2019/04/14 - 2019/05/10
3位(同エリア17件中)
小心者さん
ついに この旅行の最終目的地へやって来ました。
アニ遺跡への拠点となるカルスの街。
ロシア時代の古い建造物が多く残り、行きたい場所だらけ。
私は旅先を決める際にまず『地名 廃墟』で検索をかけるようなヤツなので、カルスの街はたまらなく魅力的でした。
しかし一つ大きな悔いが残っています。
それは、町外れの丘の上にある『Arap baba tabyası』という要塞跡。
インフォメーションで頂いたパンフレットに載っていたのですが、人に尋ねても「わからない」とか「遠いよ」とか曖昧な答えが返ってきました。
結局あきらめてしまいましたが、タクシー使ってでも行っておくべきだったと後悔しています。
どなた様か、ぜひ訪れてみてください(丸投げ)。
エルズルムからカルスまではミニバス(30リラ)で約3時間。
あまりに楽しかったので写真が多くなり、見づらくてすみません。
【旅程】
□4月14日 機内泊
□4月15日 バス泊
□4月16日 フェティエ泊
□4月17日 フェティエ泊
□4月18日 バス泊
□4月19日 コンヤ泊
□4月20日 コンヤ泊
□4月21日 コンヤ泊
□4月22日 ギョレメ泊
□4月23日 ギョレメ泊
□4月24日 ギョレメ泊
□4月25日 ギョレメ泊
□4月26日 カイセリ泊
□4月27日 カイセリ泊
□4月28日 列車泊
□4月29日 タトワン泊
□4月30日 タトワン泊
□5月01日 タトワン泊
□5月02日 エルズルム泊
□5月03日 エルズルム泊
■5月04日 カルス泊
■5月05日 カルス泊
■5月06日 カルス泊
■5月07日 イスタンブール泊
□5月08日 イスタンブール泊
□5月09日 機内泊
□5月10日 帰国
【為替レート】
1リラ≒20円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス ヒッチハイク 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エティハド航空
-
エルズルムからのミニバス内で『降りたい場所』を訊かれたが、答えられるはずもない。
しかしわけのわからない場所で降りることは避けたい。
隣の女性が『エスキガラジュ』と言ったので、すばやく手持ちの地図で位置を確認し「ワシもそこで!」と便乗。わし珍しくグッジョブ!
到着したカルスの街は直前まで雨が降っていたようで、水たまりだらけで薄暗い。
周辺は少々荒れた雰囲気だったが、決して嫌いではない。
しかし新しい街に到着した時は一刻も早く荷物から解放されたくて必死なので、概ね宿に落ち着くまで写真を撮る余裕はない。
道を尋ねながら、事前に予約しておいた『Hotel Kent Ani』へ。
全体に小綺麗ではあるが部屋はかなり狭く、冷蔵庫はどんな手段を使ってもコンセントが挿せない。
おい!
押しの強そうなオーナーから翌日の『アニ遺跡ツアー』の勧誘をガンガン受けるも、ツアーは苦手なので「考えておきます」と逃げる。
しかし『近寄らなければ済む』旅行会社とは違い、嫌でも顔を合わせるので逃げ切れるかどうか一抹の不安…(・_・;)
(きっぱり断ればいいんだが、自力で行けなかった場合のことを考えて…) -
アニ遺跡へのバス発着所の確認へ。
向かいのカフェのかわいい女の子が紙に書いて教えてくれた。
ついでに、すぐそばの『Gazi Ahmet Muhtar Paşa Atl』を見学。
中で会った観光客の方から「オスマン時代の建物」だということを教えて頂いた。
それ以外の情報はさっぱり。 -
要するに、要人の古い邸宅だ(説明が雑)。
-
おそらくこの方の。
相変わらず人形のチェックだけは異様に入念。
次に勲章もらっても困りそうだ。
クオリティは高いが、ピンボケ。
いい加減カメラ買うかな。まずは靴だけど。 -
ホテルに戻ると、日本人女性がフロントで「部屋が狭いから替えて」と訴えていた。
彼女がツアーの勧誘にあっさり乗ったため、私への風当たりが更に熾烈に。
しっかり広めの部屋をゲットした彼女に誘われ、ロビーで話す。
彼女Aさんはプロ(セミ?)のカメラマンで、1年のうちのほとんどを旅されているそうだ。
羨ましいような大変なような…。
旅行中は、普通には決して出会えないような人と接する機会に恵まれる。
話の腰をへし折って申し訳ないが、私としてはこれだけは訊いておきたい。
わたし「部屋の冷蔵庫って使えますか?」
Aさん「ううん。どう頑張っても無理ですね」
…責任者、ちょっと来い!
