２０１７ＧＷ　初の東ドイツ～プラハ　【６２】　ドレスデン２日めその２　アルトマルクト付近Ⅰ

2017/04/29 - 2017/04/29

ドレスデン２日めです。
朝のんびりし過ぎて「ゼンパーオペラ」のガイドツアーを逃し、
「大聖堂」もミサ中で１２：００までは撮影禁止につき、
先に旧市街の南側を訪ねることに。
５００余年の歴史を持ちこの街誕生の地といわれる「アルテマルクト」、
それに面する「聖十字架教会」。
冬にはクリスマスマーケットで賑わうマルクトでは、あるお祭りが
開催中でした。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２２日（土）　福岡～関空～フランクフルト
　４月２３日（日）　フランクフルト～ワイマール～デッサウ
　４月２４日（月）　デッサウ～ベルリン
　４月２５日（火）　終日ベルリン
　４月２６日（水）　ベルリン～ポツダム～ベルリン
　４月２７日（木）　終日ベルリン
　４月２８日（金）　ベルリン～マイセン～ドレスデン
☆４月２９日（土）　終日ドレスデン
　４月３０日（日）　ドレスデン～プラハ
　５月　１日（月）　終日プラハ
　５月　２日（火）　プラハ～ニュルンベルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　３日（水）　フランクフルト～フロイデンベルク～ジーゲン
　　　　　　　　　　　　～マインツ～フランクフルト
　５月　４日（木）　フランクフルト～ブーツバッハ～フランクフルト
　　　　　　　　　　　　～夜便でフランクフルト空港より帰国
　５月　５日（金）　羽田～福岡

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「大聖堂」や「レジデンツ宮殿」のエリアから歩いて少し南へ。
「アルトマルクト」へやって来ました。
広場北側の通りをトラムが通っていきます。

奥にそびえるのは「聖十字架教会」。
のちほどお邪魔します。

広場は何やら賑わっていますね。
「ＦＲＵＨＪＡＨＲＳＭＡＲＫＴ」～春マルクト？
どうやら春のお祭り中のようです。

広場内は本格的な屋台や露店が所狭しと並びます。

こちらのお店には街の名前の入ったお皿やカップがずらり。

その頃、広場の中央では大仕事が。

５月のドイツの風物詩、「マイバウム」（英語ではメイポール）が
立てられようとしていました。

下の方では柱をこんな風に棒で支えながら・・・。
すごい力仕事のようです。
マイバウムは南ドイツ特有のものかと思っていましたので
ここドレスデンで出会えるとはうれしい限り。

奥には「聖十字架教会」。
時刻はちょうど正午頃でした。

お祭りを散策。
こちらではビールが。
でもちょっと肌寒いですし、何より朝食が遅かったので
まだお腹がいっぱい。
私の大好きな藤の花があしらわれた素敵な屋台です。

売り子の女性がかわいい！
ザクセン美人かな。

お惣菜も多数。

皆さんの服装をご覧いただけば、この日の気温が想像いただけますよね。

春祭りといえど、これがこの街のこの季節の気候なのでしょうね。

広場の模様を見ている間、マイバウムを立てる作業は懸命に続けられています。

そして、とうとう立ちました！

周囲からは大拍手！
曇り空なのが残念。

子ども用の列車も出ていました。
前方奥には「フラウエン教会」の塔が覗いています。

催し中でしたので広場の周囲をあまり見ていませんでしたが、
この広場も１９４５年の戦禍を受け１９５０年代に復興されたそうで、
右手に見えている広場東側の建物は伝統的なドレスデナーバロックでの
建築だそうです。

しかし、ドイツの祭りの露店って本格的ですよね。
屋根にあんな装飾も。

観覧車もありました。
では、そろそろあちらへお邪魔してみましょう。

ひとまず、以上、アルトマルクトでした。

そして「聖十字架教会」へ。

こちらの教会内は時間帯関係なく撮影ＮＧでした。
ここアルトマルクト付近で第二次大戦の被害を唯一免れたというこの教会。
１７６４～１７９２年創設のプロテスタント教会です。
前身は「ニコライ教会」といったそうで、１３世紀のザクセン王の婚姻相手が
祖国からキリスト磔刑十字架の一片を持参したことから改名されたそう。
写真がないので私の記憶もかなりおぼろけですが、白い石造りの荘厳な
雰囲気、と日記に書いていました。

塔へ上ることができたのでトライ。
こちらは撮影ＯＫでした。
入場料４ユーロを支払って階段を上り始めます。

白い壁の階段室を黙々と上ります。

途中に鉄の扉。

文字の刻まれたレリーフも。

窓からほんのりと外の明かりが。

途中かか見下ろす階段。

最後の方はこのような螺旋階段に。

金網越しに鐘が見えました。

最後にこちらを上り切ると・・・

頂上に到着です！
１０分ほどで上ってきたようです。
北側には「フラウエン教会」の塔。

確か塔を右回りに歩いたと思います。
あちらは新市街の方。

眼下には空地。すでに建設にかかっている様子ですね。
この街にもベルリン同様建設中や修復中の建物が多数ありました。

こちらはドレスデン中央駅方面。
大型のチェーンホテルが並んでいます。

こちらは西側だったでしょうか。
クレーンがいっぱいです。

そして先程いた「アルトマルクト」。

マイバウムもはっきり見えます。

その北側には「レジデンツ宮殿」や「大聖堂」。

あちらは「ブリュールのテラス」のあたり。
大きな建物は「ドレスデン造形美術大学」でしょうか。

ひと回りして「フラウエン教会」。
やはりひと際美しいですね。

その東側にも多数のクレーン。
そして多数の塔。かつて「百塔の都」とうたわれただけありますね。

周囲の撮影はこの柵の隙間からカメラを出して行いました。
落とさないようにドキドキ。

前日、新市街から歩いて渡ったカローラ橋とエルベ川。

最後に立っている場所を見上げると塔の柱と屋根が。

歴史を感じる古さですね。

塔からの眺めを堪能して下界へ。
また螺旋階段を下りて・・・

鐘の横を通って・・・。

行きには気付きませんでしたが、この時計塔の説明書きもありました。

そして間もなく下へ到着する頃になってこれに気付きます。
なんと階段には段数の表示が！
上りに数えていたのですが、途中からわからなくなったのですよね。
しまった、よく見ておけばよかった。
注意力散漫な私にはよくある事ですが。（汗）

そして無事に地上に到着。
恐らく私の感覚では塔の上まで３００段ほどではなかったかと・・・。
あやふやですが、私でも１０分ほどで上れましたので
さほど大変ではありませんでした。

では、外へ出てこの付近の散策の続きを。