2019/04/14 - 2019/05/10
2位(同エリア5件中)
小心者さん
この旅行記のスケジュール
2019/04/28
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電車での移動
VANGÖLÜ EKSPRESİ
2019/04/29
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Otel Dinç
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Gökte Ada Restaurant
2019/04/30
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バスでの移動
アフラット行きドルムシュ
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バスでの移動
ビトリス行き ドルムシュ
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ワン湖
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Otel Dinç
2019/05/01
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バスでの移動
ビトリス行き ドルムシュ
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バスでの移動
タトワン行き ドルムシュ
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TATVAN KARDELEN
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この旅行記スケジュールを元に
タトワンへの寝台列車(VANGÖLÜ EKSPRESİ)は週2便の運行(日曜日と火曜日)。
クシェットのチケットは、出発の二週間ほど前にトルコ国鉄のHPで取得しましたが、なかなか熾烈で、ラスト1席をどうにか確保できました。
というのも、コンパートメント内に一人でも男性がいると、その中の席を女性が予約することは出来ないのです。
もうこちとらほぼおっさん(爺さん)なので、そんなルールは適用外にしてもらいたいものです。
カイセリを夕刻に出発し、昼前にタトワンに到着とのことでしたが、出発は約1時間遅れ、到着は約4時間遅れ(汗)でした。
多くの観光客は駅前から出ているミニバスで『ワン』に向かうようです。
私も同室のトルコ人から「なんでタトワン? ワンに行くべきよ」
と言われましたが、目的は『アフラット』なので、タトワン一択です。
【旅程】
□4月14日 機内泊
□4月15日 バス泊
□4月16日 フェティエ泊
□4月17日 フェティエ泊
□4月18日 バス泊
□4月19日 コンヤ泊
□4月20日 コンヤ泊
□4月21日 コンヤ泊
□4月22日 ギョレメ泊
□4月23日 ギョレメ泊
□4月24日 ギョレメ泊
□4月25日 ギョレメ泊
□4月26日 カイセリ泊
□4月27日 カイセリ泊
□4月28日 列車泊
■4月29日 タトワン泊
■4月30日 タトワン泊
■5月01日 タトワン泊
■5月02日 エルズルム泊
□5月03日 エルズルム泊
□5月04日 カルス泊
□5月05日 カルス泊
□5月06日 カルス泊
□5月07日 イスタンブール泊
□5月08日 イスタンブール泊
□5月09日 機内泊
□5月10日 帰国
【為替レート】
1リラ≒20円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
4人部屋のクシェットはなかなか快適で、上段でも問題なし。
暖房も個別で調整できるし、鍵もかかる。リネン類も清潔。
トルコ人の陽気なおばさん二人組(旅行)と、先生をしている若い女性(帰省)が同室だった。
皆さんいい人たちで、とても楽しい列車旅だった。
中でもアンタルヤから来たというおばさんは
「日本人がいるのよー!」と、そこらじゅうに電話しまくっていた。
相手の困惑顔が目に浮かぶ。 -
車窓から。
湖に沈んだ廃墟に激しく反応。 -
鉄道はバスよりも時間がかかるが、横になってぐっすり眠れるし、トイレの心配もない。
料金は格安(50リラほど)で、旅情にもどっぷりひたることができる。
唯一の難点が、時間が読めないこと。
しかもけっこう容赦ない。 -
大きなダムが見えた。
さっきまでの湖はダム湖だったらしい。 -
雪山に草原、列車に手を振る親子連れ…
車窓を少しだけ眺めるつもりだったが、なかなか離れがたく、しばらく人の通行を妨げていた。すまん。
それにしても…トルコは広いなぁ。 -
約4時間遅れで終着駅タトワンに到着。
中心部までは3キロほどで、タクシーしかないとのことだったが、とりあえず幹線道路まで歩いてみる。
市バスみたいなものは走ってないようだが、知らないおじさんが通りがかったドルムシュを停めて乗せてくれた。
「いくらですか?」と尋ねると、「要らない」とおじさんにも運転手さんにも、はたまた関係ないおばさんにも返される。
おそらく近郊の町とを結んでいるドルムシュに『チョイ乗り』されてくれたっぽい。
やっぱりトルコは人が優しい(定期 -
お陰様で、予約してある『Otel Dinç』に無事到着。
フロントで『歩き方』を持った日本人に出会ったので挨拶すると、なんと『歩き方』の取材をされている方だった。
「今からアフラット行きドルムシュ乗り場の確認に行くので、よかったら」と声を掛けてくださったので、ありがたくご一緒させてもらった。
そんなこんなしていたらすっかり陽が落ち、ついでに雨も降ってきやがった。 -
ホテルは可もなく不可もなくという感じで、周辺は若干荒んだ雰囲気。
ちょいちょい子供に「SUSHI,SUSHI」と絡まれるが、「MONEY」ではないところが可愛い。ていうかなんで寿司やねん。持ってるわけないやろ(裏拳)。
写真は、トルコの庶民的ホテルでいうところの『ミニバー』。
砂糖多すぎ。
雷雨(とほほ)の中、夕食へ。
靴の浸水不可避。 -
風に煽られながらヨロヨロ歩いていると、いつの間にか知らんおじさんが勝手に傘に入っとる! (;゚Д゚)?
