パッサウ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 3日目間のウィーン滞在を終え、今日からドイツに移動です。最初の目的地は国境の街パッサウ、ドナウ川沿いの街です。残念ながら今日も天気は良くありません。<br /> パッサウは3つの川の合流地点の街。やはり見所はシュテファン大聖堂のバロック装飾とパイプオルガンでしょうか。小雨の中の散策となりましたが、大聖堂でオルガンコンサートを聞くことができました。<br /> 毎年夏に夫婦でドイツに行っていながら、まだノイシュヴァンシュタイン城を見ていないと女房が言うもんですから、今回はオーストリアとセットにして計画しました。準備したのはドイツ&オーストリアユーレイルセレクトパス(2等4日セーバー2名)。<br /> <br />旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。<br /> 8月29日(火) 10:45関空~14:55ヘルシンキ17:10~18:35ウィーン着(ウィーン泊)<br /> 8月30日(水) グラーツ(ウィーン泊)<br /> 8月31日(木) メルク、デュルンシュタイン、クレムス、ザンクト・ペルテン(ウィーン泊)<br /> 9月01日(金) ウィーン(ウィーン泊)<br />★9月02日(土) パッサウ、<br />        レーゲンスブルク(レーゲンスブルク泊)<br /> 9月03日(日) フュッセン(フュッセン泊) <br /> 9月04日(月) シュヴァンガウ(フュッセン泊)<br /> 9月05日(火) ランツフート(ミュンヘン泊)<br /> 9月06日(水) ミッテンバルド、ゼーフェルト、ハル、シュヴァーツ(ミュンヘン泊)<br /> 9月07日(木) 12:10ミュンヘン~15:35ヘルシンキ17:25~(機内泊)<br /> 9月08日(金) 8:55関空着

2017夏オーストリアとバイエルンの旅07:パッサウ

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2017/09/02 - 2017/09/02

7位(同エリア37件中)

blumental

blumentalさん

 3日目間のウィーン滞在を終え、今日からドイツに移動です。最初の目的地は国境の街パッサウ、ドナウ川沿いの街です。残念ながら今日も天気は良くありません。
 パッサウは3つの川の合流地点の街。やはり見所はシュテファン大聖堂のバロック装飾とパイプオルガンでしょうか。小雨の中の散策となりましたが、大聖堂でオルガンコンサートを聞くことができました。
 毎年夏に夫婦でドイツに行っていながら、まだノイシュヴァンシュタイン城を見ていないと女房が言うもんですから、今回はオーストリアとセットにして計画しました。準備したのはドイツ&オーストリアユーレイルセレクトパス(2等4日セーバー2名)。
 
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
 8月29日(火) 10:45関空~14:55ヘルシンキ17:10~18:35ウィーン着(ウィーン泊)
 8月30日(水) グラーツ(ウィーン泊)
 8月31日(木) メルク、デュルンシュタイン、クレムス、ザンクト・ペルテン(ウィーン泊)
 9月01日(金) ウィーン(ウィーン泊)
★9月02日(土) パッサウ、
        レーゲンスブルク(レーゲンスブルク泊)
 9月03日(日) フュッセン(フュッセン泊) 
 9月04日(月) シュヴァンガウ(フュッセン泊)
 9月05日(火) ランツフート(ミュンヘン泊)
 9月06日(水) ミッテンバルド、ゼーフェルト、ハル、シュヴァーツ(ミュンヘン泊)
 9月07日(木) 12:10ミュンヘン~15:35ヘルシンキ17:25~(機内泊)
 9月08日(金) 8:55関空着

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道
航空会社
フィンランド航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • さあ、3日目間のウィーン滞在を終え、ドイツ、バイエルンに移動です。目指すはパッサウ。<br />ウィーン中央駅7:30発のRailjetでリンツ8:46着。リンツ8:52発の快速Rexに乗り換えました。途中の空はどこもどんより。

