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5月から6月にかけて四国へ歩き遍路にでかけました。<br />3年ぶり5回目の歩き遍路旅。完全歩きは過去にやっているので、今回はバスや鉄道にも乗って時間短縮(それでも9割は歩きましたけど)。37日間の歩き旅です。<br />今回は旅行記というよりはお遍路で起こったトピックスやこれから歩き遍路をしてみたいという方への参考情報を中心に書きたいと思います。<br />

四国八十八ヶ所&別格二十ヶ所を歩く2018/11意外と疲れる香川の札所、結願

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2018/06/07 - 2018/06/10

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旅行記グループ 四国遍路2018

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walkingman

walkingmanさん

5月から6月にかけて四国へ歩き遍路にでかけました。
3年ぶり5回目の歩き遍路旅。完全歩きは過去にやっているので、今回はバスや鉄道にも乗って時間短縮(それでも9割は歩きましたけど)。37日間の歩き旅です。
今回は旅行記というよりはお遍路で起こったトピックスやこれから歩き遍路をしてみたいという方への参考情報を中心に書きたいと思います。

同行者
一人旅
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 国分寺のあと、五色台の山にのぼります。上るといっても標高は400m程度。その五色台には白峰寺と根香寺の二つの札所があります。どちらの好きな寺。天気も良く、気持ちのいい参拝ができました。

    国分寺のあと、五色台の山にのぼります。上るといっても標高は400m程度。その五色台には白峰寺と根香寺の二つの札所があります。どちらの好きな寺。天気も良く、気持ちのいい参拝ができました。

  • それほど高くはないとはいえ山は山。それなりに息はあがります。

    それほど高くはないとはいえ山は山。それなりに息はあがります。

  • 標高380mまで上がると車道になります。ここからしばらくはアスファルト道を進みます。

    標高380mまで上がると車道になります。ここからしばらくはアスファルト道を進みます。

  • 20分ほどすすむと金網。左側が自衛隊の駐屯地。どうやって貼ったのか、金網の奥に道標のステッカー。

    20分ほどすすむと金網。左側が自衛隊の駐屯地。どうやって貼ったのか、金網の奥に道標のステッカー。

  • 角度をかえて撮るとこんな感じ。矢印が金網の中に貼ってあるってことは金網沿いにこの細い道を歩けって指示だと解釈しました。遍路地図でもこのあたりから車道を離れて地道を300mほど歩くことになっています。<br />以前にここを歩いた時は、この道に気がつかなくて道なりに車道を歩きました。<br />今回はこの細道を進みました。でも、これは間違いでした。

    角度をかえて撮るとこんな感じ。矢印が金網の中に貼ってあるってことは金網沿いにこの細い道を歩けって指示だと解釈しました。遍路地図でもこのあたりから車道を離れて地道を300mほど歩くことになっています。
    以前にここを歩いた時は、この道に気がつかなくて道なりに車道を歩きました。
    今回はこの細道を進みました。でも、これは間違いでした。

  • 少し進むと金網がなくなりました。もしかして、自衛隊の敷地内に入ってしまったのかもと少々不安。というのも、自衛隊の演習をやっているらしく、パンパンと銃声が聞こえてくるのです。<br />でも、もう少し進むと草に埋もれるように小さなお地蔵さんがありました。お地蔵さんがあるということは遍路道に間違いと、また自衛隊敷地説を否定します。

    少し進むと金網がなくなりました。もしかして、自衛隊の敷地内に入ってしまったのかもと少々不安。というのも、自衛隊の演習をやっているらしく、パンパンと銃声が聞こえてくるのです。
    でも、もう少し進むと草に埋もれるように小さなお地蔵さんがありました。お地蔵さんがあるということは遍路道に間違いと、また自衛隊敷地説を否定します。