ロビーでおしゃべりの後は、夕食に誘われてレストランへ。
そんな時でも私の全荷物より重い機材を背負って出かけるところが凄い。
言われるまま赴いたので、店名も分からずじまい。
写真は私の注文したヨーグルトスープ。味はまんま『温かいヨーグルト』。 -
サラダ+パン+チャイ付で 8リラ。
レストランは『ハーフサイズ』がない(頼めばあるのか?)のでスープで済ませることが多い。 -
Aさんの注文した料理。
スマホの翻訳を使ってメニューについてガンガン質問する彼女に圧倒されっぱなし。どうしてもカルス特有の料理が食べたいのだそうだ。
これは『ピティ』という郷土料理で、店員さんが目の前でパンを’ちぎっては投げ’して皿に敷き、その上から熱々の羊肉入りスープをかけたもの。
美味しそうだけどすごい量だ。
料理が運ばれるといろんな角度から撮影。
やっぱりプロってすごいなぁ。
彼女はワン→ドゥバヤジットを経てカルスに来られたとかで、
『ワンはかなりの都会だった』ということや、
『イサクパシャ宮殿へは結局タクシーで行くしかなかった』
ということなんかを教えてもらった。
他にも貴重なお話をたくさん聞かせて頂き、久々の『脱・ぼっち』な食事だった。
彼女は料理をペロリと平らげ、すかさずデザートを頼んでいた。
うーむ。いろいろカッコいいな。 -
翌朝。
Aさんと一緒に朝食を摂り、彼女はツアーへ。
ツアーを断ったことで居づらくなった私は引越(メンタルが豆腐)。 -
引越先は アニ遺跡へのバス停のすぐ近くの『Karabağ Hotel』
朝食付き1泊100リラ。
昨日のうちに何軒か回って決めておいた。
昨日のホテルに比べ、部屋は広くて開放感がある。
全体に古びているが、赤い服のドアマンがかっこいい(決め手はそこ)。 -
部屋からはFaikbey通りが見下ろせる。
ホテルの情報を少し書いておきます(いずれも朝食込み)。
・Hotel Kent ani…80リラ(予約サイトからだと90)
部屋は狭いが全体にきれい。オーナーがぐいぐいくる。
冷蔵庫そっくりの置物がある。邪魔。
・KONAK HOTEL…スタンダード140リラ/エコノミー90リラ
スタッフのおにいさんが親切。ツアーも実施している。
エコノミーはそこそこだが、スタンダードは快適そう。
・Hotel Kafkasya…75リラ
外観に比べて部屋はショボい(老朽化)。
愛想はすこぶる良く、何も言わなくてもディスカウントしてくれる。 -
3つ目の夢を叶え、アニ遺跡へ。
-
アニ遺跡から戻り、一旦ホテルで休憩後、ツーリストインフォメーションへ行ってみる。
しかし見つけられずにウロウロしていると、学生さんが親切に助けてくれた。
スマホの翻訳で『土日は休み』と教えてくれ、そのあとフェティエジャーミィまで案内してくれた。
最後に見せられたスマホには
「あなたを案内できてとても嬉しい」とあった。ジーン -
『Fethiye Cami』
彼女たちが「美しいモスクがあるから」と奨めてくれるだけのことはある。 -
キリスト教会から造り替えられたモスクだと思われる。
-
中は広々としてシンプル。
教会だった名残はよく分からなかった。 -
向かいの小さな広場には胸像がずらりと並ぶ。
アタテュルクさん以外はまったくわからない。 -
交差点に建つアタテュルク騎馬像。
-
土台の四面にそれぞれこのようなプレートが取り付けられており、下部にはエピソードらしき文章も刻まれている。
しかめっ面でウキウキなダンスをする真ん中の男性…
