2018/07/01 - 2018/07/01
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deracineさん
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この旅行記のスケジュール
2018/07/01
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The View Lodge 08:00 AM 出発
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バスでの移動
Nevada Kanko のツアーバスにて Page に移動
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車での移動
ネバダ観光のバスでホースシューベンドからアッパー・アンテロープキャニオンへ
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車での移動
ナバホが運転するピックアップトラックの荷台に15人単位で分乗しキャニオン入り口までダート走行
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ナバホのガイドによりアッパーアンテロープキャニオンを観光
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この旅行記スケジュールを元に
アメリカ西部のヨセミテ、イエローストン&グランド・ティトンそしてグランドサークルを一人旅で回ってきました
今回はそのうちアンテロープキャニオン編です
アンテロープキャニオンはコロラド川が赤い砂岩の地層を浸食して創った洞窟で、シマシマ模様の美しい滑らかな壁を有しています(化粧品のCM撮影にも使われています)
詳しく言うとこのアンテロープキャニオンにはアッパーとローワーがあり一般的にはアッパーが有名ですが今回利用したネバダ観光サービスはその両方を訪れることをセールスポイントにしています
今回はそのうちアッパー編です
アッパーでは同社がうまく時間調整し「ビーム」と呼ばれる洞窟の真上から太陽の光がスポットライトのように洞窟の底を照らすという神秘的な現象を体験、ツアーメンバー一同この貴重な体験に酔いしれて記念写真を撮りまくっていたのが印象的でした
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アンテロープキャニオンのそばには大きな発電所があった (10:41)
ガイドの話では石炭火力発電所とのこと。帰国後ネットで詳しく調べてみると、ナバホ石炭火力発電所という
「このナバホ石炭火力発電所(NGS:Navajo Generation Station)については以下の気になる記事があった・・・・ https://www.jepic.or.jp/world/ 内の次の記事
「2018.06.07米国:ナバホ石炭火力発電所が2019年中に閉鎖の可能性」
いくらコスト及び環境負荷を考慮すれば新しい契約が優れているとはいえ、建設時は働かされ、完成したら電力は供給されず、自前で発電所を建設したら今度は購入契約を解除するとはナバホも虐げられているようだアンテロープキャニオン 山・渓谷
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アンテロープキャニオンもナバホ族の管理下にある (10:41)
ここでのツアーはモニュメントバレー同様彼らが運転するクルマに乗り込んで行う
写真はクルマに乗り込むまでの待合所で、右端に写っているのが我々のツアーバスアンテロープキャニオン 山・渓谷
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ツアーに使用されるクルマはモニュメントバレー同様ピックアップトラックの荷台を改造したもので、車高を上げる「リフトアップ(またはハイリフト)」に改造されているため、座席に上るためのの階段が設置されていた (10:43)
このように改造するとオフロードでの走破性が上がるらしい -
ツアー参加者に改めて持ち物について注意を呼びかけているガイドさん (10:44)
持ち物については特に厳しいルールがあり、飲料水、カメラ及びポケットに入るもの以外は全て持ち込み禁止。一脚及び三脚、セルカ棒なども持ち込み禁止
これは洞窟内が狭く、柔らかい砂岩が擦られると損傷する懸念があるための対策
なお iPhone の扱いに慣れていないため撮影時指が写ってしまった(恥;) -
スマホGPSで現在位置を確認(地図大好き人間です)(10:45)
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クルマは定員が10人程度のためツアーメンバーは2グループに分かれた (10:47) -
クルマに乗り込んで出発を待つ観光客、左後ろに見えるのが待合所 (10:55)
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乗客ではなく「荷物」のような状態で発車を待った (10:55)
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待合所には「チップ大歓迎」の貼り紙がいろいろな言語で書かれていた
上から順に、英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、チェコ語?、中国語、韓国語、日本語、タイ語。中国語とハングルだけが手書き
日本語は手書きではないが翻訳が直訳ぽくっておかしい -
やがて改造車は出発、進行 (11:01)
赤い細かな砂を豪快に巻き上げながら進む
運転室は密閉されているからいいが、客室(?)は砂が容赦なく飛んでくる -
隊列を組んでいざアンテロープキャニオンへ! (11:03)
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ツアーメンバーもどこか不安げな表情をしてこのワイルドな乗り物を体験していた (11:03)
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回り一面の砂漠を驀進中、、(11:03)