  • こんな感じで道のような筋が続きます。<br />進んだ先に、電話ボックスのような小屋があって、そのそばに人がいました。そして声をかけられる。<br />「どこから入られました。ここは自衛隊の演習地ですけど」<br /><br />その後、その自衛隊員が本部へ無線で連絡をとる。<br />「民間人一名発見。お遍路さんが迷い込んだようです。一時中止してください」。<br />やがて銃声が止む。玉は実弾だそうです。当たらなくて良かったです。<br /><br />早く演習地からでなくてはと思うが、ここまで歩いてきた500m程の間に抜け道はなかった。引き返すしかないみたい。小屋の右側に出られればいいのだけれど、その付近には金網が張ってあるのです。<br />でもよく見たら、その金網の切れ間に遍路道を示す矢印があった。金網の反対側、どうやら道らしき場所を通って敷地外にでた。もう少し進むと一般道になっていて、その先、また道標がありました。<br /><br />どうやら今歩いてきた道は遍路ルートとして地図にも掲載されている道だけど、今は自衛隊の敷地内で、通ってはいけない道みたいです。それなら、あの分岐点にあった、金網の内側のステッカーをはがしてくれたらいいのに。<br /><br />このあたり、写真に撮っとけばよかったけど、なにしろ演習を中断させているので申し訳なくて、余裕がなかったです。

    こんな感じで道のような筋が続きます。
    進んだ先に、電話ボックスのような小屋があって、そのそばに人がいました。そして声をかけられる。
    「どこから入られました。ここは自衛隊の演習地ですけど」

    その後、その自衛隊員が本部へ無線で連絡をとる。
    「民間人一名発見。お遍路さんが迷い込んだようです。一時中止してください」。
    やがて銃声が止む。玉は実弾だそうです。当たらなくて良かったです。

    早く演習地からでなくてはと思うが、ここまで歩いてきた500m程の間に抜け道はなかった。引き返すしかないみたい。小屋の右側に出られればいいのだけれど、その付近には金網が張ってあるのです。
    でもよく見たら、その金網の切れ間に遍路道を示す矢印があった。金網の反対側、どうやら道らしき場所を通って敷地外にでた。もう少し進むと一般道になっていて、その先、また道標がありました。

    どうやら今歩いてきた道は遍路ルートとして地図にも掲載されている道だけど、今は自衛隊の敷地内で、通ってはいけない道みたいです。それなら、あの分岐点にあった、金網の内側のステッカーをはがしてくれたらいいのに。

    このあたり、写真に撮っとけばよかったけど、なにしろ演習を中断させているので申し訳なくて、余裕がなかったです。

  • 81番札所白峰寺。ここは好きな寺。<br />緑豊かな土地に伽藍が点在するように配置されています。高低差があるけれど、そう大きいわけでもなく、変化があっていい。境内の広さ、伽藍の大きさ、木々の本数、どれもがバランスがいいって感じです。

    81番札所白峰寺。ここは好きな寺。
    緑豊かな土地に伽藍が点在するように配置されています。高低差があるけれど、そう大きいわけでもなく、変化があっていい。境内の広さ、伽藍の大きさ、木々の本数、どれもがバランスがいいって感じです。

  • 白峰寺から82番根香寺へ。この区間はとてもいい道。<br />落ち葉が積もって、天気が続くと乾燥した木の葉がカサカサと軽くて、心まで軽くなるよう。適度なアップダウン。<br />四国遍路でベスト3にはいる道です。

    白峰寺から82番根香寺へ。この区間はとてもいい道。
    落ち葉が積もって、天気が続くと乾燥した木の葉がカサカサと軽くて、心まで軽くなるよう。適度なアップダウン。
    四国遍路でベスト3にはいる道です。

  • 82番根香寺。ここも好きな寺。四国88ヶ所でベスト3を選ぶとしたら、必ず入れる寺です。<br />何回かお遍路をしていると、いいなあと印象をもつ寺もその時々で違ったりするのですが、何巡しても根香寺はいいなあと思います。<br />根香寺のシンボルはこの牛鬼の像。山門の脇にいます。

