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ナザレからバスに乗り コインブラへ。<br />バスでは 意外な出会いがあり、日本語での会話が盛り上がりました。<br />コインブラではちょうど24時間の滞在、目一杯 街を歩き 見どころを押さえるつもりでしたが、旅も終盤に差し掛かり 体力、気力共に減退気味。<br />若干 心残りとなりました。<br />

シニア夫婦のスペイン・ポルトガル周遊旅行(38)コインブラ

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2018/06/24 - 2018/06/25

23位(同エリア293件中)

クッキー

クッキーさん

ナザレからバスに乗り コインブラへ。
バスでは 意外な出会いがあり、日本語での会話が盛り上がりました。
コインブラではちょうど24時間の滞在、目一杯 街を歩き 見どころを押さえるつもりでしたが、旅も終盤に差し掛かり 体力、気力共に減退気味。
若干 心残りとなりました。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 10:50ナザレ発、12:50コインブラ着のバス。

    10:50ナザレ発、12:50コインブラ着のバス。

  • 車内では、世界をあちらこちらと移住して 今回はポルトガルに住む娘さんを訪ねているという日本人女性と話が弾んで 楽しいバス移動となりました。

    車内では、世界をあちらこちらと移住して 今回はポルトガルに住む娘さんを訪ねているという日本人女性と話が弾んで 楽しいバス移動となりました。

  • コインブラのバスターミナルは街外れにあり、中心街へは歩くと20分くらい、市内バスでも行けるそうですが、タクシーの味を占めた私たちはすぐにタクシー乗り場へ。ホテルまで5.7ユーロでした。<br />ナザレのバスターミナルで出会った女性は ポルトへ直行するそうで、ポルトで夕食をご一緒する約束をして お別れしました。<br />

    コインブラのバスターミナルは街外れにあり、中心街へは歩くと20分くらい、市内バスでも行けるそうですが、タクシーの味を占めた私たちはすぐにタクシー乗り場へ。ホテルまで5.7ユーロでした。
    ナザレのバスターミナルで出会った女性は ポルトへ直行するそうで、ポルトで夕食をご一緒する約束をして お別れしました。

  • コインブラでのホテルは、アストリア。<br />

    コインブラでのホテルは、アストリア。

  • ロビーはどことなく英国風です。<br />スーツケースを預けて 早速の観光です。<br />

    ロビーはどことなく英国風です。
    スーツケースを預けて 早速の観光です。

  • ホテルを出てすぐの所にあるのは コインブラ旧市街への入口であるポルタジェン広場。<br />広場には像が立っています。

    ホテルを出てすぐの所にあるのは コインブラ旧市街への入口であるポルタジェン広場。
    広場には像が立っています。

  • 広場から お土産屋さんやカフェの並ぶメインストリート、ヴィスコンテ・ダ・ルース通りを歩きます。

    広場から お土産屋さんやカフェの並ぶメインストリート、ヴィスコンテ・ダ・ルース通りを歩きます。

  • 1143年ポルトガル建国時にここが首都でした。1255年までブルゴーニュ王朝の中心として繁栄し、遷都後は学生街として有名になりました。リスボン・ポルトに次ぐポルトガル第三の都市です。

    1143年ポルトガル建国時にここが首都でした。1255年までブルゴーニュ王朝の中心として繁栄し、遷都後は学生街として有名になりました。リスボン・ポルトに次ぐポルトガル第三の都市です。

  • 街並みの建物はパステルカラー。

    街並みの建物はパステルカラー。

  • コインブラ大学がある丘の上に登る道の入り口である アルメディーナ門を探しているのに 一向に見つけられません。<br />ふと目をやると階段の下に建つ教会らしき建物が。

    コインブラ大学がある丘の上に登る道の入り口である アルメディーナ門を探しているのに 一向に見つけられません。
    ふと目をやると階段の下に建つ教会らしき建物が。

  • ヴィスコンテ・ダ・ルース通りに戻ると、坂道へと続く分岐点。<br />コインブラは、リスボンに比べると古いままの建造物が目立ち、老朽化した壁や屋根が 物悲しい雰囲気です。これが、『サウダージ』といわれるものなのでしょうか。<br /><br />

