2019/03/02 - 2019/03/02
5863位(同エリア79246件中)
へびおさん
先日行った奈良のお土産を幼馴染に渡そうと夕方 六本木で待ち合わせることになったので、その前に以前から行ってみたかった等々力渓谷まで行ってみようと計画を立てていました。
等々力まで行くならと、これも前々から気になっていた豪徳寺にも足を伸ばすことに。
ところが急遽会社の同僚たちとの女子会の予定も入ってしまったので、どうにか全てをやり遂げられないかとスケジュールを組んだところ、またも早朝出発の、しかも23区内の西と東を行ったり来たりすることになってしまい・・・
でも今回も充実した旅となり、とても楽しかった!
・桜新町(世田谷区)
↓
・豪徳寺
↓
・等々力渓谷
↓
・北千住(足立区)
↓
・六本木(港区)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
週末、前々から気になっていたチーズティーを飲みたくなり会社帰りに恵比寿へ。
東京23区内とは言え、職場の足立区から恵比寿(渋谷区)までは1時間もかかりました。 -
西口は人でごった返していたけれど、東口は駅前も静か。
-
黄色い外灯が目を惹く通り。
-
その通りにある『comma tea』です。
19時も過ぎているので空いているだろうと思っていたのに行列ができていました。
人気店なのね。 -
そうそう、このマーク!
まさに「,(コンマ)」です。
でも古墳好きの私から見ると、勾玉に見えちゃうんだよね~ -
お洒落な店内。
チーズティーは台湾発祥らしくて、原宿や新宿にある専門店は台湾から上陸してきたチェーン店なのですが、このcomma teaは日本発信とのこと。
池袋や高田馬場、表参道にも店舗があり、更にまだまだ拡大を計画しているみたいです。
HP
http://comma.tea-co.jp/ -
メニュー表。
甘さの程度や氷の有無をお好みで選べます。
これは台湾のドリンクスタンドと同じ手法。 -
店内。
背の高いイケメン男子がせっせとお茶を用意していた。
タピオカも作ってましたよ。 -
チーズティーのストレートティを注文してみました。
メニュー表にはRサイズしか載っていませんが、Sサイズの注文もOKで50円引きにしてくれます。
タピオカのトッピングもできたので、「氷なし・黒糖大粒タピオカ(+80円)・甘さ普通」でオーダー。 -
店内は狭いです。
ティースタンドなので中でイートインできるスペースはありません。
みんな注文したら壁に張り付いて商品を待つ。 -
商品を受け取ったら、恵比寿ガーデンプレイスに行ってみます。
-
恵比寿には大昔に一度だけ遊びに来たことがあるのですが、大きな建物ばっかりで何をやれば良いのか分からなくて、結局何もせず すぐ帰った記憶があるんですよね。
恵比寿と言えばオシャレ街というイメージですが、個人的には相性が悪かったので、それ以降来たことがありませんでした。
夜はこんなに綺麗なんだな~
クリスマスにはフランスのバカラ製史上最大のシャンデリアが飾られるらしいです。 -
comma teaで買ったチーズティー。
お店のお姉さんに「混ぜないで飲んでくださいね」と言われました。
ストレートティーなのに、チーズフォームが乗っているせいかミルクティーのような味わい。
黒糖タピオカはモチモチしていて、コンビニで売られているブヨブヨのタピオカドリンクとはレベルが違う!
最初はタピオカミルクティーっぽい感じしかしなかったのですが、飲み進めていくとチーズのしょっぱさが追いかけてきて美味しい~!!
