2018/06/07 - 2018/06/11
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AandMさん
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6月上旬にバルト3国を訪問しました。エストニア→ラトビア→リトアニア→ラトビア→エストニア、の順でバルト3国を車でぐるりと巡りました。バルト三国ではそれぞれの首都であるタリン、リガ、ビリニュスを中心に中世の建造物が今日まで保存され、美しい町並みが広がっています。ラトビアの首都リガは、ユネスコ世界文化遺産に登録されている美しい街です。旧市街だけでなく新市街にも見事な建造物がありました。見所が沢山ありました。
この旅行記はラトビアの旧市街と新市街訪問記です。徒歩圏内に見所が集まっていたので、効率的な観光ができました。6月中旬は天候も良く、日も長いので夜9時過ぎまで観光することができました。レストランの料理も日本人味覚にマッチして、とても美味しく感じました。リガは「バルト海の真珠」とも呼ばれる町ですが、ラトビアの歴史では外国に支配された期間も長く、複雑な要因も含まれているように感じました。現地の観光案内ではラトビア語、ロシア語、英語が使われていました。彫像や建物で、ロシア、特にソ連の影響も感じられました。ソ連時代に建てられた像や建物は何となく違和感がありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ ANA スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月7日
エストニアの首都タリンからレンタカーでラトビアのリガを目指しました。約400kmのドライブです。
ここはラトビアの国境を越えたバルト海沿岸のA1 号線にある公園、サラクグリヴァ地域(Salacgriva District)の海岸公園です。見事な砂浜が広がり、キャンプ場などが整備されていました。このあたりでは石器時代の斧などの遺物も発見されており古くから人々が住んでいたようですが、現在の人口は9000人程と少なく、初夏の公園ですが訪問者はまばらでした。
海岸沿いを更に100km南下して、ラトビアの首都リガに到着しました。 -
リガ旧市街の中心部、市庁舎前広場です。塔があるのがリガ市庁舎です。広場脇の駐車場に車を停めて、付近を観光しました。沢山の観光客がいました。
中心広場にあるリガ市庁舎 by AandMさん市庁舎 建造物
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市庁舎と向かい合って、中世風の見事な建造物がありました。ブラックヘッド・ハウスです。この建物の建造は14世紀初めですが、以降何度か改修が行われ、今日に至っています。ブラックヘッド・ハウスはリガで活躍する独身の商人、船主などのグループ(ギルド)の集会所として使われてきた、とのことです。
美しいブラックヘッドの会館 by AandMさんブラックヘッドの会館 建造物
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美しく目立った建物なので、殆どの観光客がここで記念写真を撮っていました。
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ブラックヘッド・ハウスの脇に観光案内所がありました。リガ観光に関する情報(パンフレットなど)を入手することができます。
市庁舎広場のブラックヘッドの会館隣にある観光案内所 by AandMさんリーガ旧市街観光案内所 散歩・街歩き
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ブラックヘッド・ハウスから数十メートルの距離に聖ペテロ教会があります。15世紀初めに建造されましたが、17世紀の大火や第2次世界大戦で焼失したり破壊されたりしています。1970年代に塔も含めて再建されています。塔の高さは123mもあります。1984年にこの塔にエレベーターが設置され、観光客も簡単に塔の展望台に上ることができます。我々もエレベータを利用し、展望台からリガの素晴らしい景観を楽しみました。
鐘楼展望台にも登れる聖ペテロ教会 by AandMさん聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会
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石壁に聖ペテロ教会の古いプレートと並んで新設されたプレートがありました。新設プレートのReformacijas laukumsは「改革広場」で、聖ペテロ教会の入り口の広場名です。
鐘楼展望台にも登れる聖ペテロ教会 by AandMさん聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会
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教会内部の様子です。厳かな雰囲気でした。
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内壁には黄金色の装飾などがありますが、派手ではありません。
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聖ペテロ教会の塔展望台からの景観です。旧市街の前方に、クワガヴァ川に架かるヴァンス橋(Vanšu Bridge)が見えます。
鐘楼展望台にも登れる聖ペテロ教会 by AandMさん聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会
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川の上流には電波塔と思われる近代的な鉄骨塔もありました。塔の展望台をグルリと一周すると、リガの町の様子が良く分かります。展望台はリガで必見の場所だと思います。