    82番根香寺。ここも好きな寺。四国88ヶ所でベスト3を選ぶとしたら、必ず入れる寺です。
    何回かお遍路をしていると、いいなあと印象をもつ寺もその時々で違ったりするのですが、何巡しても根香寺はいいなあと思います。
    根香寺のシンボルはこの牛鬼の像。山門の脇にいます。

  • 山門をくぐると石段が谷状になっている。いったん下ってからまた上ぼる構造は珍しいと思います。<br />石段を中心に左右からモミジがかぶさってくるよう。秋遍路で見た紅モミジはすばらしかったけど、この青モミジの光景も素敵。

    山門をくぐると石段が谷状になっている。いったん下ってからまた上ぼる構造は珍しいと思います。
    石段を中心に左右からモミジがかぶさってくるよう。秋遍路で見た紅モミジはすばらしかったけど、この青モミジの光景も素敵。

  • 本堂はこんな感じ。

    本堂はこんな感じ。

  • 根香寺から別格19番香西寺へ。<br /><br />高台から瀬戸内の海と島が見えました。紫陽花の先にビワの木畑。実のひとつひとつに袋がかけてある。手作業だろうから手間がかかるだろうに。ビワは皮が柔らかくて傷つきやすいので商売品にするには気をつかうそうです。<br />

    根香寺から別格19番香西寺へ。

    高台から瀬戸内の海と島が見えました。紫陽花の先にビワの木畑。実のひとつひとつに袋がかけてある。手作業だろうから手間がかかるだろうに。ビワは皮が柔らかくて傷つきやすいので商売品にするには気をつかうそうです。

  • 83番一宮寺。<br /><br />お守りやお遍路グッズをそろえる寺は多いけれど、こちらではうどんも売っていました。食品というのは珍しい。香川県らしくうどんで勝負。<br />胡麻と護摩をかけたアイデア商品。歩き遍路じゃなきゃ、買ったのに。

    83番一宮寺。

    お守りやお遍路グッズをそろえる寺は多いけれど、こちらではうどんも売っていました。食品というのは珍しい。香川県らしくうどんで勝負。
    胡麻と護摩をかけたアイデア商品。歩き遍路じゃなきゃ、買ったのに。

  • 昼食。香川県はうどん屋がホントに多い。ここは有名店ではないけれど、地元の人が並んでたので間違いないと思った店。観光客でなく、地元民というのがポイント。<br />麺は適度なコシでおいしゅうございました。トッピングに豆の天ぷら。これも地元ならではのタネ。甘い金時豆をかき揚げのように繋げて揚げてました。甘いのだけど、違和感なし

    昼食。香川県はうどん屋がホントに多い。ここは有名店ではないけれど、地元の人が並んでたので間違いないと思った店。観光客でなく、地元民というのがポイント。
    麺は適度なコシでおいしゅうございました。トッピングに豆の天ぷら。これも地元ならではのタネ。甘い金時豆をかき揚げのように繋げて揚げてました。甘いのだけど、違和感なし

  • 84番札所屋島寺。<br /><br />標高280m。この山の上りはきつい。敷石で整備されていて地元の人の散歩コースなんだけど、角度がある九十九折れの道。山門に着く頃には息があがってます。

    84番札所屋島寺。

    標高280m。この山の上りはきつい。敷石で整備されていて地元の人の散歩コースなんだけど、角度がある九十九折れの道。山門に着く頃には息があがってます。

  • 屋島寺からのながめ。八栗寺のある五剣山が見えます。これから海際までおりて、また上り、あの山の中腹にある八栗寺まで歩きます。<br />香川県は地図で見ると讃岐平野が広がって平らな印象を受けるけれど、お遍路では弥谷寺、出釈迦寺、五色台、屋島寺、八栗寺と、上って下りてを繰り返します。