Rサイズにすれば良かった。
甘さも半糖でちょうど良かったです。
美味しくてハマっちゃいました。
今度は他のお店に行ってみよう! -
ガーデンプレイス「時計ひろば」のベンチには手描きっぽい様々なイラストが描かれています。
これはホットドッグかな? -
家族集合みたいな。
カラフルで可愛い。 -
20周年記念のベンチなのかな。
恵比寿ガーデンプレイスは1994年にできた複合施設で、渋谷区と目黒区に跨っています。
オフィスビル、デパートを含む商業施設やレストラン、マンションに美術館、そして事業主であるサッポロビールの本社もあります。 -
ここのポストは青緑色だった。
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変なオブジェ。
何を意味しているのだろう・・・ -
では無料展望台へ行ってみます。
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お洒落な空間にドキドキ。
携帯の充電器や冷蔵ロッカーなどもあるみたい。
すごー -
専用エレベーターで38階まで来ました。
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そこからの眺め。
わ~!
綺麗です。
見えるのは新宿方面かな。 -
JRの線路も見えました。
「恵比寿」という町名は、サッポロビールがこの地でヱビスビールを製造し始めたのが始まりで、恵比寿駅はヱビスビール輸送用の駅だったのだそうです。
恵比寿駅の発車メロディーは、ヱビスビールのCMの曲なんですよ。 -
同じく38階のスカイラウンジへ。
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東京タワーが見えます。
ここからは港区方面が見えるんですね。 -
「TOP of YEBISU」の文字
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欧米からの観光客も熱心に写真を撮っていた。
この景色が無料で見られるのは嬉しいですね。 -
堪能したのでそろそろ帰りますか。
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ガーデンプレイス1階にはヱビスビールの記念館もあります。
有料ですがヱビスビールツアーなんかもあるみたいですよ。 -
駅に戻ります。
印象的な黄色の外灯、、 -
よくよく見ると、ビールのジョッキだった!
ヱビスビール猛アピールですね。 -
翌日の土曜は久々の早朝スタート。
4時台に家を出発しています。 -
今日の月は三日月なんだけど、よーく見ると丸い月の左下部分に光があたって三日月に見えてることが分かります。
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5:20
浦和駅に到着。
最近関東の住みやすい街ランキングでは浦和と大宮が上位に食い込んできているんですね。
漫画「翔んで埼玉」の影響もあるのかしら。
(生まれも育ちも浦和の母は、漫画を読んで腹が立ったみたいです) -
浦和 5:26 → 赤羽 → 池袋 → 渋谷と乗り換えています。
渋谷からは田園都市線に乗換。
初めて乗る路線です。 -
6:30
桜新町に到着!
なぜここに来たかと言うと・・・ -
サザエさんの街だから!
作者の長谷川町子さんが住んでいたんですね。
昔は「三河屋さん」のモデルにもなった酒店の三河屋があったそう。 -
ここが『サザエさん』の舞台になったのか。
いわゆる聖地ですね。 -
サザエさんの形をしているお花のオブジェ!
-
駅周辺はどこもかしこもサザエさんだらけ。
でもサザエさんについて調べたら、『サザエさん』のもともとの舞台は博多だったんですね。(福岡の地方新聞で連載)
長谷川町子さんが福岡から東京に引っ越すのを機に、漫画も福岡時代に終わりを告げたようです。
サザエさんがマスオさんと結婚して舞台も東京に移ったのだそうですよ。 -
ではサザエさん通りに行ってみます。
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サザエさん通り。
私が子供の頃は『サザエさん』って週2回放送されていたんです。(火曜と日曜)。
たぶん火曜日のやつは昔の再放送だったと思うのですが、日曜版とはご近所の登場人物も違って、浜さん一家とか居た気がする。
火曜日版のOP曲「ウチとおんなじね、仲良しね~♪」、ED曲「明るい笑いを振りまいて~♪」は今でも歌えますww -
ホント、あちこちにサザエさん。
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なんのお店?
