
2018/07/08 - 2018/07/09
1位(同エリア46件中)
sanaboさん
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この旅行記スケジュールを元に
南仏プロヴァンスのリュベロン地方には
『フランスの最も美しい村』に認定された村がいくつもありますが
その中で一番有名なのがゴルドかもしれません。
ビューポイントから眺めるゴルドの村、そして糸杉やオリーブの木、
葡萄畑が点在するリュベロン大地の長閑な風景は
いつまでも眺めていたいと思える美しさでした。
ゴルドから5キロほどの所にセナンク修道院があり
プロヴァンスを象徴する風景として雑誌や旅番組などに
しばしば登場しています。
ラヴェンダー畑越しに見る佇まいは印象的でしたが
観光客の多さにはびっくりでした。
~・~・~・~・~・~ 旅 程 ~・~・~・~・~・~
6/28(木) 成田発21:25(TK53)⇒
6/29(金) イスタンブール着03:35(乗り継ぎ)イスタンブール発08:25(TK1803)
→トゥールーズ着11:15《トゥールーズ泊》
6/30(土) ※トゥールーズ空港でレンタカーをピックアップ
トゥールーズ→コルド・シュル・シエル→サン・シル・ラポピー《泊》
7/01(日) サン・シル・ラポピー→ロカマドゥール《泊》
7/02(月) ロカマドゥール→コンク→コルド・シュル・シエル《泊》
7/03(火) コルド・シュル・シエル→カルカソンヌ《泊》
7/04(水) カルカソンヌ→アルル《泊》
7/05(木) アルル→サン・レミ・ド・プロヴァンス→ルシヨン《泊》
7/06(金) ルシヨン→ルールマラン→マノスク(ロクシタン工場)
→ヴァランソル→ルシヨン《泊》
7/07(土) ルシヨン→ヴァランソル→ゴルド《泊》
★7/08(日) ゴルド→ソー→ゴルド《泊》
★7/09(月) ゴルド→セナンク修道院→ヴナスク→メネルブ
→エクス・アン・プロヴァンス《泊》
※TGV駅でレンタカー返却
7/10(火) エクス・アン・プロヴァンス→マルセイユ空港発17:50(TK1368)
⇒イスタンブール着21:55(乗り継ぎ)
7/11(水) イスタンブール発01:40(TK52)⇒成田着19:10
(旅行時 1ユーロ≒131円)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ソー高原のラヴェンダー畑を訪れた帰りに
お夕食を食べるため、ゴルドに立ち寄りました。
写真は村の駐車場の木に繋がれていたワンちゃん☆
愛嬌のあるお顔が心なしか不安げです。
ご主人様たちはディナーを食べに行っちゃったのかしら…
愛犬が誘拐されたらどうするの~!? -
パーキングから村の中心部に向かって歩いてくると
中世のお城(16世紀に再建)が目に飛び込んできました。
(居城ではなく城塞だったようです)
今は村役場やインフォメーション、美術館として
利用されています。ゴルドの城 城・宮殿
-
お城の西側から南側にかけて
ショップやレストランなどが並ぶ街並みが
丘の斜面に広がっています。 -
今、午後7時過ぎ
-
右端のショップはロクシタンで
"SOLDES"(セール)の看板が掛かっていますが
この時間はもう閉まっていました。
お隣は不動産屋さん。
ゴルドは富裕層が好んで別荘を購入するらしいです。 -
村の建物の外壁のあちこちに
シート状のものに焼き付けた白黒写真が飾られていました。
ゴルド出身の写真家の作品だそうで
村の人々がモデルのようです。 -
特等席でゆる~りとしっぽを垂らして寛ぐ
黒猫ちゃんの写真もありました。 -
こんな味わいのある(ボロっちい)建物もありました(´艸`*)
(右端に少し写っているのが教会です)
1階は薬局とパン屋さん。
ここにも素敵な写真が飾られていました。 -
荷馬車に揺られているのは
仕事帰りの農家のご夫婦でしょうか…
