2018/06/13 - 2018/06/15
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FUKUJIROさん
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岩国での仕事を終えて、新岩国駅から新幹線に乗り博多へ来ました。
南福岡に泊まり、朝の「銀天町商店街」を歩き、武田たばこ店を見に行きました。移動して、百道の元寇防塁からサザエさん通りを抜けて福岡市博物館を見学してから仕事に行きました。
さらに翌日、世界遺産の宗像大社辺津宮に参拝しました。
ここは宗像大社の三つの宮の一つで、宗像三女神の一柱市杵島姫神を祀っています。参拝の後、高宮祭場まで上り、月次祭にも参加させて頂くことができました。
1日目:岩国観光
https://4travel.jp/travelogue/11372021
2日目~3日目:福岡市内と宗像大社辺津宮に参拝、釜山へ移動(本編)
4日目~5日目:慶州と釜山の観光
https://4travel.jp/travelogue/11370983
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
博多駅から南下して鹿児島本線の南福岡駅にやって来ました。
福岡空港へ降下する飛行機が見えています。 -
南福岡駅。
夜の8時ですが、意外なほど人通りが少ないです。 -
萃豊閣ホテル。
駅から歩いて約5分、途中にローソンがありました。 -
シングル素泊まり5,400円(込々)。756円で朝食を追加しました。
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冷蔵庫、ポットもあり、博多駅から近いのでビジネスで利用するのも良いですね。
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隣の建物が食事処と温泉になっています。
萃豊閣ホテルの宿泊者は、フロントで入湯券をもらえるので、無料で温泉に入れます。 -
朝、ホテルの外観。
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同じ系列の南福岡グリーンホテル1階のレストランで朝食を頂きました。
萃豊閣ホテルからは1分30秒。 -
ぎんてんちょう商店街。
昔は、第二の中州とも称されていたほどの盛り場でした。 -
今は、何処の盛り場も浄化されてて...健全ですね。
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西鉄の雑餉隈(ざっしょのくま)駅。
ローマ字がなければ読めません。 -
駅前には博多警察署・麦野交番。
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博多方向へボチボチ歩きます。
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稚児えびす神社。
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恵比寿様は、幼児の守護神、家内安全、商売繁盛の服神様。
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武田たばこ店。
その昔、金八先生が放送されていた頃は、観光バスで聖地巡礼があったとか。 -
西鉄と地下鉄に乗り、百道に移動しました。
元寇防塁を見に来ました。 -
文永11年(1274年)10月5日、対馬西岸の小茂田浜に押し寄せた元と高麗の連合軍は対馬を制圧、南下して14日に壱岐に侵攻し、島民のほとんどを殺しました。
対馬で元寇の史跡も巡った旅行記です。ぜひご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11359668
また壱岐でも元寇史跡を巡りました。こちらの旅行記も合わせてご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11359694 -
ついに10月20日未明に博多に上陸しています。
これが「文永の役」です。 -
文永の役の後、再度の元軍襲来に備えて築かれた石築地(いしついじ)の跡です。
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西南学院大学の脇にも元寇防塁(西新)があります。
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この碑は昭和6年に建てられています。
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防塁は博多湾岸に約20kmにもわたって築かれました。
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弘安の役では、高さ約2mの防塁が期待以上の効果を発揮しました。
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弘安4年(1281年)6月、博多湾に着いた東路軍(先遣隊)は防塁のため上陸できませんでした。元軍は、御家人たちの必死の抵抗に苦戦し、7月中旬ようやく江南軍(本隊)と合流したものの、7月30日からの激しい風雨により多くの船が沈没しました。
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いわゆる神風により、元の大軍は壊滅状態となり、日本侵略を諦めました。
防塁の隣には元寇神社が建てられています。 -
元寇神社から北へ向かうとサザエさん通りに突き当たります。
正面に見えている建物は福岡市博物館です。
元寇神社から東へ向かっていたら「町子先生とサザエさん」像があったようで、見損ねてしまい残念でした。 -
長谷川町子さんは、昭和20年頃に百道の海岸を散歩していて「サザエさん」の登場人物サザエ、カツオ、ワカメなどの名前を閃いたそうです。
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福岡タワー。
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福岡市博物館。
写真では分かりにくいですが、正面入口の両側にはブロンズ像が立っています。 -
フランス近代彫刻の巨匠、エミール=アントワーヌ・ブールデル(1861~1929)の「雄弁」(左の像)、「力」(右の像)。男性像です。
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入り口に向かって右側の2体は女性像で、「勝利」(左の像)、「自由」(右の像)。いずれも高さ3.75m、重さ1tの大きなものです。
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間口が広すぎて、正面から写真が撮れません。
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9時開館と思いこんで来たのですが、9時30分開館でした。
う~ん、「町子先生とサザエさん」像を見る時間があったのに...。
正面左側の階段を上り、入場券を買います。大人200円。 -
入り口を入って右手に、ガラスケースに入ったジオラマがあります。
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ガラスが反射してますが。
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山笠です。
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教科書に載っていた金印です。
真っ暗な部屋の真ん中にポツンと展示されています。 -
iPhoneのピントが合いませんでしたが、「漢委奴国王」の印面です。