    屋島寺からのながめ。八栗寺のある五剣山が見えます。これから海際までおりて、また上り、あの山の中腹にある八栗寺まで歩きます。
    香川県は地図で見ると讃岐平野が広がって平らな印象を受けるけれど、お遍路では弥谷寺、出釈迦寺、五色台、屋島寺、八栗寺と、上って下りてを繰り返します。

  • 屋島寺からの下り。注意をうながす張り紙がありました。<br />ここの下りはちょっと危険。注意が必要です。道が崩れそうな区間があり、また足場に段差の大きいところもある。リスクを避けたい人は、最初に上がってきた道に戻り、ここは回避しましょう。<br />この日は雨上がりで土が滑って、結構やばかったです。

    屋島寺からの下り。注意をうながす張り紙がありました。
    ここの下りはちょっと危険。注意が必要です。道が崩れそうな区間があり、また足場に段差の大きいところもある。リスクを避けたい人は、最初に上がってきた道に戻り、ここは回避しましょう。
    この日は雨上がりで土が滑って、結構やばかったです。

  • 屋島から海抜0mまで下りたら、今度は八栗寺へ上ります。<br />鳥居の先、この道がまたきつい坂。まっ縦。舗装してあるから危なくはないけど、角度は急です。

    屋島から海抜0mまで下りたら、今度は八栗寺へ上ります。
    鳥居の先、この道がまたきつい坂。まっ縦。舗装してあるから危なくはないけど、角度は急です。

  • すぐ横をケーブルカーが走ってます。写真だとゆるやかに見えるけど、そんなことはありません。

    すぐ横をケーブルカーが走ってます。写真だとゆるやかに見えるけど、そんなことはありません。

  • 85番八栗寺。ここも好き。<br />こちらは神社のような“ハレ”の雰囲気がありますね。

    85番八栗寺。ここも好き。
    こちらは神社のような“ハレ”の雰囲気がありますね。

  • 八栗寺を下ります。<br />斜度21%って、なかなか見ない標識です。上りも同じくらいの勾配でしたが、下りもエッジがたってますね。体が勝手に落ちていくように足がでます。でも調子に乗ると膝をやられます。

    八栗寺を下ります。
    斜度21%って、なかなか見ない標識です。上りも同じくらいの勾配でしたが、下りもエッジがたってますね。体が勝手に落ちていくように足がでます。でも調子に乗ると膝をやられます。

  • 八栗寺から下りたら、志度寺、長尾寺は平坦な道なので楽に進めます。<br /><br />途中、麦畑も広がっていました。6月は収穫の終わり時期、刈り取り済みの畑も目立ちました。農家の方に聞いたら、このあと水を引き入れて、米の栽培をするのだそうです。

    八栗寺から下りたら、志度寺、長尾寺は平坦な道なので楽に進めます。

    途中、麦畑も広がっていました。6月は収穫の終わり時期、刈り取り済みの畑も目立ちました。農家の方に聞いたら、このあと水を引き入れて、米の栽培をするのだそうです。

  • 残すは本札所の最後、88番大窪寺と別格の最後、20番大滝寺。どちらを先に参るか悩みどころですが、今回は大窪寺を先にしました。<br /><br /><br />長尾寺から大窪寺へ。その途中にある前山お遍路交流サロンに寄ります。ここには昔のお遍路さんの納経帳や衣装など、様々な展示品があります。また、無料で休憩できるので、ありがたい場所です。<br />歩き遍路にはお遍路大使任命書なる、結願(歩き遍路達成)証明書を書いていただけます。正確にはまだ結願していないけど、あと少しで大窪寺なので、見切り発車でもらえます。

