2018/04/21 - 2018/04/21
6661位(同エリア14218件中)
まうさん
日光街道歩き6回目は、古河から間々田まで寄り道含めて約15kmです。
古河宿から明治時代の旧下野煉瓦製造会社煉瓦窯に寄り道しました。国指定重要文化財です。途中の満福寺の牡丹も綺麗で、けっこう遠回りになりましたが、良い寄り道でした。
参考:
古河市HP 古河市観光ガイドマップ「てくてく観光マップ」
https://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/lifetop/soshiki/kanko/2/1056.html
宇都宮国道事務所 日光街道御徒マップ
http://www.ktr.mlit.go.jp/utunomiya/utunomiya_nikkomap001.html
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
PR
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朝9時頃に古河駅到着。JRの休日お出かけパス利用。
改札出てすぐのヴィ・ド・フランスでモーニング。サンドイッチとゆで卵、コーヒーのセット390円。レモン水のお冷があるのが嬉しかった。 -
前回、古河宿で散策しなかったところをまわる。まず、日光街道道標。「右江戸道」「左日光道」とある。
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道標の脇にあるスタンプ台。古河市に入ってからいろんな史跡で見たんだけど、前回なんだろうとは思いながらも開けなかった。今回開けてみると、本当にスタンプが入っていた。
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正定寺。古賀藩主、土井利勝(家康の落胤説がある)が開いたお寺。
正定寺 寺・神社・教会
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境内にある土井利勝公御代記。土井家14代利与公が建てて、昭和に入ってからここに移築された。説明版によると、ここに「家康の御子」と刻まれているそうだ。表向きは家康の母方の従兄弟なんだけど、どうなんだろう。
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境内にはすずらんがたくさん咲いていた。
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頼政神社の入り口。ツツジやコデマリの花がきれい。
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御祭神は平安時代末期の武将、源頼政。妖怪の鵺退治をしたという伝説がある。小さな神社だけど、緑と花がたくさんで気に入ったところ。
頼政神社 寺・神社・教会
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シャガの花がたくさん咲いていて綺麗だった。
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永井寺。古河城主永井直勝が開いたお寺。永井家は土井家の前に古河城主だった。
永井寺 寺・神社・教会
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境内に十九夜塔。茨城に入ってから十九夜塔をよく見る。
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白いアイリスが咲いていた。
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古河宿の鎮守、雀神社。現在の社殿は慶長10年(1605)造営というから、かなり古い。立派な社殿。
雀神社 寺・神社・教会
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古河宿から街道を外れて、旧下野煉瓦製造会社煉瓦窯に寄り道する。
茨城県から栃木県に入り、熊野神社。小さな神社だけど、703年建立という由緒ある神社。 -
二宮金次郎像があった。
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野木町のマンホールはひまわり。
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熊野神社の近くに満福寺。
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鎌倉時代1259年の板碑。死者の供養のために建てられたもの。緑色片岩。日光街道歩きで鎌倉時代の板碑を見るのは3回目だ。
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ここは牡丹の花が咲いていて綺麗だった。
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イチオシ
ゴージャス。
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蕾も丸っこくて可愛い。
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ここにも十九夜塔。利根川を渡って埼玉から茨城に入って以降、庚申塔が減ったなあ。この辺は庚申信仰より月待信仰のほうが人気だったのかな。
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イチオシ
旧下野煉瓦製造会社煉瓦窯に到着。明治時代に建てられたドイツのホフマン式レンガ窯で、国指定重要文化財。
見学は100円。ヘルメット着用。決まった時間にガイドツアーもあるけど、受付に行けば個人で自由に見学できる。 -
煙突部分。
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ハナミズキの花も綺麗だった。受付のあるホフマン館にはカフェも併設されていて、なかなか良いところだった。
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イチオシ
野木神社。緑豊かで雰囲気の良い神社。フクロウがいるらしい。
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平安時代に坂上田村麻呂が蝦夷討伐に成功し、凱旋の途中、記念に植えたと伝わる大イチョウ。すごい大木。
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この大イチョウには、お乳が良く出て赤ちゃんが健康に育つように、米ぬかと白布で作った乳房で祈願する民俗信仰があるそうだ。
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野木神社の隣にはニリンソウの群生地もある。時期的にほぼ終わりだったけど、まだ咲いているのも残っていた。
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日光街道に復帰するところで、ちょうど「野木宿入口」の標識。