観光客が押し寄せるようになるずっと以前の
古き良き時代のレトロな写真です。 -
奥の建物には、椅子に腰かけて新聞を読みふける男性の写真が。
-
11世紀頃、丘の上に最初の城塞が建設され
12世紀には城壁が築かれたそうです。
ここはかつての城門なのでしょうか。 -
今の時期、日没は午後9時過ぎですが、もう7時半を回りました。
泊まっているB&Bはオリーブ畑の中にあり周辺の道も暗いので、日没前に帰りたかった私たちは少々焦り気味になり、お城の前にあるレストランに飛び込みテラス席に座りました。
その後、ついたてを挟んだすぐお隣のテラス席がチェックしていたレストランだったことに気づきましたが、もうメニューが来てしまったので今更移動するわけにいきませんでした(T_T) -
仕方ないので、急いでここで食べて帰ることに。
盛り付けも繊細ではないし
お料理もあまり美味しくなくて大失敗でした~! -
ゴルドから遠ざかる時、振り返って撮ったゴルドの街並みです。
夕焼けの名残りでうっすらと空がピンク色に染まっています。。。 -
丘の上に建つお城が中央に、
その右手に教会と塔が見えています。 -
(翌日)
2泊したB&B "Le Verger" をチェックアウトし
今日はゴルド→セナンク修道院→ヴナスク→メネルブに立ち寄り
最後の宿泊地エクス・アン・プロヴァンスまで行きます。
(この旅行記はゴルドとセナンク修道院まで) -
ゴルドに向かう途中の(直線距離で)南西に300mほど離れた
道路沿いに、有名なビューポイントがあります。
観光客がたくさんいて写真を撮るのに順番待ちの状態なので
これは少し手前(駐車場付近)から撮った写真です。 -
右方向(東)にはリュベロンの大地が広がっています。
-
葡萄畑や紫色のラヴェンダー畑が見えます。
糸杉のシルエットもいかにも南仏らしいですね。 -
こちらがビューポイントから眺めたゴルドの全景☆彡
道路沿いの張り出した岩の上から撮っていますが
ここからだとすそ野の方まで街並みがよく見渡せます。
ゴルドは街なかの風景よりも、ここから眺める光景こそが
ハイライトのように思います。 -
毎週火曜日にはこの広場でマルシェが開かれますが
それ以外の日はパーキングになっていました。
(村の北側に私たちも利用した大きなパーキングがあります) -
広場中央に立つのは第一次世界大戦で戦死した
ゴルド出身の兵士の慰霊碑 -
ここにもレトロな写真が(^^♪
-
愛犬とお散歩をする男性の姿がありました。
石造りの街並みは何百年も前から変わっていないと思いますが
レトロな写真の雰囲気からして50~60年くらい前のものでしょうか…
「あれはうちのじっちゃんだよー」なんていう住人がいるのかな? -
右手は広場の一角に建つ礼拝堂で
アートの展示会などに利用されているそう。 -
黒猫ちゃんの写真が飾られている赤い日よけの
このレストランで、昨晩お食事をしたのでした。 -
実は帰国後、映画「プロヴァンスの贈り物」に登場した
レストランだったと知り、びっくりするやら嬉しいやら。
昨晩のお料理にはがっかりでしたが、少しだけ気が晴れました(笑)
"Les Cuisines du Château" というレストランです。
話のタネにランチなら利用しても良いかも! -
ジェンティ・パンタリー広場 "Place Genty Pantaly"
お城の南側の広場には14世紀にはすでに存在していたという
古い噴水があり、かつては村の唯一の水源だったとか。 -
お城のインフォメーション付近から
広場を見下ろして -
ジェンティ・パンタリー広場脇から延びるメインストリート
-
坂道の風景を撮っていたら
手前の男性がカメラ目線でした(^^ゞ -
オリーブオイルや地域の特産品を扱うお店
-
ここにも素敵なご婦人の写真がありました。
かなり風化して周りがボロボロになっています。
こういう企画はいつ頃始まったのでしょう?