    さあ、3日目間のウィーン滞在を終え、ドイツ、バイエルンに移動です。目指すはパッサウ。
    ウィーン中央駅7:30発のRailjetでリンツ8:46着。リンツ8:52発の快速Rexに乗り換えました。途中の空はどこもどんより。

  • パッサウ駅到着10:21。小雨模様でも、ドイツに入って気分は高揚。まずはスーツケースをロッカー(大4ユーロ)に預けて、駅前のバーンホーフ通りBahnhofstr.を東に進みます。

    パッサウ駅到着10:21。小雨模様でも、ドイツに入って気分は高揚。まずはスーツケースをロッカー(大4ユーロ)に預けて、駅前のバーンホーフ通りBahnhofstr.を東に進みます。

  • ルートヴィヒ広場Ludwigsplatzです(写真左のバーンホーフ通りから来ました)。広場を過ぎて、ニコラ通りNikolastr.を進むと。。。

    ルートヴィヒ広場Ludwigsplatzです(写真左のバーンホーフ通りから来ました)。広場を過ぎて、ニコラ通りNikolastr.を進むと。。。

  • イン川遊歩道Innpromenadeに出ます。東方向、イン川にかかるのはマリーエン橋Marienbrücke。こういう場所は、すかっと晴れた日に散歩してみたいものです。

    イン川遊歩道Innpromenadeに出ます。東方向、イン川にかかるのはマリーエン橋Marienbrücke。こういう場所は、すかっと晴れた日に散歩してみたいものです。

  • 橋の右側(南側)には聖ゲルトラウト教会St.Gertraudkirche。<br />ここは国境の街ですが、橋の向こうもまだドイツです。

    橋の右側(南側)には聖ゲルトラウト教会St.Gertraudkirche。
    ここは国境の街ですが、橋の向こうもまだドイツです。

  • こちらは聖ミヒャエル教会St. Michaelkirche。<br />

    こちらは聖ミヒャエル教会St. Michaelkirche。

  • イン川から離れ、大聖堂へ向かいます。メインストリートのルートヴィヒ通りLudwigstr.にやってきました。歩行者天国です。

    イン川から離れ、大聖堂へ向かいます。メインストリートのルートヴィヒ通りLudwigstr.にやってきました。歩行者天国です。

  • 通りを東に進むと聖パウル教区教会Stadtpfarrkirche St. Paul。<br />1050年頃に奉献されたパッサウで最も古い教区教会ですが、現在の建物は1678年にバロック様式で建てられました。

    通りを東に進むと聖パウル教区教会Stadtpfarrkirche St. Paul。
    1050年頃に奉献されたパッサウで最も古い教区教会ですが、現在の建物は1678年にバロック様式で建てられました。

  • 聖パウル教会の身廊。

    聖パウル教会の身廊。

  • 黒地に金色の装飾の主祭壇(1700年頃の作)。

    黒地に金色の装飾の主祭壇(1700年頃の作)。

  • 拝廊とパイプオルガン。

    拝廊とパイプオルガン。

  • 続いてドーム広場Domplatzに移動。聖シュテファン大聖堂Dom St. Stephanです。<br />1221-1313年にゴシック様式で初期の聖堂が建てられましたが、1662年の火災の後、1668-93年にバロック様式で再建されたのが現在の大聖堂です。<br />正面の2基の尖塔は高さ68 m、中央ドームの尖塔は69mです。

    続いてドーム広場Domplatzに移動。聖シュテファン大聖堂Dom St. Stephanです。
    1221-1313年にゴシック様式で初期の聖堂が建てられましたが、1662年の火災の後、1668-93年にバロック様式で再建されたのが現在の大聖堂です。
    正面の2基の尖塔は高さ68 m、中央ドームの尖塔は69mです。