    ヴィスコンテ・ダ・ルース通りに戻ると、坂道へと続く分岐点。
    コインブラは、リスボンに比べると古いままの建造物が目立ち、老朽化した壁や屋根が 物悲しい雰囲気です。これが、『サウダージ』といわれるものなのでしょうか。

  • 分岐点の坂道を少し上がってみましたが、住宅街の裏側という雰囲気なので 通りに戻って、その先へ。<br />カフェなどが並び賑わっている広場に出てきました。5月8日広場です。<br />その前には コインブラの中心にある、サンタ・クルス修道院。<br />1131年に 初代ポルトガル国王アフォンソ1世によって創設された修道院です。

    分岐点の坂道を少し上がってみましたが、住宅街の裏側という雰囲気なので 通りに戻って、その先へ。
    カフェなどが並び賑わっている広場に出てきました。5月8日広場です。
    その前には コインブラの中心にある、サンタ・クルス修道院。
    1131年に 初代ポルトガル国王アフォンソ1世によって創設された修道院です。

  • 外観は石造りの建物で、修道院のファサードはマヌエル様式を思わせる凝った装飾。

    外観は石造りの建物で、修道院のファサードはマヌエル様式を思わせる凝った装飾。

  • 付属学校や写字室が設置され、ポルトガルの政治と文化両面で重要な役割を果たしたのだそうです。<br />かつてはロマネスク様式で建築されましたが、16世紀に行われた改修によって、マヌエル様式に様変わりしています。それからも18世紀末まで何度も改築が施され、ルネサンス様式やバロック様式の要素が加えられていきました。

    付属学校や写字室が設置され、ポルトガルの政治と文化両面で重要な役割を果たしたのだそうです。
    かつてはロマネスク様式で建築されましたが、16世紀に行われた改修によって、マヌエル様式に様変わりしています。それからも18世紀末まで何度も改築が施され、ルネサンス様式やバロック様式の要素が加えられていきました。

  • サンタクルス修道院の隣にあるのは市役所。<br />

    サンタクルス修道院の隣にあるのは市役所。

  • 内部の壁にはアズレージョの装飾。<br />何かの戦いを描いているようです。

    内部の壁にはアズレージョの装飾。
    何かの戦いを描いているようです。

  • アズレージョが描かれた部屋。

    アズレージョが描かれた部屋。

  • 赤を基調としたパイプオルガン。

    赤を基調としたパイプオルガン。

  • 主祭壇。

    主祭壇。

  • 祭壇の両側にはアフォンソ王とその息子サンショ1世の墓があるそう。

    祭壇の両側にはアフォンソ王とその息子サンショ1世の墓があるそう。

  • 壁面のアズレージョが素敵です。<br />

    壁面のアズレージョが素敵です。

  • 回廊は16世紀の建築物。回廊の見学のみ入場料が必要で 1人3ユーロでした。

    回廊は16世紀の建築物。回廊の見学のみ入場料が必要で 1人3ユーロでした。

  • 回廊のパティオにある噴水。<br />静寂の回廊にある 青と黄色に彩られたアズレージョは 見損ねたか取り損ねたようです。<br />このころになると もう修道院建築に飽きて、感動も薄れてきています。<br />

    回廊のパティオにある噴水。
    静寂の回廊にある 青と黄色に彩られたアズレージョは 見損ねたか取り損ねたようです。
    このころになると もう修道院建築に飽きて、感動も薄れてきています。

  • 白を基調とした部屋。

    白を基調とした部屋。

  • 打って変わって 煌びやかな雰囲気。

    打って変わって 煌びやかな雰囲気。

  • 14:58<br />カフェビールで 遅めのランチ。<br />屋台での食事のように ざっとした盛り方ですが、さっぱりとしていて 美味しくいただきました。10ユーロ。

    14:58
    カフェビールで 遅めのランチ。
    屋台での食事のように ざっとした盛り方ですが、さっぱりとしていて 美味しくいただきました。10ユーロ。