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野木宿の説明版。この辺に本陣があったそうだ。
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街道沿いのモッコウバラが満開。
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満願寺というお寺の前に十九夜塔。
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一里塚跡の小さな説明版。野木宿は街道沿いが国道になっているので、宿場町の雰囲気はほとんどない。街道を外れると野木神社とか良いところがあるんだけど。寄り道して良かったな。
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浄明寺というお寺の前に、「青面金剛」と書いてある庚申塔を発見。十九夜塔が多いけど、庚申塔もないわけではない。
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野木宿道標。ここは栃木へ向かう脇往還の入り口。「是より大平山道」と書いてある。栃木の大平山神社への参詣に使われた。
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国道4号沿いの「佐野ラーメン中村屋 野木店」でランチ。お昼時でけっこうお客さんがいた。
中村屋 野木店 グルメ・レストラン
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佐野ラーメン600円。あっさりしたホタテスープで美味しい。
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ジャンボ餃子2個200円。大きくて皮がもっちり。
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街道沿いの畑で見た可愛い花。さやえんどうかスナップエンドウかな?
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しばらく単調な国道歩き……と思っていたら、道端に石碑らしきものを発見。よく分からないけど、「友沼村」という文字が読める。この辺の地名は今でも「友沼」だ。
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友沼八幡神社。本殿の背後のケヤキは推定樹齢550年。今は小さな神社だけど、江戸時代は将軍が休憩したところで、境内に休憩所の建物もあったそうだ。
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友沼八幡神社の向かいに、立派な門構えの法音寺。ここには芭蕉句碑がある。
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江戸時代1780年に建てられた芭蕉句碑。
「芭蕉翁 道ばたのむくげは馬に喰れけり」
馬に乗っていて、道端にむくげの花が咲いているな、と見ていたら、馬が食べてしまった、という意味。 -
芭蕉句碑の近くには十九夜塔もある。見慣れない二十三夜塔もあった。
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野木町を抜けて小山市に入る。
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「馬頭観世音」の石碑。脇に「文化十(1813)」の文字が読み取れた。道標も兼ねていて「これより左 乙女河岸 あじと とちぎ さのみち」と書いてあるらしいが、これは分からなかった。
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乙女一里塚跡。説明版はないけど、塚跡っぽいのは分かる。
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その先の若宮八幡宮にある大日如来坐像。江戸時代1709年に安置された銅製の像。市の指定文化財。神社に大日如来像って、神仏習合の名残りだなあ。
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たぶん梨園かな。この辺りの街道沿いにいくつか果樹園があった。
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花はもう終わっているけど、小さな実が出来ているのが分かる。
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民家の藤。国道歩き区間も、花や植物を見ながら歩いていると退屈しない。
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また十九夜塔。馬頭観音はコンスタントにあるけど、庚申塔や月待塔は地域差があるなあ。
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佛光寺。2代将軍秀忠に寺領を与えられた。門の左右に仁王像が立っていてカッコイイ。
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佛光寺の向かいに、乙女八幡宮。この門は江戸時代、元禄16年(1703)に建てられたもので、説明版がある。
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乙女八幡宮本殿。
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乙女かわらの里公園にある、乙女不動尊瓦窯跡。国指定史跡。奈良時代に下野薬師寺などに瓦を提供した。瓦窯が復元されている。
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この辺から見える景色がのどか。
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泉龍寺・乙女不動尊。赤い門の目立つお寺。
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イチオシ
赤いマフラーがおしゃれ。
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境内には庚申塔も一つあったけど、やっぱり十九夜塔が多い。
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赤い橋。花がたくさん植えられていて、明るい雰囲気のお寺だ。
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間々田駅に到着。15:10くらいだったので、食事や休憩入れて6時間ちょっと。
日光街道もやっと半分くらい来た。後半戦も楽しみだ。
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