そこは笑顔でいって欲しかった。 -
アニ遺跡でずいぶん歩いてヘロヘロなので少しだけ散歩を…
-
と、思っていたのだが、楽しくて足が止められなくなる。
-
Ordu通り沿いに建つ『Former Governor's Mansion』
ロシア統治時代の旧総督府 -
突然パトカーが隣に停まり「チャイナ?」と言われる。
日本人だと答えると「ウェルカムウェルカム!日本は友達」と破顔。
チャイナだった場合は何と言われるのか非常に気になるところだ。
ぜひ今度はチャイナだと言ってみよう。
「ウェルカムウェルカム!中国は友達」に50元。 -
歴史ある建物は レストランなどに利用されていたり、
-
放置されていたりする。
-
白い扉も素敵。
-
もう脚の疲れなど忘却の彼方。
-
この先を行くとカルスの町のシンボル『STONE BRIDGE』。
うっかり行かなくて良かった。
あの辺りは楽しすぎて 『深夜まで徘徊』からの遭難コース 必至。 -
取ってつけたような木造部分に親近感を覚える。
-
…はぅ!
こ、これはアカンやつや。 -
「お入りなさい」と言わんばかりのこの開放感に、脚がプルプルする。
はははは入りたい!
が、ま向かいに歓談中のご家族が…
『売家』らしいので「内見にきましたー」でワンチャンいけるか?
(イケるワケあるか) -
ぬぅぅおー!
「すんませーん。ボール取りにきましたー」でワンチャン…
けど こんな住宅街での不法侵入はさすがに無理なので、そろそろ引き返すかな。
さっきパトカーおったし。
とぼとぼ… -
静まり返ったモスクを見つけたので立ち寄る。
-
『Merkez Cami』
こちらも寒冷地仕様(?)のガラス張り。 -
案の定誰もおられないので、ちょっとお邪魔します。
-
木製のミフラーブが美しい。
静寂の中でしばし瞑想(休憩)した後、ホテルへと戻る。 -
夕食は『Bızım Ocakbaşi Lokant』へ。
ピーマンの肉詰め(ハーフ)+サラダ 8リラ。
やっぱロカンタは老人(少食)の味方。 -
翌朝。
本日よりラマダン開始。
初めて経験するのでドキドキだ。
まずは、昨日閉まっていたインフォメーションに地図をもらいに。
ここでも「日本は友達!」と歓迎してくれ、アニ遺跡のとても立派なパンフレットも頂いた。
…でーきーれーばーいーくーまーえーにー(悔) -
ぶらぶら歩いて博物館へ向かう。
アニ遺跡からの出土品も展示されているらしい。
月曜日だからちょっと不安だったんだけど、ガイドブックには『無休』となっていたので。
道中では飲食店が軒並み閉まり、あれほどいた『路上のテーブルでお茶を飲む人』が皆無。
ラマダンを実感する。 -
到着した『カルス博物館』はガッチリ扉が閉ざされていた。
はいはい。
月曜日だから休みなのか、ラマダンだから「腹減るし」と閉めたのか。
なぜか中から人が出てきたので、一応尋ねてみましょう。
……
間違いなくクローズです。
人がいるってことは 後者の理由である可能性もありです。
仕方ないので庭の展示物を眺めることにしましょう。
うろうろ。 -
いや。いいんです。
ここまでけっこう歩きましたけどね。
博物館の類はもともとそれほど興味はないのですよ。
めっちゃうろうろ。 -
おぉ!これは墓…
ガチャ。
再びドアが開いてさっきの人が出てきた。
男性「あなたのためにOPENしましょう」
…え゛え゛!? マジっすか!? -
あまりのご親切な対応に感激!
「腹減りでクローズ」だの「興味が無い」だの言ってごめんちゃい。 -
わーい貸し切りぃ!