  • オープンカフェが立ち並ぶ広場の端にはパブリックビューイングの設え。何があるのかなあと思っていたら、夕刻に その理由が分かりました。

    オープンカフェが立ち並ぶ広場の端にはパブリックビューイングの設え。何があるのかなあと思っていたら、夕刻に その理由が分かりました。

  • 一度ホテルに戻り チェックインを済ませておきます。<br />1泊朝食付きで69ユーロ。

    一度ホテルに戻り チェックインを済ませておきます。
    1泊朝食付きで69ユーロ。

  • バスタブもありました。

    バスタブもありました。

  • 狭いですがテラスもついています。<br />モンディゴ川対岸の風景。

    狭いですがテラスもついています。
    モンディゴ川対岸の風景。

  • 川に架かる橋。

    川に架かる橋。

  • フロントでいただいた コインブラの市街地図。

    フロントでいただいた コインブラの市街地図。

  • エレベーターはシースルー。

    エレベーターはシースルー。

  • 地図で確認して ようやくアルメディーナ門へ。<br />通りからちょっと右側を見ると すぐ分かったのにね。<br /><br />

    地図で確認して ようやくアルメディーナ門へ。
    通りからちょっと右側を見ると すぐ分かったのにね。

  • その先、左側に置かれた像。<br />女性をかたどっていますが、ギターを模しているようです。ファドギターなのかな。

    その先、左側に置かれた像。
    女性をかたどっていますが、ギターを模しているようです。ファドギターなのかな。

  • 右側の坂道へ 門をくぐって。

    右側の坂道へ 門をくぐって。

  • その先の石畳の坂道の上には傘のオブジェ。傘のアーケードで有名なアゲダを訪れる時間はなかったので、雰囲気だけでも味わえてよかった。<br />細くて曲がりくねった道ばかり、あえて迷い込みたくなるような雰囲気を漂わせていますが、歩いて行く元気はなく 眺めるだけ。

    その先の石畳の坂道の上には傘のオブジェ。傘のアーケードで有名なアゲダを訪れる時間はなかったので、雰囲気だけでも味わえてよかった。
    細くて曲がりくねった道ばかり、あえて迷い込みたくなるような雰囲気を漂わせていますが、歩いて行く元気はなく 眺めるだけ。

  • 左手に見える脇道の先にも 由緒ありげな門が見えます。

    左手に見える脇道の先にも 由緒ありげな門が見えます。

  • 途中から ずっと階段が続きます。坂道、階段を振り返って。<br />石段を上り切った先に見えた 旧カテドラル。

    途中から ずっと階段が続きます。坂道、階段を振り返って。
    石段を上り切った先に見えた 旧カテドラル。

  • 旧カテドラルは 1175年にポルトガル初代国王のアフォンソ1世によって建てられたロマネスク様式の教会で、まるで要塞のように堅固な風貌。イスラム教徒に占領されたイベリア半島をキリスト教徒が取り戻すためのレコンキスタ(国土回復戦争)が行われていたころは実際に要塞として機能していたそうです。<br />黒いマントを着た学生さんが 観光客のカメラに収まっていました。<br />私もお願いして 撮らせてもらいました。この学生さんは 翌日にも見かけましたから、観光客のためにボランティア活動をしていたのかと思います。それともチップなどを差し上げるべきだったのかな?<br />

    旧カテドラルは 1175年にポルトガル初代国王のアフォンソ1世によって建てられたロマネスク様式の教会で、まるで要塞のように堅固な風貌。イスラム教徒に占領されたイベリア半島をキリスト教徒が取り戻すためのレコンキスタ(国土回復戦争)が行われていたころは実際に要塞として機能していたそうです。
    黒いマントを着た学生さんが 観光客のカメラに収まっていました。
    私もお願いして 撮らせてもらいました。この学生さんは 翌日にも見かけましたから、観光客のためにボランティア活動をしていたのかと思います。それともチップなどを差し上げるべきだったのかな?