-
日曜版アニメED曲の最後の場面の絵ですね。
この後みんなが家に吸い込まれていくという・・・
でもあのシュールな感じが好き☆ -
漫画の絵柄のやつも。
いま見ると、こっちのほうが味があってイイ。
アニメの絵柄は整い過ぎてますよね。 -
見た中でこの絵が一番気に入りました。
シルエットだけなんだけど、3人とも楽しそうにしている感じが窺えるイラスト。
連載当時、戦後の昭和中期の何も無い時代だけど、幸せに生きている感じが伝わってきます。 -
サザエさん通りを歩いたのは10分程度だったのですが、面白かったです。
予定していた電車に乗り遅れてしまったので、次の目的地まで30分かけて歩くことに。
朝日が眩しい♪ -
弦巻(つるまき)という場所までやってきました。
テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』に登場する「おかくら」という食事処が、この辺にあるという設定らしい。 -
ここは蛇崩川(じゃくずれかわ)という川の暗渠です。
「蛇」の名がつく地名は水に関係することが多いんですよね。
蛇崩川の由来も、「大水で崖が崩れた際にそこから大蛇が出てきたから」という説があるそうです。 -
公園の一角にあった小さい碑。
あまりに小さくて見落としそうになります。
洗い場ってなんのことかしら。
蛇崩川で洗濯とか食器とか洗ってたのかな?? -
公園には旅人の銅像もありました。
なんだか楽しそうな感じですね。
若い頃は「こんな銅像造って何になるんだろう」と思っていましたが、今見ると江戸時代の平和な暮らしが垣間見えて微笑ましくなります。 -
そして何故旅人の像があるかというと、ここは昔、赤坂御門を起点とした大山街道が通っていたんです。
大山街道は青山・渋谷・三軒茶屋などを経て群馬県の足柄峠手前の矢倉沢関所に至る脇街道。
大山は雨乞いの神様が棲むと言われる山で、江戸時代中期以後、江戸庶民の大山詣りの道として盛んに利用されたそうです。 -
駒留通り。
この辺の地名は上馬・下馬があったり、駒沢公園、駒繋神社があったりと馬に関係する名前が多いです。
近くに馬事公苑があるので、それも関係しているのかな。 -
烏山川緑道。
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烏山川は目黒川の支流の1つで今は暗渠化されています。
周りは閑静な住宅街。
世田谷は高級住宅街として有名ですが、実際目にしてみたら、大きくて立派なお宅が多かったです。 -
世田谷城址公園。
世田谷城は1400年代に吉良氏の築城されたものと考えられています。
こんな場所にもお城があったんだな~。 -
お堀の跡も。
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住宅街を見下ろしてみます。
静かで良い眺め。
旅は早朝スタートがお勧めです。 -
今時期、色々なところで梅が咲いていました。
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桜新町駅から歩いてぴったり30分。
豪徳寺に着きました。
あれ、でも門が閉まっている。
まだ開園の時間じゃないの? -
とウロウロしていたら、たまたま外に出ていたご近所の方が声を掛けてくださり、「表門は開いているから入れます。よくお参りしていってください」と教えてくれました。
旅をしていると、地元の方のご親切や優しさに触れる機会が多くて、本当にありがたいです。
表門に向かって歩いている時に見つけたマンション。
「ビュー」じゃなくて「ビュ~」表示に、思わずシャッターを切る。 -
表門は開いていました!