-
最も目を引く展示は『教会の鐘と扉』
-
案内板撮り忘れにつき、詳細は不明
-
鳴らしたら怒られるだろうな。
誰がやったか確実にバレるし。 -
アニ遺跡で発見された『シャフメラン(ライオン、女性、ヘビ)』のレリーフ。
約1000年前のものというから驚き。 -
『碑文』
しかし、自分のためだけにOPENしてくれているのだと思うと焦ってくる。
説明文をじっくり読んだりする余裕はない。
なにしろメンタルは『おぼろ豆腐』なのだ。 -
煌々と照らす電気代とか、皆様の腹減り具合とか、それが加味されたうえでのイライラ度合とか…
気になって気になって… -
というわけで、足早に見学を終える。
博物館の方、本当にありがとうございました!
後にロカンタでぼられましたが、このご親切を胸に堪えました。 -
犬を見るとビクッとなるが、かわいい犬で良かった。
この後、『歩き方』の地図に記されている『アルメニア教会』に行ってみたくて、近くの工場で道を尋ねる。
するとおじさんが「連れて行ってやるから車に乗れ」と。
遠慮および躊躇していると、おじさんが笑いながら「心配いらん。わしはポリスじゃ」とIDみたいなのを見せてくれた。
アッサリ信じ、ありがたく乗せて頂く(純真無垢)。 -
親切なおじさんに連れてきてもらった『キュンベット・ジャーミィ』
……お、おぅ?
まことに申し訳ないことですが、ここではありません…(´・_・`)
すぐ近くのはずなのにやけに遠いな…と、うすうす思っていました。
もはや1キロ近く離れています。
でもその優しさには心から感謝!
どのみちここにだって来る予定だったんだし。 -
『キュンベット・ジャーミィ』
10世紀前半にアルメニア教会として建てられたが、モスクやロシア正教会、博物館と変遷し、現在はモスクとして利用されている。 -
キュンベッド・ジャーミィから眺める『Evliya Cami』。
美しい霊廟が併設されていたことを帰国後に知り、ちょっと悔しかった。 -
1153年にセルジューク朝によって建設された『カルス城』。
博物館の件もあり、出会った中学生グループに『入れるかどうか』確認してみる。
少年A「開いとるで」ニヤニヤ
少年B「うひゃひゃ」
少年C「うひゃひゃ」
少年D「うひゃひゃ」
……。
…もんのすごく不安。 -
城までの坂道は地味にツライ。
もし閉まっとったら許さんからな。
顔は秒で忘れたけど、帰国やめてでも探し出して説教したる! -
どうにか城に到着。門扉は表も裏も開いていてホッとした。
少年ら、疑ってすまん。
けどあのタイミングでの「うひゃひゃ」は紛らわしいで。
これは裏側のゲートからの眺め。 -
城内部を散策。
-
カルスの町自体が標高1750mもあり、更に城は高台にあるため、風も強くて凍えそうに寒い。
-
ここには遺構がけっこう残っている。
小さなモスク(入れず)もあった。 -
テンション上がるなぁ♪
-
いい感じの建物の窓から見下ろす『キュンベット・ジャーミー』
-
礼拝堂か何かだったのだろうか。
-
それにしても寒い。朝から曇り空だからなおさらだ。
カルス、冬に来たら死ぬかな。
でも雪景色もめちゃくちゃ素敵だろうなぁ。 -
うぉ!雨まで降ってきた!
が、屋根ないし! -
小雨の中、あそこまで行きたくて、鼻をすすりながらせっせと上る。
首が取れるほど風が強い。 -
最後の最後で、鉄柵があって入れなかった。(この階段も上った)
…わしの苦労は? -
雨にも濡れて更に寒い。
鼻水が止まらなくなってきた。
て、撤収! -
けれど『手つかず感』が素敵なお城で、上って良かった。
下界に降りると風が弱いので、寒さはずいぶんマシだ。
…あ。
天辺から街の眺めの写真撮るの忘れた。 -
続いて石橋の方へ向かう。
橋のたもとにある『İlbeyoğlu Muradiye Hamamı』 -
そして、本日一番の目的地に到着。
この瞬間から『寒い』とか『鼻水が』とか一切感じなくなる。
アドレナリンってやつかいな。 -
『AHMET TEVFIK PASHA MANSION』
完全な廃墟だが、なんの管理もされてない。 -
19世紀初頭に建てられたアフメットなんちゃら氏の居宅跡だ(説明が雑)。
(歴史を知ろうという気持ちはあるのだが、如何せん日本語じゃないのでどうにも忍耐力が続かない。下手すると寝るし。とっとと見学したくて気もそぞろだし。) -
Let's 探検! わくわく。
-
たたたた楽すぃー!