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聖ペテロ教会の近くに別の教会がありました。聖ヨハネ教会(St John's Church)で13世紀に建造されています。
二人の修道士伝説がある聖ヨハネ教会 by AandMさん聖ヨハネ (ヤーニャ)教会 (リガ) 寺院・教会
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教会の石壁に新しいプレートが設置されていました。ラトビア語と英語が併記されています。
二人の修道士伝説がある聖ヨハネ教会 by AandMさん聖ヨハネ (ヤーニャ)教会 (リガ) 寺院・教会
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教会の内部は白を基調にした色で統一されていました。
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天井の装飾模様が印象的です。
二人の修道士伝説がある聖ヨハネ教会 by AandMさん聖ヨハネ (ヤーニャ)教会 (リガ) 寺院・教会
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聖ヨハネ教会には伝説が伝えられています。
15世紀に、2人の修道僧が聖人として祭られることを願って教会の壁に閉じこもり、暫くの間小さな窓を通じて食料と水の受け渡しがされ、亡くなってからそのまま壁に埋葬されたそうです。ただ2人の修道僧は聖人とはならなかった、と伝えられています。二人の修道士伝説がある聖ヨハネ教会 by AandMさん聖ヨハネ (ヤーニャ)教会 (リガ) 寺院・教会
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教会上方の壁に2つの像がありました。伝説になっている2人の修道僧のようです。
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こちらはもう一つの像で、脇に文字プレートのようなものが見えましたが、文字の判読はできませんでした。2つの像とも人間的な表情が印象的です。
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聖ヨハネ教会と聖ペテロ教会の間の広場に「ブレーメンの音楽隊の像」がありました。
写実的な表情のブレーメン音楽隊 by AandMさんブレーメンの音楽隊 モニュメント・記念碑
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「ブレーメンの音楽隊」はグリム童話の一編で、人間に捨てられ、あるいは食料にされようとした動物たちが協力して新生活を切り開いていく話です。下からロバ、イヌ、ネコ、ニワトリの4種類の動物が乗っかっていますが、それぞれの動物の表情には多少の暗さも感じられます。
銅像を撫でながら願い事をすると願いがかなうと言われています。たくさんの人が触れるためか、光り輝いています。写実的な表情のブレーメン音楽隊 by AandMさんブレーメンの音楽隊 モニュメント・記念碑
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市庁舎広場から100m程北側にリガ大聖堂があります。この大聖堂は1211年、アルベルト司教によってダウガヴァ川の近くに建てられています。その後、増改築が何度も行われ、今日ではロマネスク建築、バロック建築などの建築様式が混在する建造物となっています。とても大きな聖堂で、バルト三国にある中世の大聖堂の中で最大規模です。
リガの象徴の大聖堂 by AandMさんリーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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大聖堂の内部です。
リガの象徴の大聖堂 by AandMさんリーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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立派なパイプオルガンがありました。1884年に設置されたそうです。
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ステンドグラスですが、派手さは感じません。
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祭壇も落ち着いて、どちらかというと質素な感じでした。
リガの象徴の大聖堂 by AandMさんリーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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この大聖堂には中庭があり、中庭に沿った回廊部分に彫像などがありました。
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彫像の例で、中世時代に造られたものです。
リガの象徴の大聖堂 by AandMさんリーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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回廊には石の砲弾もありました。中世時代には、大聖堂や町を守るために大砲などがあったそうです。
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中庭回廊の壁のプレートです。ブックスハーベンのアルベルト(Albert von Buxhoeveden, 1165-1229)の名前が書かれていました。この人はラトビアの首都リガを創設し、1221年に大聖堂を建設したと伝えられている大司教です。