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では早速お参りに行きます。
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梅が咲いていて情緒があるな~
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立派な狛犬さん阿像。
相方はいるの? -
美しい毬。
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寺紋は橘樹紋。
橘紋は彦根藩主・井伊家の家紋です。
もともと世田谷は彦根藩領だったんですよね。 -
梅と梵鐘。
梵鐘は文化財の指定です。 -
仏殿は世田谷区の文化財に指定されています。
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仏殿の後ろに建つ本堂。
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寺務所の前には招き猫のイラストが飾られていました。
豪徳寺は招き猫発祥の地の1つとされています。
どうせなら本当に看板猫でも飼えばいいのに。 -
招猫観音(招福観世音菩薩)を祀る招猫殿。
招猫殿の横にはその眷属である招福猫児(=招き猫)がたくさん奉納されているんですよね。
これを見てみたかったのだ。 -
想像していたよりも奥行きはない。
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招福猫児は願が成就したお礼として奉納されています。
大中小さまざま。
ここの招き猫が彦根市のゆるキャラ・ひこにゃんのモデルになったそう。
世田谷が彦根藩領だったことが関係しているんですね。 -
ミニミニの可愛い顔の招福猫児も。
招き猫は挙げている手が右手か左手かによって何を招くかが違うと言われています。
ここに奉納されている招福猫児は全て右手。
右手=お金を招くとされていますが、招福猫児は小判などを持たない素朴な白い招き猫なんですって。
因みに左手を挙げているほうは、人を招くとされているそうです。 -
さすがにこれだけの招き猫が揃うと怖いですね。
じっと見られている・・・ -
菩薩さまも招福猫児に囲まれて楽しそう。
賑やかだなぁ~ -
向かい合ってww
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真上から見てみる。
何かがびっしりと生えてきているみたい・・・ -
絵馬には今年の干支と招き猫の絵が描かれていました。
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因みに昨年の干支・戌と。
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最後に三重塔を見て帰ります。
この塔は平成18年竣工の新しいもの。 -
干支の彫刻が飾られているのですが、ネズミ年のところに招き猫が!
これ、OKなの?
子年の人にはビミョーですよね。
でもよーく見ると、ネズミが小判を咥えて猫に渡そうとしているんですよ! -
さらに上の塔には菩薩(明王?)さまの下にも招き猫。
そしてその左側には猫の親子がいました。 -
豪徳寺、面白かったです。
豪徳寺には6代、10代、12代、15・16代の彦根藩主の墓所もあります。
因みに15代藩主は「桜田門外の変」で有名な井伊直弼です。 -
表門近くには白梅。
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甘い香りを漂わせていました。
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7:30
小休止にカフェへ。
お店の開店と同時にやってきたのは『梟焙煎研究所chouette torrefacteur laboratoire』です。
平日は12時からですが、週末だけ7時半から営業しているお店です。
豪徳寺からは歩いて2分くらい。 -
珈琲の専門店なので紅茶系メニューはありませんでしたが、フルーツジュースはありました。
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店内は極狭。
相席含めて最高で7人までしか座れなさそう。
そして店内移動は難しく、店員さんは外を通ってコーヒーを運んでくれます。
トイレはちゃんとありました。 -
本日の朝ごはん!
チーズケーキ(350円)とモカ(500円)を注文。 -
アートされている!
モカって苦いのかと思っていたけど、ここのモカはチョコレート風味の甘い味で美味しかった~
コーヒー苦手な方にもお薦めです。
HP
https://torrefacteur-lab.tokyo/ -
お店の前を走るのは世田谷線。
路面電車なんです。 -
カフェから歩くこと3分。
宮の坂駅に着きました。 -
宮坂区民センター前には、中に入れる車両が展示されています。
かつて世田谷線を走り、その後江ノ島電鉄で使用された車両ということです。 -
案内板もありました。
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行先が「宮坂区民センター」となっている。
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中の様子。
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ではそろそろ次の目的地へ向かいますか。
世田谷線に乗って。 -
世田谷線はSuicaも使えます。
土曜日の朝8時というのに車内は混雑、満員です。 -
「こども」のボタンが可愛い。
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終点・三軒茶屋に到着。
路面電車の駅としては とてもお洒落でした。 -
再び田園都市線に乗り換えます。
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宮の坂 8:03 → 三軒茶屋 → 二子玉川 → 等々力 8:37
等々力にやってきました。 -
これから等々力渓谷に行くのです!
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渓谷入口はこちら。
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まずは見どころを学習。
効率よく回るにはどうやって行けばいいかな~
と思って見てみましたが、ほぼ1本道なんですね。 -
ゴルフ橋。
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橋の下を流れる水は濁っていて う~んな感じ。
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おお
冬でも緑がいっぱい。
夏だと蚊とか虫とか蛇とか出そうなので、今時期来て正解かも。
この時間でも散策している人は多かったです。 -
足元も綺麗に整備されていて歩きやすい。
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カモのペアが泳いでいた。
魚がいるのかしら。 -
ここを流れている川は谷沢(やざわ)川というんですね。
多摩川水系の一級河川だそうです。 -
古墳の案内板を発見。
等々力渓谷周辺には古墳がいくつもあるんです。 -
渓谷からは道を外れますが、古墳好きなら行くに決まってます!
