14)まさに絶景、"The View" Hotel に滞在し憧れのモニュメントバレーの夕陽、星景＆日の出を激写した

2018/06/30 - 2018/07/01

アメリカ西部のヨセミテ、イエローストン＆グランド・ティトンそしてグランドサークルを一人旅で回ってきました

最後の観光地グランドサークルではVELTRAでの口コミ評価の高いネバダ観光サービスの現地ツアーを利用、今回はそのうちモニュメント・バレー編です

最近のスマホの進歩は著しく大抵の写真はスマホで十分でしょう
しかし未だスマホでは撮影不可能なものもあり、今回は折角持っていったデジタル一眼レフ及び三脚を駆使した写真を主に紹介したいと思います
なお写真は全て RAW で撮っており、効果を高めるために画像処理しているものもあります

＜使用機材＞
カメラ：Nikon D7100（APS-C規格デジタル一眼レフ）
レンズ：AF-S Nikkor Fisheye 10.5mm f/2.8G及びAF-S Nikkor 10-24mm

エリア モニュメントバレー周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: デルタ航空

The View Hotel の一角には John Wayne's Point という展望台がある、なお本写真は iPhone6S を使用 (18:17)

The View Hotel ホテル

John Wayne's Point には説明パネルが設置されていた

西部劇スター John Wayne ジョン・ウェインは好んでこの場所からモニュメントバレーを眺めたことから名付けられた　

背が高くライフルを持たせるとよく似合う西部劇スターだった

以下　拙訳・・・・この場所はジョン・ウェインがモニュメント・バレーの美しさと静寂さを楽しんだところと言われている

彼の最初にモニュメントバレーで撮られた映画はジョン・フォード監督の1956年作「駅馬車」である

彼は他に4つの作品でモニュメントバレーに出演し、ファンお気に入りの "The serchers" （邦題「捜索者」で頂点を極めた・・・

ここからの光景を眺めているとふと谷村新司の名曲「昴」を思い出した

♪目を閉じて何も見えず　悲しくて目を開ければ
　荒野に向かう道より他に見えるものはなし、、、、

ここで写真を撮っていると隣でも三脚を構えて本格的に撮影している夫婦の姿があった(20:20)

ホテルの窓を夕陽が赤く染めていく（19:48)

♪赤い夕陽がホテルを染め～て
　ビュートの影に沈む頃、、、、

その名も The View Hotel、日本語に強いて訳せば「絶景ホテル」の本領を発揮するときが到来した (19:52)

客室は全室モニュメントバレー方向に向けられている
しかもベランダ付き

東側には　Mitchell Mesa* が迫っている

＊以下、ビュートの名称は Google Earth にて確認した

部屋に戻りベランダから夕景を撮った (20:42)

なお星景写真撮影用に重いが三脚も持参してスタンバイ

ベランダで撮影すると手すりが写りこみ邪魔になったのでベランダから飛び降り部屋の前で撮影 (20:42)

なお部屋は1階の東向き

夜の帳が降りて東京では到底得られないような漆黒の夜が訪れた

最初は John Wayne’ｓ Point にて三脚を据付け星景写真にチャレンジした
持参したフィッシュアイレンズで試しに頭上の天空を写してみると見事に天の川が写っていた

俄か仕込みの星景写真家にしては上出来だったが惜しむらくはホテルのからの照明が明るく写りこんでいるのが残念だ

あとで何のことやら自分の部屋の前が撮影のベストポイントと分かった
（部屋は廊下の一番奥、すなわち南側からひとつ手前の部屋だった）

自分の部屋の前でベランダから飛び降りて撮った写真がこれ (21:13)
東にある Mitchell Mesa からアーチのように天空に延びる天の川が確認できた

天の川を拝めるのはアラスカでオーロラを撮ったとき以来かも知れない

それでも手前の明るい部分が邪魔だ (21:13)
これはベランダの常夜灯が原因らしく、スイッチを探したが見つからないので諦めた

仕方がないので明るい部分をトリムし画像処理で全体をお化粧した
まあ、にわか星景写真家としては上出来としよう

やがて Sentinel Mesa Butte から月が出てきた (21:45)

今度は フィッシュアイレンズで月の出とビュートのコラボ写真を撮ってみた (21:53)

月は満月を過ぎ17日目(=立待ち月）のようで、結構明るく天の川を消し去ってしまった

月が昇るにつれ天の川が見えにくくなった (21:55)

フィッシュアイではなく10-24mmワイドレンズを使用してビュートと月のコラボ写真を撮った (23:26)

ビュートに向けて建てられた The View Hotel (2:20)

一番奥は John Wayne's Point としても知られる展望台だ

かれこれしていたら今度は日の出の到来だ (4:14)

地平線が赤く染まりだした

どうやら West Mitten Butte の親指の付け根あたりから太陽は昇るようだ (4:38)

部屋から飛び出して日の出をバックにセルフィー（自撮り）に励む人も現れだした (4:54)

予想どおり親指の付け根あたりから太陽が恥ずかしそうに顔を現しだした (5:04)

更にアップで撮ると太陽は山の稜線から顔を覗かせており、雲が全くない
理想的条件だった (5:04)

来年の年賀状はこれで決まりだ！ (5:09)

「日の出の勢い」というが本当に太陽は昇りだすと速い (5:09)

部屋から続々と人が出てきて、モニュメントバレーでの「ご来光」を拝みだした (5:09)

太陽は山の端をクリアし、光球が完全に姿を表した (5:12)

左から　West Mitten Butte, East MItten Butte, Merrick Butte
モニュメントバレーの三兄弟だ　(5:13)

iPhone 6S で撮った曙（あけぼの）

時刻が自動修正され 7月1日 5:33 AM とデーターが残っているのは便利

気がつけば月は Gray Whiskers と呼ばれるビュートの頭上高くから下界を見下ろしていた　　帰国後月齢カレンダーで調べると立待ち月だった

文字通り寝食を忘れて撮影に勤しんだが才能がないのか、いまいちできばえには不満が残る

しかしある程度満足のできる写真が撮れてわざわざ思い三脚を持ってきた労苦が少しは報われた思いだ

今回私が得た経験が皆様のお役に立てば幸いです（完）

この旅行記へのコメント （2）

• とし坊さん 2018/07/07 07:07:21

  絶景ですね

  モニュメントバレーであのホテルに宿泊ることが、あこがれです。
  羨ましいですね(^_-)-☆
  奇麗な写真をありがとうございます。
  今後ともヨロシクです
  星空写真　イケテマス(^^♪

  deracineさん からの返信 2018/07/08 23:48:57

  Re: 絶景ですね

  とし坊さん、こんにちは
  
  ご訪問＆コメントをいただき有難うございます
  暑い日が続きますがお元気ですか
  当方は時差ボケもなく（そもそも全体的にボケていますが）記憶が薄れないうちに旅行記を書こうと毎日いそしんでおります
  
  とし坊さんもルート66＆グランドキャニオン行きを計画されている由、
  是非若いうちに訪れてください。日本のチマチマした自然がイヤになりますから
  
  えらそうにアドバイスするとアメリカの国立公園内のロッジは早くから満室になるので計画が決まったら即予約がベターです（ヨセミテがそうでした）
  
  また何かお聞きになりたいことがあればドシドシご質問下さい
  これからも引き続き今回の旅行記を書きますのでご愛読いただければ幸いです
  では、また