blumentalさんのクチコミ全47件
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投稿日 2023年07月20日
総合評価:5.0
ベギン会大修道院という誤訳を指摘したら、大ベギンホフ(大ベギン会院)に修正されました。ベギンホフは独身女性が修道院に所属せず、半聖半俗の共同生活を行うために形成した独自の自治体です。
ルーヴェンにある2つのベギンホフのうち、町の南にある大きい方のベギンホフで、世界遺産です。このベギンホフは13世紀初頭に設立され、現存するフランドル地方のベギンホフでは最大級で保存状態も良いことで知られています。
ここは煉瓦の屏で囲まれた、赤煉瓦の建物と石畳の世界です。大ベギンホフの南東の端には洗礼者聖ヨハネ教会があります。ここにはダイレ川が流れ、緑の広場が広がる区域もあります。
ここは現在ルーヴェン・カトリック大学の所有で、大学の学生や教職員の住宅として利用されています。訪問したときは観光客をほとんど見かけることなく、静寂な世界に浸ることができました。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 市庁舎から南へてくてく1kmです。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- この区域を歩き回るのは無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 観光客にほとんど会うことはありません。静寂な世界に浸れました。
- 展示内容:
- 5.0
- ベギンホフという集落そのものがすばらしい展示物です。
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投稿日 2024年12月14日
総合評価:4.5
ここは修道院ではありません、ベギン会院です。世界遺産「フランドル地方のベギンホフ」13件のひとつです。
リールのベギンホフは13世紀前半に設立されました。この頃十字軍の遠征で残された女性が修道院に所属せず、半聖半俗の共同生活を行うための独自の自治体として、各地にできたベギンホフ(ベギン会院)のひとつがここです。ここで暮らす女性たちは主に織物やレース刺繍で生計を立てていました。リールの最後のベギン会員が亡くなったのは1994年です。
ここのベギンホフは11本の狭い通りに面して162 軒の家があります。現存する家のほとんどは17世紀から18世紀初頭に建てられたもののようです。家は結構広く、裕福な女性が住んでいたそうです。
ベギンホフの中央部辺りには美しいバロック様式の内装の聖マルガリータ教会があります。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- リール駅からてくてく1.1kmです。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- この区域を歩き回るのは無料です。無料のトイレもあります。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
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投稿日 2025年01月11日
総合評価:3.5
市街の中心、フローテ・マルクト広場に建っています。この建物は1367年に建てられた織物会館が、1418年から市庁舎として使われていて、現在の市庁舎は1740年にブラバントロココ様式で建てかえられたものです。
この建物で価値があるのは、市庁舎部分よりもむしろ、織物会館の時から既に造られていた高さ42.5mの鐘楼(1369年建設)で、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」56件のひとつになっています。この鐘楼はもともと市庁舎のために造られたものではありません。
現在、市庁舎には観光案内所が入っています。市庁舎の南側の面には、無料のトイレがありました。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 駅からてくてく800m。
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 3.5
-
投稿日 2021年06月23日
総合評価:4.0
正式名は聖ヤンス大教会Grote of Sint Janskerk。全長123mでオランダで一番長い教会ですが、周りが建物に囲まれているため、全体がどのような形かわかりにくいです。
創建は1278年ですが、1552年の火災で焼失し1593年の再建で現在の姿になりました。1573年この教会がプロテスタントになった時、祭壇のほとんどは取り除かれましたが、ステンドグラスは残されました。カトリック時代のステンドグラスが保存されたオランダ唯一の教会のようで、20世紀の作品も含め70枚のステンドグラスが飾られています。パイプオルガンも見事です。
有料の教会だけあって、教会内にちゃんとトイレ(無料)がありました。- 旅行時期
- 2016年07月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- マルクト広場の近く
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 有料の教会(4.5ユーロ)
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- ほとんどいなかった
- 展示内容:
- 4.0
- ステンドグラスは素晴らしい
-
投稿日 2023年07月21日
総合評価:4.0
街の中心、フローテ・マルクト広場にある街1番の教会です。
986年創建のロマネスク様式の建物の跡地に、ブラバントゴシック様式で1425-1518年に建てられました。世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」のひとつです。
16世紀に教会の西側に3つの尖塔を建てる予定でしたが、地盤の安定性が問題で中止されて未完成のため、西側の外観はぱっとしません。