    残すは本札所の最後、88番大窪寺と別格の最後、20番大滝寺。どちらを先に参るか悩みどころですが、今回は大窪寺を先にしました。


    長尾寺から大窪寺へ。その途中にある前山お遍路交流サロンに寄ります。ここには昔のお遍路さんの納経帳や衣装など、様々な展示品があります。また、無料で休憩できるので、ありがたい場所です。
    歩き遍路にはお遍路大使任命書なる、結願(歩き遍路達成)証明書を書いていただけます。正確にはまだ結願していないけど、あと少しで大窪寺なので、見切り発車でもらえます。

  • お遍路交流サロンからはルートが3つあります。多和小学校ルート、多和神社ルート、来栖神社ルート。<br />後者の二つは難所である女体山をこえなければなりません。多和小学校ルートはいちばん距離がありますが、実は最も早く歩けるルートです。<br /><br />今回は来栖神社ルートを歩きました。お遍路交流サロンを出て少し歩くと細流沿いの静かな道になります。

    お遍路交流サロンからはルートが3つあります。多和小学校ルート、多和神社ルート、来栖神社ルート。
    後者の二つは難所である女体山をこえなければなりません。多和小学校ルートはいちばん距離がありますが、実は最も早く歩けるルートです。

    今回は来栖神社ルートを歩きました。お遍路交流サロンを出て少し歩くと細流沿いの静かな道になります。

  • なんと、猪に遭遇。<br />時刻は12時30分。猪は基本は夜行性なので出くわすことがないので、ドキッとしました。さいわい、こちらに気づいて逃げてくれたので助かりましたが、突進してこられたらと思うと、怖いですね。猪も慌てて逃げたので、ピントがボケボケです。<br /><br />高知の室戸海岸では野生の猿にも遭遇しました。野生動物が人の住む場所に出没してニュースになりますが、歩き旅でも注意がいりますね。特に申はお菓子とか持っていると飛びかかってくるので油断できません。

    なんと、猪に遭遇。
    時刻は12時30分。猪は基本は夜行性なので出くわすことがないので、ドキッとしました。さいわい、こちらに気づいて逃げてくれたので助かりましたが、突進してこられたらと思うと、怖いですね。猪も慌てて逃げたので、ピントがボケボケです。

    高知の室戸海岸では野生の猿にも遭遇しました。野生動物が人の住む場所に出没してニュースになりますが、歩き旅でも注意がいりますね。特に申はお菓子とか持っていると飛びかかってくるので油断できません。

  • しだいに道が厳しくなります。

    しだいに道が厳しくなります。

  • 写真ではイマイチ伝わりませんが、ここは険しい岩場。本格的な山登りの様相。バックパックの重さで振られるから、手も使って登ります。<br />距離はともかく、険しさだけでいったら、お遍路ルートで一番の難所です。

    写真ではイマイチ伝わりませんが、ここは険しい岩場。本格的な山登りの様相。バックパックの重さで振られるから、手も使って登ります。
    距離はともかく、険しさだけでいったら、お遍路ルートで一番の難所です。

  • こんなふうに手すりが打ち込んでるところも。それだけ厳しいってことです。<br />自信のない人は女体山越えはやめて多和小学校ルートを選択するのが賢明です。

    こんなふうに手すりが打ち込んでるところも。それだけ厳しいってことです。
    自信のない人は女体山越えはやめて多和小学校ルートを選択するのが賢明です。

  • 女体山頂上からのながめ。<br /><br /><br />ここからはどんどん下り。階段道ですが、所々段差が大きい。女体山を上がってくるのに足を使っているので、既に筋肉がこわばっています。階段を下りるたびに膝がガクガクしました。

    女体山頂上からのながめ。


    ここからはどんどん下り。階段道ですが、所々段差が大きい。女体山を上がってくるのに足を使っているので、既に筋肉がこわばっています。階段を下りるたびに膝がガクガクしました。