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それにしてもよく分からないがこの車輪が外れているのでは、、と思うぐらい目一杯車高を上げているのには驚かされる (11:04)
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ナバホにもスピード狂は多いらしく、狂ったようにアクセル全開で進んでいった (11:04)
なおこの写真に見られるように砂塵からのどを守るためマスク着用オススメします -
後を見ると遅れることなくついて来ていた (11:04)
アンテロープキャニオン 山・渓谷
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過ぎたるは及ばざるが如し、、、一台がトラブルに巻き込まれた (11:07)
ダート(未舗装の荒地)走行なので、窪みにタイヤをとられたようだ -
トラブルにもめげず、何とか全員キャニオンへの入り口に着いた (11:12)
アンテロープキャニオン 山・渓谷
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この岩の裂け目のようなところが入り口 (11:13)
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洞窟の中に入るとそこには驚きの光景が、、、(11:15)
<注>ここから以下の洞窟内で撮った写真は効果を高めるためにWB(ホワイトバランス)を調整しています。具体的にはWBをAUTOで撮ったRAWを日中曇天に変更しています
なんと天井から一条の光線がスポットライトのように洞窟の底を照らしているではないか!!
これは「ビーム」と呼ばれ、晴天に恵まれること&太陽が真上から洞窟の真上に来る時間に訪れることの2条件を満たす場合のみ得られる貴重な現象 -
見上げるとぽっかりと穴が開いており、夏至を過ぎたばかりで雲ひとつない空から砂漠のまばゆいばかりの太陽の光がこの天然の洞窟に降り注いでいた (11:15)
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あっけにとられて見ていた我々の前に怪しげな人影が、、、(11:16)
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実はこの人がビームをより効果的に見せる演出者(11:16)
手には小さなスコップを持っている -
小さなスコップで足元の砂をすくい上げホイと空中に散布する (11:17)
すると大変細かい砂なので長い時間空中を漂いビームの存在をより際立たせる
ちょうど光がスリットから差し込むと部屋のホコリがよく見えるのと同じ原理 -
イチオシ
よく見ると他にもこの「天然のスポットライト」ビームが発生していた(11:16)
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別の場所でだが、このビームの舞台裏を撮影するツアー客 (11:55)
このように非常に細かい赤い砂です -
歓喜してこのスポットライトを浴びるツアーメンバー (11:18)
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スター気分でビームを気持ちよさそうに浴びる女性のツアーメンバー (11:19)
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このあたりは未だ洞窟は広い (11:20)
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特別料金を払って三脚を持ち込み写真撮影に励むツアー客(11:22)
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洞窟は奥に進むにつれ狭くなり、暗くなる(11:32)
この写真は ISO 3200,f/4.5, 1/5sec で撮ったが手ブレ及び被写体ブレを起こしている・・・ストロボは使用禁止 -
上を見上げると岩の間に挟まった流木の姿が見えた(11:37)
この後訪れるローワーアンテロープキャニオンでは1997年8月12日、鉄砲水で11人の観光客が流され死んだそうだ -
段々洞窟は狭くなりついに人一人がやっと通れるほどになった(11:46)
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すれ違うのも難しいほどの狭さ(11:54)
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すると突如上から光が差し込みサーッと明るくなった(11:58)
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岩の隙間から人々の姿が見えた(11:58)
やっと再びシャバに出られた! -
出口で無事を喜ぶ観光客(11:58)
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不思議なことに出口は普通の砂漠の景色が広がっていた(12:00)
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出口にはこんな不届きな落書きがあった(12:02)
日本語ではないので日本人の仕業ではないのだろう -
出口付近の岩を見ると傾斜した地層やら、不連続に鳴っている部分やら、穴があいているなど興味深い(12:08)
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素晴らしい光景を見たという満足感とともに出口から出てきたツアーメンバーの姿 (12:08)
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帰りも階段を登ってトラックの荷台に乗り込むツアーメンバー(12:10)
さあ、次はロワー・アンテロープキャニオンだ
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