2019/04/14 - 2019/05/10
247位(同エリア1662件中)
小心者さん
この旅行記のスケジュール
2019/04/22
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コンヤ オトガル
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バスでの移動
キャミール・コチュ社 45リラ
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Panda Hostel
2019/04/23
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バスでの移動
ドルムシュ 4リラ
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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旧チャウシン村
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その他での移動
人生初のヒッチハイク
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Panda Hostel
2019/04/24
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その辺を散策
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アタック・ホテル
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この旅行記スケジュールを元に
実は、私にとって『気球』はビミョーなアトラクションです。
というのも、中途半端な『高所恐怖症』に加えて、昔『世界衝撃映像!』みたいな番組で見た『気球墜落事故』のシーンがトラウマになっているからです。
更には、あの狭い籠の中に『知らない人たちと1時間ほどギュウ詰め』という状況を想像すると、どうしても萎えてしまうのです。
小心者だけに背の高い外国人の皆さんの前に出ることが叶わず、「結局見えたのは他人の背中だけだった」という悲しい思い出になりそうで不安なのです。
しかし。
あまりにも皆さんが『カッパドキアは気球が最高!!!』と口を揃えていらっしゃるので、この度ついに「しょうがないし乗ってみるかな」と、上から目線でやってきました。
天候によっては飛ばない日もあるらしいので、念のためギョレメの宿は前もって四泊予約しました(そこそこやる気)。
以前に訪れた際にはあちこちでうんざりするほど勧誘された記憶があったので、「料金次第では乗ってやらんこともないで」という尊大な態度で交渉するつもりでした。
だがしかし、今回は誰一人として『気球』の『き』の字も言ってきません。
不本意ながら自ら凸ったツアー会社で「明日も明後日もFull。先週ずっと天候が悪くて飛ばなかったので、繰り越されたツーリストで当分満杯なんだ」との宣告。
…ほほう。そうきましたか。
なんならこの後のカイセリ泊をつぎ込んでやろうとまで考えましたが、それでも乗れないとは、さすがに想定外でした。
鬼かよ。
気球の認知度や人気も当時よりずいぶん高まり、
街にはツーリストが溢れかえり、
更には、数日間続いた悪天候がやっと回復した
など、いろんな事情が重なったようです。
ま、人間、慣れないことに情熱を燃やすと往々にしてこういう結果が待っています。
…ハハハ。また来る理由ができたがな…(擬・超前向き)
それにしても『ギョレメに四泊もする』意味をいきなり見失いました。
全額返金不可のホテルをキャンセルするような豪気さも持ち合わせていませんし。
…でもカッパドキアは大好きな場所だし、まぁいいか。
【旅程】
□4月14日 機内泊
□4月15日 バス泊
□4月16日 フェティエ泊
□4月17日 フェティエ泊
□4月18日 バス泊
□4月19日 コンヤ泊
□4月20日 コンヤ泊
□4月21日 コンヤ泊
■4月22日 ギョレメ泊
■4月23日 ギョレメ泊
■4月24日 ギョレメ泊
□4月25日 ギョレメ泊
□4月26日 カイセリ泊
□4月27日 カイセリ泊
□4月28日 列車泊
□4月29日 タトワン泊
□4月30日 タトワン泊
□5月01日 タトワン泊
□5月02日 エルズルム泊
□5月03日 エルズルム泊
□5月04日 カルス泊
□5月05日 カルス泊
□5月06日 カルス泊
□5月07日 イスタンブール泊
□5月08日 イスタンブール泊
□5月09日 機内泊
□5月10日 帰国
【為替レート】
1リラ≒20円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
祝日の関係か、イースターの関係か、この時期のギョレメの手頃な宿(個室)は満室ばかり。
但し、そういうのと無関係らしい『ドミトリー』はけっこう空いていたので、カーテン付きの女性用ドミのある『Panda Hostel』に宿泊。
4ベッドドミトリー:1泊朝食(簡素)付 8ユーロ。
先客が誰もいなかったので「やった!下段が使える!」と色めきだったが、ご覧のとおり体を起こすことも出来ない高さ。
悩んだ末に上段を選択。絶対バランスがおかしいと思う。
一日目は一室独占。
二日目はブラジル人女性がやって来て、悩んだ末に下段を選択し、頭を30回ほどぶつけていた。
ちなみに彼女も気球が目当てだったとかで、「何軒も回ったけど、どこもFULLだった」と、かなりご立腹だった。 -