  • 大聖堂前の銅像は初代バイエルン国王マクシミリアン1世(在位1806-25)。顔の向いている先はミュンヘンだそうです。

    大聖堂前の銅像は初代バイエルン国王マクシミリアン1世(在位1806-25)。顔の向いている先はミュンヘンだそうです。

  • ルートヴィヒ2世とエリーザベト(シシィ)の血縁関係はこの人までさかのぼります。この人はルートヴィヒ2世の曽祖父、エリーザベトの祖父にあたります。

    ルートヴィヒ2世とエリーザベト(シシィ)の血縁関係はこの人までさかのぼります。この人はルートヴィヒ2世の曽祖父、エリーザベトの祖父にあたります。

  • ドーム広場では市場が。

    ドーム広場では市場が。

  • いろいろ覗いてまわりたいけど、今は我慢。

    いろいろ覗いてまわりたいけど、今は我慢。

  • 大聖堂の中庭。ここでオルガンコンサートの券を買いました。結構な人です。コンサートは12時からなので、それまで街の散策です。大聖堂見学は後回し。

    大聖堂の中庭。ここでオルガンコンサートの券を買いました。結構な人です。コンサートは12時からなので、それまで街の散策です。大聖堂見学は後回し。

  • ドーム広場からシュタイン通りSteinwegを東に進むと左手にこんな下り坂(プファッフェン通りPfaffengasse)があります。この坂を下ればドナウ川ですが、曲がらずもう少し東に。

    ドーム広場からシュタイン通りSteinwegを東に進むと左手にこんな下り坂(プファッフェン通りPfaffengasse)があります。この坂を下ればドナウ川ですが、曲がらずもう少し東に。

  • レジデンツ広場Residenzplatz到着。大聖堂の裏側になります。

    レジデンツ広場Residenzplatz到着。大聖堂の裏側になります。

  • この広場に面した新司教館Neues Bischofliche Residenzは、修復中のようです。<br />手間にあるのはヴィッテルスバッハの泉Wittelsbacherbrunnen。

    この広場に面した新司教館Neues Bischofliche Residenzは、修復中のようです。
    手間にあるのはヴィッテルスバッハの泉Wittelsbacherbrunnen。

  • この広場の北側にあるシュロット通りSchrottgasse。旧市庁舎Altes Rathausの塔が見えます。ここを通ってドナウ川の方に出てみます。

    この広場の北側にあるシュロット通りSchrottgasse。旧市庁舎Altes Rathausの塔が見えます。ここを通ってドナウ川の方に出てみます。

  • ドナウ川です。対岸の丘にはオーバーハウス要塞Veste Oberhaus。<br />今回は大聖堂のオルガンコンサートがあるので、あそこまで行くのはあきらめました。いつか天気の良い日に再訪したいですね。

    ドナウ川です。対岸の丘にはオーバーハウス要塞Veste Oberhaus。
    今回は大聖堂のオルガンコンサートがあるので、あそこまで行くのはあきらめました。いつか天気の良い日に再訪したいですね。

  • オーバーハウス要塞は1219年にパッサウの司教領主の館兼城塞として築かれました。ナポレオン戦争時には、フランスの同盟国バイエルン州によってオーストリアとの国境の要塞に使われました(1805年、要塞はオーストリア軍に降伏)。

    オーバーハウス要塞は1219年にパッサウの司教領主の館兼城塞として築かれました。ナポレオン戦争時には、フランスの同盟国バイエルン州によってオーストリアとの国境の要塞に使われました(1805年、要塞はオーストリア軍に降伏)。

  • ルイトポルト橋Luitpoldbrückeとその向こうはニーダーハウス要塞Vesta Niederhaus。さらにその向こうに3つ目の川イルツ川があるのですが、ここからは見えません。

    ルイトポルト橋Luitpoldbrückeとその向こうはニーダーハウス要塞Vesta Niederhaus。さらにその向こうに3つ目の川イルツ川があるのですが、ここからは見えません。