身廊は白い柱と壁に囲まれ、側廊にはサイドチャペルがぎっしり並んでいます。訪問時は身廊が工事中で、シートで覆われていて、奥の様子がわかりませんでした。
1488-90年に製作された後期ゴシックの内陣仕切りは、ベルギーでは最古のもので、内陣仕切りの真上には等身大のキリスト磔刑像がありました。
教会は2つの世界大戦で深刻な被害を受けています。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 駅からてくてく1km、街の中心です。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 教会内は無料です。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 結構人がいました。
- 展示内容:
- 4.0
- 観る物はかなりあります。訪問時、内陣は工事中でした。
-
投稿日 2024年12月30日
総合評価:4.0
ムノート城は16世紀に町の監視を目的に作られた直径約50mの円筒形の城塞です。1799年、フランス軍がオーストリアから撤退した際にこの城が戦場となりました。これがこの城が体験した唯一の包囲戦でしたが、その時に城は破壊され、1839年に再建されています。
城は旧市街東側の丘の上にあり、ブドウ畑の中の石段(ムノート坂)を上がっていきます。城塞内部の螺旋状のスロープを上がっていくと、上部は円形の広場になっています。ここから南には、美しいライン川の風景を眺めることができます。- 旅行時期
- 2018年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 駅からてくてく800m、最後に石段を100m。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 無料。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- 城そのものより、ここから見下ろすライン川は絶景。
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投稿日 2024年12月30日
総合評価:3.5
街のメインストリート、フォルダー通りに建つプロテスタントの教会です。
創建は11世紀ですが、現在の規模になったのは1515年頃。尖塔は結構高くて68mあります。内部は静かで落ち着いた雰囲気です。内装は地味で特徴的な装飾はありません。祭壇らしきものはありませんが、内陣のステンドグラスはちょっと目を引きました。サン=サーンスも弾いたことのある立派なオルガンもあります。
この教会は音響効果がすばらしいそうで、教会の礼拝に加えて、オーケストラや合唱団のコンサートもここで行われているそうです。- 旅行時期
- 2018年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- 駅からてくてく500m
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.0
-
投稿日 2019年08月22日
総合評価:4.5
シュヴァンガウのSchwangau Rathausのバス停からミュンヘナー通りを東に進むと右手に草原の中を聖コロマン教会に向かって真っすぐに伸びる道があります。バス停から教会までは約1kmです。小さいながらも綺麗にまとまった教会です。訪問当時は教会の開いている時間帯は14:00~16:30でした。教会の内部そのものよりも、ミュンヘナー通りからノイシュヴァンシュタイン城を背景にした教会の風景がとても良かったです。
- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- シュヴァンガウのバス停から1km、歩く途中も楽しめます。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- タダですがバス停から1km歩かねばなりません。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 時々ここに止まる観光バスもあるようです。
- 展示内容:
- 5.0
- 教会そのものよりも教会の外観を含めた風景が素晴らしい。
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投稿日 2024年12月26日
総合評価:4.0
マルクト広場に面して建つ2つの教会のカトリックの方です。もとは参事会教会でしたが、2002年に大聖堂に昇格しました。
教会内は、白い漆喰とカラフルなフレスコ画など、豪華なバロック様式の装飾でいっぱいです。この教会の起源は810年のようですが、1728年のリンダウの大火事で焼失、1748-52年に今のバロック様式に再建されました。拝廊の上にあるロココ調のパイプオルガンはすごく横幅があって印象的でした。- 旅行時期
- 2018年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- リンダウ駅からてくてく600m。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
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投稿日 2022年12月25日
総合評価:4.0
ビュルフト城塞なんていう4トラの誤訳を指摘したら、ライデン要塞に修正されました(現地名はBurcht van Leiden)。
ここは円形の小高い丘の上にある砦で、もとは9世紀に造られた人口の丘で、1060年頃から木製の柵が徐々に石造りの堅固な要塞に改築されました。12mほどの高さの人口の丘の上に、直径36mの円形で、高さ6m程度の壁で囲まれた砦があります。
13~14世紀にライデン市が周辺に拡大するにつれて、要塞は軍事的機能を失い、天守も取り壊されて廃墟になりました。オランダ独立戦争時のスペイン軍によるライデン包囲(1573-74年)の際には市民はここに籠城しました。