リガの象徴の大聖堂 by AandMさんリーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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リガ大聖堂から東に100m程進むと、大きくはありませんが白色の見事な建物がありました。小ギルドホール(The Small Guild)で、1866年に建設されたネオゴシック様式の建造物です。さりげない場所にこのような美しい建物がありのもリガ旧市街の特長ではないかと思います。
小さめだが美しい建物、小ギルドコンサートホール by AandMさん小ギルド コンサートホール 劇場・ホール・ショー
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小ギルドホールの近くの家の上に猫の像がありました。この家は「猫の家:Cat House」と呼ばれ、1908年に建てられたアールヌーボー様式です。尾を立て怒りの表情をした猫の像の意図が伝えられています。
この家を建てた人物は裕福な商人だったのですが、リガのギルドや行政のやり方と意見が合わなかったこともあって、ギルドのある方向を向いた怒れる猫の像を家の上に設けたそうです。気持ちを猫に託して家のシンボルとするのは、とても面白いと思います。注意していないと見逃す猫の家 by AandMさん猫の家 建造物
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旧市街を観光していたら夕方になってきましたので、そろそろ宿泊ホテルにチェックインする必要があります。車を停めておいた市庁舎広場に戻ってきました。広場には市庁舎、ブラックヘッド・ハウスの並んで、横長の少し殺風景な建造物がありました。
苦難の歴史を伝えるラトビア占領博物館 by AandMさんラトビア占領博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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表示を見るとラトビア占領博物館(Museum of the Occupation of Latvia 1940-1991)と書かれていました。ラトビアが20世紀に、ソ連、ナチスドイツ、そして再びソ連に占領されていた時代の様子などが展示されている博物館です。ラトビアがロシアから独立した直後の1993年に開設され、ラトビアの苦難の歴史を伝える施設となっています。
苦難の歴史を伝えるラトビア占領博物館 by AandMさんラトビア占領博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ラトビア占領博物館の前の広場に、明らかにソ連時代に建造されたと思われる赤い御影石の彫像がありました。ラトビア・ライフルマン像(Latvian Riflemen Monument)です。
ラトビアは1991年にロシアの占領から自立していますが、この広場だけでなくあちこちにロシア、ソ連時代に建設された共産色の強い像が結構残っていました。ロシアではスターリンやレーニン像が片付けられているケースが多いのに、ここラトビアでは結構残っているのが印象的でした。複雑な原因があるように感じます。 -
宿泊ホテル(Radisson Blu Ridzene)は運河を越えた新市街にありました。一方通行の道路が込み合い、行き着くまでに時間がかかりました。ホテル地下駐車場にレンタカーを停めて、チェックインしました。
旧市街にも近くエスプラネード公園前の便利なホテル by AandMさんラディソン ブル リゼネ ホテル ホテル
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ホテルロビーです。日本から来られている観光客にも出会いました。このホテルは新市街にありますが、エスプラネード公園や運河公園に囲まれた場所にあり、運河を渡って旧市街にも数分で歩いていける便利な場所にありました。
夕方でしたが、6月のリガの日は長く、夜の10時頃まで明るさが続きます。チェックイン後に観光を続けることにしました。 -
ホテル南側にある公園(Bastejkalna parks)には草花が咲き、彫像などがありました。
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公園内にあった像で、「平和のダンス」(Peace Dance Patsas)です。散歩をしていると色々な像や美しい花々に出会えました。楽しい公園です。
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公園中央に運河が流れており、小舟が浮かび、前方には噴水もありました。
リガで最も美しい公園を流れるピルセータス運河 by AandMさんピルセータス運河 滝・河川・湖
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運河に架かる歩行者用の橋を渡って、旧市街に入ってきました。円錐状の屋根がある建物がありました。火薬塔です。大量の火薬が保管されていた塔のようです。
レンガ積円筒形の建造物、火薬塔 by AandMさん火薬塔 史跡・遺跡
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塔の隣にあるレンガ造りの建物はラトビア軍事博物館で、ラトビア・ライフルマンと第一次世界大戦に関する資料が収集されています。1916年に開設されたラトビア・ライフルマン博物館(the Latvian Riflemen Battalion Museum)が前身になっています。ライフルマンは、当初ラトビア防衛ボランティアとして創設されていますが、1915年にロシアの軍組織になっています。
火薬塔隣にあるラトビア軍事博物館 by AandMさんラトビア軍事博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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城壁と大砲がありました。城壁に沿って18世紀に建てられた赤い屋根の家々が並んでいます。「ヤコブ兵舎, Jacob's Barracks」と呼ばれ、カフェ、レストラン、バーなどがあり、リガ旧市街でも特徴的な場所で、多くの観光客で賑わっていました。