とりあえず街に出て「両替をしたいのですが」と尋ねると、「PTTが一番いいと思うよ」と教えてくれたので、行ってみる。
窓口は激混みで、30分ほど並んでやっと両替。2万円=1000リラ。
インフォメーションで地図を頂き、ブラブラ散策していたらすっかり夕方に。 -
夕食はサクサクの『ピデ』
…というのは嘘で、これは仲良くなった向いのテーブルのトルコ人のピデ。(どういう見栄ですか)
なぜ「サクサク」なのを知っているのかと言うと、味見させてもらったからだ。
ほほほ♪ -
私の夕食、『メルジメッキ・チョルバス(豆のスープ)』。
この後宿に戻ると断水。
シャワーはもちろん、手も洗えない。トイレも流せない。
「翌朝まで出ない」とのことなので、スーパーでミネラルウォーターを買ってきて手を洗い、歯を磨く。顔は拭くだけで済ませる。
断水は思った以上にキツく、これからのカッパドキア滞在に暗雲が立ち込める。 -
翌朝。
「明朝6時には復活する」と聞かされていた水道だが、結局10時まで出なかった。
トイレはひどい状態になっているし、本当にキツかった。
本来8時からの朝食も10時すぎになり、11時頃にやっと出発。
おめでたい感じの車がいるなぁ、と思ったら、
今日は『子供のフェスティバル』という祝日なのだそうだ。 -
オトガルの広場でのイベント。
トルコの人は自国の国旗が大好きらしい。 -
PTT近くのバス停からドルムシュでゼルヴェへ。
運賃は4リラ。 -
『Zelve Open Air Museum』
入場料15リラ。
自動改札みたいなヤツにチケットを入れたが反応せず、横のお姉さんにもぎってもらう。
…あるある。 -
ギョレメの街はごった返していたが、ここはあまり人もいない。
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とりあえず目についた『教会跡』へ。
とにかく案内板を撮るのを忘れるので、教会名などの詳細はさっぱり… -
果物の名前がついていたような、いなかったような…
-
「どこの星やねん!」とツッコミたくなる景色。
無数の洞窟があるが、崩落の危険がある場所は立入が制限されている。
けっこう危なそうなのに徘徊し放題だったシッレとは違うな。 -
せっかくなので「入れる洞窟全て入ったる」という野望を抱く。
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こちらも確か教会跡。名前は書かれてなかったと思う。
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壁に刻まれた印。
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しかし今日もスニーカーの滑りっぷりが絶好調ですね♪
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30分以上闇雲に上ったり下りたりを繰り返し、いい加減疲れてきた頃に係員のおじさんに出会い「3つの谷があるから、順番に見ていくといい」と教わる。
…なぜ入口で出会えなかったのか。 -
時間が経つにつれ、少しずつ観光客が増えてきた。
とは言え、大した人数ではないし、すごく広大なので全然気にならない。
そして、すごく広大なので、序盤で抱いた『入れる洞窟全てに入ったる!』という野望はこっそり揉み消す。 -
高校生たちとすれ違い、「チノチノ」言ってるのが聞こえたので、小声で「ジャポンヤやしな」と口答えする。
すると、一斉に戻って来て「ナルト!」「ドラゴンボール!」とか言って取り囲まれた。
地獄耳かよ。
カツアゲではなくて何よりだが、ナルトなどと言われても『鳴門巻き』しか知らないし、知ったかぶりも難しいので『半笑い』で誤魔化しておく。
「一緒に写真撮ろう!」と強制的に変なポーズを取らされたが、一体なんのアニメのものだったのか未だにわからない。
…いなかっぺ大将かな?(絶対違う) -
更には女子10人ほどにも囲まれて記念撮影。
今度は『孫に囲まれ、ご満悦』みたいな写真になった。 -
キリスト教徒が使っていたという『石臼』
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内部のフレスコ画。
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韓国人の一人旅のおじさんと出会う。
彼も私と同じく『徒歩でチャウシンまでトレッキング』とのこと。
「良かったら一緒に」と誘って頂き、かなり心が揺れたが
自分の虚弱さを思うと迷惑をかけかねないので断念。
おじさんがヨボヨボで、しかも靴がめっちゃ滑りそうならご一緒したかったのだが… -
多少『ひねり』が感じられる洞窟には潜入する、というスタンスにシフト。
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壁に描かれた絵は素朴な感じのものが多い。
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物忘れが激しいので、同じ洞窟に複数回入ったりして、疲労と混乱が増す。
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キリスト教徒とイスラム教徒が共存していた場所なので、モスクも残っている。
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あそこまでは登れる。
もちろん登るつもりなど毛頭なかったのだが、若者グループに「一緒に」と誘われ、押してもらい引っ張ってもらい…
毎度お世話になります。
それにしてもトルコの若者は年寄にすごく親切だ。 -
鳩の家かな?