  • カテドラルの入場料は1人2.5ユーロ。

    カテドラルの入場料は1人2.5ユーロ。

  • 主祭壇。

    主祭壇。

  • コインブラの旧大聖堂は、レコンキスタ時代からその姿をほぼ保っています。<br />正面祭壇の辺り?奥まったところに天井高く1つの部屋になっているような形になっており、天窓と横の窓からの自然光で照らされ、内部の彫刻が浮かび上がっています。

    コインブラの旧大聖堂は、レコンキスタ時代からその姿をほぼ保っています。
    正面祭壇の辺り?奥まったところに天井高く1つの部屋になっているような形になっており、天窓と横の窓からの自然光で照らされ、内部の彫刻が浮かび上がっています。

  • かつて内部は セビージャから運ばれたイスパノ・アラブのタイルで覆われていたそうで、今はほんの一部が残るのみ。<br />ポルトガルのアズレージョとは違う この壁面が、そのタイルなのかも。

    かつて内部は セビージャから運ばれたイスパノ・アラブのタイルで覆われていたそうで、今はほんの一部が残るのみ。
    ポルトガルのアズレージョとは違う この壁面が、そのタイルなのかも。

  • 回廊の中庭。<br />こうして対比してみると、ジェロニモス修道院やバターリャ修道院の マヌエル様式がよく理解できます。

    回廊の中庭。
    こうして対比してみると、ジェロニモス修道院やバターリャ修道院の マヌエル様式がよく理解できます。

  • 石棺が置かれた部屋。

    石棺が置かれた部屋。

  • 高い天井と整然と並ぶ柱が印象的。

    高い天井と整然と並ぶ柱が印象的。

  • 17:00<br />向こうに見えているのは コインブラ大学の時計塔っぽいですね。

    17:00
    向こうに見えているのは コインブラ大学の時計塔っぽいですね。

  • カテドラルの東ファサード。<br />半円形アプスを有する三つ葉型の放射礼拝堂が見えます。

    カテドラルの東ファサード。
    半円形アプスを有する三つ葉型の放射礼拝堂が見えます。

  • 折角だからと、新カテドラルに行ってみることに。<br />新カテドラルは山頂に建つコインブラ大学のそばにあるので、とにかく坂を上ればつくはず。<br />

    折角だからと、新カテドラルに行ってみることに。
    新カテドラルは山頂に建つコインブラ大学のそばにあるので、とにかく坂を上ればつくはず。

  • 新カテドラルはイエズス会コレジオ付属教会として1598年に建立されました。立派なファサードはバロック様式。<br />中では 何かの儀式が行われていたようで、入れませんでした。

    新カテドラルはイエズス会コレジオ付属教会として1598年に建立されました。立派なファサードはバロック様式。
    中では 何かの儀式が行われていたようで、入れませんでした。

  • もう あの坂道や石段を下りるのはいやだという思いと、折角だからエレベーターにも乗ってみたいということで、エレベーター乗り場へ。<br />乗り場から街を俯瞰。

    もう あの坂道や石段を下りるのはいやだという思いと、折角だからエレベーターにも乗ってみたいということで、エレベーター乗り場へ。
    乗り場から街を俯瞰。

  • エレベーターは1人1.6ユーロです。

    エレベーターは1人1.6ユーロです。

  • 市場の横にあるエレベーター<br />ガラスのエレベーターは2段式になっています。見えているのは 丘の中腹まで斜面を降りるエレベータ-で、乗り換えて垂直に下ります。<br />エレベーターは係員が操作してくれます。

    市場の横にあるエレベーター
    ガラスのエレベーターは2段式になっています。見えているのは 丘の中腹まで斜面を降りるエレベータ-で、乗り換えて垂直に下ります。
    エレベーターは係員が操作してくれます。