この階段を上がって。 -
Googleマップで検索した道が工事中で通れず遠回りしなければいけませんでした。
渓谷から歩くこと5分。
野毛大塚古墳に到着です。 -
上に行ってみます。
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墳丘は整備されていました。
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埋葬されていたものが描かれています。
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鉄鏃25本以上、鉄製刀子、鉄鎌、鉄剣、直刀19振りなどなど発掘されています。
結構な権力者の古墳なんだな。 -
墳丘からの眺め。
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野毛大塚古墳は5世紀初頭の古墳で、帆立貝型式の前方後円墳。
帆立貝型式としては日本有数の規模を誇るのだそう。
写っている部分が前方部です。
通常の前方後円墳と比べると方部が小さく、『帆立貝』と言われる由縁です。 -
前方部の隣には造出(つくりだし)といわれる方形の壇状の施設がありました。
これは一部の古墳にしかないものなんだそう。
何らかの祭祀の場とする説が濃厚だそうです。
東京にこんな大きくて立派な古墳があるなんて。。
どんな人が埋葬されていたのかな。 -
渓谷に戻ってきました。
あれも橋なのですがゴミが堆積していて、とても渡れる状態じゃなかった。 -
等々力渓谷のあちこちで水が湧いています。
東京の名湧水57選に選定されているんだそうですよ。
(なぜ57選なのかは分かりませんが・・・) -
湧水が流れ出ていました。
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もう1つの見たかった古墳の案内板が出てきました!
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ここには横穴古墳があるんです。
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中が見られるようなので楽しみ~
これは『等々力渓谷3号横穴』。 -
石が敷き詰められていますね。
奈良の古墳との違いは仕切りがあること。
やっぱり東京だと、いたずらされちゃうのかな。 -
頑張って撮った写真。
綺麗に遺っていますね。
横穴古墳は7~8世紀(奈良時代あたり)に造られるようになります。
この辺りの古墳は有力農民のものと考えられているそう。 -
1号横穴と2号横穴は石碑だけでした。
東京って上野公園内にも摺鉢古墳があったり東京タワーそばにも芝丸山古墳があったりと、意外に古墳があるんですね。
調べたら1000カ所以上あるのだとか!
いつか渋谷区にある猿楽塚古墳にも行ってみたいなー -
奈良時代、こんな場所にも人が住んでいたんですね。
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先を進みます。
お社っぽいものが見えてきた。 -
稲荷堂。
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お堂脇には小さい滝っぽいものが流れ落ちていました。
これが『不動の滝』です。
雄滝と雌滝なんだそうですよ。 -
この不動の滝の音が「轟いた」ところから「等々力」という地名が付いたと言われているそうです。
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不動明王の像もありました。
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階段を上がった所に『神変大菩薩』と書かれたお堂がありました。
神変大菩薩は、修験道の祖である役行者に関係があるみたいです。 -
なぜかカエルの石像も。
かわいい☆ -
ふらふら歩くこと40分。
等々力不動尊に着きました。
お手水でまずはお清めを。 -
本堂。
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見晴台があります。