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メテオでも喰らったのか?
もうどこを見てどこを見てないかさっぱり分からないので、そろそろ次の目的地へと向かうことにする。 -
『Zelve Open Air Museum』を出て、うまい具合にドルムシュがいないかとちょっと期待したがもちろんいなかったので、仕方なく徒歩でパシャバーへ向かう。
道中の古いお墓とテーブルマウンテン。 -
2キロ弱歩いてパシャバー到着。
さっそくラクダにガンくれられ、ビクッとする。 -
ゼルヴェとは少ししか離れてないのに、ここは観光客がいっぱい。
中国人にマレーシア人がとても多く、九州からのツアーの人たちとも出会って挨拶を交わす。 -
奥に進んだ先の土産物屋の男性からいきなり日本語で「日本人?」と話しかけられ、肯定すると、「これは日本人のじゃない?」と1枚のクレカを見せられた。
どうやら落とし物を拾ったらしい。
見ると、そこには日本人らしき名前と『福岡』の文字。
「さっきの九州からのツアーの誰かのだ!」と答えると、「そのガイドなら知ってる!」と言い、近くにいた若者に事情を話してカードを託す。
若者は全速力で駐車場へと駆けていった。
こうしてカードは無事にそのツアーバスまで届けられたそうだ。
この出来事でトルコがいっそう好きになった。
落とし主の方もきっと喜ばれたことだろう。 -
その後、その男性(アフメット氏)がチャイを御馳走してくれた。
そこで『チャウシンまでのトレッキングルート』を尋ねたのだが、彼曰く
「ルートは困難ではないけど、人があまり通らないので一人で歩くのはお勧めしない。危ない人がいないとも限らないし、助けも呼べないから」
とのこと。
非力この上ない老人なので、この人の好い親切な男性の忠告を守ることにする。 -
商売っ気のまったくない彼にお礼を言い、チャウシンへと向かう。
チャイもご馳走様でした! -
教わったとおり、途中で道を折れて未舗装の道を歩く。
カッパドキアはどこをどう歩いても感動できるなぁ。 -
白いテーブルマウンテンがとても美しい。
が、なかなかに遠く、やっぱり韓国人のおじさんについて行くべきだったかとちょっと後悔…。 -
2キロちょっと歩いて『旧チャウシン村』に到着。ふぅ疲れた。
初めて訪れた際、いたく気に入ったこの美しい廃村だが、大きく様変わりしていた。
立派な土産物屋やカフェがオープンし、今もところどころで工事をしている。
廃墟となった旧住居を続々と『店舗』に改装しているようだ。
……。
えーっと。
確か『崩落の恐れがある』という理由で廃村になったんじゃなかったっけ?
その問題は解決したのですか? -
カフェの人から「祖父の古い住居を見ていって!」と呼び止められる。
とりあえず景色が見たいので「後で」と答え、「そっちには何もない」という制止をやんわり振り切り、人のいなさそうなルートへと進む。
背後からは「チャイを御馳走するから帰りに必ず寄ってね」としっかり念を押された。 -
人がいなくなり、ほっと息を吐く。
この辺りは以前と変わらないかな…? -
と、思ったが、こんなところにもペンションか何かがOPENしていた。
…いや、だから崩落の危険は…? -
丘の上へ。
下のカフェの人からは「そっちのルートはすごく遠回りだよ」とも言われたが、特にそんなこともなく。 -
丘の上からの眺め。
案内板に従って『キリセ(教会)』へ向かう。
今度は、教会の手前の小さな土産物屋の男の子(推定15歳)から
「チャイを御馳走するから帰りに寄っていって」と声がかかる。
…そんなにチャイを飲みたそうな顔してるかね? -
キリセ(キリスト教会)跡。
-
そこからの眺め。
-
前に来た時も訪れたはずだが、記憶には欠片も残ってない。
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でもこの風情はすばらしい。
-
おそらくオリジナルと思しきフレスコ画。
-
例によって、顔部分はことごとく消されているが。
-
1962年に何があったのだろう?