  • 下りてきました。

    下りてきました。

  • エレベーターを降りた所は…市場の横。<br />市役所角の大きい通りにつながっているはず。

    エレベーターを降りた所は…市場の横。
    市役所角の大きい通りにつながっているはず。

  • 現代風な図柄ですが この模様がお気に入り。

    現代風な図柄ですが この模様がお気に入り。

  • 塀の壁面のアズレージョ。

    塀の壁面のアズレージョ。

  • 帰り道。<br />イスラミックな雰囲気。

    帰り道。
    イスラミックな雰囲気。

  • 帰り道。<br />こんな 何でもない散策が好き。

    帰り道。
    こんな 何でもない散策が好き。

  • ホテルへの なんとなくの方角を向いているだけ。

    ホテルへの なんとなくの方角を向いているだけ。

  • 5分ほども歩くと、サンタ・クルス修道院が建つ5月8日広場に出てきました。

    5分ほども歩くと、サンタ・クルス修道院が建つ5月8日広場に出てきました。

  • ポルタジェン広場に戻ってきたのは6時頃。<br />夕食には少し早いので モンディゴ川の対岸へ歩いてみました。

    ポルタジェン広場に戻ってきたのは6時頃。
    夕食には少し早いので モンディゴ川の対岸へ歩いてみました。

  • 先ほどまでいた丘の辺りが アルタ地区。

    先ほどまでいた丘の辺りが アルタ地区。

  • ホテルも見えています。

    ホテルも見えています。

  • 文化遺産「コインブラ大学-アルタとソフィア」として世界遺産に登録されています。<br />コインブラはこの大学と共に発展してきた街で、大学を丘の頂上に置き、その下に街が形成されています。世界遺産の名前に入っているアルタとソフィアとは、地区の名前で、それぞれ大学に関係の深い歴史的建造物が残されています。<br />アルタ地区は現在の大学の建物群や歴史的建造物が立ち並ぶエリアで、ソフィア地区はソフィア通りやサンタ・クルス修道院周辺のエリアとなっています。

    文化遺産「コインブラ大学-アルタとソフィア」として世界遺産に登録されています。
    コインブラはこの大学と共に発展してきた街で、大学を丘の頂上に置き、その下に街が形成されています。世界遺産の名前に入っているアルタとソフィアとは、地区の名前で、それぞれ大学に関係の深い歴史的建造物が残されています。
    アルタ地区は現在の大学の建物群や歴史的建造物が立ち並ぶエリアで、ソフィア地区はソフィア通りやサンタ・クルス修道院周辺のエリアとなっています。

  • 18:37<br />もうすぐ夕食だというのに 歩き疲れて、オープンカフェでビール休憩。夫はアイスクリームを。<br />

    18:37
    もうすぐ夕食だというのに 歩き疲れて、オープンカフェでビール休憩。夫はアイスクリームを。

  • コインブラA駅は ホテルのすぐそば。念のために 駅まで歩いてみました。<br />駅構内に入ると、待合室の椅子に座っていたのは一羽の鳩でした。<br /><br />夕食は ホテルの裏にあるレストランで、と思っていたのですが 人気店らしく、<br />満席で 入るにはずいぶん待たなければいけない様子。

    コインブラA駅は ホテルのすぐそば。念のために 駅まで歩いてみました。
    駅構内に入ると、待合室の椅子に座っていたのは一羽の鳩でした。

    夕食は ホテルの裏にあるレストランで、と思っていたのですが 人気店らしく、
    満席で 入るにはずいぶん待たなければいけない様子。

  • 20:36<br />ヴィスコンテ・ダ・ルース通りのレストランは もう閉まっているところが多く、ランチを摂ったオープンカフェまで歩いて 夕食。<br />ビールの向こうに見えるのはシティービューのスクリーン。映像はサッカーの試合でした。見ている方々は大盛り上がり。

    20:36
    ヴィスコンテ・ダ・ルース通りのレストランは もう閉まっているところが多く、ランチを摂ったオープンカフェまで歩いて 夕食。
    ビールの向こうに見えるのはシティービューのスクリーン。映像はサッカーの試合でした。見ている方々は大盛り上がり。

  • 夫は あまりお腹が空いていないというので、これだけで2人分。<br />スープは まず間違いないのですが、これは 中に入っている野菜が少しクセがあり、嫌いではありませんが…

    夫は あまりお腹が空いていないというので、これだけで2人分。
    スープは まず間違いないのですが、これは 中に入っている野菜が少しクセがあり、嫌いではありませんが…

  • この日の歩数は18,919歩。

    この日の歩数は18,919歩。

  • 川の対岸の夜景。

    川の対岸の夜景。

  • フロントの右側にある朝食ルームで。<br />こうして見ると、イングリッシュブレックファーストみたいです。<br />ポルトガルがイギリスとの結びつきが深かったという歴史的背景のせいなのかもしれません。

    フロントの右側にある朝食ルームで。
    こうして見ると、イングリッシュブレックファーストみたいです。
    ポルトガルがイギリスとの結びつきが深かったという歴史的背景のせいなのかもしれません。