要塞の中は公園になっていて、何人か散歩している人がいました(もちろん無料です)。外壁には上がることができ、ライデン市街を見渡すことができます(見下ろすほどの高さではありません)。私にとって一番良かった風景は、南方向のホーフランセ教会でした。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 駅からてくてく1.4km。旧市街のど真ん中あたり。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- タダです。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 多くはありません。
- 展示内容:
- 4.0
- 天守なし、要塞の外壁だけ。でも市街が見渡せます。
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投稿日 2024年12月14日
総合評価:4.5
ユネスコの世界遺産「フランドル地方のベギンホフ」13件のひとつで、とても保存状態がよいベギンホフです。
ここのベギンホフは東西に長く約350mあります。ベギンホフの中央は細長い中庭になっており、その両側が並木道で、2つの棟が平行して建っています。ここにはベギン会員の住居の他、牧師館、私立学校、診療所だった建物が並んでいます。ベギンホフの西側にバロック様式のベギン会教会やベギンホフ博物館があります。
ここのベギンホフの設立は13世紀で、15世紀から17世紀にかけて全盛期を迎えたそうで、1675年には370人のベギン会員がいました。最後のベギン会員は2002年に亡くなったそうです。- 旅行時期
- 2017年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- トゥルンハウト駅からてくてく1.2km。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2024年12月14日
総合評価:4.0
マルクト広場に面して建つ2つの教会のプロテスタントの方です。
教会は1180年の創建で、1781-83年にロココ様式を取り入れて改修されました。内部はグリーンの模様がはいった白い柱と壁で統一されており、清楚な感じがします。内陣には祭壇らしきものはありません。
この教会はプロテスタントに改宗されたとき、最初はスイスのツヴィングリ派でしたが、後ほどルター派教会になりました。- 旅行時期
- 2018年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- リンダウ駅からてくてく600m。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2024年11月29日
総合評価:4.5
旧市街の中心、ファルケンベルク公園の南側にあり、建物と塀で囲まれています。
オランダのベギンホフでは、保存状態の良いのがここブレダとアムステルダムのベギンホフです。ブレダのベギンホフは1267年には既に設立されており、1535年頃に現在の場所に移動したそうです。
中庭に面して聖カタリーナ教会があります(1836-38年建設)。このベギンホフは茶色煉瓦で統一された建物で囲まれ、静かで落ち着いた場所でした。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- 駅からてくてく700mです。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見学無料です。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 朝一番だったので一人でした。他の時間帯でも人は少ないと思います。
- 展示内容:
- 4.0
- オランダでは最も保存状態の良いベギンホフです。
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投稿日 2024年12月14日
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投稿日 2024年11月30日
総合評価:4.5
外観は地味なのに、中に入ると驚き!
天井、柱、内陣、拝廊すべてバロックぎゅうぎゅう詰めの装飾。さらに身廊の両側の壁には絵画がずらり。天井のフレスコ画もすごい。
もとはアウグスチノ会修道院でしたが1784年解散の翌年、ザンクト・ペルテン教区の司教座の新設によって、教会は大聖堂になりました。17世紀からバロック様式の改装が進められており、バロック装飾が詰まりすぎで、見ていて息が詰まりそうになります。- 旅行時期
- 2017年08月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- ザンクト・ペルテン駅から南にてくてく400m。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
-
投稿日 2024年11月30日
総合評価:4.0
市中心部の南東の丘の上にある(ザンクト・ガレンでおなじみの)聖ガルスゆかりの教会です。丘の上全体がキルヒ広場Kirchplatzになっていて、その中央に建っています。
もともとあったロマネスク様式の教会が1480年ゴシック様式に再建、さらに1737年バロック様式に改築・拡張されました。
バロックの主祭壇の両側に2基づつ副祭壇があり、なかなか見栄えのする内陣でした。その横にあった銀の祭壇は、特別な催しの時に主祭壇の前に設置されるという、この教会のお宝のようです。
教会のある丘から北方向に、ドイリンク城やマルティン塔などのある「上の町」Oberstadtの城塞集落を眺めることができたのは大きな収穫でした。- 旅行時期
- 2018年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- ブレゲンツ・ハーフェン駅からてくてく1kmちょっと(途中から上り坂)。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 見学はタダですが、ここに来るまで少し上り坂があります。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2024年11月30日