-
上に行きたいがさすがに厳しそう。
落ちたら来年まで発見されないかもしれんし。 -
二階部分へ外からのアクセスを模索する(やたら執念深い)。
これは少し先に進んだ場所にある建物。
入れそうにはないが、ここも素敵。 -
細い道を発見したので、上って建物の上へ。
しかし二階部分よりも上に出てしまった。
屋根が草原www -
これ渡ったらさすがに死ぬな。
-
件の建物の裏側に残る廃屋。
これらも『AHMET TEVFIK PASHA MANSION』の一部だと思われる。 -
廃墟にいるにも関わらず 対岸にめっちゃいい感じの廃墟を見つけたんですけどー。
興奮のあまりニヤニヤが止まらない。
もちろん行きます! -
さようなら。来れるものならまた来たい。
-
『İlbeyoğlu Muradiye Hamamı』と『石橋(Taş Köprü)』
1579年にオスマントルコ帝国によって造られ、1725年に改修された歴史ある橋。
橋を渡って謎の廃墟へ向かう。 -
『名もなき廃墟』だと思っていたが、帰国後に調べてみるとれっきとした史跡だったことが判明。
-
前身は『Eski Rus Kilisesi(古いロシア教会)』だそうだ。
向こう側からは上れなかったので、こちら側から。 -
Let's 探検!
-
かなり脚元が悪い…。
気持ちは逸るが 落ち着いていきやー。 -
外観からは『工場跡』だと思っていたが、ここまで来て『教会かモスク』であることが分かった。
地面には崩れ落ちた瓦礫が散乱している。 -
相当古いと見受けられるが、一体いつ頃に建てられたものなんだろう。
-
廃墟の窓から廃墟をのぞむ贅沢!
-
トルコ国旗がペイントされた下には酒瓶が散らばる。
イスラムの国なので、ここでこっそり飲酒する人がいるのだろう。
瓦礫にちょいちょい足を取られつつ、この美しい廃教会を後にする。
実は向かいの水汲み場のおじさんに目撃されたので、「通報されたらどうしよう」と若干ビビっているのだ。小心者あるある。
下りたらおじさんはとっくにおらんかったけどね。
誰からもまったく気にされてない模様。 -
次に立ち寄ったのは古そうなハマム。
この周辺にはハマムが多い。 -
『MAZLUM AGA HAMMAM』
18世紀に建てられたハマムらしい。 -
内部の様子が知りたくて、窓からカメラを入れて撮影。
すみません。 -
カルス城周辺の散策は鼻血が出るほど楽しかった。
ラマダン中の、どこか普段と違う雰囲気が漂う道をホテルへと向かう。
途中で迷子になり、きれいな女性に連れて帰ってもらった。
GPSとやらがあれば迷子にならないのかなぁ。
でもそれはそれでちょっと寂しそうだなぁ。 -
日没後のエザーンの頃になると、街が急に活気づく。
-
路上に屋台などが出現し、飲食店が煌々と灯りをつけて営業を始める。
食べ物の包みを持って家路を急ぐ人々が足早に行き交う。
そこらじゅうで煙草の煙がもうもうと上り、楽し気な団欒があちこちで始まる。
…これがラマダンなのか…。 -
他にロカンタを見つけられなかったので、今日も『Bızım Ocakbaşi Lokant』へ。
めっちゃ混んでいて、おっさん塩対応。
ついでにボラれ、更にはホテルで具合が悪くなり吐き散らかすという…
…踏んだり蹴ったりやないかい!