見事な城壁が残っています by AandMさん城壁 城・宮殿
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城壁に沿って進むと、「スエーデン門」がありました。旧市街から城壁を抜けてヤコブ兵舎を繋ぐ門となっています。1698年にポーランドースエーデン戦争が終結し、ラトビアがスエーデンに占有された後で建設されため、スエーデン門の名前がついたようです。
城壁内外を出入りするスエーデン門 by AandMさんスウェーデン門 建造物
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スエーデン門の城壁内側のトゥルァクシュニュ通りです。狭い石畳の通りですが、中世の雰囲気が感じられます。ぶらり散歩に好適です。
城壁内側の古風な小路、トゥルァクシュニュ通り by AandMさんトゥルァクシュニュ通り 散歩・街歩き
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聖ヤコブ聖堂(St Jacob Catholic Cathedral of Riga)で、ローマカトリックの教会です。Old Rigaユネスコ世界遺産の登録建造物の一つで、1225年に建造されています。1812年にナポレオンがこの地に侵攻したときには、食料倉庫にされたそうです。
旧市街の中心部にある聖ヤコブ教会 by AandMさん聖ヤコブ(イェーカバ)教会 寺院・教会
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聖ヤコブ聖堂の前の道路脇に、記念碑がありました。バリケード記念碑(Barricades Memorial)で、1991年にロシアの支配からラトビアが独立するときに、この場所にバリケードが築かれ市民がロシア軍と対抗して戦った場所です。ラトビアにとって、国の独立の起点でもあります。
ロシアからの独立契機となったバリケードを記念する碑と博物館 by AandMさん1991年のバリケード博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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記念碑の向かい側にラトビア国旗を掲げた建物がありました。
バリケード記念碑に近い場所にある国会議事堂 by AandMさん国会議事堂 (サエイマ ビル) 建造物
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建物のプレートには「ラトビア議会」と書かれていました。ラトビア国会議事堂です。
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聖マリアマグダレン教会(St. Mary Magdalene Roman Catholic Church)でカトリックの教会です。リガ旧市街には、沢山の教会があります。
お城近くにある青白色のシックな聖母受難教会 by AandMさん聖母受難教会 寺院・教会
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三人兄弟(Three Brothers)と呼ばれる中世建造の建物です。Maza Pils Streetの17、19、21番の建物で、17番が最も古くて15世紀、19と21番は17世紀に建てられています。現在はラトビア建築博物館(Latvian Museum of Architecture)の一部となっています。
建設年は大分違うけど三人兄弟と呼ばれる伝統的な建物 by AandMさんラトビア建築博物館 (三人兄弟) 建造物
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英国教会(St. Saviour's Anglican Church)で、1859年に建設されたネオゴシック様式の教会です。
地味な感じのレンガ造り、英国教会 by AandMさん英国教会 寺院・教会
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英国教会の横の通りに、旗が掲げられている建物がありました。
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建物のプレートには「デンマーク大使館」と表示されていました。町中にある通常の小さな建物が、大使館として使われていました。
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少し歩くと、次々と教会に出会います。これは聖母悲しみの教会(Our Lady of Sorrows Church)です。淡い水色の屋根と白い建物の組み合わせが印象的な教会です。
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リーが城(Riga Castle)でダウガヴァ川の畔に建っていました。城のようには見えません。1330年の建造で、以降何度か改修や建造物の追加がされ、今日に至っています。
現在、ラトビア大統領の公邸や博物館として用いられています。城らしく見えない、リーガ城 by AandMさんリーガ城 城・宮殿
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城の建物の角部に円形の塔があり、ラトビア国旗が掲げられていました。この辺りがラトビア大統領の公邸のようです。
城らしく見えない、リーガ城 by AandMさんリーガ城 城・宮殿
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旧市街をグルーッと巡って、新市街にあるホテルに向かいました。運河に架かる橋の手前に目立つ建物がありました。ラトビア国立劇場(Latvian National Theatre)です。演劇のポスターが掲示されています。
旧市街北側の運河沿いにあるラトビア国立劇場 by AandMさんラトビア国立劇場 劇場・ホール・ショー