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今の季節、眺望はイマイチ・・・
-
こちらには上がれないようになっていたのですが、花の咲く季節には上がれるのかな。
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道路を渡った所にもう1つ古墳があるので見に行ってみます。
御岳山古墳。
最初に見た野毛大塚古墳と同じく帆立貝型式の前方後円墳で、5世紀中ごろの築造と考えられているようです。 -
残念ながら勝手に見学をすることはできなくなっていました。
-
等々力不動尊管理のようです。
奥に石仏がいくつもあるのが見える。 -
沈丁花が咲き始めていました。
沈丁花の甘酸っぱい香りが好きなんです~ -
この日は暖かく風が強かったので花粉が物凄いことに・・・
1日中クシャミをしていました。
等々力は神奈川県の川崎市と隣接しています。
向こうはもう神奈川か~ -
最後に稚児大師にお参りをして元来た道を戻ります。
稚児大師とは弘法大師の幼い時の呼び名だそうですよ。 -
等々力渓谷は思っていたよりも距離は短いものでしたが、思っていた以上のジャングルっぽさでした。
-
ゴルフ橋まで戻ってきました。
川面にゴルフ橋が映っている。 -
昭和時代、ゴルフ橋は木製だったんですね。
ゴルフ橋の由来は、戦前ゴルフコースがあったかららしいです。 -
地質・地形についての説明版も。
読んだけどよく分からない・・・ -
見る人が見たら質の違いが分かるんでしょうね。
地層も全然分からなかった。
等々力渓谷往復と古墳見学で大体1時間くらいかかりました。 -
次の目的地へ移動。
自由が丘で乗り換えます。
むかーし、スイーツフォレストに行くために一度だけ利用したなぁ。
「自由が丘」って、なんかお洒落ですよね。 -
車内には奈良のPRが!!
あー
奈良に行きたい! -
等々力 9:52 → 自由が丘 → 中目黒 → 日比谷 → 北千住 10:45
神奈川県に隣接する世田谷区等々力から、埼玉&千葉に近い足立区千住にやってきました。
足立区 ⇔ 世田谷区は23区内の端から端です。
今日はこれから独り暮らしをしている会社の同僚の家に数人で集まって、お茶会をするのです。
因みに北千住は足立区ですが、南千住は荒川区です。
紛らわしい。 -
北千住は住みやすい街ランキングでも上位に入っています。
JR、地下鉄千代田線&日比谷線、東武線など複数路線が乗り入れていること、下町商店街のほか、駅前にはマルイとルミネがあったりと、老若男女・会社員・学生など世代問わず楽しめる非常に便利な駅。
スカイツリーにも近く、街全体が活気で溢れています。
写真は駅ロータリーのメイン通りの商店街。
銀行や居酒屋、昔からあるお惣菜屋さんや薬屋さん、和菓子のお店など、なんでも揃っています。 -
メインの商店街から横に入るとまた商店街。
ここも広くて長くて、やっぱり活気があるんです。 -
曲がってすぐの所にある100円均一のお店。
ここはテレビでも紹介されている看板猫ちゃんのいるお店なんですが・・・
この時間お家は もぬけの殻・・・ -
商店街をプラプラ。
ここは確か観光案内所。
千住は日光街道の宿場町だったんですよね。 -
可愛くて個性的なお店が建ち並んでいます。
-
東京大空襲を免れた区域はこの通り細い路地が残っています。
思わず探検したくなる路地だわ。
ただ、このように住宅が密集しているので、震災や火災が起きた時のことが懸念されている地域でもあるんです。 -
「皆で集まる前に各自で昼食を」という連絡網が来ていたので、この商店街でお昼場所を探していました。
やってきたのは『SDコーヒー』。 -
このお店、内装が凝っているんです!
まずはレジで注文、支払いを済ませたら店員さんから席へ案内されます。
予約席もありました。
人気店なんですね。 -
銭湯みたいな。
-
でも別に元が銭湯だったわけではなく、店主の鈴木さんの実家は電気屋。
鈴木(SUZUKI)電気(DENKI) → 『SD』コーヒーとなったそうです。 -
北千住は昔ながらの銭湯が多く残っていることでも有名。
-
日本人なら「I love 湯」です!?
