2018.05 GWに巡るイタリア三都物語（22）風邪気味の中、上海からわざわざ北京経由の帰国編。

2018/04/30 - 2018/05/06

いよいよ楽しかったGWの旅行も最終日。乗り継ぎ地である上海から帰るのですが……。なんか起床したら体がだるい。どうやら長旅の疲れが出てきたようです。軽く風邪気味の中、頑張って中国から日本へと帰ります。

614冊目　2021/06/12投稿

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝ごはんをササッと食べて、朝の7時15分にホテルをチェックアウト。さて徒歩で地鉄2号線の川沙駅へと向かいましょう……と言いたいところなのですが。
なんか起きてから体がとてもだるい。これは軽く風邪を引いてしまったようです。あー、イタリアで睡眠時間削り気味で歩き回った上に11時間のフライト＆時差で結構無理してたかなあ。

チェックアウトの際にタクシー呼んでもらって空港まで……なんてこともちらりと頭によぎりましたが、川沙からとはいえいくらかかるかわかったものじゃないしなあ。地下鉄駅までタクシーを……と思ったものの２０分くらいなら頑張って歩くかとてくてく歩いていると、三輪タクシー（トゥクトゥク？）に乗ったおじいさんがこちらを手招きしてくるではありませんか。

地鉄駅までで尋ねると、まあ払ってもいいかなと思えるお値段だったので、これ幸いと乗せてもらいました。相場通りだったのか、ちょっと高めだったのかわからないけれども、ともかくしんどかったのよ。
三輪タクシーにがたごと揺られて川沙駅に到着。乗せてもらえて本当に助かった。小雨降っていたしね。

あ～しんどいなあと思いつつ、地鉄２号線に乗車。

地上区間に出ると空港が近いです。飛んでいく飛行機が見える。

浦東空港駅に到着。

T１に到着です。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

行きの乗り継ぎのときも、こんなのの窓口ありましたね。

さて、それでは発券へ。上海浦東空港には何度も来ているので、地下鉄駅からカウンターに向かう道筋など慣れたもの。

航空券を発券。
上海浦東空港を朝9時に発つMU5129便に乗って、北京へと向かいます。
……そう、上海をベースにしている中国東方航空利用にも関わらず、北京経由なのです。東方航空便、上海・名古屋なんていっぱい飛んでるのに！　北京・名古屋便なんて1便しかないのに！

こんな旅程なのは当然のことながら安かったから。そりゃあ中国便・中国乗り継ぎ、そして飛び石連休とはいえ華のGWに欧州へのフライトですからね。値段を抑えればこんな経路にもなろうというもの。他に同価格帯で出てきたプランは煙台なんて聞いたことない空港に（どこかと思ったら山東半島で青島の近くらしい）深夜1時に到着なんて乗り継ぎ経路もあったので、上海に日中に着いて翌日乗り継ぎで帰宅というのは結構いい感じのルートだったんです。実際予約した際にはその分飛行機に乗れてラッキーくらいの気持ちだったし。ただ、まさか風邪ひくとはなあ……。
さてと、保安検査場へ向かいましょうか。いつもとは違って国内出発のエリアへ。

保安検査場を抜けたらまもなく8時半。時間的にはちょうどいい（というよりも余裕なしで時間きっかりな）感じでしょうか。

フリーwifiの端末があったので、パスポート差し込んでコード発行してネットにアクセス。

搭乗ゲートはここか。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

結構端の方ですね。

プライオリティパスを利用してラウンジに行きたいのですが、場所がよくわからないし出発時間まであと20分。しんどいし時間がないのでいいや。国内線のラウンジは大したことないってどこかで読んだし。

上海航空機が見えますね。もしかしてあれに乗るのかな。東方航空便でも上海航空機の運用があると聞いたことがあるし。

しばらくすると9時になって搭乗時刻となりました。いやまて、そもそも9時発の便だと今頃ドアクローズしてないといけないので遅れてるやん。

そもそも飛行機でこのくらいの遅れは許容範囲内。北京での乗り継ぎも大丈夫でしょう。

ゲートを通って下のフロアを異動して

飛行機へ。さっきガラス越しに見えていた上海航空機ではなく、普通の東方航空の機体でした。

ドアクローズしてプッシュバック。

機体はA321。北京・上海なんて中国の大動脈ですから本数は多いでしょうけれども、飛行機はこのサイズなんだな。伊丹・羽田便と比べたらどうなんだろう。

大空へと飛び立ちました。

写真ですと数枚程度ですが、そこは大空港の上海浦東。ドアクローズから離陸まで、実に40分ほどかかっています。

機体番号はB-8979だって。一眠り……

さて仮眠から覚めて、機内食は……落花生だけかよ。朝食出ないんですか？　え、11時は機内食出すには微妙な時間？　さよですか。

それから40分くらいお休みして、外を見てみると……

お～、なんか空港あるやん。

ちょうど空港の上で旋回して進む方角を変えました。

でかい空港ですけれど、飛行機の姿が見えないなあ。建設中？

旅行記を書くときに、GPSのログとこのターミナルビルの形をみて気づきました。これ、2019年に開港した北京大興国際空港やん。この頃は開港1年ちょっと前だったので、工事真っ最中だったことでしょう。
コロナがなければ去年の夏はここで乗り継ぎしていたはずだったんですけれどね。