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6月8日
ホテルで1泊した翌朝、リガを発つ前に付近を散策しました。ここはホテル北側にあるエスプラネード公園です。運河の北側にある広大なエスプラネード公園 by AandMさんエスプラナーデ公園 広場・公園
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公園内に大きな教会がありました。東方正教教会(Riga Nativity of Christ Cathedral)です。救世主生誕大聖堂とも呼ばれているネオビザンチン様式の教会で、1883年、ロシア帝国がラトビアを支配していた時代に建造されています。教会の建物の形にもロシア流が反映されているのが分かります。
エスプラネード公園内にある救世主生誕大聖堂 by AandMさん救世主生誕大聖堂 寺院・教会
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「自由の記念碑」です。ラトビア独立戦争(1918-1920)で犠牲になった兵士に捧げられたもので、 ラトビアの自由、独立、主権のシンボルとされています。1940年のソ連占領時に破壊される懸念もあったようですが、ソ連の統治下でも一般市民にとっては相変わらず国家独立の象徴であり続けた、とのことです。
運河に架かる橋通り中央にある自由記念碑 by AandMさん自由記念碑 モニュメント・記念碑
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記念碑の上には、自由、独立、主権を象徴するシンボルを掲げる女神像があります。
運河に架かる橋通り中央にある自由記念碑 by AandMさん自由記念碑 モニュメント・記念碑
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エスプラネード公園にあるラトビア芸術アカデミーで、1919年に設立されています。アカデミーの名称ですが、実質は大学で学生を受け入れています。この自治大学はラトビアの高等教育だけでなく科学技術研究機関でもあります。
大学入り口前にある銀色の太っちょモニュメント、クラシカルな大学建物とのコントラストを成しています。ラトビアの有名芸術家の作品と思われます。
隣接してラトビア国立芸術博物館(Latvian National Museum of Art)がありました。ネオゴシック様式のレンガ造りの美しい建物です。ラトビア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アカデミアの建物にあったプレートです。「アカデミア」「1872-1945」の文字が読み取れました。
ラトビア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この後、リガを発ってバルト三国で一番南にあるリトアニアを訪問しました。ビルニュス、カウナス、クライペダ、ニダなどを訪れた後、再びラトビアのリガに戻ってきました。
6月10日
2度目に訪問したリガのホテルはダウガヴァ川南側にあるRadisson Blu Daugava Hotel Rigaです。レンタカー運転にも慣れ、またリガ市街の様子も1度目訪問で大略承知していますので、車でリガ新市街を中心に観光することにしました。ラディソン ブル ホテル & スパ ダウガヴァ リガ ホテル
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ホテルの部屋からダウガヴァ川と、その向こうにリガ旧市街が見えました。高い塔は、リガ大聖堂と聖ペテロ教会の尖塔です。
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6月11日
午前中にリガでまだ見学したいない箇所を訪れ、その後、エストニアに車で向かいます。ホテルで早めの朝食をとり、リガ新市街に向かいました。
新市街にある古聖ゲルドルート教会(Rīgas Vecā Svētās Ģertrūdes evaņ?ēliski luteriskā baznīca)です。教会の周囲を道路が取り囲んでいました。交差点の中央に位置する大教会です。この教会は1869年建造の赤レンガ聖のネオゴシック様式のルーテル派の教会です。古聖ゲルトルード教会 寺院・教会
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南方約100m程の距離に別の教会がありました。アレクサンドル・ネフスキー教会
(Rīgas Svētā Aleksandra Ņevska pareizticīgo baznīca)で、1832年に建設されたラトビア正教会です。外見と内部はロシア正教会とあまり違わないように感じました。新市街にあるラトビア正教会、アレクサンドルネフスキー教会 by AandMさんアレクサンドルネフスキー教会 寺院・教会
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リガはユネスコ世界文化遺産に登録されている町で、中世に建てられた美しい建造物が多いことで有名です。これに加えて、19世紀末から20世紀初めにかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動,「新しい芸術、アールヌーボー, Art Nouveau」の建造物も多く、リガ歴史地区のアール・ヌーヴォー建築群も世界遺産に登録されています。アールヌーボーはフランス語ですが、ドイツ語ではユーゲントシュティール建築群と呼ぶようです。
リガ新市街地区にあるユーゲントシュティール建築群を見物することにしました。豪勢な石造り建物が集中しているユーゲントシュティール建築群 by AandMさんユーゲントシュティール建築群 建造物
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レンタカーでユーゲントシュティール建築群があるアルベルト通りに到着しました。道路脇に車を停めて、行動開始です。これは駐車チケット販売機です。ラトビア語、ロシア語、英語から英語を選択し、画面指示にしたがって、クレジットカードで料金を払いました。1時間の駐車で2 Euroです。現金は扱っていませんでした。