  • 朝食後、ヴィスコンテ・ダ・ルース通りを歩き アルメディーナ門をくぐり、前日と同じ道を辿って歩きます。

    朝食後、ヴィスコンテ・ダ・ルース通りを歩き アルメディーナ門をくぐり、前日と同じ道を辿って歩きます。

  • こんな像が佇んでいました。

    こんな像が佇んでいました。

  • もう少し効率よく回ればよかったなあ。<br />同じ坂道を歩かされた夫は、疲れ果てた風で 口数も少なくなっています。

    もう少し効率よく回ればよかったなあ。
    同じ坂道を歩かされた夫は、疲れ果てた風で 口数も少なくなっています。

  • 再びのカテドラル。

    再びのカテドラル。

  • 上がったり下がったりの坂道。

    上がったり下がったりの坂道。

  • アルメディーナ門を見逃したことで 段取りが悪くなったよう。

    アルメディーナ門を見逃したことで 段取りが悪くなったよう。

  • もうここは コインブラ大学でしょうか。

    もうここは コインブラ大学でしょうか。

  • 本当に急な坂道。<br />

    本当に急な坂道。

  • ようやく大学への入り口を見つけて中へ。<br />チケット売り場は、鉄の門の手前にあります。<br />観光スポットになっている旧大学とは別の建物にある 大学全体の案内所に行き、カウンターでチケットを購入…と簡単に書いていますが、案内所を見つけるのに一苦労し、さらに鉄の門に入るのに また一苦労。何人もの方の手を煩わせました。

    ようやく大学への入り口を見つけて中へ。
    チケット売り場は、鉄の門の手前にあります。
    観光スポットになっている旧大学とは別の建物にある 大学全体の案内所に行き、カウンターでチケットを購入…と簡単に書いていますが、案内所を見つけるのに一苦労し、さらに鉄の門に入るのに また一苦労。何人もの方の手を煩わせました。

  • チケットは シニア割で1人10ユーロでした。<br />大学図書館の見学は時間が指定されており、右上に 手書きで10h40とあるのが その予約時間です。

    チケットは シニア割で1人10ユーロでした。
    大学図書館の見学は時間が指定されており、右上に 手書きで10h40とあるのが その予約時間です。

  • 「鉄の門」と呼ばれるコインブラ旧大学への入口。

    「鉄の門」と呼ばれるコインブラ旧大学への入口。

  • 10:14<br />右側の階段を上がったギャラリーが、大学のシンボルともいえる ラテン回廊。<br />この回廊ではラテン語を話すことが義務づけられていたのだとか。

    10:14
    右側の階段を上がったギャラリーが、大学のシンボルともいえる ラテン回廊。
    この回廊ではラテン語を話すことが義務づけられていたのだとか。

  • その左の時計塔は18世紀に建造されたもの。

    その左の時計塔は18世紀に建造されたもの。

  • かつては宮廷広間として使われたそうですが、現在は大学の学位授与式に使われています。

    かつては宮廷広間として使われたそうですが、現在は大学の学位授与式に使われています。

  • ラテン回廊から中に入ったところにある帽子の間。<br />学位授与の儀式などに使われていたそうです。<br />もとは 17世紀に造られた宮廷の広間で、壁にはポルトガル歴代の国王の肖像がかかっています。

    ラテン回廊から中に入ったところにある帽子の間。
    学位授与の儀式などに使われていたそうです。
    もとは 17世紀に造られた宮廷の広間で、壁にはポルトガル歴代の国王の肖像がかかっています。

