２０１７ＧＷ　初の東ドイツ～プラハ　【６６】　ドレスデン２日めその６　フラウエン教会訪問、のはずが・・・

2017/04/29 - 2017/04/29

「ツヴィンガー宮殿」をあとに、いよいよ楽しみにしていた
「フラウエン教会」へ。
第二次大戦の戦禍に遭い廃墟となったものの、１９９４年から
再建され昔の姿を美しく蘇らせた聖母教会。
塔の展望台へ上ることができ、その途中に美しいクーポラを
間近に見ることができて・・・。
この街の中でも特に楽しみにしていた場所だったのですが・・・。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２２日（土）　福岡～関空～フランクフルト
　４月２３日（日）　フランクフルト～ワイマール～デッサウ
　４月２４日（月）　デッサウ～ベルリン
　４月２５日（火）　終日ベルリン
　４月２６日（水）　ベルリン～ポツダム～ベルリン
　４月２７日（木）　終日ベルリン
　４月２８日（金）　ベルリン～マイセン～ドレスデン
☆４月２９日（土）　終日ドレスデン
　４月３０日（日）　ドレスデン～プラハ
　５月　１日（月）　終日プラハ
　５月　２日（火）　プラハ～ニュルンベルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　３日（水）　フランクフルト～フロイデンベルク～ジーゲン
　　　　　　　　　　　　～マインツ～フランクフルト
　５月　４日（木）　フランクフルト～ブーツバッハ～フランクフルト
　　　　　　　　　　　　～夜便でフランクフルト空港より帰国
　５月　５日（金）　羽田～福岡

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

激混みの「アルテ・マイスター絵画館」は断念し、劇場広場の方へ
出てきました。

右手に「三位一体大聖堂」と「レジデンツ宮殿」。

そちらの方へ渡って次の場所へ移動します。

宮殿の精巧なアイアンの柵。

こういう出窓の下まですごい装飾。

ああ、こういうアングルいいですね～。

大聖堂の壁にいらっしゃった、巡礼杖を持っていらっしゃるこちらは、
大ヤコブさんかな。

白い長いたてがみのお馬さんが通っていきます。

シュロスプラッツからちらりと見えるあちらへ、これから参ります。
「ツヴィンガー宮殿」では晴天だったのに、またどんより曇り空に
なってきました。

前日夕方にも通ったこちらをまた拝見しながら行きましょう。

「君主の行列」です。

こちら目線のアウグスト強王。

あ、そうそう。
行列最後尾がこの壁画の作者、Ｗ．ヴァルターご自身とのことですので
戻って確認してみました。
が、ちょうど工事の足場が組まれており見えにくかったのですが
髭をたくわえたあの方でしょうか。

全長１０１ｍもある壁画。

マイセン磁器の約２０センチ四方のタイルを、約２５，０００枚も
使用しているとのこと。
よく見るとタイルの形がよくわかります。

タイルの上にこんな精巧な模様を描いているなんて、すごいことですね。

しかもこんなに大きな作品。
気が遠くなる作業ですよね～。

そのそばにあったのであろうワーグナーの肖像のプレート。
どこの壁にあったものなのか今となっては思い出せず・・・。

ヒルトンホテルの通りを真っすぐに進みます。
時刻は１６：００少し過ぎ。

そして「フラウエン教会」に到着。
ですが・・・

何か特別な日だったらしく、入場はできないとのこと。
しばらくの間、女性がその説明をしていたのですが、
ドイツ語オンリーで私には理解できず・・・。
でもとにかく入れないことだけはわかりました。

未練がましく周囲をうろうろ。
ひょっとしたらもっと早い時間に来れば入れたのかもしれない。

足元にはこの街の名の入ったマンホール。

馬車の停まっているそばには・・・

前日も見たこの壁。
恐らく戦禍に遭った、再建前の壁の一部なのでしょうね。

この広場は馬車の発着場所のようです。

１台出発して行きました。
御者さんは女性ですね。

こんな大砲まで置かれていました。

さてこれからどうしましょう。
こちらは教会の並びにあるコーゼル伯妃の館「パレーコーゼル」。

その奥（北側）に見えるクーポラは、芸術アカデミー校
「クンスト・アカデミー」（１８９１年造）のもの。
ガラス張りの丸屋根の上には金塗りの女神ファーマの彫像。
このクーポラ、市民には「ツィトローネン・プレッセ」
（レモン絞り器）の愛称で呼ばれているのだそうです。
ユニークですね。

そのお隣のこちらは何の建物なのかしら？

立派なファサードがありました。

更にその北側にはこの大きな建物。

「アルベルティヌム」です。

名称のいわれはザクセン王アルベルトの命により建てられた故。
１６世紀建造の武器庫を前身とし、現在は美術館。

１階は彫刻展示、２～３階は「ノイエ・マイスター絵画館」として
ゴッホ、モネ、マネ、ゴーギャンなどの作品を所蔵。

時刻はまだ１６：３０頃だったので入館してもよかったのですが、
「アルテ・マイスター絵画館」、「フラウエン教会」と
振られて、何かを鑑賞する気力をなんとなく喪失・・・。

外観のみ拝見しました。

そして「ブリュールのテラス」へ。

また曇り空なのが残念ですが、景観は素晴らしい。

エルベ川には大きな観光船。

ちょうどクルーズが終わったようで、この方たちは下船されているところのよう。

船に乗るのは大好きなのですが、このお天気ではちょっとねぇ・・・。

いろいろ迷いましたが、食指の動くものがなく、こうなったら
早めに夕食を済ませてのんびりすることに。

夕食を摂るお店はお昼間にも下見したあそこにしようと、
ゆっくり移動。
お馬さんたち、お疲れ様です。

おー、こんな観光・移動手段も。

そして再びこちらへ。
「フラウエン教会」とルター像。

さっきここへ来た時はいなかった白いグランドピアノと
トランペット（？）のコンサートが始まっていました。

こちらを見納めて、またアルトマルクト広場方面へ向かいます。