定期的に行われているのかも気になります。 -
農作業の傍ら、子供達を育て家族の世話をしてきた
お母さんでしょうか。
凛とした強さや逞しさとともに、気品が感じられます。 -
外壁に沢山お皿が飾られているのは陶器のお店
-
入口に並べられた花柄の陶器が素敵でした。
-
2階の窓辺にはニワトリの置物が
-
少し先には、ディスプレイがお洒落なジュース・バー☆
-
ベビーバギーのパパが、ず~っとお店の方を向いて
奥様を待っていらっしゃいました(*´▽`*) -
「サン・フィルマン教会」内部
(狭い道に面しており、外観写真は撮っていませんでした) -
「サン・フィルマン教会」
起源は12世紀だそうですが、18世紀にロマネスク様式や
イタリアン・バロック様式を取り入れて再建されました。
アーチ部分の内側や側廊の天井部分に至るまで
(少し傷んでいますが)見事な装飾です。 -
「サン・フィルマン教会」
マリア像の背後の装飾にも目を引かれました。 -
丘の斜面に沿った坂道を下りていきましょう。
前を行く女性はドレスに合わせた赤いバッグが印象的☆ -
前方はリュベロンの風景を見渡せるビューポイントです☆彡
-
ゴルド手前のビューポイントから見たリュベロンの大地を
違う角度から見ていますが、長閑な風景には本当に癒されます。 -
石段とスロープを備えた坂道は優れものですね。
-
トンネルのような所を抜けて下って行きます。
-
丘の斜面に建つこちらのお宅(写真下)は
糸杉のある家(写真上)やリュベロンの大地を
見渡せる絶好のロケーション☆彡 -
道も家も塀も、すべて石造り
-
この石畳でキャリーバッグを引くのは無理~
-
高い石の塀に囲まれた坂道があったり…
-
アーチの先にも坂道が延びていたり…
-
ここは上り坂と下り坂の分かれ道
-
丘の上に屋根付きの屋上テラスがある家を発見~
-
手前の家は煙突が特徴的
-
車はもちろん侵入禁止です。
-
おとぎ話に出てきそうな可愛らしい木戸ですね。
-
前方の高い所にレストランのテラス席が見えます。
1本上の道に面しているのかしら… -
反対側から見ると、こんな感じ。
高所恐怖症の人には向かないかも?! -
ここからの見晴らしも素晴らしいです↓
-
畑のパッチワークはいくら見ていても飽きません^^
-
右手前と左奥は葡萄畑で
丸くモワモワッとしているのはオリーブの木☆ -
絵が描かれたバンはツアー会社の車かと思ったら
クリーニング店のものでした。
どおりで泡が描かれていま~す。 -
こちらがリュベロン地方を巡るツアーのミニバスですね。
エクス・アン・プロヴァンスやアヴィニョン発の
リュベロンの村々を巡るミニバスツアーが沢山あります。 -
それではゴルドを後にし、右下の標識の
セナンク修道院へ向かいましょう。
その後行くVENASQUEまでは16キロのようです。 -
ところで、ゴルドからセナンク修道院までは5キロほどの距離ですが
片側が崖の狭い道路なので一方通行になっています。
(観光バスなどの大型車両は通行禁止です)
なので、帰りは北上して大きく迂回(緑の点々で示したルート)することになるのですが、それを知らない車が逆走してきてギリギリですれ違ったのでハラハラしました。
誤りに気付いても方向転換する場所もなく、そのまま走るしかないので、皆様ご注意を~! -
眼下にセナンク修道院を見下ろせる
車寄せスペースのある場所に着きました。
ラヴェンダー畑が見えますが、緑色や白っぽい草のようなものが
混ざっていて、一面紫色ではないような… -
よく目にするセナンク修道院の写真は
右側のラヴェンダー畑越しに修道院付属教会を写したものです。
教会の左側に見えるのが、中庭を囲むように建てられた
修道院の建物です。 -
1148年創設のセナンク修道院は質素を旨とし厳格な戒律を励行するシトー派の修道院で、現在も修道士の方たちが暮らしています。
主な収入源はラヴェンダー畑から採れた蜂蜜やラヴェンダーオイルの販売、書籍や土産品の販売、修道院の拝観料などだそうです。
※修道院内部は事前予約によるガイドツアーでのみ見学可能ですが
敷地内や付属教会へは自由に(無料で)入れます。セナンク修道院 寺院・教会
-
正面に見えるのが修道院付属教会です。
右端の明るい色の建物の1階がギフトショップで
物凄く混雑していました!
南仏ツアーでは必ず訪れる場所で
観光バスが何台も停まっていたので当然ですね。 -
ラヴェンダー畑越しに見る修道院の姿は
プロヴァンスを象徴する風景としてよく登場します。
ラヴェンダー畑は塀や生け垣で囲われ、中には入れず
この写真も塀越しに撮ったものです。
カメラを手にした観光客が、塀に沿って
ずら~っと並んだ光景はちょっと笑えました。セナンク修道院 寺院・教会
-
教会の後ろ側に回り込むと、修道院の建物と
教会の入口があります。
教会内部はロマネスク様式の大変簡素なものでしたが
絢爛豪華で煌びやかな教会に比べ、そこには純粋で敬虔な
祈りの心が息づいているように感じられました。 -
ゴルドもセナンク修道院もかなり観光地化されていましたが
それでもやはりプロヴァンス観光では外せない場所のように
思えました。
それでは、次の目的地ヴナスクへ向かいます。
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