  • 88番札所大窪寺。多くのお遍路さんにとって、ここが結願の寺。

    88番札所大窪寺。多くのお遍路さんにとって、ここが結願の寺。

  • 翌日、大窪寺そばの宿から大滝寺へ。<br />これが遠い。すべて舗装路なので難しくはないのですが、とにかく長い。遍路地図には夏子ダムから山道を通るルートが記載されていましが、宿の方が、今、あそこは通れないと言っておられました。<br />今回は往路に県道106号線、復路に六甲天満現林道を使いました。

    翌日、大窪寺そばの宿から大滝寺へ。
    これが遠い。すべて舗装路なので難しくはないのですが、とにかく長い。遍路地図には夏子ダムから山道を通るルートが記載されていましが、宿の方が、今、あそこは通れないと言っておられました。
    今回は往路に県道106号線、復路に六甲天満現林道を使いました。

  • 別格20番札所大滝寺。<br />今回の百八ヶ所参りの結願の寺になりました。

    別格20番札所大滝寺。
    今回の百八ヶ所参りの結願の寺になりました。

  • 大滝寺から塩江まで下ります。<br /><br />塩江からはバスで高松に出られます。1-2時間に1本なので、まあ便利です。<br />その後、高松でちょっとだけ土産を買って、家に帰りました。

    大滝寺から塩江まで下ります。

    塩江からはバスで高松に出られます。1-2時間に1本なので、まあ便利です。
    その後、高松でちょっとだけ土産を買って、家に帰りました。

  • (ご参考)<br />○80番国分寺→81番白峰寺 6.5km。前半の上りきつい★。<br />□白峰寺、好き★。<br />○白峰寺→82番根香寺 5km。適度な起伏の地道。ハイキングにも適。好き★★★。<br />□根香寺、好き★★★。<br />●根香寺→83番一宮寺 12km。五色台下ればあとは平坦。途中から川沿いルートと市街地ルートに分かれるがどちらも平坦。<br />○一宮寺→84番屋島寺 14km。複数ルートがあるが、琴電潟元駅まではどのルートも平坦。潟元駅からは急な上りの舗装路。きつい★★。<br />○屋島寺→85番八栗寺 5.5km。出だしは地道の急坂。注意☆。特に雨の日は滑りやすい。遠回りだが潟元駅方面に下りたほうが安全。八栗寺の上り、舗装路だがまっ縦、きつい★★。<br />○八栗寺→86番志度寺 6.5km。最初の下りは急。舗装路。あとは平坦。<br />○志度寺→87番長尾寺 7km。問題なし。<br />○長尾寺→前山お遍路交流サロン 5.5km。問題なし。<br />○お遍路交流サロン→88番大窪寺は3ルート。①多和小学校ルート 10km。前半にきつい坂★あるが、最も歩きやすいルート。距離はあるが最も速い。 ②多和神社ルート 7km。女体山険しい。きつい★★★。山道好きならこの道。雨なら避けるのが無難。 ③来栖神社ルート 7km。女体山の前に軽めだが峠があり最もきつい★★★。 <br /><br />[別格ルート]<br />●根香寺→別19番香西寺 4.5km。前半ずっと下り。その後平坦。<br />●香西寺→83番一宮寺 9km。平坦。<br /><br />●88番大窪寺→別20番大滝寺 24km。落合ルート。坂だが車が走れる斜度で、地図から感じる印象と違い、身構える必要なし。夏子ダムルートは通行可能か事前に確認のこと。<br />●大滝寺→塩江温泉 12km。下りの舗装路。<br />※長尾寺→大滝寺→大窪寺というルート選択も可。<br /><br />[オプション・お礼参り]<br />●大窪寺→1番霊山寺 3ルートあるが犬墓から10番切幡寺方面に抜けるルートが最も起伏が少ない。どのルートも40km弱あるので、どこに泊まるかでルートを決めるのがいいと思う。<br /><br />●大窪寺→高野山 大窪寺からコミュニティバスで高速志度。高速バスで大阪難波、難波から南海電車で高野山。コミュニティバスは極端に本数が少ないので時刻表注意。高速バス、大阪難波行の時間が悪ければ大阪梅田行に乗ってしまう。梅田から難波は地下鉄で10分強。<br /><br />●霊山寺→高野山 JRで坂東駅から徳島駅。路線バスで徳島港。南海フェリーで和歌山港。南海電車で大阪経由で高野山。フェリー乗船日に南海電車に乗れば実質無料になるお得切符がある。和歌山港からJR和歌山→橋本→南海で高野山というルートもとれるが、列車の乗り継ぎ等案外時間がかかる。遠回りに思うが南海電車で大阪経由が時間、コストなど総合的に考えたらいいと思う。