「ちょっとそこまでー」とか言うお茶目なおじさんに勧めてもらったレストランへ行ってみる。 -
ショッピングモール内にある『Gökte Ada Restaurant』。
あまり食べられそうにないのでチキンスープを注文。
これが絶品の美味しさだった!
サラダ・パン付きで8リラ。 -
翌日は念願のアフラットへ。
昨日『歩き方』の人に乗り場を教えてもらったので、労せずたどり着くことができた。
https://4travel.jp/travelogue/11500641 -
アフラットから戻り、目についたファストフード店でデュリュムを買ってホテルに戻る。チキン:5リラ。
一見すると『ちくわ』のようだが(もうちょっと撮影に工夫しろ、という話ですね)、これが直径5センチ以上ある巨大さで、3回に分けてどうにか食べきった。
この『少食』+『ドケチ』のコンボで、名物料理をずいぶん逃している気がする。
「食べ物を粗末にしてはいけない」と育てられたので、腐らない限り捨てられない。
そして、そのせいもあってか四六時中腹具合は悪いし…。
ていうか、そもそも何でも盛りすぎやねん、トルコ! -
天気がいいので、湖畔まで散歩。
公園と遊歩道が整備されている。 -
雪山がとても美しい。
-
反対側にも白い山。
とにかくめっちゃ美しい(この語彙力の無さ) -
今回訪れた街の中で、人々から最もちやほやしてもらったのがタトワンだ。
一日目はあちこちで「どこから来たの?」と声を掛けられ、
二日目には知らない人からチャイを勧められ、写真を頼まれ、
三日目には「どこから来たの?」とは訊かれなくなり、あちこちから親しげに手を振られるようになった。
日本においては誰からも一切構われないので、なんかすっごく楽しい! -
スーパーマーケットで買ってきたイチゴ。2リラほど。
そばにいた女の子が選んでくれた真っ赤な苺は甘くておいしかった。
とにかく、この国の若者はまごつく老人を見かけると即手を差し伸べてくれる。
満員のドルムシュに老人が乗り込んでくると、若者が一斉に席を立つ。
一人旅をしていると、優遇されがちな若い女性にちょいちょい嫉妬してしまうが、トルコを最も楽しく旅行できるのは、実は老人かもしれない。
老人、万歳…(全力では言えてない) -
翌日。
朝食は湖を一望できる屋上のサロンで頂く。
ビュッフェ式。
種類は少なめだが、大好物のカイマックがあれば贅沢言わない。 -
今日はビトリスの街へ出かける。
https://4travel.jp/travelogue/11500652 -
街歩き中に見つけたホテルへ引越。
『HOTEL TATVAN KARDELEN』
ガイドブックには「ホテルの数は多くない」とあるが、そこそこ見つかる。
最も安いところ(Üstün Otel)で50リラ、
中級(Otel DinçやOtel Karamanなど)なら大体80~100リラくらい、
少し高級そうな『CRATER-HOTEL』は180リラとのことだった。
(いずれも朝食込みの料金)
…これらの情報、需要あるんかいな…
と、思いつつも書いておきます。 -
ここは大きくて目立つ立派なホテルなので、もう少し高いかと思ったが100リラ(言い値)。
-
ウェルカムコーヒーをごちそうしてくれた。
ホテル名の入ったカップやソーサーを見て、場違い感に包まれる。 -
部屋もなかなかおしゃれで、快適!
バスルームなんかもちょっと高級感が漂う。
…ほ、本当に100リラなのかっ!? -
『Ibadullah Mosque』
訪れるには階段を上らないといけない。
若い女性から「東京に行ってみたい!」と話しかけられたので「ぜひ」と返す。
「インシャッラー」と微笑む彼女を見て、私も見習いたいと素直に思った。 -
曇天の中、ワン湖畔を散歩。
昨日ビトリスの学生さんにも勧められた遊覧船。
乗ってみれば良かったな… -
タトワンのツーリストインフォメーションは中心から離れているので行かなかった。
なので、遊覧船乗り場が分からなかったのだ。
見渡した限りでは見当たらないし。 -
晴れた日とは印象がガラリと変わるが、それでも美しい。
私にとってタトワンはとても居心地が良く、再訪したい街がどんどん増えていく。 -
ワン湖に因んで、かつてのトルコ旅行中に出会ったワン猫の写真を載せておく。
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傍らの小汚い頭陀袋は見逃してください。
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ケバブを焼くいい匂いに釣られて吸い込まれたレストラン。
人気店らしく、とても賑わっている。 -
指さし注文したケバブ。
かわいい男の子が「トゥエンティースリー(23リラ)」と値段を教えてくれた。
これが、香ばしくてめちゃくちゃ美味しい!