ただの落書き? -
帰路は意図せず違うルートを歩いてしまい、さっき声を掛けられた男の子から「ヘイヘイ!こっちだ!」と怒鳴られた。
「この道は危ないのかな?」と、そちらに行くと、半ギレで「土産物を買っていかんかい」と言う。
並んでいるのは全てガラクタ同然で即「どれも要らねー」と思ったが、
「俺は学生で、これを売って学費を稼がないといけないのだ」と、めっちゃグイグイくる。
安いものだし、それが本当なら助けてあげたいが
「チャイを」と騙す手口が気に入らないし、そもそも態度がデカすぎだし、なぜか欧米人は呼び止めない(気の弱そうな相手限定か?)。
「ごめんね」と立ち去ろうとしたら「苦学生を助けないのか!」と罵られた。
苦学生には見えなさすぎるので、『二宮金次郎』を読んで出直してください。 -
10年前に訪れた時は、本当に素朴な村だった。
-
下に降りると、来た時に念押しされた「祖父の古い住居を見て行って」の人に捕まる。
中に入ると、もちろん土産物屋で、しかも強引(しかも高い)。
買わないとわかった途端、めっちゃ塩対応。
御馳走すると言ってたチャイなど出てくるはずもない。
ここはスルタンアフメットか!
でもあそこはチャイはちゃんと出てくるぞ!(そこ?)
(実は、もう一軒同じ手口で呼び止められたので、かなりご立腹) -
景色は今も美しいのになぁ…。
観光地のこういう変化は仕方ないことなのだろう。
パシャバーの人たちは感じが良かったが、ここは訪れる観光客が圧倒的に少ないので強引にならざるを得ないのか。 -
オープンカフェでオレンジジュースを。
これも最初「15リラ」と吹っ掛けられた。
去ろうとしたら 15→10→5 と下がったが、隣のトルコ人カップルとはコップのサイズが違っていた。
きぃぃいー!
この後、道路へと向かっていると さっきの丘の上の苦学生が咥え煙草でバイクで下って行った。
最後まで『苦学生』設定で通さんかい! -
いろいろ残念な気持ちになりつつ幹線道路まで下り、商店の人に「ドルムシュ乗り場はここですか?」と尋ねると
「そうだけど、2分前に行っちゃったから1時間待ちだよ」と言われる。
…うぅむ。負のスパイラル。
呆然としていると、客のお兄さんから「ヒッチハイクしなさい。こうやって合図するんだ」とのアドバイス。
そそそそそそんなアッサリ言われても…。
でも1時間はつらいな
思った以上に勇気が要ったが、ほどなく停まってくれ、陽気なおにいさんがギョレメまで乗せてくれた。
ありがとう!
一つ成長したような気がする。 -
スーパーマーケットでおやつを買い込み、宿へと戻る。
宿の共用スペースは4人の男女グループに占領されていたのだが、それぞれがひたすらスマホをいじっていて会話が一切ない。
騒がれるよりも余程いいが、いるのかいないのかが全然分からないので、何度か腰が抜けるほどびっくりさせてもらった。 -
腰が抜けるほどびっくりした後、夕食に出かける。
オシャレなレストランが多い中、どうにか見つけたロカンタへ。
ビーフギュヴェチ(ハーフ)15リラ。
フェティエやコンヤのロカンタのほぼ倍の値段だが、ギョレメの物価は高めだと聞いていたので「そんなものか」と。
しかし本当は10リラで、ボラレている。
メニューを確かめなかった自分が悪いけど…くそぅ。
負のスパイラル絶賛継続中! -
翌朝。
朝食の後、宿替え。
トルコの休日が終わったせいか、後半二泊は手頃なシングルルームが取れたのだ。 -
徒歩3分ほどの『アタックホテル』へ。
10時過ぎだけど部屋に通してくれた。
やっぱり個室はいい!