さらにそのあと通ったこちらは……こちらはいったいなんの施設でしょうかね？

この頃には段々と高度を落としてきまして

着陸態勢に。

北京国際空港に着陸。

さすが中国の首都空港だけあって、飛行機の数が多いです。上海同様。

機内食無かったおかげで、よく寝れたフライトでした。

それでは降りましょう。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

北京の地に降り立ちました。

さすが中国の首都空港だけあって、広いですね。

2009年に初の海外旅行で訪れて以来の北京になります。
（https://4travel.jp/travelogue/11623422）

まあ、今回は空港から出ずに乗り継ぎだけなんだけれどね。さて、乗り継ぎは……

T３は離れたところにあってシャトルバスに乗らないといけないらしいんですが、今回の便はたしかT2だったかな。

国内線→国際線の乗り継ぎで、まずは一旦到着フロアに出るようです。

で、こっちですね。

あ、出発表示案内があったぞ。えーっと、名古屋行きは……これこれ。中国東方航空一日一本の北京発名古屋行きMU743だ。出発は15時50分、今は12時37分と。

あ、wifiパスワード発行機だ。ネットに繋ぐか。

国際空港らしく並ぶ世界の時計。

ちょっとこのあたりでなにか食べていこうかな？

とも思いましたが、普通にチェックインしてプライオリティパス利用してラウンジに行けばいいや。

時間早めなのもあってか、カウンターではそう並ぶこともなく発券、そのままスムーズに保安検査＆出国検査終了。

さてとT2の中はこんな感じみたいですね。最新のT３や北京大興空港と比べると古い感じは否めません（どっちも行ったことないけれども）。

プライオリティパス使えるエアチャイナのラウンジにやってきました。口コミのファーストクラスラウンジはT3のもののようですが、T2のこちらはエアチャイナプレミアムラウンジ。まあ、T2のファーストクラス利用者はこちらになるようですのでいいや、登録しておこう。

中國国際航空ファーストクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

そのラウンジの中はこちらになります。うーん、中国だからというよりも古い空港ターミナルだからだろうけれども、高級感は感じないよなあ。
二日前に使ったのがローマのPLAZAラウンジだったので余計に差を感じてしまいます。

まあ、プライオリティパス利用者の私が高級感なんて言える立場じゃあありません。風邪気味でだるい体を休めよう。やはり病気のときはちゃんと食べないと。

そういうわけでラウンジにて昼食。味は、普通にごちそうさまでした、というところでしょうか。めっちゃ美味しいとかではないけれども、普通においしくいただけました。アジアのご飯が懐かしいというのもあるかな。
あと風邪気味とか言いながら、ちゃっかりビール飲んでいます。

デザートたべてごちそうさまでした。

あー、マッサージ機がある。ここで体をほぐしていこう。あ～～～。

マッサージ機で体をほぐしたところで、そろそろラウンジからゲートに向かいますか。しかし、河内って書かれるとハノイじゃなくて河内国を想像するよね。河内国分駅とか河内山本駅とか（近鉄大阪線沿線住民感。

さて、ゲートはここか。バスだね。

もうすぐかな。列に並びます。

それでは搭乗開始。

半券切り取られてゲートを通ります。

バスに乗り込んで

出発。

NISSAN！

しかし、結構長い時間バスに揺られていますね。

荷物を運んでますね。なんか積み方雑そう。

さて、乗る飛行機はこちらかな。バス移動、7分かかりました。

バスから降りて

タラップで飛行機へ。

802番スポット。

それでは乗り込みます。いよいよこの旅最後のフライトです（体が重い、早く帰りたい）。

乗り込むの最初の方だと、窓側でもすぐに座れるので楽ですね。

席は安定の窓側。

では出発。

こちらの中国東方航空機はTOY STORYの特別塗装機

ああ、そっか。上海にディズニーランドできたもんな。機種はA330-300.

あっちへ向かい

こっちへ向かい

外国の空港でいろんな飛行機を見るのはなかなか楽しいもの。

ようやく滑走路に。
ここまでドアクローズから1時間かかったよ。やっぱり北京は大空港やったわ…。

それでは

ようやく離陸。

機内食を食べて

空を眺めて

ゆっくり休んで……

さあ暗くなりました＆いよいよ着陸ですよ。

到着～。1週間ぶりの日本です。

朝7時に上海の宿を出たけれども、セントレアに着いたら晩20時。今日も（時差の影響があった）昨日ほどではないけれどもあっという間でしたね。というか、北京の空港を離陸するのに1時間かかったのに、到着は15分しか遅れなかったんか。

いやあ、楽しかった～、と言いたいところですが。もう風邪で体がだるくてだるくて。

中部国際空港セントレア 空港

ラウンジでのビールなんてどうでもいいからとっととミュースカイで帰ろう……と思ったんですけれども、ちょうどこの時間のミュースカイが岐阜行きじゃなくてね……。

第2プレミアムラウンジ セントレア 空港ラウンジ

とうせ同じ時間ならと10分だけラウンジ寄ってビールの一杯程度は頂いてきました。

そのあとは名鉄特急で帰るのみ。今から思えば、指定席車ついているので300円払ってゆっくりリクライニングシート倒して帰ればいいのにとも思うけれども、結局普通席に乗っちゃう。

中部国際空港駅 駅

1時間名鉄電車に揺られて名鉄岐阜に到着。そこから東海道線にて帰宅したのでした。

名鉄岐阜駅 駅

なお、こちらは会社にて配るばらまき土産。ほかに自分用にパスタとか買ったかなあ。お土産の購入が下手なのは相変わらずです。
余談ですが、翌日からの一週間、明らかに体調崩しておりしんどかったのですが、根性で休まずに出社しました（褒められたことじゃないですけど）。やはり旅行の後は出社まで1日くらい余裕が欲しいという気持ちと、そんなの日程に当てたい！という思いと。難しいものですね。

途中中断をはさみつつ長くなった旅行記ですが、ご覧頂きましてありがとうございました。