  • 帽子の間の天井の模様が素敵。

    帽子の間の天井の模様が素敵。

  • 奥の部屋。

    奥の部屋。

  • 剣が飾られています。

    剣が飾られています。

  • 記憶にはない どこかの部屋の天井。

    記憶にはない どこかの部屋の天井。

  • 肖像画のある部屋の天井。

    肖像画のある部屋の天井。

  • 階段のアズレージョ。

    階段のアズレージョ。

  • 中庭の三方を 古い建物が取り囲んでいます。

    中庭の三方を 古い建物が取り囲んでいます。

  • 中庭の先にある展望テラス。<br />曇り空で 時折雨がぱらついています。

    中庭の先にある展望テラス。
    曇り空で 時折雨がぱらついています。

  • 中庭の右手の建物。<br />一番奥がジョアニア図書館。その手前の入り口が サン・ミゲル礼拝堂。

    中庭の右手の建物。
    一番奥がジョアニア図書館。その手前の入り口が サン・ミゲル礼拝堂。

  • 右手の建物の手前が 鉄の門。

    右手の建物の手前が 鉄の門。

  • 帽子の間の隣の建物だったかな?<br />宮殿の回廊のようですが、ここは大学の事務スペースや教室として今でも使われています。

    帽子の間の隣の建物だったかな?
    宮殿の回廊のようですが、ここは大学の事務スペースや教室として今でも使われています。

  • 中庭に建つ 大学の創設者ディニス王の像。

    中庭に建つ 大学の創設者ディニス王の像。

  • 10:34<br />ジョアニア図書館の入り口の前へ。ジョアン5世治下1724年に建てられた図書館。<br />何か変ですよ?誰も並んでいません。ふと この階段の下を見てみると すでに多くの人の姿が。入り口は階段の下だったのです。<br />あわてて下りていき、ギリギリ間に合いました。<br />ちなみに 待っていた所は、出口でした。<br />

    10:34
    ジョアニア図書館の入り口の前へ。ジョアン5世治下1724年に建てられた図書館。
    何か変ですよ?誰も並んでいません。ふと この階段の下を見てみると すでに多くの人の姿が。入り口は階段の下だったのです。
    あわてて下りていき、ギリギリ間に合いました。
    ちなみに 待っていた所は、出口でした。

  • 案内された図書館の内部。<br />えっ?これだけの蔵書?と怪訝に思っていたら…ここは待機場所。<br />少しして、重々しく木の扉を開けて 図書館に案内されました。木の扉は、本の湿気を吸収する役割があるそうです。

    案内された図書館の内部。
    えっ?これだけの蔵書?と怪訝に思っていたら…ここは待機場所。
    少しして、重々しく木の扉を開けて 図書館に案内されました。木の扉は、本の湿気を吸収する役割があるそうです。

  • 図書館の中は豪華の一言に尽きます。本棚や側柱は華麗な金泥細工の装飾が施され調度品が美しく 見た目は教会のよう。蔵書は30万冊に及び、高い天井の下 床から2階の天井まで古びた本がぎっしりと並んでいます。最古の蔵書は1000年以上前のもので、羊皮紙製。<br />撮影NGなので、もう記憶は薄れかけています。<br />虫に本を食べられないように館内でコウモリを飼っているそうですが 本当?<br /><br />本来は ここが入り口なのでしょうが、見学者はここから出ていきます。

    図書館の中は豪華の一言に尽きます。本棚や側柱は華麗な金泥細工の装飾が施され調度品が美しく 見た目は教会のよう。蔵書は30万冊に及び、高い天井の下 床から2階の天井まで古びた本がぎっしりと並んでいます。最古の蔵書は1000年以上前のもので、羊皮紙製。
    撮影NGなので、もう記憶は薄れかけています。
    虫に本を食べられないように館内でコウモリを飼っているそうですが 本当?

    本来は ここが入り口なのでしょうが、見学者はここから出ていきます。

  • 図書館の右側にある大学の礼拝堂。<br />バターリャ修道院でと同じように、建物に出入りするたびに チケットに印をつけられます。<br />どちらから、と聞かれ日本からと答えると、日本語で挨拶され とてもいい雰囲気でした。そのスタッフは 大学で日本語を学ぶ学生でした。

    図書館の右側にある大学の礼拝堂。
    バターリャ修道院でと同じように、建物に出入りするたびに チケットに印をつけられます。
    どちらから、と聞かれ日本からと答えると、日本語で挨拶され とてもいい雰囲気でした。そのスタッフは 大学で日本語を学ぶ学生でした。

