2017/09/06 - 2017/09/07
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blumentalさん
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観光8日目最終日はミュンヘンから欲張って、ミッテンヴァルトとチロルの3つの町を回ってきました。最後は少しだけミュンヘンの街歩きをして今回の旅の締めくくりとします。
夏に夫婦で行く海外旅行で何回もドイツ訪問していながら、まだノイシュヴァンシュタイン城を見ていないと女房が言うもんですから、オーストリアとバイエルンをセットにして計画したのが今回の旅行です。利用したのはドイツ&オーストリアユーレイルセレクトパス(2等4日セーバー2名)。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
8月29日(火) 10:45関空~14:55ヘルシンキ17:10~18:35ウィーン着(ウィーン泊)
8月30日(水) グラーツ(ウィーン泊)
8月31日(木) メルク、デュルンシュタイン、クレムス、ザンクト・ペルテン(ウィーン泊)
9月01日(金) ウィーン(ウィーン泊)
9月02日(土) パッサウ、レーゲンスブルク(レーゲンスブルク泊)
9月03日(日) フュッセン(フュッセン泊)
9月04日(月) ホーエンシュヴァンガウ、シュヴァンガウ(フュッセン泊)
9月05日(火) ランツフート(ミュンヘン泊)
9月06日(水) ミッテンヴァルト、ゼーフェルト、ハル、シュヴァーツ、
★ ミュンヘン(ミュンヘン泊)
9月07日(木) 12:10ミュンヘン~15:35ヘルシンキ17:25~(機内泊)
9月08日(金) 8:55関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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16:25ミュンヘン中央駅着。本日ミッテンヴァルトとチロルの3つの街を見てミュンヘンに戻って来ました。
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今回ミュンヘンに宿泊していながら、まだ市街を動いていません。何度か歩いたミュンヘンですが、やはり旅のしめくくりに少しだけ市街散策に。
(ミュンヘン2013)https://4travel.jp/travelogue/11452841 -
中央駅からS-bahnでマリエン広場Marienplatzに来ました。
やはりミュンヘンならまずはここ。新市庁舎Neues Rathaus前はすごい人だかり。何よりも驚いたのは青空だったこと。今朝、国境付近は雨で、チロル地方もずっと曇りでした。どれだけ青空を願ったことか。 -
マリエン広場から少し離れますが、ゼンドリンガー通りSendlinger Str.を通ってアザム教会Asamkircheへ。ほんと、間口の狭い教会です。
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1733-46年にアザム兄弟が私財で建てたプライベートな教会です。正式名は聖ヨハン・ネポムク教会St. Johann-Nepomuk Kircheですが、建築者の名前で呼ばれています。
今回レーゲンスブルクで聖エメラム教会をみてアザム兄弟を思い出しました。ここは17:30に閉まるので1番に寄ったわけです。 -
内部は何度見ても驚きます。
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豪華絢爛。これでもかというくらい、バロック装飾が詰め込まれています。
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天井もすばらしい。ネポムクの聖ヨハネの生涯が描かれています。
でもこれだけ賑やかな装飾の下で、来訪者は穏やかな気持ちで拝めるのでしょうか。 -
側面も見事です。真上を見上げるのではなく、もう少し離れた所から見たいのですが、間口が狭く横幅があまりないので無理です。
圧迫感が大きく、落ち着かない気分にさせられる教会です。 -
再びアザム教会の正面。
教会の左側がアザムの家Asamhaus。16世紀の建築ですが、アザム兄弟が買い取って住居とし、ファサードをバロック様式に改修しました(1733-34年)。右側は司祭の家Priesterhausです。 -
再びマリエン広場に戻ります。皮肉にもどんどん青空に。あ~もったいない、なぜ半日早くこんな天気にならなかったのか。
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ノイハウザー通りNeuhauser Str.を西に。通りも店も人でいっぱい、活気に溢れています。
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修復中のフラウエン教会を横目に見て。。。
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こんなお兄さんも横目に見て。。。
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イチオシ
ミヒャエル教会Michaelskircheへ。
ミュンヘンを訪れるたびに必ず一度は訪れる場所です。 -
ファサードには歴代ローマ皇帝や聖人の像が並んでいます。
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入り口の天使ミヒャエルの像。
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ルネサンス様式の教会です。中は広い空間。
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天井の装飾も豪華で品があります。
バイエルン公ヴィルヘルム5世(在位1579-97)が反宗教改革の一環として建立させたイエズス会の教会(1583-97年建設)ですが、これによって財政は大いに傾きました。 -
とても大きな中央祭壇。
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祭壇画は「悪魔と戦う聖ミヒャエル」(1587年作)。