総合評価:4.5
ブレダの街一番の教会なので大教会Grote Kerkと呼ばれます。13世紀からここにあった石造りの教会を、ブレダ領主のナッサウ伯エンゲルブレヒト1世の命で、1410年からブラバント・ゴシック様式で立て直しを始め、1547年にこの教会が完成しました。尖塔は高さ97mあり、塔からは15分ごとにカリオンが自動演奏されるそうです。
この教会は1637年からプロテスタント教会になり、身廊や内陣には彫刻や祭壇はありませんが、白色を基調に清楚な感じにまとまっています。見どころの一つは内陣横のプリンス礼拝堂にあるナッサウ伯エンゲルブレヒト2世の墓碑です。地下には14世紀から16世紀までのブレダ領主オラニエ・ナッサウ家の人々の墓があるそうです。
もう一つの見どころは、拝廊のパイプオルガンです。ナッサウ家の紋章に使われている青と金はの色を組み合わせた美しいオルガンです。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- ブレダ駅前からてくてく1km弱
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
-
投稿日 2023年08月26日
総合評価:4.5
1378-1540年に建てられたブラバントゴシック様式の教会で、高さ83mの尖塔があります。
荘厳な雰囲気の身廊の先にあるゴシック様式の聖歌隊門(内陣仕切り)(1536-38年作)は見事で、彫刻の細かさに感心しました。
内陣と内陣を囲む周歩廊は有料でしたが、内陣の中央にある聖グマルスの聖遺物箱(1682年作)はこの教会第一のお宝ですから必見でしょうね。周歩廊に沿って10個の礼拝堂があり、そこには祭壇とステンドグラスがずらりと並んでいます。周歩廊の北側には宝物室があり、そこにはトリノの聖骸布のコピー(1516年作)がありました。
この教会は美しいステンドグラスでも有名だそうです。ゴシック、ルネッサンス、ネオルネッサンスと異なる様式の作品が揃っていることでも注目されています。とにかく見応え十分の教会でした。
この教会は1496年ブルゴーニュ公フィリップ4世(美公)とカスティーリャ(スペイン)王女ファナが結婚式を挙げた場所としても有名です。彼らの息子が神聖ローマ皇帝カール5世(在位1519-56)ですから、彼らの結婚によってスペインを含む広大なハプスブルク帝国が成立したことになるので、歴史的意義は大きいですね。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 駅から南東にてくてく1.1km。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 身廊は無料。内陣より奥は3ユーロでした。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- そんなに人はいませんでした。
- 展示内容:
- 5.0
- 祭壇、彫刻、ステンドグラス、見応え十分です。
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投稿日 2023年08月26日
総合評価:3.5
街の中心フローテ・マルクト広場の西側に建つ、街一番の大教会です。教会周辺一帯が小さな丘の上にあります。
聖ステーフェンス教会は1273年にケルン大司教によって奉献され、主に1300年頃から1450年頃にかけて建設されました。1591年からプロテスタントの手に渡り、祭壇やカトリックの装飾は全て取り除かれ、教会の内壁は全て白塗りにされました。内部の装飾としては簡素ですが、荘厳な雰囲気があります。
尖塔は1566年の火災を受け、1604-05年にルネサンス様式で再建されました(高さ71m)。1944年、聖ステーフェンス教会は街への爆撃で深刻な被害を受けましたが、1953-69年に再建されました。
この教会で最も目を引いたのは、拝廊のパイプオルガン、ケーニッヒ・オルガンKönig-orgel です(1773-76年作)。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 駅から北東方向へてくてく1km弱。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 無料です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- そんなに人はいませんでした。
- 展示内容:
- 3.5
- 装飾は簡素ですが、パイプオルガンは見事。
-
投稿日 2023年08月06日
総合評価:4.5
もともと聖ヤコブ教会St. Jacobskerkだった建物を利用して、2007年から、この町出身の画家ヒエロニムス・ボスの生涯と作品に関する展示が始まりました。
ここにはボスの油彩画29点と線描28点を含む約60点(全作品)が展示されていますが、オリジナルはありません。全部レプリカですが、サイズも額もオリジナルを忠実に再現しているそうです。
教会の建物内部をうまく利用してボスの世界観が表現されていました。絵画のレプリカだけでなく、ボス作品に登場する奇妙な化け物のオブジェも多数あり、どっぷりとボスの不思議な世界に浸ることができました。何よりレプリカとはいえ、ボスの全作品を一箇所で見られるというのも魅力です。
エレベーターを利用して塔に上がることもできます(私は閉館間近で利用できませんでしたが)。- 旅行時期
- 2019年07月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 駅から東へてくてく1.3kmです。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 有料ですが高くなかったように思います。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 混雑するほどではなかったです。
- 展示内容:
- 5.0
- 全部レプリカですがボスの全作品が見られます。