は全く見えないのが当たり前か。。。

　ビクトリアの滝全景。
　一番左の、デビルズ・カタラクトから、右端のイースタン・カタラクトまでで約１７００ｍ

　メインフォールズ～イースタン・カタラクトとビクトリア大橋

　メイン・フォールズ。
　写真中央の岩の部分が、国境。左がジンバブエ、右がザンビア

　川下側から一番奥のデビルズ・カタラクトを見たところ。この滝がビクトリアの滝を移動させているらしい

　ビクトリア大橋上空から、真正面に滝をみたところ。水の流れていく口辺りがレインボー・フォールズ。この口のような谷が国境

　やっぱりジンバブエ側の遊歩道は飛沫の中。おそらく、大雨が降っていることでしょう！
　突き出した部分が、デンジャー・ポイントというらしい。そう言えば、午前中歩いたとき足下が滑って転びそうになった。いつも濡れているようだ

　ヘリは左から滝正面、右へと進み、さらに、上流側へ飛びます

　ビクトリアの滝中央部にあるリビングストン島

　ビクトリアの滝は大地をジグザグに削って移動していっていました。これは、あのデビルズ・カタラクトの仕業か

　ザンビア領内にある、イースタン・カタラクト

　この滝のザンベジ川下流は、デビルズ・カタラクトが浸食した跡なのです

　ジンバブエ側のデンジャー・ポイントは、激しく水飛沫に覆われていました

　滝の下流には、ザンベジ川によって刻まれた谷のある、大地が続いていました

　下流にあるビクトリア大橋を見ながら滝の上流方向へ移動

　イースタン・カタラクト付近の滝の落ち口

　メインフォールズ辺りの滝の落ち口。滝壺は飛沫で見えない

　上流側から見るビクトリアフォールズと、滝が移動してきた大地の痕跡

　ザンベジ川にはたくさんの中州が見られます

　さらに上流は、２日前にサンセットクルーズをしたところでした

　この辺りから、船に乗って象の夕方の水飲みシーンを見たのです

　素晴らしい遊覧飛行でした。ビクトリアの大地を垣間見た感じです

　夜はアフリカンバーベキューとダンスショウ。ビクトリアフォールズ自体小さな町なのですぐ近くにレストランはありました。これが、レストランといえるのかは別問題

　中に入るとき、顔に絵の具か何かでペイントされました

　”芋虫を食べよ”という看板。
　どうも、この看板にくっついているのが、その芋虫のようです

　インディアンの仮面が見守る受付を抜けてレストランに入ります

　インパラが張り付けにされて、こんがりと焼けていました

　ミディアムでお願いしたお肉ですが、思いっきりレア－。動物たちも食べているレベルなのでしょう

　バッファローやクドゥのバーベキューをそこそこ食べた頃、アフリカンダンスショーが始まりました

　このアフリカ南部まで来ると日本人はあまりいないのですが、世界中から大勢の人がやってきていることに驚きます

　なかなか激しいリズムで、これに続きみんなに配られた細長い太鼓を思いっきり叩いて、ダンスショーに参加！！

　インパラのお肉もいただきました

　みんなで”Worm　コーナー”へ芋虫を食べに来ました

　こんな感じであまり食べる気が起きませんが、現地の人たちは普通に食べているのだそう

　【後日、同行者の井上翁から旅行記が届き、この日のことが次のように綴られていた。】

　いよいよビクトリア大滝。幅１７０８ｍ、最大落差１０５ｍ。
　空からヘリコプターで遊覧飛行するぞ～
　
　体重を量られ、乗る位置が決められた。松山氏、高田氏は進行方向と逆の席で、見にくいだろうなあと心配する。空から見た滝に満足。バンジージャンプはお金貰っても辞退。

　楽あれば苦あり
　夕食はアフリカンバーベキューとダンスショウ。
　順調に食を楽しんでいる私を、みんなでもが取り囲み、「いやだいやだ」の声を押し切り、芋虫を食べに連れて行き、虫の幼虫を口に入れようとする。ああか弱き我は哀れなり悲しかり。か細き声で拒めども拒みきれず野菜に丸め、口の中。
　ああ、哀れなるもここの私。証明書を出す人も喜んでいる。だじゃれが止まった。皆さんは明日蝶になる、私だけは蛾になるに違いない。後は渡された太鼓をおもいっきり打ち続ける。
　その日見た夢は蛾でなく、バンジージャンプだった！

とありましたが、この写真は「芋虫を食べた」という証明書を書いているところ