-
軽食メニューはワッフルとホットドッグがメインでした。
ホットドッグは「OKドッグ」と言って、それぞれのネーミングも面白くて何を頼もうか迷っちゃう! -
店内ではグッズも販売されていた。
-
地元愛溢れる「北千住」のロゴ入りマグカップや桝。
私が北千住出身なら買っていたな。 -
注文したのがコチラ、OKドッグのプレーン味(1080円)。
桶に入っているんです。
OK → 桶ということ。
そして店員さんが岡持ちで席まで運んでくれるんですよ~
芸が細かい! -
注文してからソーセージを茹でてくれるので少し待ちますが、そのぶんアツアツ!
ソーセージを齧った瞬間、「あちっ!」ってなります。
ボリューミーでお腹いっぱいになりますが、OKドッグはセットドリンク無しで1000円以上するので割高かな~ -
でもドリンクの代わりにマッシュポテトon半熟卵が付いてきます。
他にはないメニューだな。 -
帰るころにはお客さんが続々と入ってきました。
欧米の方や赤ちゃん連れの方も来ていましたよ。 -
では時間の許す限り商店街をブラブラ。
生活用品を売っている昔ながらの商店。 -
印象的な看板。
なんのお店かな? -
こちらはお茶屋さんでしょうか。
シャッターには浮世絵風の宿場町の絵が描かれていました。 -
八百屋さんは大盛況だった。
-
商店街には蔵まであります。
明治9年に建築されたものだということ。 -
「千住まち歩きポイント」として説明版もありました。
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そしてその向かいには今は珍しい絵馬屋さん。
こちらは江戸中期より代々絵馬をはじめ凧や地口行灯などを描いてきた際物問屋だそう。 -
同僚宅へのお持たせで、お団子でも買って行きましょう。
『かどや』さんの槍かけだんご。
創業60年、北千住の名物団子らしいです。 -
1本90円と安い!
それぞれ4本づつ購入。 -
息子さんかな?
手焼きでお団子を焼いていました。
出来立てのお団子は柔らかくてモチモチ。
餡子は甘すぎず、御手洗はお団子の焦げた部分とマッチして美味しかったです。 -
通りにはタイルも貼られています。
これは日光街道を通った大名行列のイラストでしょうか。 -
日光街道は日本橋から家康を祀る日光山まで繋がる街道です。
東海道の次に整備されたそう。
千住宿は日本橋を出発して最初の宿場町でした。 -
そろそろ駅へ戻ります。
行きには居なかった100円均一のお店の看板猫ちゃんが寝ていました!
かなりの御高齢猫らしいです。 -
駅でメンバーと落ち合ったらケーキを買って同僚宅へ。
5時間ほど取りとめもなく話し込んでいました。
写真のケーキは最近巷で流行っているらしい、ルビーカカオのケーキ。 -
同僚たちとの女子会を途中で抜け、次に向かったのは港区六本木です。
北千住 17:15 → 国会議事堂前/溜池山王 → 六本木一丁目 17:45
昨日から何度「霞が関」の駅を通過したことか。
スケジュール上23区の西から東、端から端を行ったり来たりしていたので、非常に効率が悪く交通費もかかってしまった・・・ -
東京は坂が多いのですが、それぞれに昔からの名前が残っていて、それを見ながら歩くのも楽しいんです。
昔の人たちの生活を垣間見た気になります。
行合坂(ゆきあいざか)。 -
ちゃんと名付けられた由来も記されています。
行合坂は「双方から行合う道の坂であるため行合坂と呼ばれたと指定されるが、飯倉町と市兵衛町の間であるかは定かではない」とのこと。 -
行合坂を横に入った所の坂は落合坂(おちあいざか)。
「我善坊谷へ下る坂で、赤坂方面から往来する人が行き合う場所に位置するので落合坂と呼んだ」とありました。 -
落合坂からは東京タワーが見えました。
-
何度も見てるんだけど、ついつい写真に収めたくなっちゃうんですよね。
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駅からフラフラ歩くこと5分。
最後の目的地はベラルーシ料理のお店『ミンスクの台所』。
予約必須の人気店です。
18:00
幼馴染と待ち合わせて入店。 -
「ミンスク」とはベラルーシ共和国の首都のこと。
-
ベラルーシはソ連崩壊によって独立した国です。
13~16世紀にはモンゴルの支配を受け、ベラルーシという国名もモンゴルに由来するものらしいです。 -
テーブルにはマトリョーシカと民族衣装を着たお人形。
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絶対食べたかったのがコチラ!