但し、下のヤツ(青唐辛子??)には悶絶。こいつ毎回大当たりやな…
ミネラルウォーターも無料、食後にはチャイもサービスしてくれる。
大満足でレジに行くと、さっきの男の子が英語で「サーティ」と言う。
「サラダとかは別料金か」と思いつつ30リラ出すと、けげんな表情で『13』と書いたメモを渡された。
…?
あぁ…「サーティーン」だったんですね。
……安っ!
かわいい男の子、もうちょい英語がんばれ。
でも、彼も私に対してそう思っているに違いない。
いやいやいや。君、そもそも最初に『23』てゆーてるからね! -
快適なベッドでぐっすり眠り、翌朝。
朝食レストランへ。 -
メニューも種類が多く、やっぱりちょっと高級な雰囲気。
-
温菜もいろいろあって目移りするが、こういう時に限って胃の調子が良くない。
…あるある。 -
昨日チケットを購入した代理店前からセルビスでオトガルへ。
10:30発『ÖZLEM BATMAN』社のミニバスでエルズルムへ向かう。
オトガルの周辺には難民のような人々がたくさんいて、ちょっと怖い雰囲気だった。
最初に鉄道駅ではなくオトガルに到着していたら、多少身構えたかもしれない。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 鯨の味噌汁さん 2019/08/30 09:15:43
- ワンコだけどニャンコ
- こんにちは。
ずいぶん遠くまで行かれましたねー。トルコもそこまで行くと、日本人は地球の歩き方のライターさんくらいしか歩いてない。
一気にタトワンまで行っちゃうのね。途中に眠ると誰、じゃなくてネムルトダーウがあるからそっちへ行くんだとばかり。相変わらずの予測不能旅。
ワン湖、って名前だけど、ここは確かネコで有名な土地では。
村上春樹がこの地を旅して、左右の瞳の色が違う地場の猫「ヴァン・キャット」を探す話がありました。
ワシも考えたんだけど、日程的に激しくムリだったんで諦めたの。それでも帰国便乗り遅れたけど。
>風に煽られながらヨロヨロ歩いていると、いつの間にか知らんおじさんが勝手に傘に入っとる!
野良犬かよ。
>この『少食』+『ドケチ』のコンボで、名物料理をずいぶん逃している気がする。
ひとり旅で、現地のうまいもんをたっぷり食う、ってのはもう諦めました。
食ったら食っただけ太るお年頃だし。この前のインドなんて帰国したらプラス5キロだし。
それに山ほど食っても楽しくない。苦しいだけや。(だったらし食うな)
>満員のドルムシュに老人が乗り込んでくると、若者が一斉に席を立つ。
これ、ワシも感じました。「当たり前だのクラッカー!」くらいの勢いで立つ。
ってか、これに関しては日本がおかしいんじゃないかと。立つのが世界標準、ホモサピエンスのお約束ではないかと。
自分がジジイになったから言ってるんだけど(居直りやん)、日本はジジババにつべたい国だなーと思う。
効率悪い生き物扱いされるもんね。悲しい。
- 小心者さん からの返信 2019/08/31 00:14:14
- ホンマや!ワンコだけどニャンコ!
- こんにちは! いつもコメントをありがとうございます。
>この前のインドなんて帰国したらプラス5キロだし。
というお言葉に釣られて、ついインド旅行記を全編読み耽ってしまいました。
お陰でスーパーの安い食パンが売り切れ、高級パンで散財する破目になりました。
いつもの如くツッコみまくりましたが、私の理想とする旅をされていてすごく参考になります。
同じようなお年頃だけに共感しきりで、オリエンタルカレー超懐かしす!
ついでに言わせてもらうと、吹いた鼻水でパソコンが汚れる、という弊害もあります。
拝読した結果、私事な感想を申し上げますと…
「インド、無理や。確実に死ぬ」
ネムルトダーヴは前々から気にはなっているのですが、アクセスが難しそうなのと寒そうなので行きそびれました。
体力的に無理をするとすぐに病院送りになるので、とにかくイージーモードの旅を心がけています。
ワン猫は過去のトルコ旅行の際に何度か見たことがあるので、こちらも見送りました。
どちらもいつか行ってみたいです。
>日本はジジババにつべたい国だなーと思う。
本当にそう思います!これほど年寄に冷たい国は他にはないのでは?
車内でちょいちょい後期高齢者の方がこちらに突進してきますが、無理もありません。
少しだけ若い世代の私たちは泣きながらでも席を譲るからです。
海外では席を譲られるのに、日本では席を譲るばかり…
これでいいのか、日本!?
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