ツインのシングルユース(バストイレ朝食付き)1泊13.5ユーロ。 -
今日は天気も良くないので 近場を少しだけ散策することに。
何しろ四泊もするのにツアーにも参加しないので暇なのだ。
しかし。
昨日からの負のスパイラルは未だ継続中らしく、この『Love Valley』への道を誤り、ものすごい遠回りをする羽目に。 -
場所は『ギョレメ野外博物館』の手前。
本物の『Love Valley』はもう少し遠い場所に位置し、こちらは『ニセモノ』らしい。
どうりで誰もおらんわ。 -
幹線道路まで戻り、周辺をもう少し散策してみることに。
しかし、一度だけバギーの集団に轢き殺されそうになった以外は誰にも出会わない。
その辺の岩に腰かけて休憩したりしながらブラブラするも、孤独すぎてテンションが下がってくる。
普段は孤独であれば孤独であるほどテンションが上がるタイプなのに珍しい。
負のスパイラルによってちょっと病んできたか。
こっそりつけている旅日記のこの日のタイトルは
『世界ふれあわず無駄歩き』
…寒い。 -
それでもこんな美しい教会なんかを発見して、そこそこ楽しい。
-
もちろん顔は消されているが、『野外博物館』の鮮やかなフレスコ画とは違って多分オリジナルだろう。
-
教会の外観。
-
その向かいも気になるが、アクセスは難しそうなので諦める。
昨日ずいぶん歩いたので、今日はのっけから足が棒。 -
おっ!
なんかー楽しそうな道発見ー。行ってみるー。 -
なにこれ、ペトラのシーク?
なかなか楽しいやないかい。 -
お、おぅ…
これって大丈夫でしょうか? -
大丈夫じゃなさげじゃね?
-
いやいやいやいや…。これ普通に死ぬやろ。
でももう戻れない(これ絶対に自力では下りれんな、という岩場を散々上ってきた)。
進むしかない(泣)。
これ以降写真など撮ってる場合ではなく、次の写真まで相当時間が経っている。 -
頼りない梯子を3回ほど上り、岩をよじ登り、もちろんちょいちょい滑り…
大袈裟ではなく命懸け。
『近場をちょっと散歩する』つもりが、一体なんでこんなことに…(号泣) -
ふうぅぅうう。どうにか生きて帰れそうだ。
まったくもって死ぬかと思った。 -
!!
もう勘弁してくれ! -
前方から人の声が聞こえてきた時の安堵感と言ったら…
しかし、声の主がいるのは丘の上だと知った時の絶望感といったら… -
そして、まだ更に20分ほど彷徨わないと幹線道路まで出られなかったんですけどね。
もうホントに倒れそうでした。
出た先は野外博物館のかなり上。
マジで疲労困憊なので、昨日味を占めた『ヒッチハイク』を敢行。
オーストラリアから来られたご夫婦が快く乗せて下さり、無事にホテルに帰還。
セブンアップとオヤツを食べながら部屋で休む。
生きて戻れたことにしみじみ感謝する。本気で。 -
疲労のあまり、こんな時間になるまで何をしていたのか記憶が無い。
気絶していたのか?