  • ずんぐりむっくりのパイプオルガン。

    ずんぐりむっくりのパイプオルガン。

  • 主祭壇。

    主祭壇。

  • 天井の模様が可愛らしい。

    天井の模様が可愛らしい。

  • ポルトガルらしいアズレージョは 清々しい色合い。

    ポルトガルらしいアズレージョは 清々しい色合い。

  • 11:17<br />見学が終わり、鉄の門を出ます。<br />門の外にあるモザイク画です。

    11:17
    見学が終わり、鉄の門を出ます。
    門の外にあるモザイク画です。

  • 旧大学に比べて 大学全体はとても近代的。中には路線バスも走っています。

    旧大学に比べて 大学全体はとても近代的。中には路線バスも走っています。

  • どなたかの像。観光バスが停まっているのが見えています。<br />さすがに世界遺産ですね。

    どなたかの像。観光バスが停まっているのが見えています。
    さすがに世界遺産ですね。

  • 門の正門?から。

    門の正門?から。

  • 買ったチケットには こちらの博物館?の見学も含まれていました。<br />折角だからと 入ってみました。

    買ったチケットには こちらの博物館?の見学も含まれていました。
    折角だからと 入ってみました。

  • 展示物のいくつかは 触ることもできます。科学博物館のような感じです。<br />フランシスコ・ザビエルの姿は リスボンの発見のモニュメントに続いて2度目。<br />歴史で学んだ人が ここに実在していたことが 新鮮な驚き。

    展示物のいくつかは 触ることもできます。科学博物館のような感じです。
    フランシスコ・ザビエルの姿は リスボンの発見のモニュメントに続いて2度目。
    歴史で学んだ人が ここに実在していたことが 新鮮な驚き。

  • 帰り道 点描。

    帰り道 点描。

  • 帰り道 点描。

    帰り道 点描。

  • 帰り道 点描。

    帰り道 点描。

  • 帰り道 点描。

    帰り道 点描。

  • 12:30<br />ヴィスコンテ・ダ・ルース通りのオープンカフェで ランチを。<br />珍しくビール休憩ではありません。8.45ユーロ。<br />下半分が豆、豆、豆で、半分ほど残してしまいました。<br />

    12:30
    ヴィスコンテ・ダ・ルース通りのオープンカフェで ランチを。
    珍しくビール休憩ではありません。8.45ユーロ。
    下半分が豆、豆、豆で、半分ほど残してしまいました。

  • ポルタジェン広場辺りをブラブラ。

    ポルタジェン広場辺りをブラブラ。

  • ポルトまで1人8.85ユーロ。カードで支払い。

    ポルトまで1人8.85ユーロ。カードで支払い。

  • ポルト13:43発の電車。

    ポルト13:43発の電車。

  • コインブラB駅を経由します。

    コインブラB駅を経由します。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • senda3さん 2019/07/17 21:28:07
    コインブラ、いいですねえ
    毎年夏には、日本アルプスとスイスアルプスを交互に訪ね、トレッキングを。来年はスイスの番で、アイガーの麓に10日間程度滞在し、毎日トレッキング三昧を。

    が、ご承知のように、スイスは物価高。貧乏旅行の私など、レストランに入るのもはばかります。で、物価安のポルトガルとカップリングし、旅の食を楽しもうと考えています。

    ポルトとリスボンに行くつもりでしたが、このブログに出会い、ポルトガルの古都に興味を持ちました。スペインのトレドとはまた違った趣のようですが、ポルトからバスで1時間半。日帰りが出来ます。

    手元のコインブラの案内文を見て、すっかりコインブラの魅力に魅せられました。ありがとうございまいました。(#^.^#)

    クッキー

    クッキーさん からの返信 2019/07/19 14:50:43
    RE: コインブラ、いいですねえ
    旅行記への訪問、ありがとうございました。

    2年に1度のスイス旅行なんて 素敵ですね。
    私も2度訪れましたが、その素敵な風景はまだ目に焼き付いています。

    ポルトガルを訪れる計画がおありだとか・・・
    ホテルも、レストランも、タクシー利用さえもリーズナブルで、どこも素敵でしたよ。
    特にポルトは 町全体が印象深いものでした。

    コインブラの街を訪れた時には 天気に恵まれなかったのですが、それでも 趣き深い街の雰囲気を楽しめましたよ。

    ポルトガル旅行が楽しいものになりますように…

       クッキー

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