    (ご参考)
    ○80番国分寺→81番白峰寺 6.5km。前半の上りきつい★。
    □白峰寺、好き★。
    ○白峰寺→82番根香寺 5km。適度な起伏の地道。ハイキングにも適。好き★★★。
    □根香寺、好き★★★。
    ●根香寺→83番一宮寺 12km。五色台下ればあとは平坦。途中から川沿いルートと市街地ルートに分かれるがどちらも平坦。
    ○一宮寺→84番屋島寺 14km。複数ルートがあるが、琴電潟元駅まではどのルートも平坦。潟元駅からは急な上りの舗装路。きつい★★。
    ○屋島寺→85番八栗寺 5.5km。出だしは地道の急坂。注意☆。特に雨の日は滑りやすい。遠回りだが潟元駅方面に下りたほうが安全。八栗寺の上り、舗装路だがまっ縦、きつい★★。
    ○八栗寺→86番志度寺 6.5km。最初の下りは急。舗装路。あとは平坦。
    ○志度寺→87番長尾寺 7km。問題なし。
    ○長尾寺→前山お遍路交流サロン 5.5km。問題なし。
    ○お遍路交流サロン→88番大窪寺は3ルート。①多和小学校ルート 10km。前半にきつい坂★あるが、最も歩きやすいルート。距離はあるが最も速い。 ②多和神社ルート 7km。女体山険しい。きつい★★★。山道好きならこの道。雨なら避けるのが無難。 ③来栖神社ルート 7km。女体山の前に軽めだが峠があり最もきつい★★★。 

    [別格ルート]
    ●根香寺→別19番香西寺 4.5km。前半ずっと下り。その後平坦。
    ●香西寺→83番一宮寺 9km。平坦。

    ●88番大窪寺→別20番大滝寺 24km。落合ルート。坂だが車が走れる斜度で、地図から感じる印象と違い、身構える必要なし。夏子ダムルートは通行可能か事前に確認のこと。
    ●大滝寺→塩江温泉 12km。下りの舗装路。
    ※長尾寺→大滝寺→大窪寺というルート選択も可。

    [オプション・お礼参り]
    ●大窪寺→1番霊山寺 3ルートあるが犬墓から10番切幡寺方面に抜けるルートが最も起伏が少ない。どのルートも40km弱あるので、どこに泊まるかでルートを決めるのがいいと思う。

    ●大窪寺→高野山 大窪寺からコミュニティバスで高速志度。高速バスで大阪難波、難波から南海電車で高野山。コミュニティバスは極端に本数が少ないので時刻表注意。高速バス、大阪難波行の時間が悪ければ大阪梅田行に乗ってしまう。梅田から難波は地下鉄で10分強。

    ●霊山寺→高野山 JRで坂東駅から徳島駅。路線バスで徳島港。南海フェリーで和歌山港。南海電車で大阪経由で高野山。フェリー乗船日に南海電車に乗れば実質無料になるお得切符がある。和歌山港からJR和歌山→橋本→南海で高野山というルートもとれるが、列車の乗り継ぎ等案外時間がかかる。遠回りに思うが南海電車で大阪経由が時間、コストなど総合的に考えたらいいと思う。

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四国遍路2018

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