ユーゲントシュティール建築群が見られるアルベルタ通り by AandMさんアルベルタ通り 散歩・街歩き
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アルベルト通りの両側に、石の彫像やレリーフが飾られた建物が立ち並んでいました。20世紀初め頃に建設されたアールヌーボー様式建造物です。この様式の建造物はリガの旧市街などにもありますが、新市街のアルベルト通りの周辺に多く存在しています。
ユーゲントシュティール建築群が見られるアルベルタ通り by AandMさんアルベルタ通り 散歩・街歩き
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建物上部に独特の表情をしたレリーフが並んでいました。随分と手の込んだ彫像レリーフです。
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建物入り口部に、スフィンクスのような石像もあります。相当な手間とお金が投入されたと想像されます。19世紀末から20世紀初めのリガ市民は裕福で、このような豪華な建造物建設を競って行ったようです。。
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アルベルト通りの西側コーナーに屋根の形が特徴的な建物がありました。この建物の一部がアールヌーボー博物館(Riga Art Nouveau Museum)になっています。
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博物館以外でも、内部見学ができるアールヌーボーの建造物がありました。内部の家具やデコレーションも、建物外見と類似して艶やかな感じです。
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博物館のように見えますが、アールヌーボー様式の土産物を売っているショップです。
博物館のように見えるアールヌーヴォーリーガ by AandMさんアールヌーヴォー リーガ 専門店
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この地区で目にした最も豪華な建造物です。レリーフ彫像も凝っていますが、使われている石材の色合いも見事です。この建物を観光客が訪れ、皆さん写真撮影をしていました。目玉建造物のようです。
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白色の石材と薄い水色の装飾バランスが美しい調和を生み出しています。彫像とレリーフはギリシャ、ローマ、ルイ王朝時代のフランスの雰囲気を感じさせます。ユーゲントシュティール建築群は見ごたえがあり、リガ訪問では必見の建造物だと思います。
リガは中世建築が多い旧市街、ユーゲントシュティール建築群のある新市街、と見所の多い町でした。沢山の見所がありますが、少し頑張れば徒歩で歩き回れる範囲に大部分の観光スポットが位置しています。ラトビアはスエーデン、ロシア、ソ連などの強国に支配された歴史を持っており、古くからの建造物にもこれら強国の影響が感じられました。苦難の歴史を抱えてはいますが、リガの町はとても美しく印象に残る町でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅こそ自由さん 2025/11/29 07:55:19
- とても参考になります
- AandMさん、こんにちは。旅こそ自由です。先日はQ/Aのコーナーで、ご回答を誠にどうも有り難うございました。バルト三国のレンタカーで巡る旅は、情報が少く駐車事情をはじめ、でとても参考になります。
AandMさんは、とてもタフでらっしゃいますよね。私もレンタカー派で、運転は下手でも車は好きな方ですが、若い頃と違い還暦を越えた今では、衰えを隠せず日本国内でも、一日に400kmの移動は、身にこたえ始めています。
バルト三国での移動も、自らでやや不安を伴いますが、無理せずに行けたらと思います。他の旅行記も拝見させて頂きますので、また何かありましたら、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
- AandMさん からの返信 2025/11/30 17:18:39
- Re: とても参考になります
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旅こそ自由さん、旅行記をご覧頂きありがとう御座います。
私もヨーロッパなどの先進国観光では、地方見学が含まれる場合、専らレンタカーを利用しています。気ままに移動でき、時刻表を気にする必要もなく、スーツケースの運搬も楽ですし、日本に比べて交通渋滞も少ないのが主な理由です。公共交通機関利用に比べてレンタカーは多少割高ですが、時間利用効率を考えると許容範囲なのではないか、と思います。地方の方々との接触機会が増えるのもレンタカー旅行ならではのメリットと思います。
バルト三国では、若い方達の殆どは英語、年配者はロシア語を理解し、各種表示は現地語、英語、ロシア語で書かれています。ただ東部国境に近い町々では、英語表示がなく、英語が通じにくい場合もありました。後で分かりましたが、住民の多くがロシア系だったようです。なお、ロシア教会内部での写真撮影は禁止されていますので、ご注意下さい。
バルト三国でホテル予約する場合、タリン、リガ、ビリニュスなどの大都市では、駐車場が付属しているか、車でのアクセスルートの確認にご注意下さい。旧市街は込み入っていて、アクセスも複雑で、駐車場の無いホテルが結構あります。公共駐車場も少なく、その場合は路肩駐車(有料が多い)になりますが、駐車スペースが狭い上に縦列駐車となる場合が多かったように記憶します。
バルト三国は見所が多く、食べ物もドイツやフランスなどの西欧に比べて安くて美味しい印象です。ぜひ楽しんで来て下さい。
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