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拝廊側のパイプオルガン。
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パイプオルガンの下にも聖ミヒャエル。
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再びノイハウザー通りを東に、マリエン広場に戻ります。
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広場にパトカーが停まっていました。何があったのか.....でも、お巡りさんが談笑しているんで解決したんでしょうね。それともこれから飲みに行く相談か。
ドイツのお巡りさんはとてもかっこいいようで、女房に度々写真を撮らされます(でも、お巡りさんにカメラを向けるには勇気がいるんですよ)。 -
マリエン広場の東側には旧市庁舎Altes Rathaus。
元は1470-75年の建築でしたが、大戦で破壊され1975年に再建されました。見た目、こちらの方が「新」市庁舎のように見えてしまいます。 -
広場の南側にペーター教会Peterskirche。
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撮りにくい教会です。尖塔の高さは91m。昨年この塔に上りました。
(ミュンヘン2016)https://4travel.jp/travelogue/11715503 -
12世紀末に奉献されたミュンヘンで最も古い教会ですが、そんなに古さは感じません。1945年の空襲で大部分は破壊され、戦後再建されました。
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内陣です。バロック様式の主祭壇は1730-34年作。
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拝廊側のパイプオルガン(2003年作)。
この後、マリエンプラッツ駅からS-bahnに乗りました。 -
中央駅を通り越して一つ西側のHackerbrücke駅で下車。我々のホテルは、中央駅とこの駅の中間くらいです。駅北側のこのビルはショッピングモールになっており、下は中央バスターミナルになっています。ここにあるスーパーマーケットで買い物をします。
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買い物も終わり19:30、跨線橋Hackerbrückeを渡ってホテルのある南側に戻ります。ここを通るたびに、橋の欄干に腰かけて黄昏ている若者の風景を見かけます。
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夕食は、昨晩と同じホテル近くのレストランで。
本日はいつも以上に動きまわり、旅行最終日を締めくくれたようです。昨日の失敗を充分取り戻せた満足感もありますが、これで帰国となると非常に寂しい思いがします。とにかく打ち上げの乾杯です。 -
翌朝、とうとう帰国日です。ホテルの朝食後、いくらか時間があったので朝の散歩。ホテルから見える教会が気になっていました。今まで訪れたことのない教会です。オクトーバーフェスト会場の近くです。
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聖パウル教会St. Paul Kirche。もちろん閉まっていました。いつか来るでしょう。
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ここが我々のホテルPension Margit、3度目の利用となりました。チェックアウトして中央駅へ。
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8:59ミュンヘン発のS-bahn (S8)で空港駅へ。
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9:40ミュンヘン空港駅Flughafen Münchenに到着。
12:10ミュンヘン発のフィンエアーで15:35ヘルシンキ着。 -
ヘルシンキで乗り換え。17:25発のフィンエアーで翌日8:55関空到着。無事帰国。楽しかった旅はこれでおしまい、次の夏までがとても長いです。
今回の旅行記をまとめると、
1. グラーツ https://4travel.jp/travelogue/11370006
2. メルク https://4travel.jp/travelogue/11370023
3. デュルンシュタイン https://4travel.jp/travelogue/11370287
4. クレムス https://4travel.jp/travelogue/11371371
5. ザンクト・ペルテン https://4travel.jp/travelogue/11371378
6. ウィーン https://4travel.jp/travelogue/11372769
7. パッサウ https://4travel.jp/travelogue/11373275
8. レーゲンスブルク https://4travel.jp/travelogue/11373276
9. フュッセン https://4travel.jp/travelogue/11376175
10. ホーエンシュヴァンガウ https://4travel.jp/travelogue/11377446
11. ランツフート https://4travel.jp/travelogue/11379133
12. ミッテンヴァルト https://4travel.jp/travelogue/11381784
13. ゼーフェルト https://4travel.jp/travelogue/11382576
14. ハル https://4travel.jp/travelogue/11382872
15. シュヴァーツ https://4travel.jp/travelogue/11383384
16. ミュンヘン 本稿
となります。今回の旅には木組みの街並みがなかったのが残念。
来年はボーデン湖あたりかな?
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