夕食を食べないと… -
OPENしたばかりの洞窟レストランだそうで、「見て行って」と招いてくれた。
しかし、夕方にお菓子を食べすぎたせいか、あんまりお腹が減ってないことに気付く。 -
というわけで、結局スーパーでハムやらヨーグルトやらを買い込んできて部屋で食べる。
明日はどこへ行こうかなぁ(懲りてない)。
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旅行記グループ
’19 トルコ
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2019春01 トルコ(フェティエ)
2019/04/14~
フェティエ
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2019春02 トルコ(カヤキョイ・オリュデニズ)
2019/04/14~
フェティエ
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2019春03 トルコ(コンヤ1)
2019/04/14~
コンヤ
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2019春04 トルコ(シッレ)
2019/04/14~
コンヤ
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2019春05 トルコ(コンヤ2)
2019/04/14~
コンヤ
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2019春06 トルコ(カッパドキア1)
2019/04/14~
カッパドキア
-
2019春07 トルコ(カッパドキア2)
2019/04/14~
カッパドキア
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2019春08 トルコ(カイセリ)
2019/04/14~
カイセリ
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2019春09 トルコ(タトワン)
2019/04/14~
タトワン
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2019春10 トルコ(タトワン・アフラット)
2019/04/14~
タトワン
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2019春11 トルコ(タトワン・ビトリス)
2019/04/14~
タトワン
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2019春12 トルコ(エルズルム)
2019/04/14~
エルズルム
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2019春13 トルコ(カルス)
2019/04/14~
カルス
-
2019春14 トルコ(カルス・アニ遺跡)
2019/04/14~
カルス
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2019春15 トルコ(イスタンブール・カドキョイ)
2019/04/14~
イスタンブール
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
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- フィーコさん 2022/07/03 22:49:10
- その梯子登る?
- 小心者ねえさん こんばんは。
ここは来たのは、次の気球を見て
コメント書いてて ちょっと待てよ?と一個前に来ました。
ギョレメ4泊
徘徊お疲れさまです。
でもその梯子登ったらあかーんと私後ろから叫んでしまったわ。
無事の生還おめでとうございます。
なんかいろいろあり過ぎて、笑っちゃいながらハラハラどきどきしてます。
続きは気球編で!
フィーコ
- 小心者さん からの返信 2022/07/04 13:24:12
- ついうっかり”やらかす”タイプ
フィーコさん、こんにちは!
古い旅行記までたくさん見ていただいてありがとうございます。
わたし、間違いなく頭のネジ数本飛んでます(昔から)。
検査とか受けたらおそらく強制収容されると思う。
ホンマに後ろから誰かに「あかーん!」と叫んでもらいたいです。
続きは次のコメントに書かせていただきますね。
小心者
-
- 鯨の味噌汁さん 2019/07/14 10:36:46
- 世界ふれあわず無駄歩き!!
- どこからツッこんでいいのかわからんくらいおもろいです。
(自分でがしがしノリツッコミしてるし)
いつの間にやら1リラ20円になってるんですね。
カッパドキアは世界的な観光地だから、そこでユーロもドルも元も円もバンバン使われて、景気がいいのかもね。気球もフォーリナーからしたら割安になるから繁盛してるんじゃないかしらん。暮らしはインフレで大変じゃないかと思うけどね。
それにしても、ワシなんてカッパドキア半日の滞在、タクシーチャーターしてだだだだだって回っておしまいだったのに、4日滞在とはなんとまぁ贅沢なことでしょう。
しかも誰も歩かないバレーの奥までグイグイ単身で潜り込んでいくし。そのうちほんまに死にますでー、そろそろ眺めるだけで満足することを覚えましょう、いやほんとに。
- 小心者さん からの返信 2019/07/14 14:57:34
- RE: 世界ふれあわず無駄歩き!!
- こんにちは! コメントありがとうございます。
「おもろい」なんて言って下さるのは鯨の味噌汁さんだけです。
元関西人なので「ボケ」にはツッコまずにいられないのですが
こちら(愛知)では誰もボケてくれないので、もっぱら自給自足の生活です。
私が初めてトルコを訪れた頃は1リラ≒100円だったので、いろいろと安く感じますが、国民の暮らしは本当に大変でしょうね。
ボッタクリにも寛大にならないといけませんが、無理でした。てへ。
ギョレメに4泊もしておいて、内容が『日帰り』以下のショボさでお恥ずかしい限りです。
そうなんですよね。自分でもそろそろ死ぬんじゃないかと危惧しております。
『自力で戻れない』と分かっている所をアッサリ進んでしまうあたり、
『脳みそにのっぴきならない事態が起こっているのではないか』と心底不安になり、
帰国後にWebで『認知症テスト』を3回やりました。
ギリセーフでした。
>そろそろ眺めるだけで満足することを覚えましょう、いやほんとに。
…いやほんとに。
鯨の味噌汁さんのトルコ旅行記をつい全編読み耽ってしまいました(再〜再々読)。
…あー、おもろかった!!
今日は大掃除を予定していたのに時間が無くなり困惑しています。
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