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もう一つの「蛇ちゅう金印」(複製)。
(ちゅうは、紐の糸偏を金偏に変える) -
これは触れる複製品。
この他に金印の重さ(108.729g)を体験する模型もありました。 -
前日に通った雑餉隈にも遺蹟があったようです。
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雑餉隈とは違いますが、環濠集落の模型。
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銅鏡や銅鐸は鋳物です。その鋳型も出土しました。
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夭折した子供の棺。
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鋤崎古墳の石室を再現してあります。
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かつて中州にあった玉屋百貨店。
大正14年、福岡市中洲に福岡市で初となる百貨店をオープンし、戦後、福岡市で初の水着ファッションショーを開催するなど、復興の象徴でもありました。
平成11年(1999年)7月に閉店しました。 -
祇園山笠。
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博多の街を駆ける追い山。
建物の大きさに比べ、展示室はコンパクトで短時間で見るにはちょうど良かった。
この後は仕事をしました。 -
前夜の二次会も無事にこなして、世界遺産の宗像大社へ移動します。
天神から宗像大社まで、平日は午前中に3本の直行バスがありますが、天神まで出るバスが渋滞で遅れて間に合いませんでした。
博多駅からJRで東郷駅へ、そしてローカルバスに乗り継いで来ましたが1時間15分ほどで到着しました。 -
広い駐車場からこの鳥居をくぐります。
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参道を進み、さらに鳥居があります。
鳥居の先には、心字池に架かる太鼓橋が見えています。 -
この手水は柄杓を使わずに、管から出る水で洗います。
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神門です。
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拝殿です。天正18年(1590年)、九州に転封された小早川隆景によって再建されました。
この奥に本殿があります。 -
拝殿の右側から本殿が見えました。ご祭神は宗像三女神の一柱である市杵島姫神です。
天正6年(1578年)、大宮司宗像氏貞によって再建されました。
ガイドのおじさんが「ここから撮るといいよ」と教えてくれました。 -
本堂の右奥に高宮への参道があります。
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御神木、相生の樫。
恋愛成就、夫婦円満の福徳があります。 -
宗像山への石段を上ります。
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まだまだ上ります。
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緩やかな道に出ました。右手の方向に開けています。
高宮斎場はもうすぐです。 -
正面右に宗像市立玄海中学校が見えているので、だいたい正面方向に大島(中津宮)、そして沖ノ島(沖津宮)があるはずです。
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高宮斎場です。
囲いの中には入れません。 -
高宮祭場は、辺津宮の起源となる古代祭祀の場と考えられています。
この囲いの中は、世界遺産の核心地域に指定されています。 -
宗像大神「降臨の地」とされ、沖ノ島とならび宗像大社でもっとも神聖な場所です。一般人は沖ノ島に上陸できなくなってしまいましたので、ますます貴重な場所になりました。
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この後、もっと偉い宮司2人が来て、月次祭が執り行われました。
この椅子には氏子総代の方々が座られました。
祭事の間だけ垣根が開けられて、私たち参拝客も斎場内に入ることができました。 -
斎場の中央付近で祭事を行った後、斎場の右手前の一角で再び奏上しました。
ちょうど私たちが立っている目の前でした。
祭事は撮影できません。 -
片付けをされているところです。
まだ正面の垣根が開いているのが見えますね。 -
月次祭が済み、宮司と総代の一行は帰ります。
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私も高宮を降りて、第二宮(向かって右)、第三宮へ来ました。
本殿・拝殿だけでなく、第二宮、第三宮にも参拝することで、宗像三女神の三柱にお参りしたことになります。 -
第二宮。沖津宮の田心姫神が祀られています。
現在の第二宮、第三宮社殿は、第60回式年遷宮(昭和48年)に際して、伊勢神宮の別宮の古殿舎が下賜されたものです。 -
第三宮。中津宮の湍津姫神が祀られています。
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末社。
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御神木。樹齢550年の楢の木です。
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末社。延宝3年(1675年)に第3代福岡藩主黒田光之が、宗像郡内を末社を集めています。
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絵馬堂と末社。
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三笠宮様の御歌。
「沖ノ島 森のしげみの岩かげに 千歳ふりにし 神祭り乃阿登」。 -
神宝館。沖ノ島祭祀遺跡から出土した8万点の国宝が収められています。
時間がなく、入館しませんでした。 -
大駐車場の向かい側にはガソリンスタンドがあります。
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「海の道むなかた館」です。
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世界遺産の証明書。
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ロビー。
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沖ノ島を紹介するビデオが流れています。
今年から、沖ノ島に一般人が上陸することは完全に禁じられました。 -
むなかた館でも出土品の展示がありました。
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お休み処。少ないですがお土産も販売しています。
私は決して行くことのできない沖ノ島の絵はがきを買いました。
バスの時間が迫ってきました。一休みしてバス停に戻ります。 -
この日は金曜日。13:35のバスで天神へ直行しました。
1,000円。suicaが使えました。
この後、天神から福岡空港へ移動し、釜山へ飛びました。
ぜひ釜山と慶州の旅行記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11370983
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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