一時は『旅先で病気シリーズ』の増版かと思ったが、吐いたら楽になり、寝て起きたら治っていてホッとした。意外と頑丈! -
翌日。
朝食に行くと、ほとんど食べるものが無かった(皿がほぼ空っぽ)。ガーン。
かろうじて残っていたゆで卵とヨーグルトで済ませる。
おそらく皆朝早くに食べちゃったのだろう。しらんけど。
それともラマダン中だから補充がされないのかな。 -
部屋で今日のフライトのオンラインチェックインを済ませ、12時頃にチェックアウト。
荷物をお願いして、最後の散歩に出かける。 -
グー〇ルマップですごく素敵な『廃教会』を見つけたので、そこを目指す。
-
実は昨日も探したんだが見つけられなかったのだ。
ついでに『歩き方』に載っている『アルメニア教会』も見つけられなかった。
場所が全然違うので別物だとは思うけど。
…いや。歩き方だけに…ねぇ…
(タトワンで歩き方の取材の方に会って以降、どうもディスりづらくなった) -
うーん。やはり今日も自力ではたどり着けそうにないな。
すでに取り壊されちゃった可能性もあるし…。
すれ違ったお兄さんに「キリセ」と尋ねると、またもや『キュンベット・ジャーミィ』と間違われたので、しつこく食い下がる。 -
理解してくれたお兄さんに連れられ、ついに到着!
すっごく素敵な佇まいに、思わず感嘆の声が漏れる。 -
外観を撮影していると近所のおじさんが入口を教えてくれた。
パッと見ただけでは分かりづらく、めちゃくちゃ感謝!
中に入って驚いた。これほど広い空間が広がっているとは思わなかったからだ。
おじさんはトルコ語であれこれ説明してくれたが、理解できたのは『とても古い教会。キリセからモスクに変わり、今は廃墟』ということだけだった。
お礼を言うと「ベン テシェキュレデリム」と返してくれた。 -
おじさんはすぐに去られ、たった一人この美しい空間に佇む。
語彙力の関係でうまく伝えられないが、空気が… -
突然鳥が飛び立ち、腰が抜ける。
美しさに感動しきりでも、どこか緊張しているしビビってもいるらしい。 -
かつて多くの人々がそれぞれの信仰に従って祈った場所。
その役目を終え、今は鳥の住処となってひっそりとそこに存在する… -
うまく言えないけれど、まるで夢の中にいるような。
もしも今自分が死んでいるのだとしても全然不思議じゃないような。 -
心を鷲掴みにされたまま教会を後にする。
-
次なる目的地はカルス城の麓にある『Beylerbeyi Palace』。
1500年代に建てられた宮殿跡で、グー○ルマップの写真がとても素敵だったのだ。 -
しかしそれらしき遺跡が見当たらず、近くにいた人に尋ねたら苦笑しながら示されたのがこれ。
修復…というか、建設中ぢゃね…? -
これなら昨日城を訪れた際にも目に入ったが
「こんなところにレストランでも造るのかね」
などと思っていた。
まさかこれがそうだとは…。
私に言わせれば『あの美しい廃墟の成れの果て…』みたいなショック。 -
かつての片鱗でも見たくて、工事用の渡り板を歩いて潜入してみる。
見咎められたらナイスなボケで切り抜けるつもりだったが、誰からもかまわれず。 -
…うーん。
やっぱり ただの建設工事現場としか… -
ちょっぴり遺跡っぽい箇所を発見して、無理やり「歴史がうんぬん」などと感心したふうを装った後、トボトボと帰路につく。
-
ちなみにこれが在りし日の『Beylerbeyi Palace』(画像お借りしてきました)
違いすぎて、大草原不可避www -
『Ulu Cami』
アルメニアの侵略により286人のイスラム教徒が虐殺された、という悲しい歴史を持つモスク。
お祈りの方がおられたので、中には入れなかった。 -
ホテルへと戻る途中、アニ遺跡へのバスのことを教えてくれたカフェの女の子と再会。
笑顔がとてもかわいい。
チャイを勧めてくれたが、水すら飲めない小心者の私に路上のテーブルで堂々とチャイを飲む勇気はない。
ていうか、営業していることにびっくりした。
いろいろとありがとう! -
そろそろ空港へ向かう時間が迫っている中、マグネットを探して放浪。
昨日のうちに探しとけよ!