★鰊とビーツのサラダ「毛皮のコートを着た鰊」(Marinated herring and beetroot salad “SELYODKA POD SHUBOI)1470円
ポテト、卵、ワイン漬けの鰊、ビーツなどをミルフィーユ状に重ねた色鮮やかなサラダです。
ニシンの生臭さがちょっとあるかな。
美味しかったけど、魚が苦手な人は厳しいかも。 -
★サーモンのコロッケ(Salmon croquettes)1155円
-
ホワイトクリームにオレンジ果汁が入っているみたいで、甘酸っぱいソースになっていました。
コロッケと言ってもじゃが芋ではなく、魚の擂り身入りのコロッケでした。
初めて食べる味で美味しかったです。 -
★ズッキーニのサワークリーム煮(Zucchini sauteed in sour cream sauce)1470円
ズッキーニにニンニクと油が浸み込んでいて美味しかった~
また食べたい! -
★牛フィレステーキ コケモモのソース(Beef steak with cranberry sauce)1785円
コケモモの甘いソースがかかっています。
海外の料理って、果物を上手く使っているイメージがあります。
日本はせいぜいレモンと柚子くらいですよね。
出てくるまで時間がかかる料理のようなので、注文は早めのほうが良さそうです。 -
お腹がいっぱいでデザートは頼みませんでした。
コース料理は2種類あったけど、写真を見て選んでいくのも楽しかったですよ。
お店では手作りの郷土菓子「プリャニキ」が売られています。
友人から以前クリスマスプレゼントにもらったことがあるのですが、食べ応えがあって美味しかったです。
お薦めはドライプルーン入りのやつです。 -
その友人は今回も大量にプリャニキを購入していました。
お店は金髪のベラルーシ美人さんたちがキリモリされています。
HP
http://restaurant-minsk.tokyo/ -
お店は翌週から移転するみたいです。
また来たい美味しいお店でした。
お薦め! -
せっかくなので東京タワーまで行くことに。
港区は大使館も多いのですが、東京タワーに行くまでに通ったロシア大使館と中国大使館の前は警察官や装甲車が待機していて物々しい雰囲気でした。 -
東京タワーの真下から。
こうやって見ると、やっぱり大きいな~。
帰りは神谷町駅から日比谷線に乗って。
今日も盛りだくさん。
たくさん歩いて32000歩越え(24km超)!
そして東京には渓谷と立派な古墳まであって、奥が深いと感じた1日でした。
満足!
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旅行記グループ
TOKYO in トーキョー for とうきょう to 東京
-
ねこを探し求めて東京下町さんぽ。谷中へ
2013/02/20~
谷根千
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この旅行記へのコメント (2)
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- *ちょこ*さん 2019/03/17 23:28:44
- これまた長~い1日でしたね~(*^^*)
- 朝日が昇る前にもう歩いてるってスゴい(笑)
最近気の向くまま一人で出掛けてないから、刺激受けました。
春の18きっぷ旅でも計画しようかなぁ。。
東京にも古墳がたくさん残ってるんですね。意外でした。しかも渋谷にも?都市開発の隙間に昔のまま残り続ける土地があるってすごいことですね。
あと、ホタテ貝型ってなんかかわいいですね。初耳(^w^)
*ちょこ*
- へびおさん からの返信 2019/03/18 20:48:46
- RE: これまた長?い1日でしたね?(*^^*)
- *ちょこ*さん
こんばんわ
そうです!
私の旅は早朝からが多いんです〜
でも朝の街歩きは人も少なくて気持ちがいいんですよ!
18きっぷ旅、いいですね!
5枚綴りなので、お友達やご家族と一緒に使えますよ。
私は今モーレツに九州に行きたい!
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