2020/10/19 - 2020/10/22
493位(同エリア617件中)
napaさん
恒例になった年に一度の友人との旅行、今年は新型コロナウイルスによる不測の事態に備えて東京周辺で計画を立てることに。歴史好きの友人の佐原に行こうとの一言で房総半島が旅先に決まりました。佐原以外はその場で決めるぶらり旅。房総といえば子どもの頃、南総里見八犬伝を夢中で読んだのを思い出しながら周遊しました。
10/19 羽田泊
10/20 銚子、佐原
10/21 燈籠坂大師の切通し、鋸山
10/22 数馬区岩屋観音堂、濃溝の滝、酪農のさと、赤山地下壕跡
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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しおさい1号で銚子へ。プラットホームいちばん奥の銚子電鉄の待合室に行ってみましたが、次の列車まで40分あるのでひとつ隣の仲ノ町駅まで歩きました。終点の外川まででも6.4km、仲ノ町までなら0.5km。
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ヤマサ醤油の工場のタンクが立ち並ぶ駅周辺。
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仲ノ町車庫は普段であれば入場券で見学できるのですが、当面の間休止。これも新型コロナウイルスの影響でしょうか
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懐かしい改札口
銚子電鉄 仲ノ町駅 グルメ・レストラン
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そろそろ列車が来る時間です
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列車に乗り込んで乗客が多いのにびっくり。小学生の社会科見学でしょうか、紅白帽をかぶった子どもたちは途中駅で降りていきましたが、代わりに中学生の団体がいくつかの駅でぞろぞろ乗車、また別の駅でにぎやかに降車していきました。
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終点の外川駅に降り立ったのは20人ほど、待合室の大漁旗の座布団
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レトロな車両が展示されています
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折り返して銚子駅に戻っていく列車、いつまでも残って欲しい路線です
外川駅 駅
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外川駅を出て
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港湾内では波もなく、穏やかなお天気だなと思っていましたが、
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平地では最も早く初日の出を見ることができるという、太平洋に突き出した長崎鼻にくると冷たい風が吹き荒れていました。人が住まなくなった家も多いようです。
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強風吹きすさぶ漁師町の身を寄せ合うように建てられた家々。住む人はどんな生活を送っているのでしょうか
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海沿いに犬吠埼まで。途中廃業したホテルなど淋しい光景もありました
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以前は遊歩道がもっと向こうまで続いていたのでしょうか
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全国には一般の人が登れる灯台が16基あるそうですが、そのひとつ犬吠埼灯台
犬吠埼灯台 名所・史跡
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2008年まで使用されていた犬吠埼霧信号所の霧笛音響装置。音の鳴りかたによりどこの信号所からのものか識別できたそうですが、GPSなどの普及により全国で廃止されました。
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犬吠埼灯台の初代レンズ。ほかにも福岡県沖ノ島灯台で85年間使用されていた直径3.03m、重量2.65tのレンズが回転装置とともに展示されています。
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灯台内部の螺旋階段を上った展望台から望む太平洋
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犬吠駅まで歩いて列車を待ちます。駅構内にある鯛焼きを楽しみにしていたのですが、こちらも当面の間休業。銚子電鉄は新型コロナウイルスの影響でかなりお客さんが減っているようで、ただでさえ経営が厳しいのに心配になります。
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佐原駅に着いたのは午後3時、秋の日はもう傾き始めています
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小野川沿いに古い町並みが保存されています。新築、改修する場合は景観に配慮したつくりが求められているそうですが、条例が制定される前に建てられた一部の建物は少し浮いています。
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利根川の水運で栄えた小江戸佐原
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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水郷佐原山車会館、佐原の大祭で曳き廻される山車が展示されています。身の丈5mに及ぶ歴史上の人物の大人形が据えられているのが特徴です。例年であれば7月と10月のふたつのお祭りがありますが、今年は中止になったようです。
水郷佐原山車会館 美術館・博物館
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山車には精巧な彫刻も施されています。何かの場面を表しているのでしょう。
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お祭り当日にはこんなに間近に、ゆっくりとみることはできません
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電話十八番、中村屋乾物店
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商家はそのまま人が住んでいるもの、レトロな雰囲気のままに改修して飲食店になっているもの、宿泊施設になっているものなどあります。こちらは1855年築の中村屋商店、現在はホテルのレセプション兼レストラン。
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小野川に斜めにかかる樋橋
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元は農業用水を送っていたそうで、水があふれてじゃーじゃーと音を立てたので別名ジャージャー橋。
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古い商家に泊まるのも魅力的ですが、あまりにも宿泊料金が高いので選択したのは旅館一蘭荘、朝食がとてもおいしかった。佐原は観光地ですが東京からの日帰り圏内であるためか、宿泊施設も少なく、昨夜は地元の居酒屋でと思ったのですがお店を探すのに苦労しました。
小野川沿いの気持ちよく過ごせる旅館 by napaさん旅館 一蘭荘 宿・ホテル
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早朝散歩、柳の木が風情を添えます
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1832年築の正上、200年続く醤油屋
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水鉢に一輪の花が浮かべてあります。古い街並みがあるだけではなく、ちょっとしたところにも配慮の心を感じます。
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山車をしまっておく蔵、各地区にあるようです
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宿をチェックアウトして伊能忠敬記念館へ。見どころが多くたっぷり時間がかかりました。
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伊能忠敬旧宅、ジャージャー橋を渡った用水路が敷地をよぎって流れています。
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さいごは樋橋のたもとから舟めぐり、船頭さんの案内を聞きながら違った視線で街並みを眺めます。保育士さんに連れられたお散歩中の子どもたちが手を振ってくれました。
つづく・・・
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