空港へのアクセスは、街なかの『THY(エアポートビューロー)』から飛行機の発着に合わせてセルビスが出ている。
運賃は5リラで、車内でドライバーに支払う。
(インフォメーションで教わった。私は前日に予約しに行ったが、予約が必要かどうかは不明) -
フライトは16:30発のアナドルジェット便。
イスタンブール『サビハギョクチェン空港』まで、約2時間。
航空券はトルコ航空のHPで購入、166リラ。
小ぢんまりしているが、近代的できれいな空港。
空港内でやっとチョコレートと水を口にすることができた。
…やれやれ。 -
出発は時間通り。
指定しなかったので席は3列の真ん中だったが、窓側が空席だったので移動。
ラッキー♪ -
LCCなのにコーヒーとお菓子のサービスもあった。
とても快適なフライトだった。
カルス、また来たいな!
あのロカンタには二度と行かんけどなっ!
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この旅行記へのコメント (2)
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- 鯨の味噌汁さん 2019/10/04 00:22:00
- トルコ版・奥の細道
- おおお、楽しかったトルコの旅も大団円が近づいてきましたなぁ…残りはイスタンブールのみですか。
「地名 廃墟」で行く先を探すのねー。そんなん日本で15人くらいしかおらんわい。それで、出てくる検索結果の半分くらいが、自分の書いたもんじゃないのかしらん。
それにしても頑張って歩く歩く…病弱と言いながら「廃墟・遺跡・墓」の組み合わせで、ドーパミン出てるのがありありわかります。なんか途中、変なテンションになってるし。
でもちゃんと「ここ渡ったらさすがに死ぬな」とブレーキも付いてるのは偉い! だって長いひとり旅、油断すると野垂れ死が待ってるもんね。ワシも無理はするけど無茶はしない。まぁ小心者さんの場合は無理からちょっとだけ無茶に踏み込んでる気がしなくもないけど…
カルス…2年前の5月、アルメニア側から行こうとしたら「道はあるけど国境は閉鎖」。国境の向こうにしぶーいアルメニア教会群がある、って読んでたから、行きたかった。
アルメニアはその昔大国で、今のトルコ東側はアルメニア領だったんだね。
教会はモスクになり、鳥の住処になり…なんか奥の細道の世界だ。
今回小心者さんのこの旅行記読んで実物見た気分になりました、ありがとうー。
- 小心者さん からの返信 2019/10/04 15:54:58
- RE: トルコ版・奥の細道
- 鯨の味噌汁さん
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
(まだ終わってませんが)
だいたい途中から、めっちゃ手を抜いたり放置したりすることの多い私ですが
鯨の味噌汁さんのコメントに笑わされ・励まされ・惑わされ、
何とかここまで投げ出さずに旅行記を作成することが出来ました。
(いや、まだ終わってませんが)
>「廃墟・遺跡・墓」の組み合わせで、ドーパミン出てるのがありありわかります
これは自分でも『人体の不思議』を実感します。
世界が「廃墟・遺跡・墓」の連続でできていたら、世界の果てまででも歩けるんぢゃ? と。
>ひとり旅、油断すると野垂れ死が待ってるもんね。
その通りですよね。
いくら治安のいい国ばかり選んでいても、時として「終わったわ(人生が)」みたいな事態に見舞われます。
それなのに…次の機会どころか翌日どころか数時間後にはその事態自体忘れてしまうんですよね。
やっぱり頭ヤバイのかなぁ。今度、認知症テストっていうのをやってみようかなぁ。
…ん?
いずれにせよ、ここまでモチベーションを保てたのは鯨の味噌汁さんのお陰だと、つくづく感謝しております。
こちらこそ本当にありがとうございました。
(いや、だから まだ…)
これからもぜひぜひかまってやってくださいね!
そして、おもろいフラフラ旅行記をお待ちしています!
小心者
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旅行記グループ ’19 トルコ
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