10)ルート66　セリグマンより 我が鉄ちゃんは アメリカの貨物列車ぞ いとおかし

2018/06/29 - 2018/06/29

アメリカ西部のヨセミテ、イエローストン＆グランド・ティトンそしてグランドサークルを一人旅で回ってきました
今回はグランドキャニオンを訪れる際立ち寄ったセリグマン編です

セリグマンはその昔シカゴを起点とし、サンタモニカを終点とするルート66の宿場町として栄えたところで、高速道路網の発達に伴いルート66そのものは廃止されました

しかし昔を懐かしむ人々の尽力によりその一部は　Historic Route 66 として復活を遂げました

西部劇に出てくるような昔懐かしい街でランチがてらに休憩、観光をしていたらすぐそばを走る線路から汽笛の音が、、、

撮り鉄の血が騒いで急いで爆走する貨物列車を激写した次第です

*個人情報、肖像権に配慮し、顔が写っている場合は画像処理しています

エリア セリグマン(アメリカ)

6月29日からは最後の現地ツアー、「欲張り2泊3日グランドサークルの旅」

そのためラスベガスの Four corner にある Bally's Las Vegas Hotel & Casino に前泊1泊及び後泊2日した

ここを選んだ理由は前回（＝2015年9月）棟続きの Paris を利用したので地理に詳しいこと及びツアーの集合場所がホテルのロビー前であることなど

上の写真は部屋からの眺望。 Paris のストリップビューの時とは違って Bellagio の噴水は部屋から見えなかった

世界最大級の観覧車　High Roller が見える

High Roller （ハイ・ローラー）とは米語の俗語で大金を賭ける人の意味

ここが集合場所。ツアー参加者と思しき日本人の姿があった

ネバダ観光サービス・ツアーガイドの Y　さん
体育会系のノリの明るい若者だった

今まで2回グランドキャニオンを訪れているが、いずれもラスベガスから飛行機で現地まで飛び、そこからバスで回るスタイルだった

今回初めて地上を走るのでまた別の景色が見られることを期待した
ラスベガス市内を出て１時間ほどたつと人工のミード湖が見えてきた

フーバーダムロッジ

今回のツアーの制約条件としてスーツケースの持込は不可（機内持ち込みサイズはOK)というのがある

クルマを見ると大型バスのような床下にラゲージスペースがなく、後部のトランクルーム及び座席上部に収納スペースがあるのみ

ラスベガスで遊び疲れたのか、はたまたスタミナ温存のためか車中で爆睡中の人も、、

クルマは一路　Seligman （セリグマン）を目指す

クルマにはガソリンを、人間も水や食料を補給　（D7100)

これは iPhone 6S の画像

家が動いている、、、、アメリカではこのようなモービルハウスで移動するのが夢なのかも

荒野を劇走する貨物列車を発見

アメリカでは日本と反対で鉄道は貨物輸送がメイン
長～い、長～い貨物を牽引していた

有名なハンバーガーショップで昼食＆自由観光

メニューを車内で配り、注文をまとめて電話で店に事前に手配するという手際の良さ

アメリカの食事は分量が多すぎるので比較的ボリュームのないホットドッグを注文

同 iPhone 6S 画像

他の参加者は何を食べているのかな～

ショップの裏に回ると

ポンコツ車がいっぱい！

映画 Cars のモデルになったクルマはどれだろう？

これだろうか？

バラバラ死体（？）もあった

黄色い日本では見られない花が咲いていた

砂漠のギラギラした太陽にもめげずたくましく咲いている変わった花

サボテンが黄色い花を咲かせていた

ここには James Dean や

Elvis Presley

ベティ・ブープ

そして Sex Symbol といわれた Marilyn Monroe など1960年代アメリカを席巻したアイドルが一杯

Histric Route66 を実現した立役者・床屋さんのエンジェルおじさん

歩道にも Route66 の表示が、、

Route66 は シカゴに始まり西海岸サンタモニカに終わる

人気スポットなのか、日本のツアー団体が大型バスでやってきた

我がツアーバス

我がツアーバスは店のすぐそばに駐車してくれた

元は散発屋だったが今はみやげものショップとして営業中

温度計も散発屋仕様のトリコロール

華氏90°なので32℃、かなり暑いが湿度が少なくカラッとしているので体感的にはそれほどでもなかった

あまりショッピングは好きではないが一応店内を一回り

このトートバッグに惹かれたが女房が「またバッグばっかり買って」といわれそうで止めた

ショッピングをしていると裏で Whistle (汽笛）の音が聞こえてきた

慌てて走っていくと道中見た貨物列車が裏にある鉄路を爆走しているではないか！

重厚な足回り（これはあとで停車中に撮った）

これが先頭の機関車

機関車を三重連して走っていた

どこまでも続く有蓋車を引っ張り、、

落書きにもめげず

汽笛をぼぅ～と鳴らし走り去っていった

そのどことなく寂しげな響きは無性に旅情を掻き立てた

https://youtu.be/49jkH3FzZiU

（以下続編）