  • 船の行き来も頻繁です。

    船の行き来も頻繁です。

  • 旧市庁舎Altes Rathaus。市庁舎の塔は1889-92年に建てられました(高さ38m)。<br />

    旧市庁舎Altes Rathaus。市庁舎の塔は1889-92年に建てられました(高さ38m)。

  • 市庁舎広場Rathausplatz。

    市庁舎広場Rathausplatz。

  • 市庁舎の塔入り口には水位を示す目盛りが。ドナウ川が氾濫した年とその時の水位らしいです。

    市庁舎の塔入り口には水位を示す目盛りが。ドナウ川が氾濫した年とその時の水位らしいです。

  • ガラス博物館Glasmuseum。この建物はエリーザベト(シシィ)が結婚前に泊まったホテルHotel Wilder Mannでもあります。<br />さて、これから大聖堂に戻ります。

    ガラス博物館Glasmuseum。この建物はエリーザベト(シシィ)が結婚前に泊まったホテルHotel Wilder Mannでもあります。
    さて、これから大聖堂に戻ります。

  • 大聖堂に戻ってきました。中はほとんど埋まっています。まもなくオルガンコンサートが始まります。

    大聖堂に戻ってきました。中はほとんど埋まっています。まもなくオルガンコンサートが始まります。

  • 教会正面の主祭壇。左側の壁面にあるのはパイプオルガンですね。

    教会正面の主祭壇。左側の壁面にあるのはパイプオルガンですね。

  • 天井の装飾は実に素晴らしい。コンサートの間中、ずっと見とれていました。

    イチオシ

    天井の装飾は実に素晴らしい。コンサートの間中、ずっと見とれていました。

  • 美しいパイプオルガンです(1978-80年作)。1万7千本以上のパイプを装備しており、教会オルガンとしては世界一の大きさ。中央のオルガンを挟んでいる左右の柱の両側にもサイドオルガンが並んでいるのがわかります。

    イチオシ

    美しいパイプオルガンです(1978-80年作)。1万7千本以上のパイプを装備しており、教会オルガンとしては世界一の大きさ。中央のオルガンを挟んでいる左右の柱の両側にもサイドオルガンが並んでいるのがわかります。

  • 見上げる角度が変わると色合いが違って感じます。このメインと左右のオルガン、さらに祭壇側のオルガン、そして天井にもオルガンがあり、これら5台のオルガンを演奏台から制御できるそうです。

    見上げる角度が変わると色合いが違って感じます。このメインと左右のオルガン、さらに祭壇側のオルガン、そして天井にもオルガンがあり、これら5台のオルガンを演奏台から制御できるそうです。

  • 聖霊の穴Heiliggeistlochを見つけました。天井画の中央の穴がそれで、上からも音が聞こえるようにしてあります。

    聖霊の穴Heiliggeistlochを見つけました。天井画の中央の穴がそれで、上からも音が聞こえるようにしてあります。

  • オルガンコンサートは12:00~12:30。観光客にとってちょうどいいくらいの長さです。曲目は知りませんでしたが、充分堪能しました。

    オルガンコンサートは12:00~12:30。観光客にとってちょうどいいくらいの長さです。曲目は知りませんでしたが、充分堪能しました。

  • コンサートが終わり外へ。

    コンサートが終わり外へ。

  • 外は残念ながらまだ小雨。そろそろ駅に向かいます。

    外は残念ながらまだ小雨。そろそろ駅に向かいます。

  • 聖パウル教会の横を通って、ルートヴィヒ通りを西へ。<br />通りの西端から振り返った風景です。手前の彫刻は「人と魚の対話」Dialog Mensch/Fisch。

    聖パウル教会の横を通って、ルートヴィヒ通りを西へ。
    通りの西端から振り返った風景です。手前の彫刻は「人と魚の対話」Dialog Mensch/Fisch。

  • バーンホーフ通りを西へ。パッサウ駅に戻り、スーツケースをピックアップ。<br />13:24発のICEに乗り、今夜の宿泊地レーゲンスブルクへ向かいます。<br /><br />(レーゲンスブルク)https://4travel.jp/travelogue/11373276

    バーンホーフ通りを西へ。パッサウ駅に戻り、スーツケースをピックアップ。
    13:24発のICEに乗り、今夜の宿泊地レーゲンスブルクへ向かいます。

    (レーゲンスブルク)https://4travel.jp/travelogue/11373276

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